田原 洋樹:ベトナム語のしくみ《新版》

作成日 : 2014-11-22
最終更新日 :

概要

食べ物、雑貨、歴史、名所、ベトナムを知りたい人のためのベトナム語の仕組み

感想

ラテン文字系

ベトナム語は付属記号をつけたラテン文字で表す。これは気が楽だ。マレーシア語、インドネシア語、タガログ語(フィリピノ語) もラテン文字だから、ありがたい。東南アジアではタイ語、クメール語(カンボジア語)、ラーオ語は独自の文字を使うから、ちょっと怖気づいてしまう。

ベトナム語となった日本語、日本できくベトナム語

p.21 で「ベトナム語の中の日本語」というコラムがある。化学調味料が ajinomoto で通じること、 バイクが xe Honda で通じることには驚いた。また、女中さんのことを ô-sin という。「おしん」の影響である。

一方、ベトナムのうどんが phở(フォー)、魚醤がnước mắm(ヌォックマム)であることは知られている。

ベトナム語は声調が6種類あるので、発音しにくいのが壁だろう。それでも聴くだけならば楽しい。

しくみシリーズ

書誌情報

書名ベトナム語のしくみ《新版》
著者田原 洋樹
発行日2014年3月25日(発行)
発行元白水社
定価1400円(本体)
サイズ
ISBN978-4-560-08659-9
その他草加市立図書館や越谷市立図書館で借りて読む。

まりんきょ学問所読んだ本の記録 > 田原 洋樹:ベトナム語のしくみ《新版》


MARUYAMA Satosi