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▼あらすじ 「消えたい……」 全てに絶望したミサキは、自らの怒りや苦しみが詰め込まれた爆弾データをネットに投下しながら踏切へ飛び込む。 しかし、目覚めた場所は天国でも地獄でもなかった。 そこで、願いが叶うと信じて絵を描く少女サーシャに出会う。 消されても消されても描き続ける少女に苛つき、罵声を浴びせながらも彼女の元へと通い詰めてしまう日々…… 「死ぬ前に現実というものを教えてやる」 そう息巻くミサキだったが、ある出来事がきっかけとなって逆に無情な現実を突きつけられてしまう。 そして、雪の舞い降る夜の道に”一つしかない二人の足跡”がどこまでも続いていく―― ▼登場人物 ・木内未咲♀(キウチミサキ) 家族に問題を抱え、消えたい という願望を持つ高校生。 15〜16歳 ・サーシャ♀(−−−−−−) チョークで絵を描き続ける少女。 『サーシャ』は通称。 5〜6歳 ・山村江里♀(ヤマムラエリ) 明るく活発で人なつっこい子。 ミサキの唯一の友達。 15〜16歳 ・岩間洋子♀(イワマヨウコ) 地元の総合病院に 勤務する看護師。 27〜28歳
途中から読まれる方は【各章のあらすじ】で
内容をご確認ください(別窓) 表 紙 第1章 絵を描く少女 第2章 壊れた家 第3章 裏切り 第4章 嘘の記憶 第5章 衝 動 第6章 雪の舞い降るあの坂を 第7章 哀しい再会 最終章 小さな天使が眠るとき |