2011年12月の映画  戻る


ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル MISSION:IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL
2011年 米国 132分 パラマウント
監督 ブラッド・バード(「Mr.インクレディブル」、「レミーのおいしいレストラン」)
原作 ブルース・ゲラー
脚本 ジョシュ・アッペルバウム/アンドレ・ネメック
撮影 ロバート・エルスウィット
音楽 マイケル・ジアッキノ
キャスト: トム・クルーズ(イーサン・ハント)/ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブラント)/サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)/ポーラ・パットン(ジェーン・カーター「プレシャス」)/ミカエル・ニクヴィスト(ヘンドリクス「ミレニアム」「歓びを歌にのせて」)/ トム・ウィルキンソン(長官「ゴーストライター」 )/レア・セドゥー/ヴィング・レイムス(ルーサー)/ミシェル・モナハン(ジュリア「ミッション:8ミニッツ」
メモ 2011.12.29(木) 梅田ブルク7
あらすじ
モスクワの刑務所に服役中のイーサン・ハントは、IMF(Impossible Mission Force)チームに脱獄させられる。彼に新たな任務(ミッション)がくだったからだ。命令は、コールドネーム「コバルト」の正体を暴けというもの。「コバルト」は核のテロリストらしい。そしてなんやかんやあって、チームは孤立無援。でも世界を救わなくちゃ。
感想
不死身。 超人。
モスクワ、ドバイ、ムンバイと続く怒涛のアクション。「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグ(ベンジー)と「S.W.A.T」のジェレミー・レナー(ブラント)が面白い。トムの「俺さま映画」じゃない! チームしている。スパイ大作戦っぽいねん。トムはメンバーを気遣うねんよ。
    「次は僕が金持ちを誘惑する。」 に笑った。
 
(ネタバレあり)
ただ、「ミレニアム」の俳優まで使ったのに、悪役像が確立しきっていなかったのは残念やった。もっと狂信的でもっと確信犯であって欲しい。「核後の世界を見たい」と生に執着して欲しかった。死んでもいいんかい。だいたい無口過ぎるし。子分が彼に信奉している理由がわかれへん(金で雇われているだけ、のように見える)。
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突破口!
1973年 米国 111分
監督・製作 ドン・シーゲル
原作 ジョン・リーズ
脚本 ハワード・ロッドマン/ディーン・リーズナー
撮影 マイケル・C・バトラー
音楽 ラロ・シフリン
キャスト ウォルター・マッソー(チャーリー・バーリック)/アンディ・ロビンソン(ハーマン「ダーティ・ハリーのさそり」)/ジョー・ドン・ベイカー(殺し屋モリー)/ジョン・ヴァーノン(マフィア・ボイル)/シェリー・ノース(写真家エバレット)/フェリシア・ファー(シビル ジャック・レモンの妻)/マージョリー・ベネット(トレーラーハウスのおばあさん)
メモ 2011.12.10(土) レンタルDVD
あらすじ
飛行機乗りのチャーリー・バーリック(ウォルター・マッソー)は、ちっぽけな銀行強盗だった。仲間と田舎の銀行を襲ったところ、警官と撃ち合いになり、仲間ひとりと若い妻ナーディンを失ってしまう。
隠れ家に帰って金を見ると、奪った金は75万ドルもある。2、3万ドルでよかったのに。相棒のハーマン(アンディ・ロビンソン)は、狂喜するが、チャーリーは浮かない。マフィアの隠し金だと察しがつくからだ。こいつは警察よりも厄介だ。
感想
面白かったなあ。38年前も前のアクション映画がこんなに面白いとは。TUTAYAの発掘良品にあった映画。
飛行機と車の追いかけっこが、「戦闘機対戦車」みたいな所もあったな。ちょっとハラハラ。
殺し屋モリー(ジョー・ドン・ベイカー)が、にやにやしてキャラは違うんやけど、「ノーカントリー」の殺し屋を思い出させる。冷血で狂ってるん。
 
ウォルター・マッソーのかしこいんやけどもっちゃりした所も、殺し屋の不気味なところも、ちょこっとでてくるだけの脇のキャラまでうまい作品やった。もちろん脚本がよくできてる
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