遠くの道の河の真下で、
私に似た魚が
婚礼にむなびれを紅く染める。


木材、石膏、ツメタガイの殻、牛の骨、
葛の葉、魚(型原型)、顔(型原型)

落書き 色々 4 の「初めて泳ぐ」と
同じテーマです。

東京の原宿で、着飾った私を見たとの
話を中学時代の友人から聞かされました。
その時、私は故郷に居たので、
それは別人のはずです。
友人は服飾の道を目指していたのですが男色の世界に現を抜かし、
その後、失踪しました。
別の友人と探しましたが今だ不明です。

「紅魚」は本当は「赤魚」と書き、川魚の
オイカワの雄のことです。
生殖期になるとオイカワの雄は腹は虹色にヒレは紅に染まります。生物に生殖期に現れる色や斑紋を「婚姻色」と呼びます。

紅魚(あかうお)