●歌詞●
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Lyrics Written by Manabu
Fukushima
1.
Headache
(Instrumental)
2.
Digital
男だからとか女だからとかって
あれこれと決めつけられるなんてデジタル
世代とか血液型なんかで
括ったり括られいい気になってる
だけど
ああ本当にそれでいいの?
おかしいことおかしいと言えないムードに今流されたら
おかしいことおかしくないって認めていることと同じ
押し黙ったり
見て見ないふり
逃げるほど追い詰められていくもの
男みたいとか女みたいとかって
そんな風に片付けられるなんてデジタル
飼い主を真似る小鳥みたい
条件反射で受け応えしてる
そして
ああ誰かのせいにするの?
信じられないひどい出来事は信じすぎる気持ちが生むよ
ありもしない嘘に踊らされ
本当の味方撃つことになる
利巧ぶったり
足引っ張ったり
無理するほど息が苦しくなるだけ
男らしくとか女らしくとかって
いちいちと押し付けられるなんてデジタル
何キャラとか〇〇系なんかで
居場所与えられてその気になってる
だけど
ああいつまでそこにいるの?
3.
デフレ・インターナショナル
街に出れば
直ぐに分かる
人の波かきわけ思い知るはず
いくらオレがオレでオレらしくあろうと
これだけの人を前に何の価値がある?
一つが流行れば皆真似する
飽きられる前にまた次を探す
こんな時代
せめて生き残りましょ
足並みを揃えよ競争社会
人の処理速度
超える情報
皆キャパシティオーバー
2〜3秒毎 上がる投稿
すでにデフレ・インターナショナル
偽造・盗作 価格暴落
全てがコモディティゼイション
薄利多売 弱肉強食
続くデフレ・インターナショナル
選挙権なんて持たされたって
皆言うことにそれほどの違いはない
時間と金いくら費やしたって
ゴミも問題も山積みのまま
人の数だけ意見なんてある
それを全部聞いていたんじゃキリなんてない
デカイ声の奴だけが得してばっか
カナリアは今夜も一人で嘆く
窮屈なまでのFreedom
限りある生命の中何を選ぶ?
はちきれんばかりの情報量
それは洪水僕らを押し流す
縮こまりきった経営プラン
外れなし狙いなら当たりもなし
適応の早いNationalism
もはや異常事態すら暮らしの一部
美少女だらけ
目移りしちゃう
特に誰か一人絞る理由なんてない
「浮気性はヤダ
でもストーカーもヤダ」
定められた距離だけは埋まるはずもない
自主規制された表現の中
謳うは愛と夢と勇気ばかり
調子に乗れば
すぐ見せしめになる
そして拍車がかかるデフレ・インターナショナル
人の処理速度
超える情報
皆キャパシティオーバー
2〜3秒毎 上がる投稿
すでにデフレ・インターナショナル
偽造・盗作 価格暴落
全てがコモディティゼイション
薄利多売 弱肉強食
続くデフレ・インターナショナル
4.
Communication
久しぶりに会えたのに
画面ばかり見つめてる
どんなに今日を待ちわびてきたか分かる?
忙しそうな素振りで
話しかけてもうわの空
いつになったらまともに向き合うつもり?
楽しいことは皆それぞれ
だからと言って周りのこと
いないことにできないよ
何も言わずに分かり合う
まだそんな仲じゃないよね
気が付いた後じゃ手遅れ
だから目の前を見て
誰だって沈黙は怖い
話し上手に見られたい
だけど言葉の他にない
思い伝えるために
席を外した間に
違う人と替わっても
気づいてもらえないような気さえするよ
他の人たちの目には
どんな関係(ふう)に映るかな?
自分で自分が一番分からなくて
大事なことは時と場合で
入れ替わることもあるけれど
今すべきことは何?
でも本当は信じたい
ここに来た理由は同じ
カタチが見えにくいだけで
きっと通じ合ってる
突然こっちに画面向けて
見せてくれた可笑しい写真
話題を探してたんだね
ホントすごく笑える
5. I'M A
GOD
火が上がる
血が騒ぐ
今日もまた
獲物探す
情報を偽り
正体は見せず
闇の奥潜み
毒を撒き散らす
殴ろうとしても
実体は持たず
誰も指一つ触れることすらできない
我思う、故に我在り
絶対なる存在 I'M A
GOD
人の上に人在らず
我こそが法なり I'M A
GOD
誰も皆 秘密がある
表と裏
使い分けて
つけあがった奴の評判を落とし
たてつく連中は叩き潰すのみ
正しいも悪いも
俺の気分次第
先に謝ったほうが身の為になるぜ
我思う、故に我在り
絶対なる存在 I'M A
GOD
人の上に人在らず
我こそが法なり I'M A
GOD
夢心地
現実社会の落ちこぼれ達
仮の姿得て羽ばたくがいい
どんな思想でも自由に叫べる
間違いや嘘で真実を覆え
我思う、故に我在り
絶対なる存在 I'M A
GOD
人の上に人在らず
我こそが法なり I'M A
GOD
いい身分
I'M A GOD
6.
Crystal
遠くの街へ向かう列車が走る
涙を浮かべ別れる人を乗せて
何も言わずに時間だけが流れる
この世界から取り残された二人
電話や手紙じゃ伝えきれないこと
そっと手を握るから感じていてほしい
その白い息や
小さな足跡は
君が今ここに生きている証(しるし)
君のすべてをずっと見届けたい
一番近い場所で
一番綺麗なものに今気づいたよ
美しく透明な君の強がり
写真の表情じゃ気づけなかったこと
その瞳(め)を見つめるから
素直に見つめ返して
その細い指や
白すぎる肌が
もろく儚い嘘だったとしても
僕のすべてをかけて守りたい
君と過ごす瞬間(とき)を
その白い息や
小さな足跡は
君が今ここに生きている証(しるし)
君のすべてを
ずっと見届けたい
一番近い場所で
ずっと側にいたい
許されることなら
7.
野蛮人
無いものなど何もないほど一見豊かで
そこそこの自由もそこそこ味わえる
情報なら何でも手に入りそうな気がする
でもその陰では原始時代まで逆行している
暴力
恫喝 偏見 中傷 略奪 弾圧
その他諸々
強い者に味方する方が一見利口で
一時的に甘い汁だってそこそこ味わえる
今あるもの全て諦めて野生に帰るか
もう一度自由を夢見て皆で力を合わせるか
そんな時困ったことに俺ときたら
そんな時代に生きてるくせに君ときたら
・・・
8.
Like
もて囃され僕は狂った
このスポットライトもう手放せない
I hear
a voice inside my
head
"what will you do to
entertain
us?"
もう限界を超えているのに
(Like)
I lose myself, I Do
Anything, I Bet My
Life
(Like)
Can't help myself,
Spend My Everything, All
The Time
良い反応をずっと待ってる
数分おき 見てる
一晩中
I know
you just don't have time
now
This post will
entertain you
閉ざされた部屋に独り
(Like)
I lose myself, I Do
Anything, I Bet My
Life
(Like)
Can't help myself,
Spend My Everything, All
The Time
9.
テレパシーが流行りだす理由
The
Reason Why Telepathy Is
Getting
Popular
言葉はとても便利なツール
歴史がつなぐ偉大なるルール
自分勝手に受け止めるばかりで
肝心なことは分かり合わないまま
まるでテレパシー
頭が割れそうなんだ
心の声が
今日も飛び交ってる
言いたい放題
操作は単純明快
でも返事が来なくちゃ
落ち着かないもの
調べものならばすぐに見つかる
知りたいことは皆教えてくれる
君は瞬時に探し当てられるが
こんな満たされないのは何故だろう
これはテレパシー
全部が筒抜けなんだ
やることなすこと
先読みされてる
自分の意見も
ないわけじゃないけど
言葉にすると
取り消せなくなるから
批判 (Dis)
悪口 (Abuse)
嫉妬 (Envy)
皮肉 (Irony)
デマ (False rumor)
愚痴 (Complaint)
上から目線
(Condescending)
ポーカーフェイス
(Pokerface)
名前も顔も居場所も晒し
胸張って生きてる強い君を見た
後ろめたさ
しがみつくプライバシー
守るべきものは自分?未来?一体何なの?
まるでテレパシー
空気を読む天才
言われる前から
動けるなんて優秀
組織の中では
上の言うことが絶対
でも忠実に仕えたのに
切り捨てられる現実
これはテレパシー
君に問いかけてくる
嘘か本当か?
ぶつかり合うセオリー
答えにもう少しで
たどり着きそうになると
なぜか決まっていつも
風に舞い上がる
これはテレパシー
10.
砂の城
波打ち際に
そびえる砂の城
やがて流され崩れて散る定め
脆く儚い
遠く昔の景色
同じことが繰り返されている
穏やか
人気のない夕暮れに
潮は満ち引き
海底へ引き込まれていく
燃える太陽
帰れない故郷
瞼の裏に今も浮かぶ面影
時は過ぎても
過ちは消えない
海辺に残る 誰の為
砂の城
11.
Numbers
自分の価値を数字で示せ
信用できるか証拠を見せて
人が認めることがすべて
流行りものならすぐ仕入れて
バラ色の日々を演出して
格上の人と思い込ませ
それでだめなら悪者気取れ
不愉快さで相手のこと煽れ
君がどれだけの人と人脈があるか
どれだけの人を集められるか
それだけ聞けば十分
これ以上話す必要があるかわかる
御託ばかり並べても時間の無駄だ
それでは世間はごまかされない
この世の中で一番正直なもの
それは数字だ
順位をつければ白黒決まる
何が流行りで何が飽きられたか
グラフにすれば一目でわかる
どんな奴でもねじ伏せる方法
データが揃えば未来も見える
はじき出された答えに従え
疑うべきはおまえ自身
数の支配からはもう逃れられない
止まらないこの悲しみを抱えながらも顔色変えず
すれ違うたくさんの人
同じ思いだと気づいたら
きっと
都合の良いデータだけを見せて
すべて順調と信じ込ませ
愚かな民衆騙し通せ
もっともらしく数字で示せ
御託並べて時間を稼げ
うやむやなまま追及躱せ
理解できない用語で話せ
早くその場から姿くらませ
ごまんとある情報の中で
人は迷うと数字を頼る
だからみんなは数字を競う
数字は結果で数字は事実
オンリーワンなどロンリーワンでしかない
綺麗ごとなんてもう通じない
容赦なくさらけ出す
今ここで何が起きているのかを
終わらないその疑問符に誰に答えを求めるべきか
所詮皆ただのマイノリティ
だけど手をつなぐ準備ならいつでも
物価を上げ生活困らせ
考えさせる余裕を無くせ
身近なとこで争い起こさせ
怒りの矛先
他に向けさせ
本当のことは隠し通せ
多数決で強行に潰せ
忙しそうな素振り見せて
その場から早く姿くらませ
都合の良いデータだけ見せて
すべて順調と信じ込ませ
愚かな民衆騙し通せ
もっともらしい態度で挑め
御託並べて時間を稼げ
うやむやなまま追及躱せ
理解できない用語で話せ
早くその場から姿くらませ
12.
停電の日
冬の寒さがまだ残る3月
誰かが始めた『停電の日』
やがて少しずつ広まっていき
今では日本中のお祭りの日に
電気を使わずに一日だけ過ごすだけの日だけど
学校や会社はみんなお休み
今年は何をして過ごそうか
心細い想いさせないように
できるだけ大切な人の側に居よう
縛りつけられるものがないだけで
時の流れも緩やか
テレビもゲームも今日はおあずけ
近くの公園まで歩いて行こうか
戸棚の奥にしまい込んでた
いつかもらった2つのグローブ
キャッチボールなんて初めて
だけど少しずつ楽しくなってきた
広場はまるでキャンプ場のように
持ち寄られた食材で炊き出しがはじまる
僕らも何か手伝えたらと
危ない手つきで野菜を切り笑われる
見慣れない光景
はしゃぐ子供
助け合う人々を良く目に焼き付けて
久しぶりに灯すロウソク
お祝いみたいで胸が躍る
灯りを囲んで話し出したら
いつまでも話題が止まらなくて
もう少し普段からこんな時間を
持てたらいいのにと君も思ったはず
何かと批判もある『停電の日』
悪いとこはどんなことにだってある
一日電気が使えないだけで
見えてくる問題があるとしたら
つまりそれは今の僕らが抱えている状況そのもの
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