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一塗専心30年!!腕に覚えあり!


おかげさまで先代の後を継ぎ23年目になりました。




四方山(よもやま)、辞書で見ましたところ”世の中のいろいろな事”とありました


今から八年前、娘の七五三のお祝いの時の2ショットです。
当時は忙しくせっかくの晴れ着姿なのに仕事着で一緒に写った写真しか残っておりません
お天気商売でもあります、この稼業.....
二代目である私の子供時代もそうでしたが私自身も仕事を優先せざるを得ず
子供たちの運動会やイベントには
いくらも参加してやることができませんでした。
その分家内にも負担をかけてしまったとも思います。
塗装職人であるがゆえに......



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“ええ職人ドットコム”さんからたどり着かれた閲覧者様、ありがとうございます。
また、塗り替え、塗装、ペンキ等々....検索からここまでたどりついて当方のHPを開いていただいた閲覧者様にも心から感謝いたします、ありがとうございました。

素人さんが御自分で住まいの塗装などのメンテナンスをなさるのは高所作業などを含めてほとんど不可能なことなので専門の塗装業者をお探し中だと御察しいたします、

インターネットにHPを公開してる業者だけでもかなりの数になると思いますし、
HPなどインターネットを活用していない業者(最近では少数派?)までふくめるとそれこそ大変な数です。
後になって後悔しないように慎重に業者選びを考えられて当然だと思います。


依頼しやすい業者......
・知り合いや付き合いのある方々にたまたまいた業者
・知り合いや付き合いのある方の建物を施工し、紹介していただいた業者
・大手のリフォーム会社(TVなどでも有名な規模のところなど)
・チラシや広告,インターネットのHP等で知った業者
・近所や同じ町内に住む業者
・やはり近所などで施工例があり”仕事ぶり“を御存知の業者
たいていは以上の業者のどれかにあてはまる業者に依頼されるのではないでしょうか。
上記のきっかけはすべて違うようですがに共通していることがひとつだけあります。
どんなケースにしろご依頼したお客様に
信用を得ている業者だということです。



このHPの管理人であります当方は残念ながら零細ですので大手さんのような絶対的な看板(知名度)はありません。

それでも先代の跡を継ぎこの稼業で23年間がんばってこれたのはお得意様、お客様に
信用していただいてきたからこそたと僭越ながら確信をもっています。




塗装職人って一口に言いますが残念ながら自分の稼業は大工や左官職人とは違い日本の伝統的な工芸技術(漆や塗師工芸*1)を踏襲したものではありません。
近代洋式塗装を我が国独特の職人気質で実践していると思っていただければ、もしかして近いんじゃないかなとも思います。
私のお客様は、リピーターもしくはリピーターのお客様のご紹介のお客様がほとんどです、
新規のお客様を開拓したい意味もあってHPを立ち上げたという経緯もありますが.
現場の御近所に工事のあいさつ回りに伺った際、思うところありましてその同じ町内のお客様のお宅に伺いました。
実は、先代の時からのお得意様で、私の代になってからも変らずに御贔屓にしてくださったお客様だったのですが、前回の塗り替え(といってももう6年前になるのですが...)
の翌年ご主人様が亡くなられたという悲報にショックを受けたことがあったのです。
お客様の方も息子さんに代が代わられ、私とは面識もないためそのまま疎遠になってしまいつつあったのですが....
近くまで行ったので思い切って訪ねさせていただきました。
結果、亡くなられたお客様が息子さんである今のご主人様に
私のことをお話されてくださってたようで、今回も塗り替え工事をさせていただくこととあいなりました。
生前も大変かわいがっていただいたこともあり、感謝の念に耐えられず、ひさしぶりに涙々となってしまいました。
親子二代にわたり気に入ってくださった先代のご主人様の御恩に少しでもむくいられますよう、そして今のご主人様にも喜んでいただけますよう直いっそう一生懸命゛いい仕事”を努めたいと思っております。

横浜市内、元町公園内にございます我が国塗装発祥の記念碑です。
我が町横浜、明治期の文明開化のシンボル的存在は御承知の通りでしょうが
近代洋式塗装が最初に上陸した地でもあったのです。
この稼業に就いて早いもので30年近い月日が流れてしまいました、
携わってまいりました現場はやはり“町場”民間の一般住宅が圧倒的に多いのですが時にはちょっと変わった現場にも関わりさせていただいたこともあります。職人になりたての最初の年には湘南は江ノ島の対岸にありますボーリング場の天井の塗り替え工事を徹夜の仕事で施工した記憶があります。
夏場に昼間の現場を終えその後に徹夜ですから体力的にもかなりキツく、尚且つなんの手当てももらえなかったことで親方(修行時代なので父ではありません)を随分遺憾に感じもしましたが今となっては若かりしころのいい経験だったともおもいます、今から30年近く前のことですので当時の工事等の写真は残念ながらございませんが、ここ3・4年で携わった自分の中では珍しい部類の仕事を画像も交え少し御紹介いたしましょう。
神奈川県内の(横浜市ではございません)とある公園の遊具をお付き合いさせていただいている造園土木業者さんの依頼で私が塗ったものです。色の選択、色の配置などすべて私にまかせていただき私のセンスで塗り上げたのです、施工当時はパソコンはおろかデジカメもあつかえず、さらに携帯もカメラなしメール機能なしの状態でした。下の画像はつい最近(施工から約2年後です)たまたま近くを通りかかった時思い出し、懐かしさも手伝って撮影したものです、2年経過のわりにはキレイでさすがにウレタン系塗料を使用した効果ありだなと自分なりに納得いたしました。
画像にマウスをかざしてみてください。塗りあがってすぐにうちの次男と長女を連れて行った時の画像もご覧になれます(アナログ写真を取り込んだものです)。2年の歳月と遊具ということを考慮してもやはり2液型ウレタン系塗料はお奨めだと思います。
 
今までの仕事の中では一番変わった部類になるとしたら米軍厚木基地内の野球のグランドの得点掲示板の塗り替え工事になると思います。仲間の手伝いで関わったもので工事中の画像はないのですが厚木基地という特殊な場所も含め話のタネもたくさんありますし、大変貴重な経験をさせてくれた仲間にも感謝しております。当時イラク戦争の最中だったこともあり基地入り口に据えられた機関銃に驚いたり、入所の際にトラックの荷台や車の下までチェックされた事など普段の仕事ではありえない事の連続でした。また厚木基地内には映画館はおろかゴルフ場まであったのも驚きでした。
仕事自体もかって経験のなかった塗り物で私の親父の形見でもあるエアレススプレーを持ち出し仕上げたのもいい思い出です、現場の場所がら故、その後の様子は2度と見る事もないのが残念でもあります。

画像は休憩時に展示してあった戦闘機をバックに撮影してもらったものです。現場のグランドはこの戦闘機のすぐ裏手でした。
職人、塗装職人に限らず建築に携わる職人は多種多様に及びます。
素人さんに職人の▽腕の良し悪し▽を見極めたりするのは
大変むつかしいこととお察しいたします。
直接▽腕の良し悪し▽とは結びつかないかもしれませんが職人のちょっとした動作を観察すると
ある程度その職人のレベルも想像がつくかもしれません。
  1. 屋根の上を歩く時ドタバタと歩く職人⇒建物に対する労わりの気持ちがないと見受けられます。ちょっと職人としての丁寧さはのぞめないかもしれません。
  2. 大声で笑ったり世間話をしながらの仕事を平気で進める職人⇒注意力が散漫になりはしないでしょうか?塗り残し、、手抜き工事、そして御近所への御迷惑が心配です。
  3. 作業しながらの喫煙、咥え煙草をする職人⇒こちらは職人うんぬんより社会人としての”モラル”の問題じゃないでしょうか。
大切なお住まいの工事時に上記三つにあてはまる職人とは関わりたくないものです。



現在、私は一人親方としてほとんどの仕事をこなしています、こちらのパートでは過去の経験を踏まえ職人としてのこだわり精神論を語ってみたいと思います、頑固オヤジの戯言かもしれませんが......

建築塗装職人も千差万別です、
塗装業者選びで考慮し選択されたつもりでも実際に作業にあたる人間が施工当日までお客様にわからないのが実情だと思います。

いくら良い監督、管理者のいる業者でも作業にあたる職人によって仕事(*1)の良し悪しが左右されるのは明白だと思います。
                            *1ここでいう仕事とは塗装工事そのもののことです。
自分もこの稼業・業界が永く、過去いろんな現場、人間関係的なものを経験してまいりました。
いわゆる助っ人として人数の多い塗装会社さんの仕事に携わった事も少なからずございます。また自分も職人を雇ったり、助っ人として招いたり、先代の若い衆も含めてたくさんの職人さんを見てまいりました。
一口に塗装職人といっても腕(一般的にいう技術の質のことです、スポーツでいうスキルに近いかもしれません)やその職人のもっているスピリットといいますか”志”も人それぞれであったと思います。プライドのない職人(*2)は、私が考えますに、塗装屋に限らずどんな家業であれ職人とは呼べず、しいて言わしていただければ頭数合わせの”人足”の類だと考えます。時間から時間と申しますか日当制の弊害だと思いますが頑張っても適当に過ごしても一日の手間は同じ、頑張るだけ損だという技術や気持ちを出し惜しみする考えの職人ではいい仕事は残念ながら望めません。
               *2プライド(誇りや自尊心)と見栄(自分を実際より良く見せようとする事)とはちがうと思います、残念ながら見栄が優先でプライドのない職人と関わってがっかりした気持ちになってしまった経験もあります。



先代が他界する前に私にいくつかの職人の心構え的な教訓をのこしてくれました。私がこの稼業に就いて最初の修行に出される前に言われた言葉があります。
”職人というものは、一日は一日なんだよ”山口県訛りの発音で関東風にしゃべる独特の言い回しで今思いだしても懐かしさがこみ上げてまいりますが、意味はといいますとこういうことです。
上記にも関連がありますが、ダラダラすごしても一生懸命やっても一日は一日、日々の積み重ねで腕もあがっていくんだという意味だったと思います。
私の前では一度も褒めてくれたことはないのですが、材料屋さんや当時の先代の若い衆などに私には”仕事根性”があるとは言ってくれていたようです。繰り返しいいますが仕事上のことで生前は面と向かって褒められた記憶はないです。まあ気性的にわかるような気がします、先代も私も同じB型ですから........
一般的に経営者的な立場、いわゆる社長さんや親方さんになるのでしょうが、こちらも儲け優先的な方があまりにも蔓延っている現状だと思います。塗装業者ではありませんでしたがテレビや新聞をにぎわした悪徳リフォーム業者のごとく儲けるためにはなんでもありのような風潮の世の中ではあまりにもせちがらすぎると思います。ひどい話になりますと飛び込みで来た塗装業者の営業のしつこさに押され、渋々発注なさったお客様が結局希望通りの仕上げにならずクレームとして工事を止め、塗装やリフォームの110番なる組織に相談したところその業者とその組織がグルだったというなにも信じられなくなるようなお話をご本人からお聞きしました。横浜市内の某塗装業者の社長さんなどご自身はほとんど現場で作業なさることもなく、ドイツ製の高級スポーツカーに乗られ、職人は極力安く雇い、自身が工務店や建築業者の下請けにも関わらずさらに下請けに発注する際には3割以上のマージンをとるというアコギさに当時の私はあきれるやら、反発するやらですぐに縁を切らせていただきました。業界の仕組みといえばそれまでですが、そこに仕事を依頼されてるお客様がお気の毒でなりませんですし、そこまでしてまでドイツ製高級車などに乗りたいとも思いませんでした。確かに職人の人数も多く会社の規模も大きいかもしれませんがこういう業者に依頼された施主様も支払われた金額にみあった仕事(*1)とはならないと思いますし、ドイツ製高級車などの贅沢のために支払われた金額の何割かが使われると考えるとなんとも割りの合わない話になってしまうと思うのは私だけなんでしょうね....。


フレーム
右側が現在の愛車です、ネットでほぼ同じコンディションの規制をクリアしたガソリン仕様のアトラスを探し出し乗り換えをしましたちなみにナンバーは4桁の部分は先代のアトラスと一緒です、パワーウィンドウになったぶんちょっとグレードアップです
(^^;今まで8年間手動で窓の開閉をしてまいりました。
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