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asahi/ga/okaの味噌造り


4. 目下熟成中

"asahi/ga/oka"では目下、今年の味噌が熟成中です。たまには覗いてみましょうか。

そろそろ暖かくなってきました。味噌も発酵が進んで、 ときには甕の周りに芳しい香りが漂う時期になってきました。 初夏には天地返しをしなくちゃね。

2002/4/20: 小さい甕の天地返しをしました。 A君が甕を運んで、Fちゃんが新聞紙の封を外します。 いや〜、旨そうな匂い。仕込んだとき黄土色だった味噌は、 もうすっかり茶色になっています。少しだけ生えてしまった黴を取り除いて、 上から下へ、下から上へ、よ〜く混ぜて出来上がり。 また重しをして封をして、甕は元の場所に戻りました。 秋口までじっくり熟して、おいしい味噌になるんだよ〜。

2002/6/23: 遅まきながら、大きい甕のほうも 天地返しをしました。A君が甕を運んで、Fちゃんが新聞紙の封を外します。 いい匂い!米糀だからかまだ白っぽい色ですが、すっかり味噌らしくなっています。 こっちは甕が大きいので、底まで届く本当の天地返しはできませんでした。 また重しをして封をして、甕は元の場所に戻りました。 これから夏の間に、茶色が濃くなっていくんでしょう。楽しみです。



5. 今年の味噌の出来

2002/9/21: 夏の暑さも過ぎました。そろそろ味噌のできあがりです。


まず小さい甕の玄米糀味噌から開けました。すっかり味噌らしくなっています。 また少し黴がついていたので、Fちゃんが丹念に取り除きました。

そして味見!玄米糀は乾燥糀だったからか、まだちょっと塩の味が気になるけど、 もう充分食べられます。味は・・・文字では表現し辛いですね。 いわゆる田舎味噌、というのでしょうか。もう少し経つと、旨い味噌汁がいただけそうです。

続いて大きい甕の米糀味噌。やはり少し黴がついていました。 こちらは相変わらず玄米糀のほうより白っぽいのですが、発酵は充分進んでいます。 いい香りです。

そして味見!ちょっと煎餅を思わせるよう。塩辛さの後ろに微かな甘さを感じます。 嘗め味噌にしたら箸が止まらなくなりそうです。味噌汁なら出汁が要らないかも。

味噌を甕から出して、密封容器に移しました。もうそれほど激しく発酵は しないので密封しても大丈夫。黴対策上もこのほうが確実ですから。 それでも少しずつ発酵が続き、年が明けるころにはもっと黒っぽい味噌に なるでしょう。二年もすればほとんど真っ黒になり、複雑な味になるでしょう。 (それまでに全部食べちゃうかもね!)

どうやら今年の味噌は、甕で作ったせいか、これまでとはまた一味違った 出来のようです。特に生糀だった米糀の味噌は最高!これからしばらくの間、 朝晩の食卓が楽しくなりますねぇ。


どうです?みなさんも“自家製味噌”やってみませんか?
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