硝子まみれで死んだ蛇 (旧題不明)

小さな蛇のミイラ、針金、石膏、ビーズ、
木材、アクリル絵の具

戦時中は日本軍の軍の基地だった
故郷の工場跡で撮影。

割れた硝子の破片の中に小さな蛇の骸を見つけました。
体には所々穴が空いており、
飛び立っていった蠅のさなぎが
くっついていました。

寂しい最後だったのでしょうが、
ぎりぎりのところで
無駄では無かったのかもしれません。