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過去の日記置き場です。 いちおうしばらくは置いときます。 |
7月22日(日): ラベンダー!(富良野のラベンダー写真載せてます!)
こゆたん欲求不満?(7月17日) 最近、こゆめといっぱい遊んであげるように努力している。 なぜかというと、今月アンケートの三毛猫人気が1位になってるのを見て思わず買ってしまった「猫の○帳」の質問コーナーに「異物を食べる猫」についての相談が載っていたのだが、布とかビニールとかを食べる理由のひとつとして「刺激が不足してるため」というのがあげられていたからだ。 これにはグサっと来た。 思い当たるふしがある。ありすぎる。 こゆたんは、スーパーの袋をかじるのが大好きだ。(以前の日記参照) そもそも「袋」ってのは猫に人気があるものだし、あのガサガサ感がそそるのか(?)スオミもけっこう袋にもぐりこんで遊んだりしたものだったが、スオミの場合少々袋をかじったとしても食べようとすることはなかった。(あ、ちなみにアイノはこういうわけでスーパーの袋には近寄りません。・・・・) しかしこゆめは、ほっといたらかじりとって食べちゃいそうになるのである。これを阻止するために、我が家ではたとえ数分でもスーパーの袋を猫の手の届くところに放置することがかたく禁じられている。 さらにこゆめは、コルクのタイル式カーペットをはがして角っこをかじるのも大好きだ。阻止しても阻止してもかじろうとするので、ニンゲンとしてはかなり困っていた。かじられて見栄えが悪くなるだけならまだしも、カケラなんか食われちゃったりしたらあまりにもやばい。やばすぎである。安全のためにいっそ全部はがしちゃおうかと考える今日この頃だったのである。 この一連の行動はもしや刺激が少ないからだったのではないだろうか。 そういえば夜中に「ぴゃーぴゃー」と何事か訴えたあとに限って、よくひとりでカーペットに挑みかかっているような気がする。「こゆめ語」では寝起きに甘えるときも「ぴゃーぴゃー」だが、遊んでほしいときも「ぴゃーぴゃー」だったのではないか。「あそんであそんでー!」といってるのに、ニンゲンも猫も相手してくれないときのひとり遊びがあのコルクかじりだったのかもしれない! がーーーん。 思えばこゆめが来たときにはすでに先住猫としてスオミとアイノがいたため、こゆたんの遊び相手はほぼ100パーセント猫まかせにしてきた。もちろんニンゲンが遊んであげることもあるけれど、よく考えてみるとこゆめとサシで長時間遊んであげたことってないような気がする。 スオミがあまりにも控えめで、他の子に遠慮しまくって一緒に遊べないという明らかなモンダイがあるために、スオミのことばっかり気にしていた。スオミを隔離して別室で遊んであげることはよくあるけれど、アイノとこゆめは常に十把ひとからげに扱われてきたのである。これじゃまるでドラマなんかによく出てくる、「この子は学校での素行もいいし成績もいいから何も問題なし!」と思い込んで非行の芽を摘みそこねたうかつなオトナそのものではないか。これはイカン! 考えてみれば、こゆめはまだコドモなのである。(もう1歳だけど・・) スオミやアイノと追いかけっこをするだけではぜんぜん遊び足りてないのでは?! 手がかかんないからって安心して放っときすぎたのかも・・・スオミなんて、ひとりっ子のころは毎日めちゃくちゃニンゲンに遊んでもらっていたのに。ああ、ごめんねこゆたん。これじゃニンゲンのコドモだってグレるよね。 このように深く反省したワタシは、こゆめが「ぴゃー」と呼びかけてきたときは必ず遊んであげることにした。そのとき何をしていようと、ぜんぶ中断してでもこゆたんと遊ぶのを優先してみたのである。 案の定、こゆめはすごく喜んだ。すぐに「ぴゃ、ぴゃあ」と呼んでおもちゃのところにワタシを連れて行けば「ハイハイ」と遊んでくれるということを学習したこゆたんは、夜になると何度もニンゲンを召還するようになった。 その都度ねこじゃらしを振り回しておもいっきり走らせ、こゆめがある程度満足して「はぁ、つかれた」とぺったん寝りになるまで遊んであげるようにしてるのだが、それってニンゲンとしてはけっこうしんどいです。だってこゆたん、すぐ回復するんだもん・・・まさに常人の2倍の回復力を持つというバビル二世のようである。バビルこゆたん、おそるべし! ちなみにこの文章をここまで書く間に、もう3回もお呼び出しを受けています。・・・ しかしこのようなニンゲン側の血のにじむような努力のかいあって、コレは非常に効果を発揮した。 スーパー袋は相変わらず放置しないようにしているので、ビニールかじりがなくなったかどうかは不明だが、コルクカーペットをかじる行為はぴたりと止まったのである。 やっぱり遊び足りなかったのね。こゆたん、気がつかなくてごめんね〜!!! いいのよ。こゆたんがシアワセなら、ニンゲンは少々しんどくてもいいの。見返りを求めず、どこまでも猫に尽くす。それが猫を愛するということなのだから!(・・・・・・) とにかく、もし皆さんのお宅にも悪食な猫ちゃんがいるようでしたら、ぜひ激しく遊んであげてみてくださいね!効果あるかもしれないです。しんどいけど。 |
閉じ込められたワタシ(7月18日) きょうはとてもひどい目にあった。猫と暮らしはじめてからそれなりにいろいろと困ったこととかツライことはあったが、今日のはひどい。ひどすぎる。 ワタシは、猫に監禁されてしまったのだ! というか、正確には「自宅軟禁」である。気分はスーチー女史ってカンジですか。(←?) きょうの札幌は朝からとってもいい天気だった。しかも天気予報によれば明日はまた雨が降るらしい。めずらしく午前中早い時間に起きたワタシは、青い空を見て急にやる気になった。「よし、せっかく晴れてるんだから今日のうちにやんなきゃいけないことを色々済ましちゃおう。銀行行ったり郵便局行ったり、全部さくっと片付けるぞ!そんでついでに立ち読みでもしてこよう♪」とはりきったのである。 そんなわけでいそいそと外出の準備をして、猫ズに「いってくるねー」と挨拶をして玄関に向かったところまでは良かった。 さあ、カギを持って。 カギ。 カギ〜?!?!?!?! 靴箱の上のいつもの場所に、カギがない。そんなはずはない。昨日も買い物に行って、帰ってきたあと確かにココに置いたもん。 その瞬間、天啓のごとくワタシの脳裏にある光景が閃いた。 それはおとといのこと。北海道もさすがに暑くなってきたので猫ズもひんやり冷たい玄関のたたきで寝ていることが増えてきたのだが、そのためか玄関でくつろいでいたスオミが、靴箱の上に「しゅたっ」と飛び乗って遊んでいるのを目撃した。 アレだ。 アレが今回の事件の伏線だったのだ! 実はワタシのカギには、猫相性的に最悪・・というか最高のキーホルダーがついていた。先日羊が丘に遊びにいったときに出来心で購入した、ヒツジさんの毛で作られた「ヒツジ型」のキーホルダーだ。余談ながら購入動機はこのヒツジがアイノそっくりだったからである。 ヒツジのにおいがするせいなのか何なのか、コレは買ってきたときから妙に猫ズに好評で、カギを持って歩いていると「おもちゃ?おもちゃなの??」と猫たちがぴょんぴょん飛びついてくるという究極に猫好きのするキーホルダーであった。 しかもワタシは、おととい靴箱の上に乗ったスオミがヒツジキーホルダー(カギ付き)を発見して、猫手で「ちゃちゃっ」ところがして床に落っことす決定的瞬間さえ見てしまっていた。そのときは「すおちゃん、ダメ!そこは乗らないでね。降りなさい」と冷静に注意しつつ落ちたカギを拾ったのだが・・・・・・ そのヒツジ付きのカギだけが、靴箱の上から消えうせている。 やられた。 悪のスオミにやられてしまったことは明白である。 カギカギ、カギがないよぉぉおぉぉぉ!!!!!! カギかけられないと出掛けられないじゃないか。っていうかそれ以前に、うちはオートロックである。カギがかけられないってだけならまぁ「ちょっとだけ!」・・と大急ぎで外出できないこともないけれど、一度外に出たらさいご、建物の中に入れないということのほうが問題だ。 もうゴミ捨てにも行けないじゃないかぁぁぁ!!!!! ワタシは探した。必死に探した。カサ立ての中の傘の内側まで一本一本確認し、スオミがくわえて運んだり転がしたりしそうなベッドの下、タンスの隙間、冷蔵庫の下に風呂場のすみっこまで二時間も這いつくばって探して探して探しまくった。 ついでに時々鬼のような形相で「どこにやったのかいいなさい!」とムチャな要求をしながらスオミを叱り飛ばしつつ、祈るようなキモチで家中の思い当たる場所を探した!! なかった。 ああ〜、このくそばかねこのスオミめ〜、いったいどこに隠しやがったのだぁ。 そうでなくても怒りっぽいワタシが久々に真剣に怒り狂いながら家中を練り歩くさまは猫たちにとってかなり異様でおそろしい光景だったらしい。スオミは悲しそうに「にゃぁ〜ん(なんでおこるの?)」と呼びかけてくるし、こゆめは神妙な顔で「さわらぬ神にタタリなし?」ってカンジで遠巻きについてくるし、アイノは全力で逃げまくった。 しかしワタシはそれどころではない。実はなんと、ダンナは本日出張に出掛けているのだ。今カギがないということは、明日の夜までワタシは家から出られないということを意味するのである。 一縷の望みをかけて、猫トイレの中までほじくりかえしてみたがやっぱりなかった。(・・・・・・) ダメだ。あきらめるしかない。しょうがないや、明日ダンナが帰ってくるまで家に引きこもってなくちゃ・・ こうしてワタシは、おそらく人類史上にも稀な「猫に監禁された女」と成り果てたのである。 ちくしょう〜。 まぁ、一度あきらめたら心の整理はついた。(←?) バカバカと罵倒しまくった舌の根も乾かぬうちに、悲しそうなスオミを撫でてあげながら「すおちゃん、アンタはほんとうに悪い子ね〜。悪い子でも好きよー。いい子じゃなくても好きだからね〜」とベタ甘なことをささやいてしまう情けないワタシの姿があったことは言うまでもない。 でも、銀行・・・・ 行きたかったのに。あさってから3連休なのに・・・・しくしくしく。 ・・・・・・ そ、そんなことより!!! 今気づいたけど、明日ってFF10の発売日じゃないか。ヨドバシに買いに行こうと思ってたのに〜! もうがっくり。こんなことならネット通販すればよかった。しくしくしくしくしく・・・・・(声もなく泣いている) |
おしゃべりな女の子(7月20日) まずはご報告から。FF10を買いにヨド○シに行ってみたのだが、例によって我々はスタートが遅すぎた。店に着いたときにはすでに売り切れていました・・・なにせウチを出たのが3時頃だったし。(・・・・)これじゃーしょうがないよね。 でも明日もまた入荷があると書いてあったので、こんどこそ午前中に行ってみるつもりです。よっしゃー、今度こそゲットだぜ!! ついこの間の日記(7月17日)で「こゆめが欲求不満気味だった」という話を書いたが、今回こゆたんの欲求不満解消のためいっぱい遊んでみてしみじみ感じたことがある。 やっぱり女の子はかしこい。 とにかく、ニンゲンに向かってしきりに話しかけてくるもん。 猫もニンゲンも、女の子というのはおしゃべりなものなのかもしれない。 最初の1年をひとりっ子として過ごしたせいか、以前からスオミはとってもおしゃべりな子だった。ワタシがパソコンに向かっていたりすると、テーブルに乗って「・・・・」と見ている。無言ながらもかなりのプレッシャーである。すおちゃん、ニュータイプなのかもしれない。(←?) しかし、スオミの視線を感じつつも鉄の意志で無視し続けていると、そのうちに「がしっ」と猫手で肩にすがってきて「ぅにゃ〜ん・・・」とナニゴトかをせつなげに訴えてきたりする。そんで、目を細めてワタシを見ながら「ごろごろごろ・・」と小さく控えめにゴロゴロ言ってたりするのである。カワイイ。すごくカワイイ。どうしようもなくカワイイ!! いや、すおちゃんがナニを言ってるのかは全然わかんないんだけど。すいません、修行がたりなくて。 そしてさらに!これまで「ぴゃ、ぴゃー」とむずかり鳴きをすることはあったけれど、あまり「語りかけてくる」という感じではなかったこゆめも、このところ急にワタシに向かって激しくおしゃべりするようになったのである。 特に、遊びたいときがすごい。「ぴゃーん・・」と気をひくようにせつなく訴えてじっとこっちを見る。「どうしたこゆたん!」と呼ぶと「ぴゃ〜っ」と甘え鳴きのドップラー効果でしゅたたっとワタシのところに飛んできて目を細めた甘え顔でワタシを見上げてくる。 修行の足りないワタシといえども、これはさすがに「あそんでぇ」といってるんだなということはわかる。 わかるけれども、遊ぶのはしんどいので(笑)「なーに、どうしたの?」ととりあえずわかんないふりをしてみると、こゆめはまっすぐワタシの顔を見ながら「ぴゃー!」と訴えて、犯人の手掛かりを発見した警察犬のようにふりかえりふりかえりワタシを導いて、オモチャのところまで連れて行くのである。そして、オモチャの脇におすわりして「じーっ」とワタシを見上げながら「ぴゃ!」と呼びかけるのであった。 すっごくわかりやすい。 まさに「初心者にもわかる猫語講座」の例題にできそうなわかりやすさである。 今のところこゆめの訴えは非常にシンプルなためニンゲンにもよく通じているが、スオミの訴えはどうにもわからない。彼女の話していることはどうも「あそんで」とか「おなかすいた」などというプリミティブなものではなく、高度に感情的で複雑な内容であるような気がするのは私だけだろうか。 なに言ってんだかわからないけど、おそろしい。 「わたしだけを見て、わたしだけを愛してちょうだい!」とか「わたしがいちばんスキっていったわよね。ほんとにそうなら、他の子なんかどこかにやっちゃってよ」・・なーんていう嫉妬深いオンナみたいなすごいことを言ってたらどうしよう・・・・ ああ、わかんなくてよかった。つるかめつるかめ。 ちなみに我が家で唯一の男の子、アイノくりたろう君はまったくなにも訴えてくることはない。甘えたいときには遠慮なく甘え、ハラがへっても自分から「メシをくれ」とはいわないがゴハンが出てくれば仲間をおしのけても思う存分食いまくり、逃げたいときには無言で突っ走る。まさに不言実行型の男らしい猫、アイノ。(・・・・・・) っていうか、アイノはホントウにおばかちゃんなんだよね。何も考えてない猫、アイノ。本能のままに生きる猫、アイノ。知性もないが邪気のカケラもない猫アイノ! なんだかすっごくカワイイんです、これが。 アイノは我々のオアシスだ。ああ、無邪気な子ってイイ・・・うちは他がみんなブラックだから・・・・ |
ラベンダー!(7月22日) さて、昨日の日記のラストで予告(?)したとおり、きょうはものすごく早起きして7時前にうちを出た。 どこに行ったかというと、それはもちろん!! 富良野です。 初夏の北海道のみどころといえば、やはり富良野のラベンダー! ということで、今まさに満開のラベンダー畑を見に行ってきました。
本土に住んでいたころから富良野のラベンダーには憧れていた。それこそ学生の頃から「一度は見てみたいなぁ」と思っていたのだが、これがなかなかむずかしい。例年花の盛りが「7月中旬・夏休み直前!」という中途半端な時期であること、花の盛りなんてものは天候次第でどう変わるかわかんないので、ピッタリ見ごろに合わせて旅行を計画するのがタイヘンであること、またこの時期の富良野行きのツアーの異常な高値などがネックとなって、行きたい行きたいと思いながらも結局機会がないままであった。 つまり富良野のラベンダーをずばり満開のときに見るためには「ヘンな時期に休みがとれること」、「カネがあること」、さらに「あるていど運が良いこと」というみっつの条件を同時に満たさなくてはならないのである。 まさに童話なんかによくでてくる「みっつのお願い」をいちどに全部使わなくてはならないという凶悪さ!(そうか・・?) 関係ないけど、前の会社の上司がいきなりワタシににこにこしながら言ったことがある。 「あのね、ヒトは誰でも生涯のうちにみっつのお願いがかなうんだけどね。おねがいがあります。ココのお客さん、行ってきて」 ・・・・・・・・・ そんな究極につまらないことにヒトツつかっちゃっていいんですか?!・・と思ったワタシであったが、よく考えてみるとお願いの内容でなくそっちのほうに気をとられている時点で完全にハメられていると思う。くそー。・・っていうか、誰でもかなうんですか、みっつ??それはいいなあ。なんに使おうかなぁ。 いや、この際みっつのお願いはどうでもいいのである。要するにラベンダーを見に行くのはタイヘンだといいたかったのである。 しかし近場に住んでしまえばこっちのものだ!・・近いというと語弊があるかもしれないが、富良野までは車で2時間半程度。余裕で日帰り観光できる範囲である。これなら、ニュースなんかで開花状況をチェックしながらベストの時期に突撃観光することが可能だし、雨が降ったりしたら延期するのもカンタンである。 ああ、ホントーに北海道に住めてよかったあ!!!(歓喜の叫び) そんなわけで、今年も行ってきましたラベンダー畑。いえ、実は昨年もしっかり見に行ってるからすでに2回目なんですね。ははは。なんたって必殺観光野郎のワタシがこんなスペシャルな観光地を見逃していたなんてわけがあろうか(いやない)。(←反語) ラベンダー園は町営のものや公園なんかも含めて、富良野周辺にはけっこういっぱい点在しているので、どこに見に行こうかちょっと迷ったのだが、結局は去年とおなじ「富田ファーム」という有名どころに行くことにした。なんというか、無難なんです(笑)。ここにしとけばとりあえずハズレはないってことで。 それではさっそくラベンダー畑の写真をごらんください!
ラベンダーはまさに満開!だったが、なんとなく昨年のほうがもっと「花の盛り」というカンジだったような気がする。・・といっても見た目はあまり去年と変わらないんだけど、なにが違うって香りが違うような気がするのだ。去年はラベンダーの香りがもっときつかったし、花のまわりをめちゃくちゃたくさんのハチが飛び回っていたのに対して、今年はチョーチョが2〜3羽はらはらと飛び交ってるくらいで何故かハチがいない。 うーん、すごく微妙な違いなんだけど、もしかして2〜3日の差で花の最大のピークはもう過ぎちゃっていたのかもしれないなぁと思った。それとも今年は全体的に花の出来がイマイチで匂いが弱いのか?・・・でもそんなことってあるんだろうか。ナゾである。 まぁ、見た目的には満開に咲いてるのを見られたから良かったけど、やっぱり花を目的にした旅っていうのは時期設定がむずかしいですねえ。 それともうひとつ。午前中だったせいもあるかもしれないけど、相変わらず空いているぞ北海道の観光地。こんなに空いてていいのか北海道の観光地! いや、それなりに人がいることはいるし、道だって(一本道なので)しっかり渋滞はしてるし、駐車場にもけっこう車は停まっていた。でも花畑の敷地が広いこともあって、見に来た人たちも「さーっ」とあちこちに分散しちゃうんだよね。おかげで他の観光客がまったく視界にはいんない状態で写真撮ったりもできちゃうのがありがたい。これが本州だったらこうはいかないと思う。さすがは北海道、ムダに広い土地である。マンションもびっくりするくらい安くて広いぞ北海道!うーん、うらやましい限りですね。永住したい・・・
ところで今日も暑かったです。・・といってもギリギリで30度まではいかなかったみたいだが、外を歩いているととっても蒸し暑かった。せっかくサワヤカな光景なのに、体感温度的に全然サワヤカじゃないところがかなりむなしい。 まあ、夏だからね・・・夏は暑いもんなんだよね、全国的に。北海道といえども例外ではないのである。ああがっかり。 それにしてもラベンダー、やっぱし何度見てもキレイだったです。ぜひ皆さんも機会があったら見に来てみてね。ひとつ入れ知恵させていただくと、わざわざ高いお金出して富良野に泊まるツアーを選ばなくても、この時期なら札幌から日帰りの観光バスが毎日出てます。早朝出発して、お昼がついて、ラベンダー園を複数回ってくれて5000円前後ってとこ。けっこういいでしょ?ホントに花を見るだけが目的なんだったら札幌に滞在してコレを狙ったほうがお得ですぞ。 以上、三毛猫党観光協会がお送りする耳より情報でした。(?)
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犬はいいなぁ。(7月23日) 今日はまず御礼から。 三毛猫党、ついに10000アクセスを記録しました!これもすべて、日々見にきてくださる皆様のおかげです。ほんとうにありがとうございます。 いちまん。うーん、考えられない。10000回、だれかがトップページを開いたわけだ。これってめちゃくちゃすごいことである。 自分がページを持つ前はそういう数字にまったく実感が湧かなかったけれど、カウンタを50まわすのも100まわすのもタイヘンなことなんです。自分で開いてしまったウン百回(ウン千回だったらどうしよう。笑)を除いたとしても、まぁ延べウン千人のヒトがこのページを開いてくれたということになる。よりによってこんなまぬけな猫ばかページをですよ! うれしい〜。 やっぱりカウンタがまわってると「誰かが見てくれてるんだな」と感じて、たとえネタが切れていようとも(実感がこもっている・・)「やっぱし日記も書かなくっちゃなあ」なーんて思うわけで、とっても励みになるわけです。 とにかく、今後とも三毛猫党をよろしくごひいきのほどお願い申し上げますm(。。)m さて、ここからが本題。昨日ラベンダーを見に富良野に行った際にダンナともども心から感じたことがある。 犬はいいなぁ・・・・ まぁワタシはもともと犬は大好きだし、吠えられても飛びつかれても犬を怖いと思ったことないくらい犬というイキモノ全体に惚れているわけなのだが、それでももっと猫が好きだ。 おばかで勝手でワガママであまえんぼでずるがしこくて、死ぬほどカワイイ猫! こんなに犬が好きなのに、おそろしいことに猫はもっと好きなのである。ああ、理不尽だ。なぜ猫なのだ。この愛(?)には理由はない。恋ってこういうものなのね・・・(←?!) それなのになぜ「犬はいいなぁ」という発言になるのかというと、サワヤカなラベンダー畑の中を犬を連れて散策している人がけっこういたからだ。 ラベンダーと犬!! なんとすばらしいのだろうか。ちっこい犬もおっきい犬も、ご主人に連れられてみんなすごく楽しそうである。っていうか犬よりニンゲンのほうが楽しそうなんだけどさ。 でもでも、ね、ね、やってみたいでしょ。猫を連れてラベンダー畑を散策! むらさきいろの海のような花の中の三毛猫! サイコーに絵になるではないか。(そうか・・?) だけど、もしうちの子を連れてきたら?・・なんて考えると、想像しただけで恐怖のズンドコにたたき落とされるカンジである。 まずスオミならどうか? すおちゃんは徹底的に箱入りおじょうさんなので、外に連れて出ただけで「にゃ〜ん・・・」とそれはそれはかなしそうな声で絶叫する。なきわめく猫を連れて何時間も車で移動したりヒモつけてお散歩なんて考えただけでぐったりでがっくりだ。却下。 ではアイノだったら? 到着後3秒でニンゲンの手を振り切ってダッシュで逃げまくり、そのまま永遠に野生にかえることウケアイである。 そのあと富良野で「ヘンなキタキツネを見た」という目撃談があったら、それはアイノに間違いない。これは自然保護の観点からもかなり道義的にまずそうなので却下。 唯一イケるかも?と思えるのはこゆめだが、前回よそのおうちを訪問してみたら意外と肝っ玉がちっちゃいことが判明したし。ハーネスはつけさせてくれるかもしれないけど、とにかくカラダがちっちゃいからねぇ・・・なんか「するっ」と抜けちゃいそうでかなりコワイ。うーん、ざんねんだけど却下。 もちろん猫にだって車もおさんぽも平気な子はいるが、通常それは小さいときからちゃんと慣らした結果なのである。ウチのようになーーんもしなかった場合は非常にむずかしいといわざるをえまい。 無理して連れてった結果、富良野に白いのとか黒いのとかナゾのキタキツネもどきが増えていくのもどうかと思うし、やっぱり猫ズを連れてラベンダー見に行くってのは断念するしかなさそうだ。 ああ、いいなぁ。犬はどこにでも連れて行けて、一緒におさんぽもできるんだもん。きれいなところを大事な愛犬と一緒に見られたら、旅のヨロコビも倍増しようってもんだ。犬だろうと猫だろうとコドモや彼氏であろうとも、楽しい時をたいせつな存在と共有したいと思うのは当然のことなのである。それなのにカレだのコドモだの犬ならオッケーなのに猫だとむずかしいなんて、ひどすぎる。 そこで、ワタシは決意した! 訓練だ。トレーニングである。きたえれば、全身バネになる。(←?) 4ひきめの猫を飼うときは最初から訓練するぞ。ハーネスつけて、車にも乗せて、外のおさんぽにもトライだぜ!!そしていずれは一緒に旅行に行ってやるのだ。猫と一緒の旅!これ以上の楽しみが世にあろうか。(ウットリ) っていうか、やめなさい。これ以上増やすのは。・・・・・ |
暑かったぁ!!!(7月27日) 昨日まで3日間ほど東京に行ってきた。ホントは1泊2日でじゅうぶん用事は終わると思ったんだけど、せっかく飛行機代かけて行くのに1泊じゃもったいないかなぁと思ってわざわざ2泊にしたのである。 しかし!!! 羽田に降り立った瞬間にワタシは深く後悔した。 ワタシはバカだった。そしてアサハカであった。二泊なんてやめとけばよかった。なぜ一泊にしなかったのだろう。 なんじゃこの想像を絶する熱気はぁぁあぁあぁl!!!!(絶叫) わたしゃ今でこそ北海道に住んではいるが、れっきとした九州生まれの九州育ちだ。九州人にとっては雪のほうがよっぽど珍しいのであり、べつに暑いのなんてめずらしくもなんともない。思えば小学生の頃は、毎年五月の末ともなれば隣の敷地にある中学校のプールではやくも水泳部が練習を開始するのを見たりしたもんだし、真夏日も熱帯夜もイヤってほど経験している。そもそもワタシの小さい頃はまだクーラーなんてなかったが、家中をガラガラとあけっぱなしにして風を通しつつ、扇風機とウチワだけで真夏日も熱帯夜も乗り切ってきたのである。 しかし、コレはそんなもんじゃない! あの頃のカラッとした暑さともジリジリとした暑さとも違う! 異常だ。アブノーマルでありアンユージュアルでありエクストラオーディナリーである。 関係ないがこれらの単語のニュアンスの違いについてはよくわからない。後学のために、知ってる方はぜひおしえてください。(←?) そうでなくても実はワタシにとってコレが今年初めての真夏日体験だったというのに、なんのイヤガラセかその日はひときわ暑かったらしい。今年初の30度以上体験がいきなり38度だなんてもう笑うしかないではないか。 どうやらニンゲンというのは極限を超えると笑うか泣くか怒るしかなくなるみたいで、思わず「ははは・・・はははは・・・・・・」と力ない笑いがこみあげてきてしまうワタシであった。・・・っていうか、歩きながらへらへら笑ってたらかなりアブナイ人である。よい子は真似をしないように。(←?) 38度ってのも相当すさまじいと思うが、前橋なんかではなんと40度を突破しちゃったのだという。だいたい気温の40度ってのはいったい何なのだ。ニンゲンの平熱は36度ちょいであり、猫の平熱は(たしか)38度くらいなのである(うろおぼえ)。40度つったら、ヒトも猫も高熱を発した状態ではないか。っていうか常に入浴してるみたいな状態か。 ・・・・・・ なんだかビバノンノンである。 思わずハッピ姿で歌い踊るドリフの姿を幻視してしまい、さらに暑苦しくなるワタシであった。 たしかに街を歩いていると、ちょうどサウナに入ったときみたいに「もや〜ん」という湿っぽい熱気に囲まれるようなカンジである。たまにそよそよと風が吹いてきても、クーラーの室外機から発せられる熱風を浴びてるみたいで釈然としない。 あまりのことにワタシは本土上陸後3秒で「来るんじゃなかった!!」と速攻で後悔し、それからの3日間というもの常に「おうちかえる!おうちかえるよぉぉおぉ」と幼児退行しつつ泣き言を漏らし続けたのであった。非常にオトナげない行動といわざるを得まい。 たった1年ですっかり暑さに対する免疫を失ってしまったワタシはあたかも弱った野生動物のようにぐったりしつつ3日間を過ごし、逃げるように北海道へ帰っていったのだった。 いやー、千歳に降り立ったとたん感じた「ひやっ」とした空気はサイコーに気持ちよかった!それにしても涼しいなぁ、と見ると電光掲示板に「現在の気温・17度」って表示されてたし。うーん、それはそれでちょっとやりすぎかも?(・・・・) さすがに17度だとTシャツ一枚のワタシにはちょっと肌寒かったくらいだったけど、その引き締まるような涼しさが気持ちいいのである。ちょっと寒いくらいのほうが気持ちいいっていうか!うんうん。 やっぱりワタシは暑いのより寒いののほうがずーっとマシと感じるようになってしまったようだ。連日マイナス10度でも気にならないけど、連日38度は絶対にイヤ。もう本土に帰れないカラダになっちゃったのかも。どうしよう。やばい。 本土のみなさんにはまだまだ暑い日が続くかと思いますが、くれぐれもお体にはお気をつけて。なんでも猫の熱中症も増えてるそうなので、猫も冷やしてあげてね! あー、でもマジでやばい。これじゃ関東に住めないよ。やっぱりもう蝦夷地に永住するしかないか・・・ |
こわーい夢(7月28日) 北海道に帰り着いた翌日、例によってぐうぐう昼寝をしていたらコワイ夢を見てしまった。以前にも風邪で寝ているときにヘンな夢を見た話をしたが、今回のはヘンじゃなくって怖かった。心の底から恐怖にうちふるえるくらいこわかったのである。 では厄落としを兼ねて、「突発・こんな夢を見た」第二弾!いってみよー。 夢の中でもワタシは寝ていたのだが、急にガタガタと音がしたので目が覚めた。なんだろうと思い、音がした居間のほうへ様子を見に行くと。 スオミがツメでひっかけて網戸を開けてしまっており、今まさにベランダへ出ようとしているではないか。 やばい。ココは12階である。っていうか、実際にはいま住んでいるところは6階なのだが、そこらへんはさすがに夢。夢の中ではいつのまにか関東の我が家に戻っていたみたいで、ワタシはとっさに「12階なのに!」と考えていた。 ここでひとつ疑問が。こんなに北海道が気に入っていて「できればもう戻りたくないよぅ!」と駄々っ子モードでゴネまくっているのというのに、ナゼ夢ではしっかり本土に戻っていたのだろう。 どうなっているんだワタシの深層心理!ホントは戻りたいのか?!イヤーーー! なんだか自分がわからなくなってしまってショックだが、まぁそれはどうでもよい。とにかくワタシはその光景をみて震え上がった。落ちたときのダメージは6階でも12階でも似たようなもんである。見ているだけで恐怖のズンドコだ!この時点ですでに怖さ指数は80まで上がっている。 「すおちゃん、だめー!」とスオミを呼んで駆け寄ると、なんとスオミが「だーっ」とダッシュして、手すりの隙間をするっと駆け抜けてしまった。ギャー、すおちゃんがぁ、落ちちゃったよぅ!!! この時点で怖さ指数は250まで急上昇し、もう心臓発作一歩手前である。 絶望しつつのぞきこむと、なぜかスオミは「ふわーっ」とスローモーションみたいにまだ落ちている。おそい、おそすぎる。さすが夢である。 さらに都合のよいことに、落ちながらもがいたスオミはうまく下の階のベランダにツメをかけてつかまることができた。うわあ、たすかった!でもまだアブナイよぉ。ワタシの怖さ指数はさらに前人未到の300まで上昇し、そのまま高め安定である。いくら夢でもこれはめちゃくちゃ心臓に悪い。 11階のベランダに這いのぼったスオミは、「うわあ、やめろやめろ!」とあわてるワタシを尻目に「ぴょーん」とジャンプして悠々と12階のベランダに飛び移ってきた。もう恐怖のあまり倒れそうなワタシを尻目にまたも「だだーっ」と走っていき、無事部屋に生還したのであった。 ああ〜、よかった!!!! ・・・と思ったところで目が覚めた。 ね、コワイでしょう。ものすごくこわい夢でしょう???? おそらくコレはワタシがこれまでの人生で見たもっともおそろしい夢である。(・・・・・) いやーホント、起きたらまだ心臓がドキドキしていたし。あぶなく夢で心臓発作起こしてこっちが死んじゃうところだったぜ。その場合スオミに殺られたことになるのだろうか。猫に監禁されただけでもかなりレアなのに、しまいに猫に殺された日にゃーもう目もあてられない。チャレンジ・ザ・ギネスってカンジですな。(←?) こんな夢を見ちゃったのは、やっぱりワタシが潜在的に「猫ズが落ちちゃったらどうしよう!」という恐れを抱いていたからだと思う。夏になってからは毎日網戸で生活しているので、もしもワタシが目を離しているときに猫が開けて出て行っちゃったりしたら困るなぁといつも不安に思っているのは確かだ。 たぶんマンションやアパートの高層階で犬や猫を飼っている人なら誰でも、潜在的にこういう不安を持ってるんじゃないだろうか。うー、こわい。これはお盆に金縛りにあって鈴の音をきいてしまったときより怖いかもしれない。(←実話) ワタシが猫たちを心から「カワイイ!」と思うときに、必ず感じることがある。 それは「ぜったいにこの子を守りたい!」という強い思いだ。悪い人からも、こわいものからも、寒さや暑さやひもじさや、いろんな苦しみや痛みのすべてから、それはもう真綿でくるむようにして、絶対に守ってあげたい。 江戸時代に「LOVE」という単語を訳した日本人が「御大切」というコトバをあてたという話をどこかで読んだが、これはけだし名訳だったと思う。愛するってことはたいせつってことなんだよね。 そんなわけで(?)ワタシはうちの猫ズをなにがなんでも守らなくちゃーいけないのである。ベランダから飛ばすなんてもってのほかだ。今後ワタシが席をはずす際は、猫がどうがんばっても通れない程度にしかサッシを開けないことに決定した。 備えあれば憂いナシ!・・っていうか、うちの猫たちにサッシや網戸を開けるほどの知恵がなくて本当によかったです。おばかでもいい、平和に過ごしてほしい。(←?) それにしてもこの夢はこわかったなぁ。夢でよかった・・・高層階にお住まいの皆さん、おたがい気をつけましょうね。 |
椅子をめぐる攻防(7月30日) 突然ですが、椅子を買いました。 数年前パソコンデスクを買ったときに一緒に椅子も購入したのだが、これがとんでもなくちゃちい。背もたれはぐにぐにしているし座る部分も小さくて硬いし、ひじかけなんかは当然ない。そんなシロモノなので当然ながら長時間座っていると腰もケツも痛くなってくるのであった。(←まあっ、お下品ですわね!) もっともこれ、販売価格が3,900円などというパイプ椅子以下ってカンジの超破格の安売り品だからしょうがない。絵に描いたような「安物買いの銭失い」である。恨むならケチった自分をうらむがよいぞ!ってところですか。・・・・ そんな激安チェア-に座り続けて幾年月(←?)、仕事をしていたころは自宅でパソコンに向かう時間はさほど長くなかったのでさほど気にしていなかったのだが、ホームページを開設してからというものこの椅子に座っている時間が格段に増えてしまった。そのせいか、このところとみに腰も肩もこりまくっている。肩が凝るとアタマまで痛くなってくるし、アタマが痛くなると心の余裕もなくなってますます怒りっぽくなるし、ワタシが怒ると手が付けられないし(・・・・)という悪循環。家庭の平和のためにもこれはまずい。非常によろしくない。 肩が凝る原因はワタシの姿勢が悪いせいでもあるんだけど、このひどい椅子にも責任の一端はないだろうか? そうだ、椅子だ。 椅子を変えてみよう!! ・・ってことで、とりあえずためしにダイニングテーブルの椅子を使ってみたけど全然ダメでした。これもやっぱりクッションきいてなくて硬いし、なんか建てつけが悪くって背もたれがギシギシいう。・・っていうか、それは違った意味でけっこう問題のような気がするが、ココは目をつぶるとして。 やっぱ新しいのを買うしかないかなぁ・・と思っていた矢先に、ワタシとその椅子は某カメラ屋さんで衝撃的な出会いを果たしたのであった。 一目見た瞬間に運命を感じた!・・ということはまったくないが、座ってみると非常に良い。ゆったり余裕がある幅といい、すわり心地といい、背もたれに寄りかかったときのフィット感といい、「もうこれっきゃないぜ!!」というカンジである。今までの椅子に比べるとかなり高いけど、その分それなりにモノはいいし、とにかくこれが気に入ってしまった。試しにもっと高価な椅子にもかたっぱしから座ってみたが、やっぱりコレが一番ワタシにはピッタリくる。 いちまんえんを越す椅子ってのはなかなか痛いものがあるが、ボーナスも出たことだし! よしっ!勇気を出して飼ってしまえ! ・・・・・?? もとい!買ってしまえ!! そんなわけで本日、我が家にいきなりエライ人が座るみたいな椅子がやってきたのであった。 しかしダンナがいそいそと組み立ててくれたエライ人チェア-は!! ちょっと目を離したすきに、思いっきりスオミ様の占有物と化していた。
ああ〜、やっぱりこうなったか・・・・ すおちゃん?あのー、スオミ様。 ・・・・・・ ぜんぜんどいてくれない。椅子を回してみてもどいてくれない。 呼んでもかわいい顔で見上げるだけである。かわいくってもダメでーーす!! しまいには超リラックスしてるし。・・・・・・・・・・
この場合なにが不利って、猫に甘い我々にはどうしても実力行使が出来ないという事実である。前に遊びに来たトモダチみたいに「はい、どいてどいてー」て平気で猫をおっぱらえるくらいならこんな苦労はしなかったのに・・・(ちなみに友達の話はココ) つくづく猫好きってのはつらい商売だ。(←?) スオミ様、この後さらにうとうと寝たりなんかもしていました。さすがはすおちゃん、ニンゲンが「今ココにだけはいて欲しくない」という場所を鋭く攻める猫の中の猫だぜ!(・・・・・・・) あっ、でも今は無事にこの椅子に座ってコレを書いてます。いやーよかったよかった。 しかしこれは完全勝利ではない。この椅子をめぐる攻防は、明日からも続くのである。 たたかえニンゲン!まけるなニンゲン!三毛猫の魔の手から、エライ人チェア-をまもるのだ! |
戦慄の恐怖体験(7月31日) お、お、おそろしいことが起きてしまった。 事件が起きたのは本日午後のことであった。ワタシは居間のテーブルに向かっており、昨日の日記でおひろめ(?)したでっかい椅子がちょうど視界に入っていて、そこにはしっかりスオミ様がおくつろぎになっておられた。 うーん、すおちゃんったらマジでその椅子お気に入り?やっぱりカワイイわね♪とかなんとかいつものようにおやばかチックなことを考えていたワタシだが、「そういえば他の子たちは?」と何の気なしにベランダのほうを見やると。 閉まってるはずの網戸が、おもいっきりひらいていた。 凍りついたワタシの眼前にさらに信じられない光景が広がる。 我が家のばか兄弟ことアイノとこゆめが、おもいっきりベランダでくつろいでいるではないかぁぁぁ。 「ん?」という顔で無邪気にこっちを見るしろねことくろねこの姿に、ワタシの意識は急速に遠ざかりそうになった。・・・あれっ、なんだかキレイな川が見えてきた・・・川の向こうには色とりどりの美しい花が咲き乱れていて、誰かがワタシを呼んでいる・・・・ああ、なんだかいい香りまで・・・・・・・ ・・って、イカンイカン! 臨死体験している場合ではない。どうするか考えろ。考えるのだ。 こゆめはともかく、アイノはどうしようもないびくびく猫である。少しでもこっちが尋常でない気配をさせて近づこうものなら、絶対に反射的に逃げようとする。うわあ、やばすぎる! ワタシはとっさに目の前に転がっていたねこじゃらしをむんずとひっつかんだ。 「ほらほら、こゆたん、アイたろう、ハネだよハネ〜!」 しかし、じゃらし振りでは熟練の域に達しているはずのワタシの華麗な振りにも、なぜか猫ズは「・・・・・」とだまって見守るばかりである。 あああ〜、こゆめのアタマから「どうしよっかな」というフキダシが出ているのがみえる〜。 そんでアイノは・・・なにも考えてないからフキダシなんてみえない〜。 とにかくダメだ。このハネおもちゃではヤツラには新鮮味がなさすぎるのである。 ど、ど、どうしよう! そのとき、血走ったワタシの目にテーブルの上に置いてあったアレが目に入った。 それは対猫・究極最終兵器として名高い禁断のビーム兵器!!! レーザーポインタおもちゃである。 これだ、これしかない。 ワタシはレーザーおもちゃを大急ぎで箱から出し、「かちっ」と死の赤い光線を発射した。 たちまち「きゅぴーーん」と目を光らせて、もんどりうって室内に殺到するばかきょうだい!! 成功だ!この困難なミッションは成功した!!翼よあれがパリの灯だ!地球は青かった!!わたしはカモメ、ヤーチャイカ!!!・・・なんだか混乱していて意味不明である。 しかししみじみと感動をかみしめるワタシの耳に、中島みゆきが歌うプロジェクトXのテーマ「地上の星」が流れていたことはいうまでもない。 かくして、適当にレーザーおもちゃで猫ズをひきつけながら素早く網戸とサッシをしっかり閉めて事なきを得たのであったが、こうして改めて考えてみるとスオミが一緒に出てなくてホントによかった。スオミだと、他の子が遊んでるときは遠慮して離れてたりするので、いくら大好きなレーザーおもちゃを使ったとしても素直にノッてくれたかどうかわからない。過度の控えめちゃんっていうのはこういうときにも障害になるのである。困りますねぇ。 ああでも、ホントにびっくりした。外にいるアイノとこゆめを見たときは、ヴィクトリア朝のレディーみたいにその場でばったり倒れてやろうかと思うくらいおどろいた。(←?) つい数日前に「こわい夢」を見たばっかりだったしねぇ。はっ、アレはもしや予知夢だったのか?!つるかめつるかめ。でも夢の中よりは冷静だったかもしれない。いきなり駆け寄ったりしなかったし。いやーよかったよかった。 しかしこれは完全にカンペキにワタシのミスである。これまでは網戸を開けるなんていう高度なワザは誰も出来なかったので油断していた。今後はもう何の対策もなしに網戸全開にしておくことは出来なくなってしまった・・・がーん。このところ気温も低いので、今のところはほとんど閉めた状態でもそう問題はないけど、暑い日は困るなぁ。 なにより困ったことに、なんだかアイノが味を占めちゃったみたいで、サッシのところに行って「・・・・・」と外に出たそうにじーっとベランダをみつめてはりついているんだよね。やばい・・・・ 網戸にカギをかける良い方法はないもんでしょうか。ご存知のかた、教えてください。 やっぱりガムテープで固定しかない??? |
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