キャスト:ジェイク・ギレンホール(コルター・スティーヴンス大尉)/ミシェル・モナハン(クリスティーナ「
イーグル・アイ」)/ヴェラ・ファーミガ(グッドウィン大尉「マイレージ、マイライフ」)/ジェフリー・ライト(ラトレッジ博士)
メモ 2011.11.4(金) TOHOシネマズ梅田
あらすじ
アフガンでヘリコプターを操縦していたはずのスティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)が、はっと目覚めると走行する列車の中。向いの席のきれいな女性が「ショーン」と親しげに話しかけてくる。訳がわからない。夢か?
あたふたしている内に列車は、爆発炎上。
そしてまた目覚めるとそこは鋼鉄製のポッドの中。コックピットのようだ。そして声が聴こえる「コルター・スティーヴンス大尉 。こちら”包囲された城” 応答せよ。」
スティーヴンス大尉は、「ソース・コード」というパラレル・ユニバース(平行宇宙)に送り込まれていたと教えられる。今朝、テロリストに爆破された列車の乗客のひとりの意識に入っていたと言う。爆破までの8分間に犯人をみつけろという使命(ミッション)。それは、次のテロ行為を阻止するためだった。
感想
タイムリミットサスペンスのエンターティメントムービーやねんけど、
物悲しい。 「
ジョニーは戦場に行った」を思い出させるからかな。
同じ時間を何度も繰り返す映画は数あれど(「恋はデジャブ」 「Re:プレイ」 「バタフライ・エフェクト」 「タイムアクセル12:01」)、この映画の特徴は「起こった事は変えられない。起こった事を変えるためではなく、これから起こるだろう事を変えるために行動させられる」ところ。
解説でテレンス・リーと言う人が、
いささか乱暴な言い方だが、可能性の現在と未来は私たちの意識で簡単に変えることが出来る。簡単に変えられるからこそ選択に苦慮する。もしもの架空現実は私たちの胸三寸で現実化するからだ。(中略)主人公のコルター大尉のみならず、スクリーンを観るすべての人たちが同乗する列車が、パラレル・ユニバースを旅した果てに辿り着くのは、まぎれもなく自らの意思で選択した終着駅であるはずだ。
と書かれていた。
自己責任ね。うーん厳しい。色々な人の思惑が絡むからそう単純ではないと思うけど。(思うようにいかへんのが人生やねん)。それに7回もくりかえせないし。こうなったのは
運命(さだめ)と思ったほうが気は楽かも。