過去の日記置き場です。
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さーさーのーはーさ〜らさら♪


7月1日(日): 大倉山シャンツェ!(ひさびさにばかばか撮影隊・出動)

7月3日(火): ねこふんじゃった

7月4日(水): ヘンな夢

7月6日(金): ねごとの思い出

7月8日(日): 猫のねごと

7月9日(月): けぽけぽ

7月10日(火): 猫なのに・・・

7月11日(水): けぽっと出来ない

7月12日(木): 猫の泉

7月13日(金): 暑いのに元気ですね。

7月14日(土): 三毛猫、大人気?!


 大倉山シャンツェ!
(7月1日)

 きょうは、ものすごくいい天気だった。
 7時のニュースによれば関東以西はかーなーりー暑かったらしいが、ここ札幌は「最高気温22.4度」という涼しくて晴れてて超快適な日和であった。ひひひ。うらやましいだろう〜!
 ・・はっ。なにか今とっても性格のわるいカンジのことを口走ってしまったような気が。いえいえ、別に涼しいのをジマンしようとかそんなつもりは・・・ふふふ・・・ふふふふ・・・・(←性根が腐りきっている)
 だけど静岡の某所で記録したという「38.7度」ってのはいくらなんでもやりすぎだよなぁ。それって高熱が出た状態じゃないか。風疹で39度から熱が下がらなくなったときは死ぬかと思ったぞ!それなのに、気温が39度近くだなんて悪夢だ。

 とにかくきょうの北海道はあまりにも見事な観光日和だったので、わがばかばか撮影隊もさっそく市内観光スポットに出かけてみることにした。
 今回の目的地は他でもない、あの大倉山シャンツェである。
 定番だ。定番中の定番ってカンジだ。

 じつは大昔の観光旅行で一回、引っ越してきてからもすでに二回行ってるのだが、まだここに写真を載せたことがなかったのでちょうどいいかな、と。(・・いや、ホントは一度載せてるんだけど。ワールドカップ観戦記で・・)

おお、マイナスイオンでリフレーッシュ!・・ってCMあったなぁ。犬がかわいいの。
ジャンプ台を対面から見たところ。でも逆光でわかりづらいかも・・・

 実はココ、リフトに乗ってジャンプ台のてっぺんの展望台まで上がると札幌の町が一望できる、なかなかの絶景スポットだ。下の写真はかなり縮小しちゃったのでナニがなんだかわからないかもしれないが、右のほうにちょっぴりタテに走っている緑の線が大通公園。ここには写ってないけど、もうちょっと視線を右にずらすとウワサの札幌ドームもしっかり見えます。

もっと思いっきり晴れてると石狩湾まで見えるらしい
サワヤカ・・・

 ところでここにはもちろんスキージャンプ台があるわけだが、ここのジャンプ台ってめちゃくちゃコワイんじゃないかと思う。いや、どこのジャンプ台だって上から見たら泣きそうにコワイと思うんだけど、とにかくココは眺めが良すぎる。晴れた日なんかだとジャンプ台の上から札幌の町までぶち抜きで見えちゃうんだもん、ちょっとでも高所恐怖の気があったら絶対飛べないだろう。
 っていうか、高所恐怖症のジャンプ選手っているのかしら。(・・・・)

 関係ないけど、このあいだ遊びにきた友達と一緒にここに併設されている「ウィンタースポーツ博物館」というところに行ってみた。そこには目玉施設としてなんとジャンプシミュレータがあり、終日無料で開放されているのである。
 これは、昔よくゲーセンにあった「アルペンレーサー」(マジで筐体買いたいと思った・・)みたいにバーチャル画面を見ながら、がっちり体をベルトで固定してジャンプ台みたいな傾斜を「ざーっ」と滑って踏み切り!V字ジャーンプ!・・を体験できるという、アミューズメント施設さながらの大掛かりなものなのだが。

 ジャンプ好きのダンナのせいで、あんなにジャンプを見てきたワタシが。
 飛型点の計算方法まで知っているワタシが!
 寒空にワールドカップ観戦までしたこのワタシがぁぁ!!
 究極の大失敗ジャンプをするなんてぇぇぇぇぇ。
 な、な、なんとK点120のラージヒルで、記録46.7メートル!!!!
 リレハンメルのハラダもびっくりのぽっとんジャンプである。

 ああ、なさけなかった。要するに踏み切りタイミングが遅すぎたんだけどね・・・
 ジャンプ台の上からランディングバーンをみていたらその忌まわしい記憶がよみがえってワタシを苦しめたのはいうまでもない。きーっ!
 ちくしょー、いつかリベンジだ!

ちなみにバッケンレコード(最長不倒)は原田の140.5メートル。ワタシのは最低不倒ってカンジすね・・・(涙)
ジャンプ台の上から見下ろしてみる!きゃー!

 いやぁそれにしてもサワヤカでした。イノチの洗濯をしちゃった感じです。
 ちなみに今回初めて知ったんだけど、7月からは夏季営業(?)ってことで夜21時までリフトで上まで上がれるんだって!
 ってことは。

 夜景だ!
 スペシャルびゅりほー夜景スポットだぁ。
 ・・・・・・・・
 なんかカップル多そう・・・・・・
 港の見える丘公園とどっちが多いだろうか。想像しただけでがっくりくるものがある。

 しかし夜景が見れるとわかった以上、そんなことは大事の前の小事。(←?) わがばかばか撮影隊はいつの日か必ずこの地を再訪するであろう!
 その日まで大倉山よ、ふぉーえばー!(←??)

 あ、おまけ写真。リフトを降りるときの眺めもめちゃくちゃ絶景でした。もし札幌に来ることがあったら、ぜひ晴れた日に昇ってみることをオススメいたします。
 あと、ウィンタースポーツ博物館でジャンプしてみてね。
 ・・・・・・・・
 きーーっ!!!(また思い出した)

そういえば、「リフトで降りる」って、なかなか出来ない経験だよね。スキーでは。
下りのリフトはこんなかんじ。



 ねこふんじゃった
(7月3日)

 とつぜんですが、踏んじゃいました。カウンター8888・・とかじゃなくって、猫。
 しかも一夜にして二回も!!

 一回はダンナ。ごろごろしてるときにこゆめのしっぽに「ぎゅむっ」と乗っちゃって、こゆたんに「しゃー!」とかいわれたらしい。「あっ、おこられた!」と騒いでいるヤツを見て「ばっかでー!」と冷たく笑っていたワタシなのに、その数時間後に自分もやってしまったのである。台所をうろうろしているときに、カリカリごはんを食べていたアイノのしっぽを、こう、「むぎゅっ」と。

 まさに学習能力ゼロ!人のふり見てわがふり直さず!!
 よりによってびくびくアイちゃんを踏んじゃうなんて!

 もちろんアイノは文字通り「ぴょーん!」と飛び上がって、脱兎のごとく逃げていった。(・・・)
 アイノに逃げられてから「あ、踏んじゃったんだ」とようやく気づいたワタシの足元には、ごっそり抜けたクリーム色のしっぽの毛が残されていたのであった。

 うわーー、アイたろう!!
 これは痛かった??
 いたかったよねぇ。ごめんねぇぇぇぇぇ!!!!

 ・・とココロから反省して呼びかけても、すっかり小動物モードが発動してしまったアイノは、ワタシとの安全距離3メートルを頑なに保ったまままっくろな目で「じーっ」とこっちをみつめている。
 ちなみにワタシがアイノについて良く言うまっくろな目、というのはすなわち瞳孔がひらいている状態である。まじでおびえているのである。(・・・・)

 もちろん過去にはスオミのしっぽも踏んじゃったことがあった。そのときはわりとしっかり踏んでしまったのでけっこう痛かったらしく、スオミ様は「ぎゃっ」とかなんとか野性的な怒りの声をあげて飛び上がってしまった。
 でも「あああ、ごめんねーーー!」と謝ってしっぽをナデナデしてあげたらなんだかウラミがましい目で見られたけれども「しょうがないわねぇ。気をつけてね」ってカンジで許してもらえたもんだ。
 ああそれなのにそれなのに、アイちゃんはどうしてすぐにまっくろな目になって逃げ惑うのだろう・・・

 そもそも同じ「しっぽを踏まれた」というシチュエーションひとつでも、ちゃんとみんな反応が違うのがおもしろい。
 スオミはまず目をまんまるにしてびっくりしてから、「ひどーい」っていう悲しそうな顔をする。
 アイノはとにかくすたこらさっさと逃げて逃げて逃げまくる。
 こゆめは即座に「なにすんのよ!」という抗議の顔をする。
 うーん、猫の性格もいろいろですねぇ。

 しかしどうして猫ってのはこう踏みやすい(?)動物なのか。
 なんだかとっても踏みやすいからこそ、その実感に基づいて「ねこふんじゃった」という超ポピュラーな歌がつくられたのではないだろうか。いったい人類の歴史において幾万の猫が踏まれてきたのかと想像すると、悠久の時の流れに気が遠くなるおもいである。(←???)
 もっとも「猫の踏まれやすさ」ってのには、ぜったい猫にも責任があると思う。
 なんで猫ってのはこうもニンゲンの足元をうろうろうろうろするんだろうか。しかも足音がしないから気配がないし。知らないうちに足元に忍び寄っているから踏んじゃうのだ。犬だったら絶対こんなことはないような気がする。
 そのショーコに「いぬふんじゃった」という歌はないではないか。やっぱり踏まれるのはいつの世も猫であり、迷子になるのはこねこちゃんであり、こまってしまうのはいぬのおまわりさんなのだ!(←?)

 ああ、でも思いっきり踏まなくてよかった・・・・
 もし「しっぽ骨折」とかしたら、どういう治療するのかなぁ。しっぽにホータイ? しっぽにギブス???

 ・・・・・・・・

 ああっ、ごめんなさい。いま「しっぽギブス、見てみたい♪」とおもいました!ゆるして〜。



 ヘンな夢
(7月4日)

 ニュースによれば、きょうも関東以西はもんのすごい猛暑だったとか。
 静岡かどこかの「39.1度」は明らかにやりすぎでしょう。ぜったいなにかが間違っていると思う・・

 うってかわって北海道、ニュースによれば大通公園のアジサイがやっと色づきはじめたそうだ。これからアジサイの季節なんだってさ。
 ・・・・・7月がアジサイの季節???
 さすがは北海道、なんだかずれまくった季節感のお土地柄である。

 さてこのような快適な初夏の気候の中、なぜかワタシは夏風邪をひいてしまった。
 昨日から猛烈にアタマがいたいなぁと思ってはいたのだが、もともと頭痛持ちなので「あーあ、また頭痛だよぉ」くらいにしか思っていなかったのである。
 そしたら今朝、ノドがぱんぱんに腫れあがった不快感で目が覚めてしまった。完全にカンペキに思いっきり風邪をひいているぅぅ。めっちゃくちゃノドが痛くてどうにもならない。
 こりゃやばいな、とあわてて薬を飲んでもう一回寝たら、風邪のせいなのか昼寝のせいなのかとんでもなくヘンな夢を見てしまった。
 ということで、突発! 「こんな夢を見た」

 夢の中でワタシは、幼稚園のそばにあるらしい誰かのおうちを訪問しようとしていた。誰かとはたぶん、ピアノかソルフェージュの先生の家である。・・・だったように思う。(このへん高校時代の記憶が混ざっているカンジだが、実際には幼稚園のそばに住んでた先生はいなかった) そもそも肝心の目的地をはっきり覚えてないあたりがまさに夢って感じですねぇ。

 てくてく普通の町並みの中を歩いていくと、どういうわけかその道筋にいきなり養豚場があるのだ。

 なぜこんなところに養豚場・・?

 いくらユメだからって、ワタシの潜在意識のどこに養豚場が入っていたのか。
 なんだかイヤなカンジである。

 問題の養豚場の敷地にはしっかり金網がはってあって、中の小屋はぶたさんで一杯になっている。あとから考えると、臭くもうるさくもなかったのは幸いであった・・・ いや、夢だからね。あんまりニオイはないよね。
 養豚場の脇を通り過ぎると、人がひとりかふたり通るのがやっとくらいのきれいな細い道に出た。しかもその道の脇は涼しげな竹林になっている。なんだか京都かどこかに迷い込んだような風流さなのだが、どういうわけかその竹林の中にもぶたさんがいっぱい放牧されているのだ。竹の緑と豚さんたちの桃色ががった白のコントラストがなんとも風流である。が!!

 なぜ豚が放牧・・・・??
 しかも、竹林と豚のとりあわせとは、いったい・・・・・

 しかし夢の中ではたいして違和感も感じないまままっすぐ進んでいくとぶじ幼稚園がみつかったのだが、結局目的地には辿り着けなくて「あーあ、迷っちゃった。一回戻るか」とリカバリーしようとしたところで目が覚めた。

 み、皆さん。これっていったいなんなんでしょうか。
 ワタシの潜在意識には養豚場と竹林と放牧された大量の豚さんが住んでいるということなのか。
 めちゃくちゃイヤなカンジである。

 ああ〜、いったいこの夢はなんなのだ。気になるぅぅぅぅ!
 どなたか夢判断ができるかた、この夢の意味を教えてください。いや、マジで。

 悩んでたらなんか熱っぽくなってきたからきょうは早く寝ようっと。



 ねごとの思い出
(7月6日)

 いやいや、本格的に風邪ひいてしまいました。
 ノドが腫れただけでたいしたことないと思ってたんだけど、昨日はちょっぴり熱もでてしまった。
 不幸中の幸いは、いま北海道がかなり涼しいということだ。おかげで夏場に寝込んでいても暑くなくって、あんまり気持ち悪くない。っていうか、涼しいを通り越して寒い。さっきテレビみてたら、午前1時の気温は13.3度って言ってた・・・本州のみなさん、ごめんなさい。ココ、すごく涼しいです。・・でも汗かいたほうが風邪ははやく治るんだよね・・・

 そんなわけで、とにかくずっとごろごろと寝ていたのでネタがない。しょうがないから前回の「ユメ」に続いて「ねごと」のことでも書いてみようかな。
 といっても、ワタシは日ごろそんなに寝言をいうほうじゃないと思う(たぶん・・)ので、残念ながらそんなに面白い話はない。ちょっと面白いかも?という実体験は一回だけだ。

 ずいぶん前の話だが、起きたらいきなり姉に「アンタ、なによー!」とつめよられてしまったことがある。なんだか怒っているようだが、ただ寝てただけのこっちはなにがなんだかまったくわからない。
 とりあえずなんで怒ってるのかきいてみたら、姉曰く、寝ているワタシが急に「おねーちゃん!おねーちゃん!!」とはっきり呼んだのだという。
 声もしっかりしていたのでまさか寝言とは思わず姉が「なに?」とのぞきこんだとたん。

 ワタシは寝たまま、明瞭な口調で「バカ」といったそうだ。

 ・・・・・・・・
 それはまさに「オマエ、ワザとやっとるんかい!」というカンジの絶妙のタイミングだったらしい。
 うーん、たしかにそれはなんかアタマにくるかも。
 っていうか、いったいどういう夢を見てそのような順番の寝言が生成されたのかを想像するとなんだかやばい。
 もともと薄いわれわれの兄弟愛が、ひらひらと風に舞うオブラートのように究極に薄くなっていくのをみる思いである。

 でももしダンナがワタシに同じことやったとしたら、ぜったいその場で殴っていただろうなぁ。その点ワタシが起きるまで怒りをこらえた姉は、なかなか忍耐力のある温厚なイイ人といえよう。妹にバカだと思われてるけど。(・・・・)
 ま、寝てるときのことなんて責任とれませんわなぁ。だははは。

 いや、それだけなんです。あんまり面白くなくてごめんなさい・・・ もっとおもしろい寝言ネタとかお持ちのかた、ぜひおしえてください。
 では、まだ風邪ひいてるのできょうも早く寝まーす。おやすみなさい。・・1時半って、早いのかなぁ。・・まあいいか。深く考えないようにしよう。



 猫のねごと
(7月8日)

 ああっ、横浜が横浜が。巨○を3タテ!!!
 生きててよかった・・・・
 そんなわけで、風邪をひきつつも毎晩プロ野球ニュースを見てにこにこしていたワタシでした。ひひひ。
 そうそう、その風邪なんだけど。なかなかすっきりしなくて困ってたのだが「アレ、やっと良くなったかなぁ?」・・と思った瞬間に!
 ダンナの声がヘンになっていた(笑)
 たぶんこれで(ワタシは)すっきり治ることでしょう。うんうん。(・・・・・)

 さてすっかり風邪ボケ状態で前回はわけのわからない寝言の思い出話なんかを書いてしまったが、考えてみたらニンゲンの寝言なんかより猫の話をすればよかった。すみません。
 だって猫って、寝言いいますよね。っていうか、ねぼけますよね。

 うちの猫ズに関して言えば、特にスオミがよくねぼける気がする。よく寝てるなぁ、と思っていると急に「にゃ〜ん」とかわいく鳴いたりするので「えっ?」と見るとやっぱり寝ていたりするのである。
 もしくは「にゃあ〜ん(ハイソプラノ)」と鳴いたあと、ぱっと目を覚ましたりすることもあるが、いずれの場合もすごくかわいい声かなしそうに鳴く、という点だけは共通である。

 そういうのを見ていてしみじみ感じるのだが、猫ってぜったい夢を見てると思う。つくづく高度な生物だ。さすが脳の構造がニンゲンと似てるというだけのことはある。・・まぁあれだけ長時間眠ってりゃーそれはユメだって見るだろうけど。・・・・・・
 ひとつ気になるのは、スオミの寝言やねぼけ声はいっつも悲しそうである点だ。夢の中でまでなにかガマンしたり不満を訴えたりしてるのかと思うとつくづく哀れである。すおちゃん、もっと人生に前向きになって楽しい夢みようよ・・・

 こゆめの寝言はまだ聞いたことがないが、こゆたんときたらもう一歳を越えたというのに目を覚ました直後はいまだに小さな子供みたいに「ぴゃ〜、ぴゃ〜っ」とむずかり泣いてニンゲンやスオミを呼ぶ。
 カワイイ。(←おやばか・・)
 いつまでもちっちゃな仔猫みたいで、こりゃたまりまへんでぇ、お客さん。(←ダレに言っている?) これもやっぱり末っ子のせいなんだろうか。なんともロリロリである。
 っていうか、計算だったらこわい。めろめろのニンゲンを見て「くすっ」とかひそかに笑ってたらどうしよう。うひゃあ。

 ちなみにアイノに関しては、寝言もねぼけも見たことありまへん。さすが究極のばかばか猫アイノ、夢を見るなどという高等な脳の働きとは無縁らしい。
 そもそもアイノは、夢でストレスを解消する必要もないくらいなーーんも考えてないカンジなのでとっても安心だ。
 いま、この瞬間だけを生きる猫アイノ。
 甘えて逃げてメシ食って寝る猫、アイノ。
 まさに癒し系といえよう。(←!?)

 そういえば、これも猫を飼ってる人ならみな経験してると思うが、猫って熟睡してるときに「びくびくっ!」とケイレンしたりすることがありますよね。すおちゃんなんか、おなか出して寝ながら足が「びくびく、びくっ!!」なーんて小刻みに震えちゃったりするのでほとんどビョーキ状態非常にコワイ。

 でもアレはやっぱり狩りの夢とかこゆたんと追っかけっこをしてる夢とかアイノを追いつめてトドメをさそうとしている夢(・・・)なんかを見て、思わず筋肉が動いてるのかもしれない。そのほうがかなしげな寝言なんかもらすユメを見られるよりずっと健康的かつ微笑ましいので、極力ジャマはしないようにしているワタシであった。

 とはいえ、薄目をあけたまんま熟睡してケイレンされるととっても不気味なので、なるべくなら目はしっかり閉じてワタシの見てないところでやってくれるとありがたいです。
 以上、ニンゲンからのささやかなお願いでした。



 けぽけぽ
(7月9日)

 スオミは、ゴハンを食べるのがヘタだ。
 特に猫缶。スオミなりにいっしょうけんめい「ぺろぺろぺろ」と舌でなめとって食べようと頑張ってはいるのだが、「がつがつがつ」と歯でかじりとって野性的に食いまくるこゆめなんかと比べるとあまりにも遅い。

 当初ひとりっ子でおっとりとお育ちになられたせいなのか、はたまた単に不器用なのかは不明だが、スオミ様はこのとろくさい食べかたのせいでいつもこゆめに狙われている。なにしろこゆめときたら、スオミがお皿の三分の一も食べられないでいる間にとっとと自分の皿をカラにしてしまうというすさまじい食べっぷりなのだ。
 食べ終わったこゆめは、
 「お姉さま、おそーい!居残りで給食食べさせられてるコドモみたいだわ。かわいそうだから、あたしが食べてあげるわね♪」
 ・・とかなんとか言いながら(?)すおちゃんのまわりを虎視眈々と回りはじめるので、小心スオミはもう落ち着かない。ニンゲンがなんとかこゆめを遠ざけないかぎり、自ら負け犬・・じゃなくって負け猫となってそっと身をひいてしまうフビンな子なのである。

 ところがそんなスオミが、きょうはめずらしく勢いよく猫缶を食べた。とくに缶については好き嫌いのはげしいすおちゃんのために、わざわざ買ってきた新発売の高級そうな缶がアタリだったのだ。
 この缶、中味があんまりほぐれていなくて大きなカタマリのまま入っているので、これだとさすがのスオミも「なめとる」のではなくて「かじりとる」食べ方をしてくれるのである。

 やったぁ!コレだ!
 でも、この缶高いけど。(・・・・・)

 ひとりだけ高い缶食べて、すおちゃんってホントに特別扱いされてるよねー。
 本人がそうと気づいてくれないのが非常にむなしいけどさ・・
 いいの、どうせワタシの想いは一方通行。ふっ。(←?!)

 しかしそんな目新しい猫缶に気づかないこゆめ様ではない。
 自分の皿も片付かないうちにいちはやくすおちゃんのところにやってきて、うろうろうろうろ回りはじめてしまった。

 ちなみにすおちゃんは、食べる場所までも他の子とは違うところにしてあげている。そうしないとアイノやこゆめが同じお皿に顔突っ込んできたりしたときにすぐ「・・・・・・」となって無言で遠くに行ってしまうからである。
 いい子で控えめなスオミってば、なんて手がかかる子なんでしょう!ええホントに。

 こんなふうにこゆめがうろつきはじめるとスオミはすぐに気にして「ココロここにあらず」状態になっちゃうのだが、今回は珍しく一心不乱に食べ続けている。あのスオミ様が、こんなに猫缶に執着するとは!
 ワタシはうれしいよ。
 がんばれスオミ!

 というわけで、ぐるぐるまわるこゆめを「だめだめー♪」と阻止してあげたところ、すおちゃんは彼女らしからぬ勢いでお皿の三分の二強をぺろっと食べた。
 いつも半分も食べずに残してしまうスオミにしては、大健闘である。

 ああ〜、ワタシはほんとうにうれしいよ!
 またコレ買ってあげるからね!

 しかし悲劇はすぐにやってきた。
 みんなが猫缶を食べ終わっていくらもたたないうちに、「かぽ、けぽ、けぽ」というアヤシイ音が・・・
 イヤな予感とともにふりかえると、そこには今食べたばかりの高級猫缶をそっくり吐き戻している三毛猫の姿があった。

 ああ・・・・・・・・・・・
 なんてフビンな。
 これも通常の倍の速さ(当社比)で大急ぎで食べたせいなのだろうか。フビンすぎます。

 その後スオミ様がさびしそうにひとりひっそりとカリカリをかじっていたことはいうまでもない。

 しかしスオミは本当にえらい子だ。ケポケポ吐いた場所がまるで選んだように新聞広告の上だったために、後片付けは非常にラクだったということを付け加えておきたい。
 吐くときも気配りを忘れない猫、スオミ!
 ・・・・・・・・
 すおちゃん、もっと楽に生きていいんだからね。ああ〜、フビンだ。しくしく。



 猫なのに・・・
(7月10日)

 きょう、ダンナがすごいものを持ち帰ってきた。
 まるごと一尾分のサケの切り身である。

 なんで唐突にそんなものを持ってきたかというと、釧路に日帰り出張した際にふと魔がさして市場へ行ってしまったダンナは、そこで美しいサケと運命の出会いをしてしまったらしいのである。うら若い、もとい新鮮な時鮭ちゃんと目が合った瞬間、電気が走った。・・・かどうかは知らないが、とにかくヤツはいきなり時鮭をうちに連れて帰ることにしたのであった。(・・・・)

 しかしダンナは、未だ主婦レベル1・ドラクエなら「ホイミ」以外の呪文は覚えていないと思われる究極に使えない主婦のワタシがとれとれぴちぴちのサケをさばくのはどう考えても無理があるということくらいには思い至ってくれたらしく、即座に市場のおじさんに「ワタとって切り身にしてください」と頼んでくれた。おかげで時鮭ちゃんはぶじ切り身になって我が家にやってきたのだった。ああ良かった。(・・・・・)

 しかしでっかい切り身・ちっちゃい切り身が20切れもあるので、こりゃいくらなんでも当面食べる分以外は冷凍しなくてはならない。責任を感じた(?)ダンナはテーブルの上にお店をひらいて黙々とラップで切り身を包みはじめた。

 みなさん、居間のテーブルで作業したんですよ。
 居間といえばヤツラのテリトリー。(いや、うちはどの部屋も全面的にヤツラのテリトリーだけど・・)
 いつもスオミとかアイノがのっかって、ごろごろ寝てたりするテーブルに、おさかな並べてラップでくるんでいったわけです。

 このあとどのような惨劇が起こるか、容易に想像はつくと思う。

 しかし!!!

 その想像は外れているのである。うちの猫たちは、ナマのおさかなにまったく興味を示さないのだ。

 これはどういうことか。
 お魚くわえたドラネコ♪と国民的アニメの主題歌でも歌われているように、猫といえば魚!
 それは日本国民の常識である。
 それなのに、テーブルいっぱいにおさかなをひろげていても「なになに?」とのぞきにくるのは伝説の食い意地猫・こゆめだけ。それも「だめー」と退けられると「だめなの?もー、だめなことばっかり。やーね」とかなんとか不満そうな顔をするだけでおとなしく興味を失ってどこかにいっちゃうのである。

 な、なにかが間違っている!!!

 実はこれは以前からそうだったのだが、刺身を食べていても焼き魚を食べていても寿司を食べていても、うちの猫たちはまったく欲しがらない。っていうか、キョーミなし!ってカンジなのである。
 実家で猫一家とともに暮らしていたダンナにとってもこれは驚くべきことだったらしい。焼き魚を食べたあとの骨なんかお皿に残しておこうものなら猫がぴかぴかに磨きたてるのが普通であり、刺身なんか食べてようもんなら、ちょっと隙をみせたとたんに「すーっ」と背後から猫手がのびてくるというのが日常であったそうだ。

 いったいどうしてうちの猫ズは魚を欲しがらないのか。
 日本猫じゃないからか?・・と一瞬考えたが、こいつらはノルウェーの猫である。ノルウェーといえば、立派な海産物のとれる国ではないか。クジラの美味さだって知っているので、「他の国からはなんだかんだ言われるけど、ぼくたちはトモダチだよね。クジラおいしいんだもんね。一緒に捕鯨しようね」と言ってくれるわれら日本人の素晴らしい同志なのである。・・関係ないけど、クジラってホント美味しいですね。大好きです。・・・それはどうでもよい。とにかくノルウェーといえば日本同様古来から主食は魚!(・・かもしれない。自信ないので弱腰。)ノルウェーの猫ならば絶対サカナを食べて生きていたはずである。

 ・・・いや、まて。
 こいつらは「ノルウェーのの猫」だった。
 ということは、もしかして・・・・

 川魚しか食べないとか。(笑)
 こんど鮎かなんかで試してみよっかな。(・・・・・・)

 まぁ落ち着いてゴハン食べられることはありがたいのだが、さんびきもいる猫たちがひとり残らず魚ギライとはなんとも不思議である。よそのおうちでもこんなことはあるのだろうか。
 魚ギライの猫と暮らしてるかた、ぜひご連絡を。一緒に「おさかなキライな猫の会」という党派をつくりませんか。アナタの参加をお待ちしております!(←?)



 けぽっと出来ない
(7月11日)

 ああ〜・・・・・ヤクルト・・・・・サイコー・・・・(うっとり)
 明日から名実ともにヤクルトが首位!実質ゲーム差は4.5!!だはははは!!!
 ひじょうに気分が良いワタシでした。ふふふふふふふ

 さて先日、我が家ではまたも猫テロリストによる破壊工作が行われた。
 第一の事件は「ウンコ爆弾」である。
 あ、きょうの日記は全面的に話の方向性がキタナイです。食事前・食事中の方は服用を避けてください。

 「なんだ、どうしてだ、この臭さは・・・」と不審におもったダンナがあたりを見回すと、部屋のまんなかにホカホカのブツが落ちていたそうだ。
 静かに「ぎゃー」と叫んだヤツは泣きながらソレを拾ったらしいが、その時点では犯人は不明であった。
 しかしワタシはみてしまった。そのあと「ぶにゃーん」と甘えにきたアイノのケツでゆらゆらと揺れる恐怖の物体を。
 「うわー、アイノ!」とつかまえてとろうとしたら、脱兎のごとく逃げ出したアイちゃんの勢いでブツは「ころん」と振り落とされて床に転がったので、アイたろうはそれ以上追いかけられずにすんだのだった。
 くさかった。

 その記憶もなまなましい翌日の午後、外から帰ってきてなにげなく居間に向かったワタシの足に「むにゅ」というイヤーな感触が・・・・

 踏んでしまった。
 ゲロ地雷を。

 アレを踏んでしまったときのむなしさは、踏んだものにしかわかるまい。(←?)
 ワタシの脳裏に坂本隆一のゼロ・ランドマインキャンペーンの歌がさびしく流れたことはいうまでもない。

 では今回の犯人は誰かというと、これはもうカンタンだ。
 スオミである。
 なぜかというと、アイノとこゆめはとっても吐くのがヘタで、こんなふうにケポっと吐けないのである。

 猫にも、吐くのが上手な子とヘタな子がいるんだなぁとしみじみ思ったのはこの春のことだ。
 スオミは最初から吐くのがうまくて、「けぽ、かぽ、けぽ」とノドを鳴らしたかと思うと「べーっ」ともどす。あとは全然ヘイキ、ってカンジでペロペロ毛づくろいなんかしている。
 ところがこの春、「けこっ、えくっ、かふっ」といつもと違うものすごく苦しそうな音声を聞いたワタシは一瞬それが吐こうとしてるときの音だと思わず「な、何事?!」とあせって音源を探してしまった。だって、声が混じってて「えっ、えっ、うっ」って苦しそうに鳴いてる感じだったんだもん。

 なんとそれはこゆめだった。
 こゆたん、うつむいて一生懸命えくえく言って吐こうとしている。そのパフォーマンスのあまりのハデさに「こりゃ一体なんなの」とスオミやアイノも集まってきてじーっとこゆめを観察しているではないか。
 猫2、ニンゲン1の注視に耐えられなくなったのか、結局こゆめは「・・・・・吐けない・・・・・」とさびしそうに吐くのを断念して立ち去ってしまった。しかしそのあとワタシに追いかけられて、強制的にペトロモルトを舐めさせられたことはいうまでもない。

 その事件の直後、またもワタシは異様な音声を聞くことになった。
 「うえ、うえ、かくっ」というなんともいえない声。そのトーンはソプラノでもテノールでもなく、いうなれば「男とも女ともつかない謎の音域」というカンジであり、だいぶ前、そこそこヒット曲もあった「GAO」という中性的な女性ボーカルの声を思い出してしまったワタシであった。すごくあやしい。そして明らかにこゆたんの吐き音声とも違う。これはもしや!!!

 予想通り、その音源はカマねこ・アイノであった。
 アイノがいっしょうけんめい吐こうとしている。全身全霊をこめて吐こうとしている!・・その努力はみとめるが、どうもこれはこゆめ以上にヘタくそだ。こゆめの場合、ニンゲンが「エヘン」とタンを切るときの咳払いのような、ノドにひっかけて「けほっ」というときの音にちょっと声が混じってる・・というカンジで、「よしがんばれ、もうちょっとだ!」・・という風情だったのに対し、アイノの場合全面的に声しか出ていない
 これじゃーうまく吐くのはかなりむずかしいことはニンゲンにも一目瞭然である。
 前回同様、あまりの事態にわらわら集まってきたスオミとこゆめとワタシの注視のなか、結局アイノは「だめだぁ・・・」と吐くのをあきらめてしまったのだった。もちろんそのあとワタシにおびきよせられて、口のまわりにべっとりペトロモルト塗られたことはいうまでもない。

 しかし、なんでアイノもこゆめもすおちゃんみたいに「けぽっ!」とキレイに吐けないんだろう。
 こういうときしみじみ思うが、アイノとこゆめって顔は似てないけどやっぱりきょうだいだよね・・
 なんつーか、まぬけな行動パターンだけはよく似ているのが悲しい。
 アイノはまぁしょうがないけど(←?)、こゆたんはなるべくスオミお姉さまに似てくれるとうれしいな。
 ・・あ、そうすると「ブラック姉妹」になるんだっけ。はぁ・・・・・・「ブラック姉妹」か「ばかきょうだい」ですか。究極の洗濯、いやさ選択だなぁ・・



 猫の泉
(7月12日)

 ああ〜・・・・・ヤクルト・・・・・サイテー・・・・(がっくり)
 きょうはこの件に関しては深く触れたくないのでとっとと本題へGO!(・・・・)

 ところでみなさんのおたくの猫ちゃんたちは、水をよく飲んでくれてますか。
 うちの連中は、飲むことは飲むんだけどなんかヘンなんだよね・・

 どこのおうちでもそうしてると思うが、我が家でもゴハン用のお皿と一緒にお水のお皿を置いて「さぁココから飲むんですよ♪ちゃんといっぱい飲まないと、ニョードーケッセキになっちゃったりしますからね!(といいながら目はアイノだけを見る)遠慮せずにどんどんお飲みなさいっ!」・・と健康のため水分摂取を強く奨励しているわけである。
 そのために、ちょっとでもクセがなくて美味しい水がいいだろうなあと、わざわざ浄水器を通した水を汲んでおいたりもしてるわけである。
 新鮮じゃないと美味しくないかもねぇ、と、なるべく新しい水を置いてあげようと努力したりなんかもしちゃってるわけである。

 なのに!!!

 うちの猫ズは、ほとんど「お水のお皿」から水を飲んでくれない。
 ではどこから飲むのかというと。

 風呂場の洗面器だ。

 思えば、最初の猫であるスオミがやってきたときすぐにソレははじまった。スオミは、ワタシがお風呂に入ると必ずついてきて、浴槽のフタの上で遊んだりしながら「ぺろぺろぺろ」と湯船のお湯とか洗い場の水滴をなめたりしたのだ。

 ワタシは入浴剤フェチなので、たいてい湯船には入浴剤が入っている。いくらなんでも「桃泉の湯」のどピンクのお湯とか洗い場のこきたない水滴でノドを潤すなんてカワイソウ・・・というかニンゲン的に激しくイヤ感が漂うので、ワタシは一計を講じた。
 体を洗ったあとは必ず洗面器をきれいにゆすいで、そこにいっぱいぬるま湯をためてあげることにしてみたのだ。
 コレは当たった。
 すおちゃんは、大喜びで「ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ・・」といまだかつてない勢いで水を飲みまくってくれたのである。

 おおー、これはいい。水分摂取バッチリだ。
 でも、どう見たって風呂場の生ぬるい水より浄水器を通した冷たい水のほうが美味しいと思うのはワタシだけだろうか。
 海原雄山なら間違いなく「こんなまずい水が飲めるか!」とちゃぶ台ひっくり返すこと間違いなしである。っていうか海原雄山は洗面器のお湯は飲まないと思う。・・・・
 猫の味覚、いったいどうなっているのであろうか。ナゾである。

 しかも風呂場の水を好むのはスオミだけではなかった。
 その後やってきたアイノもこゆめも、お水の皿からは滅多に水を飲んでくれないくせに、なぜか洗面器にはわらわらとむらがってごくごく水を飲むのである。
 さんびきの猫がひとつの洗面器のまわりに集まって、額を寄せ合って「ぴちゃぴちゃ、ごくごく」と水を飲むその姿は、こんこんと湧き出る森の泉に集まって水を飲むケモノたちを彷彿とさせる。なんだかとっても野生(?)を感じる光景だ。
 それでワタシはひそかにコレを「猫の泉」と呼んでいるのであった。うーん、ろまんちっく。(←?!)

 でもタダの洗面器なんだけどね・・・・

 このようなわけで「洗面器にお湯を汲み置き」作業はすでに我々の日課と化しているし、飲んでくれないとわかっていても「お水のお皿」のほうにもちゃんと浄水を汲んであげるむなしい日々もまた続いているのである。やっぱりねぇ、やめるわけにもいかないし・・・
 それにしても、何度見てもセンメンキの水は美味しそうには思えない。
 猫の味覚のナゾはいっそう深まるのだった。

 あ、もしかして。
 ゴハンと一緒に置くお水の皿を、洗面器にしてみたらどうかしら!それなら飲んでくれるかも!
 ・・・・・・・・・・

 ビジュアル的にイヤだしジャマだ。やっぱしやめた。



 暑いのに元気ですね。
(7月13日)

 ああ〜・・・・・広島・・・・・サイコー・・・・(うっとり) ・・って、コレばっかりかいワタシは!
 でも巨○が負けると嬉しいんだもん(毎度ながら巨○ファンのかた、ほんとうにごめんなさい)。
 だけどなぜか巨○から目が離せないワタシ。○人の試合が気になって気になってしょうがないの。こんなキモチは初めて。・・もしかして、これが恋・・・!?
 っていうか、ワタシってある意味すごい巨○ファン?!がーーん。

 ところできょうも暑かったですねぇ。夕方、関東に住んでいる母から「ちょっとちょっと、熊谷は39.6度だってよ!!ココも、もう夕方なのに30度あるのよ!もうイヤだ!」・・というヤケクソ気味な電話をもらってしまった。うん、それは確かにイヤだな。今回はスナオに母(B型・ソフトボール部4番打者)に同意するよ。
 ちなみに、さすがの札幌もきょうは28.2度まで上がったそうだ。しかもなんだかじめーっとしていて不快指数が高いので、思わず日中と夜と二回もクーラーをつけてしまった。関東のみなさん、ゼイタクでしょうか・・?いいよね、28度なら。まぁ、耐えられなくなったときにちょっと冷やせば、あとは止めてても全然ヘイキっていう程度なんだけど・・・

 前回のご報告では、クーラーに対してはスオミ以外イマイチ反応が鈍かったうちの猫たちだが、さすがに今日はスイッチを入れるなり「ああっ、まってたよ!」ってカンジでわらわらと集まってきた。
 まずスオミが、ワタシが見ていた新聞のうえに「どーん」と寝そべって一等地を確保。・・だから新聞の上に載らないでってば・・・

 アンタは占有屋か!
 でもどかせません。かわいいんだもん。ああ〜。(あいかわらず猫ばか)

 次にアイノがやってきて、一番風の当たりそうな場所に「でろーん」と横になる。
 最後にこゆめがやってきて、イヤガラセのようにアイノの手前に「どーん」と寝そべったがアイノはなんにも考えてないので特に気にしたようすもない。アイノ、思えばシアワセな猫である。(・・・)

 そのようにして、クーラーをつけた3分後には、目の前にさんびきの猫がぼとぼと落っこちてだら〜んと寝ているというわけのわからない状況になってしまった。ふと見れば、どことなくうっとりと恍惚の表情を浮かべた猫たちの毛が「そよそよ〜」とクーラーの冷風にそよいでいるではないか。スオミなんか耳毛まで風に揺れている。

 ・・・マヌケだ。
 そこはかとなくめちゃくちゃにマヌケである。

 見ているニンゲンのほうはこの光景にすっかりやる気を失ってしまったのだが、しばらく涼んでいるうちに猫たちは目に見えて元気になってきた。
 ころころ、と寝そべってころがりながらアイノがこゆめにちょっかいを出すと、こゆたんものってきて「がしっ!」とアイノにかぶりつく。負けじとアイノがこゆたんをひっくりかえすと、こゆめの鋭いねこキックがアイノの顔面に炸裂!おっと、これは痛い!これは痛い!ここでアイノ選手、体格の差にモノをいわせてこゆめ選手をねじふせる!おっとぉ、背中からフォール!首を噛んでいる!首を噛んでいるぞ!オスの本能を思い出したか、カマねこアイノ!!

 ・・って、実況してどうする。ねぇ解説の関根さん。(←その解説者は野球だってば)

 とにかく、しばし涼を取った猫たちはどういうわけか全員すっかりやる気になってしまった。すおちゃんまで「ぴょーん」と参入して、さんびきがくんずほぐれつしながらすごい勢いで家中を駆け抜ける!
 元気なのは大変よろしいが、さっきまであんなに暑そうにだらけてた連中がなんでこうもやる気満々なのだろうか。いまだやる気ゼロのニンゲンとしては、理解に苦しむところである。
 しかも、遊び疲れたヤツら、いつのまにかクーラーのかかった部屋でなくどこか他の部屋で各自休息に入ってしまったのだった。あんなに走ったのに、涼まなくても平気なんだろうか。すごいなぁ、元気だなぁ。

 さらに付け加えると、夜になってもう一度クーラーをつけたときも、まったく同じ経緯をたどって同じように騒ぎが起こり、しまいにまたみんなどこかで寝ちゃったのである。

 猫ってもしかして、意外と暑さに強い????
 うちの子たちは長毛なのに・・・ダブルコート(のはず)なのに・・・・アイノなんか、毛玉切っても切ってもムダに毛吹きが良くっていまだにぼうぼうなのに・・・!!

 さすが野生動物(←そうか・・?)、つよいです。カンシンしました。
 でもワタシは野生動物じゃないから、あしたもクーラーかけよっと!・・そういえば、明日は札幌も30度になるという予報です・・・! イヤーーーーーー!!!!!!




 三毛猫、大人気?!
(7月14日)

 ワタシは、たいへんなことをしてしまった。じゃなくって、知ってしまった。
 動揺のあまりおやくそくなカンジのタイプミスをしちゃうくらいびっくりしている。

 今月の「猫の○帳」によると!
 なななんと、猫の毛色人気No.1は三毛だというのだ!!!!

 本屋で立ち読みした瞬間に意識が遠くなり、気がついたらレジでお金を払っているワタシがいた。
 余談ながら、ココ北海道は雑誌の発売が本土より遅いです。「猫の手○」の場合、本土より二日遅れで本屋に並ぶんだよね。ファミ通は土曜発売だし・・・(←ナゼ知っている?) ああやだやだ、情報鎖国は。

 ワタシは個人的に三毛が大好きだ。三毛党を旗揚げしちゃうくらい三毛を愛しており、あの毛色の赤と黒と白のコントラストは自然の作り出した芸術だと思っている。やはり猫は三毛に限るのであり、麻雀の役は三色に限るのである(?)。・・でもワタシのつくる役は、いつもタンヤオだけど・・・・
 さらに余談ながら、父に教わりながら初めて家族麻雀をやったとき、同じく初心者だった当時高校生の姉が「これでいいの?みっつずつ揃えればいいんだよね。ちょっと見て」というので「どれどれ」と覗き込んだ父はになった。

 ビギナーの姉は、なにげに四暗刻を上がっていた。

 無心って怖いですね。・・いや、それはどうでもよい。
 とにかく三毛はイイ。ちなみに今回の猫手アンケートは「和猫の毛色人気」だったので厳密には日本猫のみを対象にしているようだが、個人的には日本猫でもペルシャでもアメショでもノルウェージャンでも、三毛の存在する猫種ならすべて「三毛模様がベスト!」だと密かに考えているくらいで、実際スオミを見たときももう「ひとめぼれ!」であった。(だってぇ、フサフサの三毛なんだよ?!?!そんなの耐えられる???!) だからもし誰かに聞かれればワタシは「猫の毛色は三毛がイチバン!」と胸を張って答えることは確かだ。

 しかーし!
 まさか一般的にもそういう考えのヒトが多いとは思ってもみなかった。だって、いわゆる血統猫を飼おうなんていうヒトはたいてい「なんだか日本猫みたい」な三毛という毛色をわざわざ選んだりしないみたいだったし、身近に「三毛サイコー!」と言ってくれる賛同者も当初あんまりいなかったので、「たぶん三毛ってあまりにもありふれたドメスティックなイメージのせいで人気薄なんだろうなぁ」と思い込んでいたのである。
 だからこそわざわざ「三毛猫党」なんつーものを立ち上げて「三毛猫普及祈願!」をかけていたというのに、まさか三毛猫がココまで人気だったとは!!!!

 これなら参院選の勝利もまちがいなし!(←?)
 ああすおちゃん、ワタシはうれしいよ。
 我が人生に悔いなし!というカンジである。く〜っ。

 だが、記事の続きを見たワタシは「・・・・??」となった。
 毛色人気アンケートでは1位だった三毛が、なぜか「実際に同居してる猫の毛色ランキング」ではぐっと下がって6位になっちまってるではないか。がーーん。
 これはどうしたことだ。
 まさかみんなリップサービスなのか!
 三毛が好き♪なんて言ってはいるけど、単に「毛色」というと思い浮かぶのが三毛だったからテキトーに答えたのでは?!

 思わず「オトナってきたない!」(・・・)とコブシをにぎりしめて夜の街を走ってしまいそうになったワタシだが、ここでふと気がついた。
 こんなに三毛好きな我が家にも、なぜか非三毛が2ひきもいるではないか。
 ユメは三毛コレクターであり、「三毛・銀三毛・青三毛」の三毛三色をツモあがりしたいと切望していたワタシなのに、なんとなくその場の成り行きでヘンなしろねこ邪悪な銀猫を迎えてしまっている。

 ・・・・・・
 ごめんなさい。ワタシが間違ってました。好きな毛色だからって、運命のめぐりあわせによっては飼えないものなんですね。疑ってスミマセンでした。
 まぁ一緒に暮らしてみれば、アタマのわるいしろねこも食い意地のはった銀猫もカワイイもんである。
 結論:猫は何色でもイイ!そして、三毛猫は大人気である!!(・・・・・・)

 うーん、うれしいですねぇ。ワタシも夢は捨てないことにします。いつの日かきっと「ミケ三色」を・・・!!しくしく。



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