さとやま食らいふ 019

トルシーとチャービルのサラダ

トルシーのサラダ 
トルシー(ホーリー・バジル)、チャービル、カラウィラ(スリランカの苦瓜)が主役。香りの強いトルシーとチャービル、そこに舌を委縮させる苦味のカラウィラ。パプリカ、赤玉ねぎを加えて味付けはレモン・ジュース。塩は振らない。

 朝はこの生サラダに6枚切りトースト1枚。生サラダは大皿に山盛りのを平らげる。塩を振らないのでアオカビのチーズをナイフでちぎって散らして一緒に食べる。トルシーを食べていると知り合いのシンハラ人に言ったら「なあに、それ?」。んん、トルシーを食べる人はいないか。マラリア蚊を避けるために家の周囲に植えましょうとスリランカで宣伝されたことがあるけど広まらなかったしな。私は2011年から自身で人体実験して、葉をたっぷり生食して、いまだに生きている。体の異常はない。お茶にして飲むのは知っているけど、生のほうが効く、んん、みたい?。かも。
何に効くかと言って、さて、わからない。アオカビの一片と一緒に頬張るとこれが結構いける。この生ハーブサラダ、私のステイプル・フードになって久しい。

 チャービルは冬になって雪が降っても庭で採れるのだけど、トルシーは10月下旬から生育が止まってしまう。畑の株を掘りあげて鉢に移し、まきストーブの近くに置く。温かくしてやっているつもりだけど、葉の生育が弱い。すぐに穂を立てて花を付けようとする。寒さには耐えられないから、穂を立て花を咲かせ、種をつけて来年の春に備えようと彼らは自衛する。そうなったら穂に巻き付いて群生するパープルなつぼみを摘んでサラダにパラパラ。これが薬臭いけど結構、食える。


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