サイクロン掃除機の選び方/おすすめ価格比較

シャープ、プラズマクラスター

シャープサイクロンはイマイチ?

「サイクロン。シャープEC-CT12はホコリ舞う?」

ヤフオク3000円で買った掃除機。あっという間に壊れました。 そこで今度はサイクロン掃除機を買おうと情報収集。 前の掃除機は音もうるさかったので、静音性についても考慮したいです。

  1. 静かな掃除機
  2. 吸引力ある掃除機
  3. 持ち運びラク。軽い掃除機

それに価格は2万円以内。このへんを優先項目としてサイクロン掃除機選びしてみます。 アマゾン、楽天、ヤフーショッピングのランキングを見ると、 人気ある掃除機を発見。アマゾンでも圧倒的なレビュー数です。 なにより価格も安いので、まず惹かれました。

評価も上々。これに決まり…と思うのですが、 クチコミに気になるものがあります。「ホコリが舞う」とあるのです。

シャープ掃除機と圧縮機能

「ホコリが舞う?」

ゴミが溜まったら「掃除機の掃除」をしなければならないサイクロン掃除機。 紙パックなら紙パック交換で済みますが、サイクロンでは「ダストカップの掃除」があります。

レビューにはこのダストカップの掃除に関するコメントがあり、 これを掃除する際にホコリが舞ってしまうのだとか。

以前、評価の高いシュレッダーを買ったことがあります。 同じようにレビューは概ね上々だったのですが、「紙を捨てるときにポロポロ落ちる」とありました。 これを無視して買ったのですが、実際使ってみると失敗で… レビューの指摘どおり、紙がポロポロ落ちて面倒クサイのです。

…今度はしっかりレビューを信じてみようかと。

というわけで。シャープサイクロン「EC-CT12-C」は保留となりました。 ただ吸引力には合格点とのコメントが多いです。 運転音は「少々うるさい」とありますので、 EC-CT12の運転音仕様値「64db以下」のサイクロン掃除機を探したく思います。

  1. 静かな掃除機 → 64db以下
  2. 吸引力ある掃除機 → 450Wあれば十分
  3. 持ち運びラク。軽い掃除機 → 付属品含んで5kg

そして価格は2万円ほど。 また…「ホコリの舞わない機能/工夫」というものはあるのでしょうか?

ホコリの舞わない圧縮機能

「溜まったホコリは、下からポンッ」

溜まったホコリを捨てるとき、ボタンひとつで「下からポンっ」と排出される掃除機があります。 これは溜まったホコリを「圧縮」しながら溜めることができるサイクロン掃除機で、 これだとメンテナンスがとてもラクなようです。

シャープのサイクロン掃除機にもこのような機能があります。 ただEC-CT12-Cには付いてません。少しずつグレードを上げていけば、 このような圧縮機能掃除機が買えるのではと。 シャープでは「スクリュープレスシステム」と呼ばれています。

ひとつ上のグレードは「EC-CP12」。ただこちらの機種にも圧縮機能は付いてなく、 その上のグレードは「EC-PX210」になります。 こちらは先代機種からのロングセラー機種で、「お。これならいいかも」と一瞬思います。 ただこちらも圧縮機能は付いてませんでした。

シャープのサイクロン掃除機は、このようにして廉価版ラインナップをしてるようです。

実際シャープのサイクロンで「圧縮機能」が登場するのは、もうひとつ上の「EC-NX310」からになります。 ただ価格は30000円近くになってしまうので、今度は予算が少しオーバー気味でしょうか。 「EC-NX310」の仕様です。

  1. 静かな掃除機 → 59db以下
  2. 吸引力ある掃除機 → 400W。売れ筋CTより少し下がる
  3. 持ち運びラク。軽い掃除機 → 付属品含んで6.4kg。売れ筋CTより少し重い

シャープ製は選びづらくなってしまったので、他社のサイクロン掃除機 も見てみます。

なんちゃってサイクロン掃除機

「日本のメーカーはサイクロンではない?」

サイクロン掃除機について調べていると、こんなことを知りました。 サイクロンといえばダイソン。だけどダイソンのサイクロン掃除機は高いです。 そこで他のメーカーのサイクロンを見ると「価格が安い」となるわけで、 こちらのほうに目が移ります。

ただ…

  • 三菱電機のサイクロン掃除機:風神TC-ZXC30P
  • 東芝のサイクロン掃除機:トルネオV、VC-SG512

このへんの掃除機はサイクロンといえるようですが、 他の日本メーカーのものは「フィルタ併用」のサイクロンが多いとのこと。 日立の掃除機レビューにもそんなことが書いてあります。

個人的にはゴミが取れれば問題ないのですが…一応心に留めておきます。 三菱の風神TC-ZXC30Pは高いですが、東芝のトルネオVについては サイクロンにしては安いです。

東芝のトルネオmini:VC-C12

東芝のサイクロン:トルネオVは予算オーバーなので買えませんが、 同じトルネオmini:VC-C12について見てみます。 シャープほどではありませんが、アマゾンランキングでも3位になっていたサイクロン掃除機です。 楽天やヤフーショッピングのランキングではどうでしょうか。

やはりサイクロンではシャープEC-CT12が人気。 ほかにも時流に乗ったルンバなどが売れてます。あとは「紙パックへの回帰」です。

ともあれ、東芝トルネオmini:VC-C12の仕様を確認。 こちらは「圧縮機能」が付いてます。懸念事項を1つクリアです。

ただ吸引力は下がります。

  1. 静かな掃除機 → 64db以下(シャープCTは64db)
  2. 吸引力ある掃除機 → 320W(シャープCTは450w)
  3. 持ち運びラク。軽い掃除機 → 付属品含んで4kg(シャープCTは5kg)

価格は2万円弱。シャープEC-CT12より高いですが、一応予算内です。 レビューを読んでると「軽さ、コンパクトさ」が売りの掃除機と見られ、 吸引力などについても「概ね良好」とのことでした。

この価格帯、クラスのサイクロン掃除機は「すべて満足」というのは難しいような気がしました。 ズバ抜けて「この掃除機がいい」というのはなかなか無いようです。

ここまで調べてみて。価格ならシャープEC-CT12、 圧縮機能/軽さ優先なら東芝 TORNEO Miniかと思います。