1995
同じ高校に通う斉木直樹&福島馨を中心としたオーディオドラマ制作を目的とするグループを結成。ドラマ用の脚本、音楽などを作る。
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1996
3月/"IHONO(イホノ)"という名称での活動を開始。初のIHONO名義の音楽アルバム『Fiction
Romantic』では、その後の方向性の足掛かりとなる詩の朗読の作品が収められる。
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1997
オーディオドラマの短編作品を数点録音。この時、出演者の役者さんたちに斉木直樹が書きためていた詩を朗読してもらう。朗読にバックミュージックとして音楽を乗せた『夏の記憶』というポエトリー・リーディング・ミュージックアルバム(IHONOではこうした作品を"朗読詩集"と名付ける)を制作する。無料配付のカセットテープを名古屋各地の商店やギャラリー、大学などに置いてもらう。
斉木直樹、詩集として『戸惑い』を制作。これもまたコピー紙での無料配付。
『夏の記憶』の完成によってIHONOはオーディオドラマの構想だけでなく様々な活動展開のできるグループとしての模索を始める。
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1998
5月/ポエトリー・リーディング・ミュージックの新しい可能性を追求・示唆した実験的意欲作『あいまいな言葉の成り行き』完成。名古屋芸術大学音楽学部の講師の方々に「まだ誰も聴いたことのない新しい音楽」と評される。詩、録音方法、楽曲において全く新しい方法論で“詩の朗読の音楽”常識を打ち破った作品となるが(悲しいかな)自分達で盛り上がるばかりとなる。様々な音楽会社に投稿に日々を続ける。
12月/アルバムとしての流れを重視した3作目の朗読詩集『春まで』を制作。季節感・空気感を描く情景的なムードを持ったアルバムとなる。
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1999
山田悟監督の短編映画『バトル銭湯』サウンドトラック、音楽制作・提供。
6月/『春まで』と同時進行して制作されていた『春まで』とは全く相反する、よりポップで楽曲としての完成度を持つ朗読詩集アルバム『ねぇ、君』が完成。この作品からイラストレーターの加藤都がIHONOの正式メンバーとして加わり、IHONOの方向性は《異なるメディアの人間たちのコラボレーションから作品を生み出す》という“メディア・バンド”のスタイルとして確定する。
斉木直樹、無料配付用詩集『切り貼りの風景vol.1』を制作。同年『〜vol.2』も制作。
この年の夏、京都のフリーマーケットに出店。朗読詩集アルバムのカセットテープを中心に販売。また、有線放送のインディーズアーティストを紹介する番組『フレッシュ・ミュージシャン』でIHONOの『夏子ちゃん』(アルバム『夏の記憶』に収録)という作品が放送される。
11月/福島馨、名古屋芸術大学劇団蒼影の演劇公演『ふゆう』に参加。サウンドトラックや映像編集などを手掛ける。同タイトルのサウンドトラックテープを販売。
12月/福島馨、愛知県江南市でのファッションショーイベント『流行美術』において山口屋英之氏のコンセプチュアル・ショー『be
done』に音楽担当&モデルとして参加。『The
March of
Dictatorship』という楽曲を提供。
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2000
5月/新作と過去4作の朗読詩集作品からピックアップした曲を再ミキシングしたコンピレーションアルバム、IHONO初のCD『Abend/アーベント』制作。同作を名古屋伏見の書店《書物の森》、千種の《ちくさ正文館》で依託販売してもらう。
6月/福島馨、アーティスト伊藤佳範&岡川卓詩の依頼により名古屋芸術大学/ギャラリーBでのイベント『NG大学』で校歌を作曲。
7月、IHONOのホームページ『World
of
World』開設。IHONOのこれまでの活動経歴や作品、エッセイや文章などを公開。
9月/演劇の役者で、詩の朗読にも参加している緒方麻子氏からイメージプロモーションビデオ制作を依頼。インディーズムービーの監督、辻則行氏が参加し、緒方氏の朗読した『水脈』/『宵待ち』のクリップの制作を開始、絵コンテを作成する。
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2001
2月/『水脈』/『宵待ち』の撮影。3月に『宵待ち』を完成させる。
4月/福島馨、劇団顔交換の演劇公演『花見月』のオリジナルサウンドトラックを制作、販売。
7月/IHONOの写真を専属的に撮っている萩原正穂氏にIHONOのイメージポスターのための写真撮影を依頼。遠藤氏&森氏がモデルとして参加(『photo
collaboration 2001, summer』)。
8月/ネット上でIHONOが登録しているインディーズ支援サイト、PLAYER'S
SERVERの協力により名古屋矢場町パルコでの『ロックンロールバザール』に朗読詩集アルバム作品と無料配付テープなどを出展。
9月/オリジナル朗読詩集アルバムとしては5作目にあたる『被写体』完成。販売開始。
同アルバム名古屋伏見の書店《書物の森》、千種の《ちくさ正文館》で依託販売。
11月/ポートメッセ名古屋での『クリエーターズマーケット』に出展。出展時、ケーブルテレビ"GET.TV"のテレビ取材を受ける。名古屋テレビ『今人Club』の取材依頼を受ける。
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2002
3月/名古屋テレビ『今人Club』の取材を受ける。
4月/名古屋テレビ『今人Club』が紹介放送される。
10月/12,13日加藤
都が横浜ポートサイト公園で開かれた全オリジナル作品のみのフリーマーケット『アート縁日
vol.11』に出展。
11月/名古屋芸術大学芸大祭で劇団顔交換演劇公演『ハカイの街』に福島
馨が映像と役者で参加。大好評を得る。脚本・演出/大野知恵子、共演/坂中潤子・新海真弓。
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2003
3月/劇団顔交換第8回公演『あめゆめつゆめ』の宣伝用チラシを制作。
大阪・フェスティバルゲート内Bridgeで行われた劇団維新派の公演『30/1』に福島
馨が音楽で参加。森
正吏演出『少年飛行〜遠くで聞こえる心臓の音〜』の楽曲を手掛ける。
8月/『photo
collaboration 2003,
summer』企画のための撮影。写真撮影:萩原正穂、モデル:重栖健一,小山裕紀恵,竹渓潤,伊達朋香。撮影場所:愛知県鶴舞公園。
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2004
2月/IHONOの参加したイベント・演劇等のサウンドトラックや未発表作品で構成されたアルバム『lovecalls.』発表。
3・4月/日置浩章氏企画により、パフォーマンス・アーティスト、明日香の楽曲『全てがシャカになるくらい!』を作曲・プロモーション。
8月/『photo
collaboration 2004,
summer』企画のための撮影。写真撮影:萩原正穂、モデルに遠藤由美さんが3年ぶりに参加。撮影場所:浜松、中田島砂丘。
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2005
2月/IHONO初の長編映画の制作開始。脚本・監督/福島
馨。
10月/斉木直樹、念願のカフェ【Poma
Pmme
Cafe(ポマポムカフェ)】を愛知県江南市にオープン。
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2006
8月/劇団顔交換第11回公演『ブエナ・ビスタ』の音楽を福島
馨が担当。
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2007
9月/劇団顔交換第12回公演『ララ…』の映像を福島
馨が担当。
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2009
11月/劇団顔交換第14回公演『悪魔の食卓』の宣伝美術を福島
馨が担当。
パフォーマンス・シンガー、ひろぽんのアルバムを制作開始。11月/シングル『幸せな日々。』発表
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2011
11月/東日本大震災・福島第一原発事故を受けて岩上安身氏主宰IWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)による福島県の人々へのインタビュー企画『百人百話』(11月7日より百人のインタビューがウェブ配信)の映像編集にボランティア協力。
11月/日本への関心と支援の継続を世界に呼びかけるため、UKの詩人・アーティスト:Gwylym
Owen氏のプロジェクト、POINT-lessとの共同作品『Nihon
Rising』の作曲を福島馨が担当。世界16カ国の49人の賛同者が画像を提供し、それらを使用したワールドワイドなコラボレーションビデオを制作・公開。
パフォーマンス・シンガー、ひろぽんのアルバムを制作。
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2012
3月/パフォーマンス・シンガー、ひろぽんのアルバムが約3年ごしについに完成!全13曲収録。
11月/IHONOが2012年11月17日[土]から12月9日[日]までアートラボあいちで開催された名古屋芸術大学主宰のアートイベント『ウ・ラジオストック博物館』の音楽を担当。ラジオジングル・テーマ曲などを制作。
→http://uradiostockmuseum.jimdo.com
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2015
1月/イギリスの詩人Gwylym
Owen氏との2度目のコラボレーション作品、『The
Prize and The Cost』楽曲制作。シリアをはじめとした中東戦争や難民問題などに焦点を当てた作品。
→サイトのトップページでお聴きいただけます。
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2017
8月/長きにわたって制作されたポエトリー・リーディング・アルバム最新作『ジカンヒョウ』を発表。
9月/ウェブサイト“WORLD
of
WORLD”を大きくリニューアル。これまでの作品をほぼすべてこのサイトで閲覧+視聴可能に。
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2018
2月/過去に創作されたインストゥルメンタル作品を収めたアルバム『Magnetic
Tape』『Outerspeacies』『idea
sketches』を発表。
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2019
4月/rubic
qubicのアルバム『DIGITAL』のCDパッケージデザインを担当。
8月/旧作でありながら新作、アナログ音源期のインストゥルメンタル作品にさらに手を加え完成させたアルバム『Portable
Lo-Fi』を発表。
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2020
1月/聴きながら読む詩集、『ポエトリーリーディング・ミュージックビデオ・アルバム』として再編纂された【夏の記憶】の動画制作・公開。
9月/インストゥルメンタル・アルバム『PARALLEL
stories』を発表・公開。
11月/文月ふう氏/作画、桑木恭子氏/脚本・ナレーション、福島馨/音楽・編集・監督のコラボレーションアニメ作品『チェルシーちゃん』を発表・公開。
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2021
5月/rubic
qubicのアルバム『exploit』のCDパッケージデザイン、歌詞ビデオクリップを制作。
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2023
9月/rubic qubicのアルバム『喜劇王』に収録の【魔王】のオリジナルミュージックビデオ公開。福島馨が監督・撮影・アニメ制作。これまでほとんど表に出ることのなかった福島馨のイラストがこの作品で初めて大きくフィーチャーされた。
今後も様々な活動を展開する予定。
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