味噌の保存場所、ご存知ですか?
簡単にご紹介すると、日光の当たらない涼しいところだそうです。
昔は建物の北側の部屋の片隅が割り当てられていました。
実はここ、A君の書斎だったんです。つまりA君は「味噌と一緒に」暮らしていたわけです。
その後、"asahi/ga/oka"の移転に伴って、
保存場所は「納戸」になりました。ここも北側で概ね条件は合うのですが、
建物の二階にあって、今年これが問題になりました。
そう。味噌造り場は同じ建物の一階で、エレベータはありません。
つまり、今年からは重い「甕」を、階段を使って運ばなければならないのです。
A君のぎっくり腰を心配したFちゃんの発案で、保存場所は味噌造り場の床下、
上げ蓋を開けた下の収納庫に変更になりました。
ところがどこまでも重い「甕」。床下から持ち上げたり、降ろしたりするだけで、
もうぎっくり腰の危険があることが判ったのです。
議論の結果「甕」に縄を結わえて、吊り上げ、吊り降ろしすることになりました。
で、「当日になって慌てて買い物その1、甕を吊る縄」。
今年は米糀と玄米糀の味噌を造ることにしたわけですが、甕は米糀用。
玄米のほうは今までの合成樹脂の容器の予定でした。ところが出してみたら
昨年使わなかったためか、黒い黴!容器の内側にこびりついて、
完全には落とせそうもありません。
残った黴の「根」に糀が負けて味噌が台無しになってしまってはあまりに悲しい。
で、「当日になって慌てて買い物その2、もうひとつの小さい甕」。
味噌造りの手順は後に出てきますが、そこで実は丈夫なビニール袋が威力を発揮します。
これが頑丈でないと思い切って力をかけられないから、材料がよく混じりません。
これまで使ってきた袋、よく見てみるとだいぶ疲れています。
しかも今年の分量からすると少々小さめ。袋の口から材料が飛び出てしまうかも・・・。
で、「当日になって慌てて買い物その3、漬物用ビニール袋」。
味噌を造ったら、最後に甕に落し蓋をして、重石を乗せて密封します。
いざ探してみると、大きい甕にちょうど合う落し蓋が出てきません。
小さい甕の分も必要です。
で、「当日になって慌てて買い物その4、落し蓋と重石」。
かくて味噌造り日の午前の作業は、ホームセンター巡りとなりました。 幸い(丘を越え谷を渡って)2箇所ほど回ると、全部揃えることができました。 "asahi/ga/oka"に戻ってきてみたら、 なぜか買い物袋の中には「もなか」も入っていましたっけ。
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