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妙な所で人手不足を実感する

 この季節はバレンタインに向けてあっちこっちでチョコの物販イベントがあります。誰かに贈るんじゃなくて自分が食べたくなるのでw、ちょっとそんなイベントのうちの1つを覗いて来たのです。
 そしたらもう店員さんが大変そうで。いや店員さんと呼んでいいのかどうか。
 商品の価格を把握してなくて、私物らしき手帳の手書きメモ見ながら頑張って会計してたり(…せめて客から見えないカウンター裏側に価格表貼ろうよ)、商品の中身の説明出来なくて出来る人を呼びに走り回っていたり。
 なんかこー、どうしても人足りてなくてやっとかき集めたけど研修とかやってるよーな時間取れてないデース! って宣伝しながらイベント回してる感じ。
 …大変微笑ましかったです(笑)。
 いやホントにクレームとかじゃなくてね。田舎でこの規模のイベントやるだけでももう人がいないんだなぁとしみじみ実感しちゃって。と同時に、1日単位のアルバイトを検索するような斡旋アプリやサイトが繁盛する訳だなぁとか感心しちゃったり(主に雇いたい側に需要がありそうだなぁと)。
 まあええと。とにかく会期中頑張ってね皆様。でも客がレジ前に立っていたら「お決まりですか?」とか一言なんか声かけて欲しい……で結局そのレジ近くに立っていたお姉さんもレジを触れる人ではなかったらしく別の人呼びに走ってた。困った。レジの見張り番だったのだろうかあの方は。謎だ。と言うか物販イベントなんだから客が財布持ってレジ近くに立って待ってたら何か買う気でいるんだぐらいは察してもらいたいよw

 余談。
 お目当ての1つはピーブルツリーのフェアトレードのチョコでした。色々買ってしまった。これでしばらくは急にチョコが食べたくなっても困らないゾ。苦いコーヒーとチョコの組み合わせは幸せであります。

固定リンク / 2018.2.2


通勤ノベルゲーム その54

●ラックルベリーノベルズ 第1巻

 ほのぼのRPG「ラックルベリー物語」の主人公兄弟・ナフランとピノの、小さな冒険物語。
 村に昔の友人を訪ねてやって来た旅人と過ごす村でのひとときの物語。
 超短編ノベルです。

 操作画面はまめ島に同じく、下半分が操作コントローラ・上半分がガラケーの頃の画面そのままです。縦画面はやはりやり易いなぁ…。
 難易度は全然高くはないです。ストーリー中に時々花が手に入って、それを集めて、全部集めるとスペシャルエンドに行きます。が、多分攻略サイトに頼ったりしなくてもフルコンプ出来ると思います。
 このくらいの難易度の方が通勤には良かったりするのですけれどねえ…(笑)。
 選択肢はありますが、ほのぼの絵本という感じです。

 ちなみに第1巻で止まっているのはガラケーの頃からずっとなので、……うーん、どうなんでしょう、いつか続きは出るのだろうか…。
 あと、本体(?)である「ラックルベリー物語」の方は、横画面で左に上下左右コントローラ、右に決定という固定配置なので、あれです、片手操作が出来ない。なので通勤中に出来ないのが実はかなり寂しかったりします。やり直したいのだがなぁ。悶々。

固定リンク / 2018.1.26


年末年始のNHKも油断がならなかった

 過去形でごめんなさいだよ。休みじゃなかったから録画消化組なのだよう(笑)。

●おはなしのくに→昔話裁判コンボ

 12/26、おはなしのくに「かちかち山」の直後、昔話裁判「カチカチ山裁判」
 12/27、おはなしのくに「したきりすずめ」の直後、昔話裁判「舌切りすずめ裁判」
 12/28、おはなしのくに「うらしまたろう」の直後、昔話裁判「浦島太郎裁判」
 Eテレ編成班ちょっと前出なさいコラ。何ですかこれ。番組表見ただけで笑っちゃったじゃありませんか!(笑)
 ……特に浦島太郎がなー。平和な浦島太郎のお話の後に、妊娠した女捨てて逃げ出して殺されかける昼ドラな浦島太郎裁判が続くんですよ……なんて恐ろしい…(にやにや)。

●JAPANGLE新作!

 まさか新作見られると思ってなかったので感激。ひゃっほー!
 ブランクを感じない同じトーンで作ってくれて有難いねー。2020年まではちょこちょこ新作出て来るのかな。これからも楽しみ。
 録画して日本語版英語版両方見ちゃってます。ええ。いつものことです。
 パッケージはテーマ見た瞬間おにぎりパッケージ来ると思ってました。コンビニの発明かと思ったら個人の商店が発祥だったんだー、へー…としみじみしたり。

●おとな版2点

・大人のピタゴラスイッチ
 既に毎年の恒例になりつつありますね。これからはビー玉ビーすけはこの枠で新作が出て来るのかな。期待したくなるけどどーなんだろ。
 それはそうと。本編。今までは「理論」から入るパターンが多かった気がしますが(アルゴリズムとかね)、今回は「現実」からの逆襲みたいな感触。これも視点の逆転ではあるんですが、いい感じに頭の中がシャッフルされました。おもろい。
 今まで、「大人」で初公開されて本編に逆輸入されたコーナーがいくつかあるから(ブラックボックス人問題とか、〇〇ソートとか)、本編でも見られる日が来るのかな。

・デザインあ おとなスペシャル
 なるほど、いつもの「デザインあ」が一挙に世知辛くなった!w(※褒め言葉)
 フォントBARは純粋に楽しかったけど、税金の「解散!」は滅茶苦茶世知辛いね…というか、た、タバコの本体価格初めて知った……そうなのか……税金燃やしてるんだなぁあれは。あと普段意識しないけど消費税が国税と地方税に分かれてるとかね。
 都市のレイヤは次々色んなレイヤが出て来るまではなるほどと思ってたけど、最後全部一気に重なった状態にちょっと唖然としたり。これもある意味視点の転換ではあります。
 「おとな」というより、現実的な、と呼びたくなるスペシャル。ピタゴラもある意味「現実」がテーマだったことを考えると、今Eテレ制作者内では「現実」がブームなのかしらん。物事がどんどんバーチャルに進んで行ってるのは確かですしね。

●ふるカフェ系 ハルさんの休日SP

 最近参入した組なので、昨年正月SPの再放送、金沢編と、今年の鹿児島編、どちらも拝見しましたのですよー。
 金沢はタダですら伝統工芸びっしりの街だから、ハルさんみたいなマニアにはたまらん街でしょうなぁ。私も全然知らないながらも壁が赤かったり青かったりするたびに「ほー」と感心してしまいます。
 ヨーロッパで貴族が音楽家のパトロンとして発展を促したのと同じような構造があったのかもですね。お殿様というパトロンが工芸品や建物や、そういうものの「個性」を形作るというか。なかなか興味深い。
 鹿児島編。大河ドラマに全く興味がなかったので、所々挟まるパロディが意味わかんなかったですよ、なるほどそういうことか(←後から調べた)。
 方言凄い。日本全国からするとトップクラスに判りにくいと評判の津軽弁の方がまだ理解出来る…と感じるのは単に地理的に近いから聞き慣れてるだけなんだろうな(^_^;。
 西郷どんに絡み過ぎて番宣要素が増えてしまってる感がちょっと切なかった…相変わらず建物自体の蘊蓄は面白かったのですけどねー。
 あと……やっぱりハルさんはも少し落ち着いた方がいいんじゃないかと思ったり……いやまあ、その奇行も含めてのハルさんなんだけど、ブログに写真載せるを言い訳にして変なことやっていい、みたいな感じに捉えられなくもなくてちょっと心配だわ、インスタ映えなんてのが流行っちゃう日本だからして。

●美び美にっぽん

 美の壺×びじゅチューン! あるようでなかったコラボだ。
 びじゅチューン!は夏休みなどで、時々「現物を見に行く」系SPをやるので、それもまたいつも面白く拝見してます。現物と見比べながら脱力アニメを見る楽しさ。
 今回、割ときっちりしたおもてなしパートと緩すぎるアニメパートという異色な組み合わせでしたね、大丈夫だったかしら、「美の壺」ファンの皆様。びっくりされたのではなかろうか(笑)。変なハラハラドキドキ。
 やっぱり並んで見ると更に面白いー。
 ……しかし草刈さんち、というか美の壺ハウス(?)、貴重なもの集まり過ぎでは(笑)。風神雷神図屏風なんかはまあミニチュアだから良しとしても。曜変天目の器なんて簡単に出せるものじゃないですわよね…一応あれも模造品という扱いでいいのだろうか…変な所で心配になったりして。
 年末年始、番組間の隙間時間にやたらとびじゅチューン!が挟まっていたので、再放送で久々に聞けたのも多くてそれもちょっと楽しかった。大半は録画して寝る前とかにちょっとBGMにする、みたいに消化したけれどもw

固定リンク / 2018.1.18


人間ってナンだ? 超AI入門

 終わってしばらく経ってしまった、スミマセンですよ。
 こんな専門分野を良くぞここまで落とし込んだものです、NHK頑張ったねえ…。私も専門家ではない素人なので、こういう風に砕いて貰えるととても楽しい。
 AI分野で進む色んな商品が登場したのも嬉しい。OriHimeやGoogleHomeとか、お馴染みの商品たちも、全く知らなかった商品たちも。

 それにしてもこの番組通じて紹介される「今」は、やっぱり「発展途上」という言葉がよく似合う。色んなことが出来ます、と、変に宣伝されているけれども、こうして網羅的に紹介されると「出来ない」ことの方がまだまだ多いんだなと痛感させられる。そして、ますます「人間」というものの複雑怪奇さ、めんどくささが透けて見えて来ます。だからこそこのタイトルなのでしょうが。

 医療現場で、人間が見逃した因子をAIが見つけて治療につなげた例なんかが紹介されると、将来の「AIドクター」に過大な期待を抱いてしまうけど、それが出来るようになるためにはそれこそ莫大な量の教師データが必要になる訳で。
 なので今の所そういう診断でAIが有効になるのは汎用的な…っていうのも変か、「よくある病気」なんですよね。その辺がちゃんと説明されないと、絶対数が少ない難病の治療にさえAIが役立つような錯覚を与えかねない。
 結局、人間でもやれる、けど、扱うデータが膨大過ぎて人間がやるには工数が膨らみ過ぎる、そういう分野ならAIの出番がまだある。けど、少数過ぎて難しい分野ではまだ人間でないとどうしようもない。そういう住み分けが少し見えて来た気がする。
 ……「恋愛相談AI」もだよね。あれ、「ふつーの」相談ならそれなりに答えられるけど、「いつも好きになるのはょぅじょです」「結婚した後に自分が同性愛者だと気づきました」みたいな相談に答えられるとは思えぬ。

 AIと人間は決して敵にはならない。まだ今は。少なくとも今の研究の進行方向だと、SF映画みたいに人間を支配するヒトを超えたイキモノが誕生するみたいな世界とは全く違うんだということがよく判る。
 ……けど、どうもまだ世間一般は誤解している向きがある気がする。職を奪うとかね。…実際、統計で、AIを導入した企業の雇用が減ったかどうかを調べたら全然減ってない、って数字も出ているw 経営側が人減らしにAIを使おうなんて企みも甘い、ということが見えて来る。
 ただまあ……これはどうしようもないことだけれど、この番組のレベルでもまだまだ世間一般の人レベルには難しかった、と私は思う……興味のある私ですら思う。私は興味があるから「たーのしー!」で押し切れてしまうのだけれど。とは言え専門用語も結構最低限に抑えていたとは思うし、ううむ、これ以上簡単に出来るかっつったら出来ないような気もするし。ムムム。ジレンマ。

固定リンク / 2018.1.14


2017年秋アニメ

 相変わらず年明け後に秋の話ですみませーん。

●鬼灯の冷徹二期

 二期、制作会社変わったら日常ダラダラ感がより強力になって……原作回帰とも言いますかw、いや褒め言葉。相変わらずいい雰囲気でじわじわ来ますw
 ちゃんときっちり季節合わせて来る辺りもリアルタイム感あってなかなか楽しい。
 あと、二期になって豆知識解説の割合がかなり増えて超勉強になりますね。色々と。レギュラーじゃないサブキャラたちがみんな個性的なので、それぞれに出番が多くないことが勿体ない。けど面白い。
 現世で伝説化している人たちが地獄で大活躍、っていうパターンも二期は目に見えて増えてるから地獄知識だけじゃなく歴史の勉強にもなりますー。最終回には一休さんまで出て来るし。いやーもー色んな意味でオールスターキャスト。
 春からまた始まるのかー。嬉しいなあ…。幸せ。

●キノの旅

 リブート!
 話自体が寓話だから全く時間の経過で古びない。美しいなあ…。
 前作の相ヶ瀬エルメスは声にちょっとした違和感を感じるのが逆に好きだったので(だって機械が喋るんだもの、人間と同じじゃない方がいいじゃん!)、斎藤エルメスはソツがなさ過ぎるなー。まあもちろんこれはこれでいいけど。
 キノの声が悠木さんなのは不思議な感慨だ(前作のさくらちゃんだから)。
 ……もうね。前作も好きで見てたから色々懐かしいし嬉しいし切ないし。最近のアニメはリバイバルもの多いよなぁというのはちょっと残念感もない訳ではないけど、でも、こういう復活はいいかも知れないと思わされてしまってちょっと悔しいw
 また前作アニメ見直したくなっちゃったりして。そんな時間ないなあ…。

●少女終末旅行

 私にとって23時台は色々ゴールデンタイムなので目に入って。つい。ええ、つい。Enyaとか好きなので音で最初はぴくぴくしたんですが、その後は世界観にどっぷり。
 ……こーりゃ考察班が捗りますね。私も眺めながら色々ぼんやり考えるのが楽しい物語でした。
 カメラの日付からして想定されているのは西暦3000年ちょっと辺りなのでしょうが、今から1000年前が平安時代だったことを考えると、生き物があそこまで変な方向に進化するには(ヌコとエリンギね)時間的に足りないような気がする…ので、あれ、進化じゃなくて外から来たんですかねー。とか。あるいは人間が「造った」っていうのもありかなー(原子力のゴミを処分するために)、と。一撃で5億人殺す兵器がある世界だから、そのエネルギーの「処分」のためにああいうのが必要になるかも知れないというのは納得が行く。今は原子力発電所の廃炉に何十年も必要だけれど、彼らがいたら一瞬だものね。エネルギーの安定化を「使命」と言っている辺りも(ただの食糧なら使命とは言わない気がするので、そういう役割として造られてるのかなと)。
 答えのないこういう想像をつらつら巡らせれる物語はいいねー。いつか原作も読んでみたいけど……うーむ、年末年始や夏休みみたいな長い休暇がない仕事になっちゃったからなー。
 いつかは、と心に野望だけ秘めておこう。偶然の出会いに感謝。

固定リンク / 2018.1.7


通勤ノベルゲーム その53

●コチラまめ島TV局

 地図には載っていない小さな島、「まめ島」が舞台の、やっぱりおつかいゲームです。ガラケーをほぼそのまま移植しただけー、ですが、縦画面至上主義な自分はむしろアリです!(笑) 上半分がかつてのガラケーでの画面で、下半分に上下左右決定等の疑似キーボードが表示されているタイプです。上半分は触っても反応しないので、指の動く範囲が下半分に限定されるのが、むしろ通勤向け。もうバッチリ。5インチ端末でも片手でイケる。

 視聴率90%を目指して番組を作ることになるまめ島TVクルーの仲間たちのもとに、まめ島の何処かに、動物たちも入る秘湯があるという情報が入って来る。大企業の経営者・大納言がスポンサーについてくれることになり、製作費は気にしなくて良い、という条件でその秘湯を探し出してレポートすることになるのです。

 プロデューサーから「トラの巻」を渡され、番組に必要なもの(ゲーム的にぶっちゃけるとフラグ)が判るようになっています。あとはトラの巻のヒントに従って情報を集めてゆくゲーム。情報をゲットすればトラの巻で判るので、何処までフラグが立ったのかもすぐ振り返れて、通勤中のように中断しながらやるにも大変向いてます。
 昔ガラケーでやってた頃にも思ったのですが、この「進捗度が目に見える」ことがかなりありがたいです。ヒラメキのシリーズは今時のライトゲーマーには難易度高い、と何度か書いてますが、まめ島は攻略情報なしでも頑張ればなんとかなるバランスだと思う。…そこが頑張れるかどうかは人によると思いますが(笑)。
 殺伐としてないほのぼのゲーム、のんびり楽しめます。

固定リンク / 2017.12.30


キャラクターは死なない

 もう2年になるのかぁ。
 ……「にほんごであそぼ」は相変わらず好きで、通勤準備中のBGMにしたりしています(録画で)。で、「うなりやベベン」さんが出て来るたびにその「師匠」(ということになっている)国本武春さんのことをちらりと思い出してしまいます。
 この番組のキャラクターたちはみんななかなかに強力揃いですが、うなりやベベンさんは作った曲たちも番組の「色」の1つになっていると思う。出演もし、歌も作り。パフォーマンスももちろん。映像で登場するたびに、もううなりやベベンさんが「新曲」を作ることはないんだなーと思うとしんみりしてしまいます。名曲揃いですしねえ。

 ご遺族の皆様が「にほんごであそぼ」でのうなりやベベンさんの「生存」を許してくれたことは本当に凄いことのような気がする。どんな番組でも、こんな形で「生き続ける」前例ってなかなかなかったのでは。NHKでも。
 たまに「元気コンサート」と題して地方を回ったりする時は人形で登場しますが、その人形が歌って踊ってだけじゃなくて舞台でキャラとして「会話」するシーンが時々混じることがある。あれどうなってるんだろ。過去のステージでの発言を切り貼りで使ってるのかな。あれがあると本当にうなりやベベンさんは「生きている感」が一層強まって不思議な感じがする。
 テレビというメディアの中でしか起こらない奇跡だけれど。

 ベベンさんはいつまで「生きて」いてくれるのかな。番組自体が生きている限りは、数々の名曲と一緒に生きていてくれたらいいなとは思う。
 ベベンさん「本人」がいつか画面から消えるとしても、曲はずっと残り続けるでしょう。うん。それは間違いないですね。

固定リンク / 2017.12.22


意外と「本屋復権」だったり?

 ミニストップが成人雑誌の取り扱いを中止するというニュースを見た時に最初に思ったのがこれ。

 全国の書店が、ネット通販とコンビニに客を取られていることを理由にどんどん閉店して行ってる。特色ある専門店や大規模チェーン店は何とか踏ん張ってはいるけれど、いわゆる普通の街の本屋さんはどんどんなくなってる。
 まあご多分に洩れずこの近所も状況は似ている。田舎の住宅街の場合は特にコンビニが効いているんだろうなぁとは見ていて思う。
 …とは言え、コンビニのラインナップってがっつり偏ってる訳で、少なくとも田舎のコンビニでは扱ってるのはほぼ雑誌だけみたいな感じだし、本屋さんの役割自体が終わってるとは思えないんだけどナー、とは思っていた。

 で。ミニストップ。
 ……いいんじゃないかナ? これ。こういう住み分けはもっと進んでも良いんじゃないかしら。アダルト雑誌の是非は置いといて、ニーズがある分野なのは間違いないから、それが少しでも「街の本屋さん」側の売り上げにつながる可能性は上がるし。
 アダルト分野自体、今の主戦場はネットかも知れませんけどね。紙の雑誌に何処までの吸引力が残っているのかはちと疑問ではあるけど。でも、コンビニからそういうコーナーはずっと消えずにあり続けているのは、実際に売れているからでもあるのでしょうし。

 さて、他社はどうするのかな。
 個人的には続いて欲しいなーとは思ってる。ミニストップがリリースで打ち出しているような「店自体の健全性」の表明でももちろん構わない。国際的に見て、誰でも気軽に入れる店にああいうのが並んでいること自体がマズイ、というのも判る。
 でもまあ。「住み分け」という考えがあってもいいかなと思う。
 別にコンビニでの自体、それがなくなったからってすぐ窮するような割合でもないんじゃないかなと思ったりする訳で。だったら色んな思惑含めて撤去するのもありだよなぁと思う。
 出来ればコンビニが、その取扱いサービス・商品によって、変に悪者みたいに見られる時代はそろそろ終わって欲しいですしね。

固定リンク / 2017.12.15


Fall Creators Updateが降って来てた

 名前が示す通り今回はちょっとマイナーアップデート感が強いですねえ。

・Edgeが何処に行く気なんだこれみたいな
 ブラウザを超えてファイルビュアー化しているEdge、電話サポート職には大敵になりつつありますw
 で、今回は、EPUBやPDFにメモ貼ったり…出来るように…ってぎゃー(棒読み)。ううむ更に電話サポート職を敵に回しやがるゼMS。いやいいんだけどね…。そういうことをすると、貼り付けたり書き込んだりしたファイルの保存場所がわかんなくなるPC初心者が理不尽に電話の向こうで怒鳴る光景がありありと目に浮かぶ…じゃなくて耳に浮かぶ。うん。やだなぁもう。EdgeでPDF開いてる初心者は、見る以外に何かをしようとすると印刷ですら思うようにならなくて四苦八苦なのに……編集まで……させるのか……Edgeで……(泣)。
 Webページのタスクバーのピン留めって今まで出来なかったんだっけ?? ショートカット貼ればいいだけじゃなくて??

・クラウドに預けちゃう機能
 ファイルの実体をOneDriveに置いておいてローカルにはショートカットだけ置いておくってのが出来るようになった模様ですね。……私は使わないけど。
 ファイルの容量が圧迫されている人にとっては救世主になる…かも…知れないけど、ローカルとクラウドのファイルの区別がつかなくなるっていうのは微妙に不安ですねえ。常にネットつながっている、っていうのが、決して当たり前じゃないというのを色々な場面で知っている身としては。むむむ。
 …しかしWindowsUpdateのたびごとにタクスバーにOneDriveのアイコン出現させるの止めてくんないかなMS。毎回毎回外すの地味にめんどくさい。

・人単位タスク管理の魔の手がついに
 以前から、各SNSサービスを「人」単位で連携させたら住み分け出来なくなって逃げ場なくなるんじゃないかってことをつらつらと書いてはいました。で、MSもPeopleをこういう形で進化させちゃってついにこっちの領域に足を突っ込んだんだなぁと。嫌な感慨。
 タスクバーにPeopleのアイコン出来て、特定の相手の情報は何かあったら通知とかね……。LINEに同じく「即座の反応」を求める仕様に寄ってしまったのは恐怖でしかないゾ。
 救いは今のところメールとSkypeしか対応してないことか。でもこういうことが出来るようになっちゃったら、で他アプリ向けにもAPI公開とかされちゃったりしたら、SNSアカウントの管理を一括でPeopleで、って言い出すんでしょきっと。うわぁヤダヤダ。ストーカーご用達ツールになりやがるのかマイクロソフトお前もか。

・Windows Defenderの進化
 うーむいいのか悪いのか。
 新たに購入しなくても最低限のウィルス対策が無料でついて来てることはそれなりに評価はするんですが、ランサムウェア対策として特定のアプリしかアクセス出来ないようにするフォルダを作る、とか、それ、……
 ……絶対トラブル起きる。自分のPCなのに自分で開けなくなる人絶対出て来る。
 攻撃手段が多彩になったからこそ対抗策も複雑化する。今時ですねえ…。

・使わないけどさ
 Windows+「.」で絵文字パレット出て来ない。…何処かで有効化しないとならないのかな。あるいはアプリによるのかも知れない。使わないので放置。

・Fluentデザイン
 更新されているアプリの数は多いのですが、多分、デザイン変更だけってのも多いんじゃないかと思います。Fluentデザイン対応なのかなという変化以外に違いわからーん言うものも多い。
 アラーム&クロックはタイマーとして超活用しているんですけど、これなんて、通知バルーンが半透明になった以外に何が変わったのか全然判んない! あと電卓も多分背景が透けて見えるようになっただけよねこれ!? それでいちいちスタートメニューに「新規」って書かれるとびっくりする…あと、付箋…じゃなくてStickyNotesも「新規」だったけど、これは、もしかして白付箋が使えるようになった…だけ…かも…いやビンクも新規追加かな?
 このデザインはちょっとCPUパワー食いそう。古いPCがますます重くならないきゃいいけど。かつてならクラシックデザインにすることで多少(CPUにとって)楽になるけど、Win10はそういう設定出来ませんよね…。

・モリサワの「UDデジタル教科書体」フォント
 地味に企みを感じる。ぐはあ。学校現場への忖度ですな……ええそうでしょうとも……。それにしてもこのフォントは美しいです。うっとり。さすがモリサワ。どんな文章でも国語の教科書っぽくなってしまう魔法のフォントだぁ(笑)。

固定リンク / 2017.12.8


これから生き残るはむしろハードなのか

 フリーテルが楽天に持ってかれた時、MVNOも業界再編が始まるのかなぁとじんわり感じました。ぷららモバイルが終わった時は、…まあNTT系だしなぁと(OCNモバイルあるから)と醒めた目で見ていられたのですが、フリーテルが楽天っていうのはそれとは違いましたねえ、インパクトが。
 元々、MVNOの中でもフリーテルはリアル店舗展開に割と熱心だったと思うので、それが一気に萎んでしまうんじゃないかというのはちょっともったいない。今の所MVNOの一番の弱さはリアル店舗の貧弱さだと思ってるので。
 …ただまあ楽天も、田舎だとケーズデンキとか中心にちらほら「間借り店舗」が出て来てはいるのですが。あとはMVNOの複数業者を扱う専門店が出て来てるっていうくらいですかねー(…ちなみにそんな店舗の1つをこの間チラ見して来たのですが、店員が男性しかいないというのが逆に目が点…えええ…主婦層狙いなのかなこの人員配置…おばちゃんですが雇ってくれないかしらんw)。

 ただ、ニュース見た時に「お」と思ったのが、フリーテルがハードの部門を手放さなかったことです。
 ガラケーがスマホに取って代わるようになってしばらくは、端末自体はどのメーカーでも似たり寄ったりで特徴があまりない、ということが随分とつまらなく見えていたものでございました。が、ここ最近、特にクラウドファンディングが台頭して来た辺りから、Android中心に、「個性的なハード」が次々登場して来てて、見ていてちょこちょこ面白いと感じる。
 トリニティのNuAnsNeo[Reloaded]とか、フランスのメーカーのWiko Tommyとか、所有する「モノ」だからこそのデザインのワクワク感。
 フューチャーモデルのカードサイズ携帯NichePhone-S、大手キャリアのガラホとはまた違ったコンセプトの折り畳み型スマホ、ピーアップのMode1 RETROなど、「爆発的に売れる」ことは多分目指してないけど一定層のニーズを確実にキャッチする意欲作。
 こういうの見てると純粋にわくわくしてしまう。今まではサービスやアプリに目が向いていたけど、最近すっかりハードウェアのニュース追いかける方が面白くなっちゃって(笑)。

 で思ったのです。フリーテルが回線サービス捨ててハードに絞ったのはむしろありなのかもと。…ただそれで回線サービス継承する先がなんでよりによって楽天!? とか思うけど…思うけどねえ。そこはねえ。まあ深くは追うまい。むーん。
 ただハードだけで何処まで踏ん張れるか。大手も最近だんだんSIMフリーに目を向けて来てて、富士通に続きシャープもようやくAQUOS senseでマルチキャリアに打って出たけど(au回線MVNOでも使えるようになった!)、まだフリーテルはマルチキャリア端末までは手を出せてませんものね…。
 ハード1本で行くなら、頑張ってマルチキャリア化やってみないかいフリーテル。UQとmineoだけだったかつてとは違い、今はIIJもBIGLOBEもau回線扱うようになりましたし。自分で回線持たない、ということは、それだけ端末開発の自由度が上がる、というメリットにもなり得るはずですからね。
 マス視点を持つ国内産SIMフリーメーカーが増えるのは純粋に歓迎したい…けどフリーテルはどーも海外に目が向いてるように見えるから国内は意識しないのかなぁこれからも。
 ただまぁいずれにせよ、「資源の集中」がうまく行くといいですね。のんびり行く末見守ります。

2017.12.8追記
 …その準備の回線サービス譲渡だったのでーすかー…。
 楽天から35億ブン取ってもまだダメだったのか。ううむ。厳しいなあ。

固定リンク / 2017.12.1


通勤ノベルゲーム その52

●新!ヒラメキの事件簿

 何が「新!」なのかと言うと、元はガラケーで配布されてい(以下略)。
 ドット絵RPG風のマップを駆け回ってフラグを立てて回るタイプのおつかいゲーム。ヒラメキが、街の人に色々なことを頼まれてそれを解決してゆくコミカルアドベンチャー。
 あげぱん探偵シリーズと違ってマップを自分で歩き回らないとならないし、攻略に必要なキャラクターたちも常に動いているので、それだけで難易度が格段に上がってしまうのが恐ろしいところです(笑)。
 全画面マップ上に半透明のコントローラ(上下左右決定)が出ていて、それでキャラクターを歩かせるか、タップした場所まで自動的に移動させるか、の2つのモードが選べます。コントローラで歩かせる方が直感的で楽かも知れません。ヒラメキは常に真ん中にいて、マップの方が動く仕様なので。
 マップが動かなくてキャラが動く仕様だとタップ自動移動の方が多分楽。で、どっちかというとスマホではマップが動かない方が楽だったかも知れないとは思った(「彼女は最後にそう言った」がまさにそれで、移動がさほど苦にならない。1タップでマップの端から端まで勝手に歩くので)。
 …けどガラケーの時からこうだったもんなぁ。うむ。攻略自体より移動で疲れちゃうんだよね。ガラケーと違って感触のないタッチパネルを押しっぱなしって意外に難しいし。ちょっとそこがもったいない。

 街の人の依頼は追加シナリオ含めて全部で6つ(ガラケー時代からあるのは5つめまで)。事件簿、とはいうもののあんまり事件って感じではなく、モノ探しだったり調査依頼だったり、相変わらず平和です(笑)。まあ、最近スマホのノベルゲームというとホラーかミステリーばっかりなので、こういう世界観は安心するんですよねえ。

固定リンク / 2017.11.24


ピクセル地上波

 こちらは2年でも「早い」という気はしないのは何故だろうw
 …公開当時、予告編他でちょっと面白そうとは思ったものの、微妙ーに嫌な予感がして結局足を運ぶまでは行かなかった1本。録画しましたとりあえず。
 で、見た訳ですが。
 うん、その微妙ーな予感はほぼ当たってました。むう。
 前情報として岩谷教授(という登場人物)がパックマンに手を噛まれるシーンは散々露出していたし、BGMがまんま原作通りにピコピコしてたりするのはやっぱりそれなりに面白かったんだけど、すっごく平和なエンターテインメントになっちゃってる! うわー! みたいな感想でしたw
 本当のゲームオタクなら「トロフィー」に生身の女の子求めたりはしなーい、というのが最大の違和感で、大佐と主人公の関係がいかにも当たり前過ぎてげっそりしちゃったのが一番大きいなあ。途中から嫌な予感はしたけど。「ワンダーキッド」の「彼女」も、ピクセル状態のままじゃなく生身になっちゃうのがねー……。ドット絵でも想像の中で絶世の美女にするのがオタクというものでしょう! とか力説しちゃダメですかねw
 あと、レトロゲームのプレイって基本平面でのプレイな訳で(コントローラも縦横にしか動かせない訳ですから)、その天才たちとはいえ、三次元世界で敵をバッタバッタ倒せるというのも違和感。その技術、君たち持ってないんじゃないの!? みたいなw あれやるなら、オトナになった彼らがそれでも(3Dの)ゲームをやっぱり愛好してたり、ぐらいの設定があれば何となーくまだ割り切れたのかも知れないとは思うけど…。形はレトロゲームでも、三次元で前後上下左右に動くならそれは違う「視力」がないとダメよねえ。
 あと、そうそう、対パックマン時の車の運転も、君たちそれレーサー並のコントロール力では…それどっから手に入れた…せめてレースゲームぐらいやっといてよ…みたいなw
 うん、つまりだ、日本人から見るとオタク度が足りないんだよな。もちろん、ゲームヲタが世界を救ったヒーローになるといのは単純に痛快ではありますけれども。
 最初の短編アニメ「PIXELS」の動きや設定とハリウッドが手を組むとこうなるんだなぁと変な所にしみじみしてしまう作品。

 とはいえ、80年代ファミコンからゲームというエンターテインメントを知っているオトナたちにとって、ギミックの全てが懐かしく身悶えしちゃうのは確か。頭空っぽにしてその点だけ楽しむ分には良いですね。うん。それにしてもパックマンのインパクトは凄いなあ……w

固定リンク / 2017.11.17


アメーバなう終了

 Twitterの流行語だった「なう」をサービス名に使っちゃう辺り、そもそもやっつけ感が高そうだなぁなどと思っていたアメーバ版Twitterがサービス終了しました。
 …アメーバ(というかサイバーエージェント)はどうも短文投稿系サービスと相性がよくないような気がしますね…というか、よくない輩に目をつけられちゃう率が高いのだろうか。アメーバ大喜利も結局一部の(よくない)ユーザーが潰したような部分がある気がするし。「アメーバなう」終了告知のコメント欄をちょっと見ていても、ううむ、一部ちょっとアヤシイ人たちがいる、というのは理解した…気がします。うん。

 マイクロブログはあまりにTwitter一強過ぎてどーも不健康ですねえ。まあ、アメーバなうはアメーバブログとの連携とかを除けばサービスそれ自体に独自性は薄かったしなあ…。
 一時期、マイクロブログ系はTwitter後に日本でも色々出て来たけど、しばらくして一気に淘汰され、残ってる所は本当に少ないし、残っていたとしても活発なやり取りがあるかと問われると……な訳で。

 これからはMastodonみたいな分散型サービスが普及して、各企業が独自にコミュニティサービス作ることに資源使う必要はなくなって来る時代になりそうな予感。一部ゲームアプリがコミュニティをlobiに任せたり、ニコニコ動画やpixivがMastodonのインスタンス立ち上げてコミュニティとして機能させたりしている例も出て来てますし。そういう方向で細分化されて来るものなのかも知れませんねー。
 アメーバもいっそのことMastodonインスタンス立ち上げちゃうのはどうかしらねー。避難所として。

固定リンク / 2017.11.09


自閉症アバターの世界(Eテレ)

 録画してたものをやっと消化。番組ページがいつまで残っているか不安だけどリンク置いておこう。第1夜。第2夜。(※2018.9.5 案の定ページなくなったのでリンク削除)
 ……ううむセカンドライフ恐るべし。今やSNSはメディアとして最も身近になってはいるけど、考えてみたら、RMTがここまで公然としているSNSって今やセカンドライフぐらいなのかもと思い当たってしまったり。もちろんYouTubeもYouTuberが「職業」として小学生に認知されてしまう程度には稼げるものではあるけれど、セカンドライフで行なわれているクリエイティビティはYouTuberのそれとはまるで違う。でこういうものが必要とされる世界は確かにあるのだと唸らされた。
 最初に余談。セカンドライフ内のアバターたち、チャットで発言している最中ってみんなアバター自身がキーボード打ってる動きしてますね、あれは何だ。アバターだから、多分そういう動きをさせるためにはコマンドで命令する必要がある、んだと思うのだけれど。…一般的な他オンラインゲームのアバターでは、別にチャットで発言したからってわざわざあんな動きはさせない(し、多分そんなコマンドは用意されていない)。ASDの方々なりの「律義さ」の表現なのか、発言者を明確にするためのルールみたいなものなのかな…。

 で、上でもちょっと洩れ出してますがw、セカンドライフ内でASDの皆様が作り出すオブジェクトの凄さに呆気に取られるやら感心するやら。ラリーの「部屋」カッコイイねーあれ。で、あーいう創造性がちゃんと「生かされる」世界って今もしかしたらセカンドライフしか残ってないのかも知れないってふと思ったのです。
 「建造物」作るだけならマインクラフトがあるけど、あれはちゃんとゲームとしてのモードもある(冒険したり死んだりもする)から、本当の意味で何の危険もなく「暮らせる」のはやっぱりセカンドライフなのかなぁと。…あそこは条件はあれどアダルトも拒否しませんしねえ。アダルトがどうこうというより、そういう制限がないことで作品に自由度が出るというのはあり得ると思うので。

 もちろん、TVに映ることを許可した皆様が今のASDの全てではない。というか、あそこに出ている人たちはそもそもセカンドライフのためにPCを買ったりネットを引いて使ったり、通信費を自力で稼ぐ程度には働けている人たちな訳で、社会生活に難しさを抱えるASDの中でもある程度は折り合う努力が出来ている人たちでもあるんだろうな、とは思います。
 でも、だとしても、やっぱり「病気ではなく個性」という言葉がずっしり来る。
 元々ASD自体がめちゃくちゃ症例が「広い」ものだから(多いのではなく)、一番社会生活側に何とか歩み寄れている一部の人たちがこれには出て来ているんだと思う。でも、だとしても、他人への共感力とか、趣味を楽しんだり、創造したり、そういう営みに於いては、多少個性的ではあれど「病気」というレッテルを貼るほどのものなんだろうか、と、見えてしまう。…まあこれは番組の作り方もそう見えるように作ってるのもあるかも知れないのですけれど。
 セカンドライフという場所もだけれど、打ち込んだ文字を発話するアプリとか、ITがその「個性」と「社会」の間にある軋みの緩衝材としてうまく働くように出来れば、もっと可能性は広がるのだろうなぁ、と考えさせられる。
 アメリカと日本という文化土壌の違いもあるのでしょうけどね…。日本だと多分「病気」ってレッテル貼った方が楽になる場面が多いのかな、でもそうやって分離することで多様性を認めない社会になって来た部分もあるのかも知れない。働き方改革とか一億総活躍とか言ってる時、その「人材」の中に、果たして、こういう「境界線」の人たちは含まれているのかな。…今の日本だとどうも見えてない気がしてしまう。…難しい問題ですね。

固定リンク / 2017.11.05


通勤ノベルゲーム その51

●新!あげぱん探偵 Vol.2

 あげぱん探偵シリーズ第2弾。ちなみにVol.3とVol.4はまだAndroidに来てなさそうです。そのうちリニューアルされるのかなあ。

 今回の舞台は創作パンコンテスト。ワゴン販売であげパン売っているだけのヒラメキにもコンテストの招待状が届いて会場にやって来ます。
 6人の出場者たちはみんな一癖も二癖もある人々ばかりです。
 無事にコンテストは進み、主催者であり審査員である財閥会長・金蔵が各出場者のパンを食べてコメントを話しますが、最後のパンを食べた後に彼は突然倒れてしまいます。
 病院に運ばれて一命は取り止めたものの、倒れた原因は毒物、しかも出場者が提出した審査用のパンのうちの1つに同じ成分の薬物が混入していたことが判明。
 ヒラメキ自身もまた容疑者の1人となり、やって来た警察の調査が終わるまでコンテスト会場に足止めされることになります。
 ……で、その真相を確かめるべく調査を開始しちゃうのが探偵もののお約束です(笑)。

 ユウリから譲られた残り1ページのメモ帳に人々の証言を記録し(残り1ページなので1度に1つの証言しか記録出来ない)、それを他の人の証言につきつけて嘘を暴く「あげぱんアタック」がvol.2の新機能です。某逆転裁判の「異議あり!」みたいなものだと思っていただければ。前作の単なるおつかいとは違いそれなりにプレイヤーが推理する余地はあります、が、それゆえライトゲーマーには結構厳しいかも知れない。
 フラグ立てないと物語自体が進まないので、そういう意味では迷う余地は少ない…かも知れません。同じ所の堂々巡りでメゲそうにはなるかも知れませんが(笑)。攻略サイトは、ガラケーの頃のものがそのまま使えるので、最終手段はググれば何とかなります。
 相変わらず、SPエンドは攻略サイトなしに辿り着くのは多分無茶でしょう。うむ。
 で、スマホ版で追加された特別エンディングもあるのですが、ついぞ辿り着けずじまいだった。しょぼん。そのうち時間が出来たらリベンジします。

固定リンク / 2017.10.27


ふるカフェ系 ハルさんの休日

 少し前ですが…シーズン終わっちゃったー。
 私は遅れて見始めた組なので初期の頃を知らないんですが、ハルさんのエキセントリックさ(?)はもう少し控えめでもいいような気がしないでもないですね……まあこういうものだと割り切っちゃえばいいのでしょうが。
 お芝居パートではなく、普通にカフェの関係者にインタビューしている部分の方が自然でゆったり見てられる。それやったら単なるドキュメンタリーになっちゃうから、ふるカフェ系ではなくなるという判断なのかもですが。
 ……ただやっぱりちょっとびみょーに脚本がむず痒い。まだ慣れてないだけでしょうか。素人さんたちの「お芝居」はかなり微笑ましい。時々変な役やらされちゃって可哀想と思うこともあるけどw

 しかしそれにしても、古い建物のリノベーションは興味深いです。さして建築に興味がある訳でもなかったんですが、色々細かい所見ているうちに何だか面白くなって来てしまって。とは言え、本職の建築家さんから見ると、建築基準法の絡みとかがあるから見ていて苛立ったりハラハラしたりする部分があるのかな。店主自らリノベとか美談にしてはいるけど建築基準法的に大丈夫なのかと思ってしまうのは、災害の多い東北に住んでいるからそう思うのかしらん。
 カフェ、と銘打つけど、どっちかというと古民家リノベ紹介番組みたいになってる気がする(笑)。まあそれはそれで。もちろんカフェそれ自体の紹介も面白く見てはいるのですけれど。

 こういう、ドキュメンタリーとドラマ半々っていう形式の番組最近増えて来てる気がしますねー。民放のゴールデンタイムみたいな保守的な枠では出て来なくて、BSか、あるいはNHKとかが主舞台ですけれども。
 常にレギュラー化というより、ネタ集まったら時々再開、ぐらいで細く長く続くのがいいんじゃないでしょうか。まだ番組公式サイト消えてないし、放送する限りは楽しみますー。

固定リンク / 2017.10.19


iOS11へようこそ!

 iPod Touchだけどさー。

●何故今更そこ!?

 iOSを使い始めた頃はiOS6だった訳ですが、その時イの一番に感じたのがSafariのスクロールがトロいということ。ただ当時の書き方だと我ながら誤解生みそうだなと今読み直して思いましたが、なんてんだろ、1回指で下から上に弾いた時、減速してストップするまでの距離が短い、という感じなのです。うむむ伝わりにくいごめん。android機だと標準ブラウザでもChromeでも、1度フリックすればページ一番下まで辿り着けるようなページでも、iOS Safariは一番下に行くためには2度3度とフリックしないとならない感じ。
 iPodTouch6thに上がってもこのトロさに変化はなかったので、ハード性能の問題じゃなくてSafariの仕様なんだろうなぁと諦めていたのに、のに、のに、……
 でタイトルに至る。何故今更そこ!?
 早くなった…じゃなくて、えーと、1フリックあたりの「飛距離」が伸びた気がします。
 …………ええとマジで。何故今更そこ!? いやありがたいですけどね!?

●電池残量表示がバグってまース

 これはそのうち修正されるんじゃないかな。
 残量表示が赤くなると「バッテリーが残り少ないよー」と警告が出ますが、端末上の電池残量表示が赤でも警告が出ない。でも赤だし、と思って電源つなぐとその一瞬で40%ぐらいにまで戻る。つまり警告が出ない方が正しい状態だった。そんな状態です。
 特に電源入れたばっかりの時は残量を誤解する。というかむしろ正しく表示されているのを見たことがない。
 ただ、本当に残量が減って来るとちゃんと警告は出るので、ま、実用上はそっちだけ信じてれば大丈夫なんですけれども。
 それと、充電中のロック画面に「XX%充電済」表示が出るようになりましたが、99%に行くまでは以前と変わらないスピードでも、99%が100%になるまでの間が異様ーに長くなった。計算方法の問題で100%にならないのが正常なのかと心配になるぐらいずっと99%。
 まあ主に自宅利用の私は問題にならないですけれども。でも正確な電池残量が把握できないと外使用の方々は混乱しますよねえ。判り易くおかしい(?)のでそのうちアップデート来るかな。ぶっちゃけ、iPodTouch忘れてましター、みたいな感じなんだろうか。
 (ちなみに11.0.3まで上がっても未だ修正されてない…)

●ますます平べったくなった

 デザインが。
 フラットデザインを推進すること自体は私は歓迎です、別に影つけたりしてデザインに凝る必然性は感じないし。でもそれにしても「のっぺりした」感じになりましたね。動作は軽くなったので悪いことではないですけれども。
 あと画面表示エフェクトが減った気がする。色々と。最初に気づいたのはメールなどのURLからSafariが開く時の動き。動作が軽くなったのはありがたいですけど。
 低スペック端末対策に見えるこういうことって、やっぱりジョブズが生きていたらやらない気がするんだけどなぁ…。マイクロソフトもそうだけれど、OSの必要スペック釣り上げて新しいハード買わせようって戦略はもう通じないと読んでいるのかしらん。
 Androidはもう低スペック対策が当たり前になっているので(たとえばGoogleのスマホ向け画面のロゴの容量小さくするとか)この手の変化があっても違和感ないけど。なんかiOSでそれやられるとむずむずする。

●だけどキーボードだけは

 枠ついたね。……ここだけフラットデザイン外れたのはなんでだろう。区切りOKなら、個人的には変換候補同士を区切る線の方を復活して欲しかったゾ(iOS8の時に消えた)。

●通知画面に日付が出るかどうか問題

 アップデート来るたびに一喜一憂するこれ、iOS10でなくなってしょんぼりしていたら、11でまたドロワーに日付が戻って来た! ありがとうApple!
 っていうかこの仕様、どーしてそうころころ変えるんだiOS。もう変えないで下さい頼むから。アプリ使いながらちょっと日付確認したいニーズがそんなに少ないとは思えないんだけどなぁ。むう。

固定リンク / 2017.10.13


2017夏アニメー

●地獄少女 宵の伽

 予告通り拝見しました。初心者には回想録がありがたいゾ。
 アニメになるとますます「なんで『なかよし』!?」感が強まりますね…。これ本当になかよしでやってるのかうーんうーん。…いやまあ自分が対象年齢現役だった頃とは雑誌の内容の様変わりしているのかもですが。
 ただwikiさんによるとコミック版とアニメ版多少設定変わってる所あるみたいですね、アニメ版の方が対象年齢上げ気味なのかなー。
 こういう人間の心理のエグさ出る物語はやっぱり好き。心が痛くはなるけどねw

●メイドインアビス

 原作が既に、毎回作者の腱鞘炎を心配したくなるほど書き込みが細かくて見るたび絶句していたので、それがまーアニメでも頑張って再現されていることにまず舌を巻く。って思ってたら原作者が原画マンやってたの!? 本当に手首大丈夫か…(笑)。動かしてるアニメーターも本当にすげぇ。
 ……というかナナチ出て来るの10話って、え? 何話までやるのこれ?? 何処まで行くのこれ?? ……2クールやるのかな? とびびっていたのですが、そこで終わっちゃうのかー。むむむ。
 …それにしても、物語の中に潜むグロさにアニメも容赦ない。それあってこそのアビスなのですが。原作ではミーティ(の死の)エピソードが一番好き。アニメでも泣ける。
 あと「そんなもんじゃ憧れは止められねぇ」っていうナナチの名ゼリフありますが、ボンボルドのアレも本質一緒だよなぁ、と、改めて思ってしまう。いくら歪でもあれもまた「憧れ」の一形態。そんな世界観が、その絶望も含めて美しい。それがアビス。
 …2期への期待残して終わったけど、…どーなるかな。

●異世界食堂

 転職中に「食べ物系ヒューマンドラマ好きかも」と思ったのでなんとなーく見始めた、みたいなきっかけでした。原作全然知りませんでしたが…おもろい。私やっぱこーいうの好きなのかな。
 ただですら、一期一会の場所で人がすれ違うことにより生まれる群像劇、みたいな話は好き。アニメでも背景にモブ的にかつての登場人物たちが出て来るのもいいですナー。
 あと密かに声優陣が豪華だ…(笑)。一部を除き全員がほぼ1回きりの登場なのに。

 さて秋は…とりあえず鬼灯の冷徹とクラシカロイドは見てる気がします。あんまり多過ぎても消化し切れないしなぁ…。思案中。

固定リンク / 2017.10.6


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