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asahi/ga/okaの味噌造り


7. 2003年の味噌造り

7-1. イージー味噌造り 2003/4/29

本編で記した2002年の味噌造りの1年後、再び仕込みの時期を迎えた "asahi/ga/oka"では、新年早々A君が業務多忙状態に陥り、なかなか 仕込みの予定が定まらないうちに、こんどはFちゃんの花粉症が始まって しまいました。それやこれやで、今年の味噌仕込みはギブアップ。 専門家の方が仕込んだ味噌を買ってきて甕に移すだけ という、極めてイージーゴーイングな味噌造りとなりました。

←買った仕込み味噌と説明書き↓ ←仕込み味噌外観 ←甕に詰め替えたところ

7-2 それでも天地返し 2003/6/22

イージー味噌造りでも、やっぱり天地返しくらいは真面目にやらなきゃね! ちょうど大きな甕を使う作業もあったので、今日やることにしました。

←まず丁寧に黴を取り除きます。

←丹念に掘り返して・・・


天地返しができました。→


あとは平らにして、ラップで塞いで落とし蓋をして、
ふぅ!!(Fちゃん談)

この味噌は甕に移してから2ヶ月〜12ヶ月が食べ頃って指定されてました。 実際味見してみると、もうちゃんと味噌にはなってたけど、 まだしばらく熟成させたほうが美味しくなりそうです。

7-3 放置してても味噌はちゃあんと頑張ってました 2003/9/28

今年の夏、猛烈に暑かったりひどく涼しかったり、へんな夏でした。 それでも味噌はしっかり、自分の仕事をしていたみたい。 本当は夏を過ぎればもう食べ始めていいってことだったんですけど、 "asahi/ga/oka"では、 秋分の日も過ぎた今日、いよいよ味噌蔵出しの日ということになりました。

【上】
ゆっくりとラップを外します。もう、あたりにいい香りが立ち込めます。 色もすっかり茶色になっていますね。思わず生唾ごくり。

【右】
甕の内側や、味噌のラップと触れていたあたりに、少し発生していた黴を取り除きます。 ヘラの先に、ちょっと白っぽいところがあるでしょ?念のため、です。

【下】
そのままでもいいけど、一応かき混ぜておきました。 これで出来上がり。あとは少しずつ、容器に移して使います。

さっそく夕飯に使ってみたら、もうすっかりいい味になってました。 この味噌だけで充分だけど、 まだ残っている2002年の味噌と混ぜて使ってみたら、 味に複雑さが出るの。いろいろ楽しんでま〜す!

さて来年はちゃんと冬仕込みができるのかな?


どうです?みなさんも“自家製味噌”やってみませんか?
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