DP−C1(でぃーぴー・しーわん)

 Dimension Plier−Center・1st Head Machineの略。空間修復ツール部隊「プライヤーズ」のリーダー格で、ディメンジョンプライヤーの機能中枢そのものとも言える機体。ディメンジョンプライヤー、スパナ型直列合体、共にそのヘッド(空間に対する干渉を行なう)部分を構成する。その為、他のプライヤーズとは一線を画する外観を持ち、やや大型になっている。空間の保持、突破を行なうための基本的機能の殆どが集中しており、ディメンジョンプライヤー・コネクト時にはガオガイガーより送られる攻防双方の空間湾曲エネルギーを統合、制御する。
 プライヤーズのリーダーと言う役割上、AI機能は他の二体よりも高く、通信装置が充実しており、指揮官機としての機能を備えられている。しかし、他のプライヤーズと同様に人語を理解するものの表出することはできず、機械言語による音声伝達とメインカメラの点灯のみがコミュニケーション手段である。
 対EI−17戦を契機に度々戦線に投入されたが、対EI−01戦において再起不能の損傷を負った。その後、アメリカにおいて大量生産された同型機にそのAIを移植され、同様に大量生産されたDP−R2DP−L3、新型機らと共にカーペンターズとしてディビジョンU万能力作驚愕艦カナヤゴに配属されるが、機界31原種に対しては出撃する機会を得られなかった。機界新種消滅後の首都圏再生作業にて、指揮官機として再生作業を実質的に監督し、功績をあげる。