座主川取水口       



 座主川は、室町時代に金山寺の座主の要請で作られたといわれる用水路です。現在では、岡山大学内を東西に流れ、津島、伊福、万成、矢坂、一宮、楢津、大安寺、野田、白石方面の約600haを潤し流れる大用水路となっており、その出発点がここになります。
 ちなみに一宮周辺の桃畑の散水も座主川から供給されているそうです。


江戸期の座主川・・・図クリックで拡大
 現在の商大辺りで笹が瀬川と合流していたようです。 
 備前国絵図(1700年)部分 池田家文庫(岡山大学図書館蔵)
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(現在)座主川取水口から広がる水路網(濃い青色
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 現在の座主川取水口
 始まりは、ほんに小さな入り口です。