一塗専心30年!!腕に覚えあり!


おかげさまで先代の後を継ぎ23年目になりました。
ご閲覧ありがとうございます。
ペンキ、塗装、塗り替え工事!
“ええ職人”ならではの
”丁寧一徹“な施工を
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以下工事中につきリンクのないところもございます。
倉本塗装店の歩み

淡彩系から濃い色調に変えられた施工例です。

倉本塗装店 七つの一塗専心
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丁寧一徹  塗装作業 屋根
外壁とひとくちに申しましてもいろんな種類の材質のものがございます。モルタル・サイディング・トタン・タイル等々、その中のモルタルだけとりましても又さらに各種ございます。ここでは基本的な施行パターンやそれぞれの特色、仕上がり具合を施工例として私なりに御紹介、御説明してみたいと思います。

多孔質ローラーによるスチップル仕上げの外壁

吹きつけによるボンタイル玉吹きっぱなし仕上げの外壁

吹き付けボンタイルヘッドカット仕上げ
モルタルなどに塗装する外壁材は、今から20年くらい前から数年前まで弾性塗料(ゴムテックスなどが代表的でしょうか)が全盛期だったのが私の記憶にあります、当時は、シーラーなどの下塗り材で密着をよくし、上塗りの弾性塗料で厚みをつけるような理屈だったようですが、最近はホールド工法(ホルダーGU)のようなアンダーフィーラー材で下塗りから厚みをつける工法に流行が移ってきています、確かにこの工法のほうが細かいひび割れなど材料でつぶせてなくなり,仕上もセラミックやウレタン系の上塗りを塗装すれば大変綺麗な仕上がりで理にかなってると思います。
塗料の材質のうんちく
今現在、末端の業者である私レベルのペンキ屋(塗装屋)でも扱う塗料の材質による種類は、多種多彩におよんでいます。
一昔前、ほんの10年程度前までは外壁がモルタルの場合の塗り替えは弾性塗料、木部鉄部は合成樹脂調合塗料、と選択の余地などあまりなく、むしろ無機質建材系(例えば、モルタル、コンクリート、カラーベストやコロニアル)は専門の塗料、木部は木部専用の塗料を塗装しないといいかげんな”仕事”をするように思われましたし、私自信もそう思っていました。
塗料シンナーで希釈する2液型ウレタン塗料の登場によってその既存の概念はまったく変わってしまったと思います。
今はなきうちの先代のころは合成樹脂塗料のSDマリン、錆び止めはズボイドを最高の仕様だと信じてうたがわなかったのですが、時代は大きく変わり、私自身も努力、勉強していかないと時代においていかれそうで危機感を抱き始めてます。
幸い、私ごときでもPCをあつかえるようになり、インターネットのおかげでちょっと前までのまるっきり塗料屋さんにおんぶに抱っこ状態からは少しは成長できたとも思います。
しかしながら最終的には塗料屋さんのアドバイスが最も頼りになります。
今年に入ってからの御見積もり依頼でのお客様とのやりとりで感じた事なのですが、各メーカーさんの塗料の耐候性などのグラフやランク付けをご覧になられて、ウレタン系よりもシリコン系の塗料のほうがランクが上ではないかとの御指摘がありました。
私の手元にあるSK化研さんや関ペさんの見本で確認してもシリコンのほうが上ということになっているようです。
しかし、同じシリコンといいましても超耐候性アクリルシリコン樹脂塗料2液型シリコン、もちろん2液型でシンナーも専用のものを使用します。クリヤーのものなど私も扱っています。塗料用シンナーで希釈できるシリコン、そして水性塗料のシリコンとピンからキリのようにございます。
関ペさんのようにひとつのメーカーでも各種多様にありますし、他の有名メーカーさんのシリコン系塗料をあわせるとかなりの数のシリコン系塗料がでまわっているのが実情です。実際、材料費だけの比較でも最低ランクのシリコンと最高ランクのシリコンでは6〜7倍の価格差があるのがj実情なのです(▲1)。さらに水性シリコンと専用シンナーを使用する2液型シリコン樹脂塗料とでは扱う手間などもまるっきり違うわけですからこのピンとキリの”
シリコンには雲泥の差があるのもお察しいただけると思います。
今後は、お客様がこのように
”シリコン”という材質名に惑わされないようにメーカー側の配慮を私的には期待いたしますが、.....
下記に私自身の知識を元に塗料屋さんに相談し確認をとった塗料のランク付けをしてみました。小売価格で比較のランクに当方の私感も交えてございます。耐候性や耐久性は、ある程度の年数が経過しないとなんとも申せない部分がございます。メーカーの宣伝文句を鵜呑みにせざるをえないことも確かにありますが、これはダメだと感じてきた塗料も過去あるにはありました。多くはいつの間にやら消滅していったとも思います。塗装業者である私はメーカーさんのつけた価格、ランクを信用せざるをえない立場でもありますので....。HPで閲覧していただくにあたり、皆様の参考になりますよう、現場での経験や実績も踏まえられるよう努めたいと思います。
尚、リンクは関西ペイントさんの製品を参考的につけてみました。
以下の塗料の番外に光触媒塗料がございます。
最近話題になっていますが、年数的な実績、等々まだまだ未知数故、今後勉強、探求していきたいと考えていますし注目しております、
くわしくは、関ペニッペ,
この2大メーカーでもサイトでは今現在大きくとりあげてないようです。
フッ素系樹脂塗料
今現在最高ランクの塗料だと思います、
価格もかなりの高額のため一般住宅ではほとんど使用しないとも思います。
セラミック変性のもの、水性反応硬化形のフッ素樹脂塗料もラインナップにございます。
超耐候性アクリルシリコン樹脂塗料2液型、
専用シンナー、を使用、当然可使時間もあり、扱いは大変です。関ペでは弾性シリコンなどもシリーズラインナップにあるようです。今後注目したい塗料です。
アクリルシリコン系 ウレタン系
弱溶剤型2液アクリルシリコン樹脂塗料

専用シンナーでなく塗料用シンナーで扱えるので作業性は上記よりいいと思います。2液故、これも可使時間は当然生じます。
2液型ポリウレタン樹脂塗料
低汚染形セラミック変性ウレタン樹脂塗料
以上は専用シンナー使用タイプ

低汚染形セラミック変性ターペン可溶ウレタン樹脂塗料
弱溶剤型アクリルシリコン塗料
上記の1液型でさらに作業性はいいです。
つや持ち、耐候性も申し分ないです、
オキシ硬化基ターペン可溶ウレタン樹脂塗料
1液タイプのウレタンです。
水性シリコン
水性アクリル
水性セラミック
水性弾性
合成樹脂調合塗料
フタル酸系塗料
アクリル
水性系●●●類は旧水性弾性塗料といっしょで、ウレタン系などと違い鉄部や木部の塗装にはむかないと思います。あくまでモルタルや無機質建材に適しているのではと考えています。私なりの解釈かもしれませんが...御参考までに。。
今後も塗料の探求、勉強には精進していく所存です。

(▲1)水性系シリコンの石油缶価格の2本分(約30Kg)よりも超耐候性アクリルシリコン樹脂塗料2液型シリコンの4Lセットの方がお高いです。私も驚きました。(^^;もっとも4Lセットは割高なようですが....




エコレタン

オキシ硬化基ターペン可溶ウレタン樹脂塗料(耐候形1種)
こちらは1液型ですが性能は申し分
ないようです、さらに身体に有害な成分を含んでないとのことです。



セラミクリーン
SK化研製
セラミックシリコン高耐久・低汚染型単層弾性塗材
またJIS A69609 防水形外装塗材
防水・水性・高耐久・防カビ防藻・透湿・低汚染
ひび割れクラック等の多い建物のお客様にお奨めしています。


セラMレタン

低汚染形セラミック変性ターペン可溶ウレタン樹脂塗料
2液型で扱いは大変ですが耐候性はもちろんセラミック変性なの
で汚れにくいようです。現在一押しです。


アクアレタン

一液高耐性形水性反応硬化ウレタン樹脂塗料(耐候形1種)
水性タイプのウレタンなのでかなり低臭です、



 下地処理(水洗い=機械による高圧洗浄)



施行前の下地処理としては機械による高圧洗浄が一般的です。今から20年ちょっと前、今はなきT塗装協会(塗装協会といいましても実際はただの塗装業者でかなりひどいやり方だったようですが....)が最初に流行させたようです。それ以前の機械による水洗いは、プラスターや旧セメント系リシンの傷んだ塗膜を剥離除去する工法のひとつにすぎなかったんじゃないでしょうか。
うちの先代は建物をあえて濡らすということにかなりの抵抗を感じていたと記憶しています。モルタルが防水性がある状態ならいいですが水を吸い込む状態だとかえって湿気を閉じ込めてしまうことになりはしないかという懸念があったからだと思います。しかしながらカビや埃を洗い流すことは下地処理としては理にかなってるとも思います。いろいろと経験や熟慮の結果、私流では亀裂や吸い込む部分に加減をしつつ洗浄の後ある程度の乾燥時間を置くことで機械による高圧水洗いのリスクを極力なくして作業をすすめています。
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 養生(マスキング)
下地処理の次は窓や屋根瓦、塗装しない部分あるいは汚したくない部分を養生(マスキング)していきます。
私が若かりし頃、先代が私の修行先に一番最初に選んだのが吹きつけ塗装専門の業者”ガン吹き屋、ガン屋”さんと呼ばれる業種の親方の許でした。吹きつけ専門ですからやはり養生(マスキング)が勝負になります。来る日も来る日も親方にどなられながら養生をしてきた経験から、私はこの養生という作業が嫌いではありません。確かにこの”養生”という作業は形として残るわけではありませんし、細かい作業が多くなる故、根気も必要な作業でもあります。そのため大半の塗装屋は軽視しているかもしれません。
私なりの考え方ですが、丁寧な仕事を心がけている職人を見分けるにはこの養生のやり方、作業の具合を見ればわかりやすいのではないでしょうか。
こちらは戸袋のあるタイプのアルミサッシの養生です。
マウスをかざしてごらんください。、
私流は、マスキングしてありましてもビニールの中で雨戸の開け閉め可能なように養生してあります。
一部戸袋のなくレールだけのタイプは開け閉めが不可能な養生になる場合もあります、いずれそのタイプも御紹介したいと思います。
こちらは雨戸戸袋のないタイプの窓の養生となります。
同じくマウスをどうぞ。
面格子付きの窓、出窓の面格子付きの両タイプです、こちらもマウスをどうぞ。

玄関の養生は開け閉めできるようにします、
⇒当然施錠も可能でないと意味がありません
        下塗り(アレスホールド工法)の場合
いよいよ下塗りの段階までまいりました。ホルダーGUを使用するアレスホールド工法にて作業を進めていきます。この下塗りの長所は細かなひび割れやピンホール(巣穴)などがきれいにふさがってかくれてしまうところだと思います。さすがに段差のついてしまったひび割れは完全にきれいにはかくれませんが、それでも隙間は完全にふさぐことはできます。


ホルダーGを塗り終えた画像です、軒裏はすでにエコレタンを1度塗装してありますので光沢が確認できますが、ホルダーGは乾くと光沢がまったくでません。私感ながら上塗りの載りがよさそうな感じが手触りも含めいたします。
      仕上げ塗り(中塗り・上塗り)材料セラMレタンの場合
仕上げ塗りです。一連の作業においてもまた建物にとっても外壁の仕上げ塗りはメインイベント的な工程だと思います。
職人の腕の見せ所でもあります。こう考えるのは私だけかもしれませんが、私の手によってだんだん建物がきれいになっていくのを目の当たりにするにつれ気分爽快といいますか、ある意味喜びを感jじながら作業できる工程です。
セラMレタンを中塗り施工中です


仕上げ塗り完成後の画像です、ボンタイル吹き付け外壁(モルタル)の塗り替え施工例でした。
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