KhasyaReport さとやま食らいふ 009

りんごのプリザーブ

鍋にいっぱいのりんご。仕上がると三分の二になる。上に載っているのはホースラディッシュ。

 冬の始まりはそんなに寒くないからストーブのそばでキーを打つ。キーを打ちながら焼きりんごを食べる。斉藤農園のたきちさんから分けて頂いたりんごを家庭用アルミホイールで二重に包んでストーブに載せてりんごを焼いて、ジューッと鉄板が音を立てたらりんごを天地さかさまに置きなおして、もう一度ジューっと音が立つまで待つ。熱くなったりんごジュースが包みからこぼれたら、焼きりんごの出来上がり。一晩置いて芯をくり抜いてそのまま食べる。

ザクッとりんごを切って、
鍋に放り込むだけ。
 この焼きりんごにリンゴのプリザーブを載せる。リンゴ、リンゴで何とも濃厚な味わい。
 プリザーブは荒っぽくつくる。りんごをぶつ切りにして鍋に入れ、そのままストーブに載せる。こってりと甘くしたくて沖縄のキビ砂糖をたっぷり加えた。ここにセイロン肉桂は欠かせない。キニティ・エカイを入れる。ことこと、ことこと。鉄板に熱せられて放っておけばゆっくり自然にプリザーブになる。パンに載せて食べるときはレモンの薄切りを加えてがぶり。ヨーグルトに載せるときはそのまま何も加えず食べてしまう。  2014-2-16


さとやま食らいふ目次山里ライフ かしゃぐら通信から

アマゾンで丹野冨雄の本を探す


アマゾンでKhasyaReportの本を探す