吉田浩美:バスク語のしくみ

作成日 : 2023-03-02
最終更新日 :

概要

まえがきから引用する。

皆さんはバスク語に対してどんなイメージを抱いていらっしゃるでしょうか.(中略) どんなイメージでもいいのです.ともかく「本当のところどうなのか」を知るためにこの本を開いてみませんか.

感想

簡単な文法をバスク語学習としてまとめようかと思ったが、挫折した。

p.75 のコラムは兄弟姉妹である。このコラムによれば、総称としての兄弟をいう言い方もあれば、それとは別に 女の「姉妹」を表すことばが 2 種類、男の「兄弟」を表すことばも 2 種類ある。ではどう 2 種類をどう使い分けるのか。 自分が女性か男性かによって、2 種類を使い分けるというのだ。これは難しい。 もっとも日本語だって「兄」と「弟」を、「姉」と「妹」を区別するのだから、これはこれで難しいのかもしれない。 なお、インドネシア語では、「兄」と「姉」はどちらも kakak という同じ単語だし「弟」と「妹」もやはり同じ adik である (降幡 正志:インドネシア語のしくみ)。

しくみシリーズ

書誌情報

書名バスク語のしくみ
著者吉田浩美
発行日2009年9月13日(初版)
発行元白水社
定価1800円(本体)
サイズ
ISBN978-4-560-08516-5
その他越谷市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi