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03年7月31日(木) 北朝鮮,拉致被害者家族のうち「5人を帰す」ことを非公式ルートで打診。

留守がちだった1週間に頂いたお知らせメールから2つ。

For Ballert Lovers Only さんに Wings, curtains and flowersという写真ページができました。直訳すれば「袖,幕,そして花」でしょうか。なかなか見られない感じのモノもあって興味深いです。
登場しているのは,アユポワとパヴレンコとグメロワとファデーエフとコルプとツィスカリーゼあたり。

Bunkamuraからは,
『ローラン・プティの世界』出演者 菊地研が先輩アダム・クーパーに質問!
というページのお知らせが。こちらから。(よく研究していないのですが,もしかすると,またブロードバンド対応のみなのかも・・・)

森田×バスター,菊地×クーパーに続いては,小嶋×首藤・・・・・・・・・・というコトは絶対あるわけないでしょうが,なんかやってくれないかなー。

☆本日のキーロフ ロンドン公演 ヴィハレフ復元版『バヤデルカ』

 

03年7月30日(水) 02年度の住宅金融公庫融資は枠の98%が使われず。

8月3日(日)のNHK(教育)芸術劇場で,6月27日収録の新国立劇場『ラ.シルフィード/パキータ』が放送される・・・というのは,皆さんご存知かと思いますが,NHKこちらのページによると,その前に「新国立劇場バレエの現在」というモノも放送するみたいです。

なるほど,初日の舞台にこういうふうにゲストが並ぶというのが,そして,NHKがその日を選んで収録・放送するというのが,まさに「新国立劇場バレエの現在」を象徴しておりますなー。

それにしても,センスないよねえ。「新国立劇場バレエの現在」を伝えたいなら,2演目のどちらかに酒井さんが出ている日を放送するのが妥当な判断というものでしょう。

彼女は,舞台のよしあしと関係なく客席が常に盛り上がるくらいの人気プリマだし(←舞台が悪いと言っているわけではない),ダンスマガジンのダンサー人気投票でベストテンに入ってもいるのに,NHKは,全くもって勉強が足りない。新国立の営業方針の不徹底も理解しがたい。(私は志賀さんが好きですから,彼女の映像を入手できるのは嬉しいです。ヴィシニョーワの『パキータ』というのもたいへん魅力的ではある。でも,客観的に言えば,酒井さんを全国の視聴者に売り込むべきでは?)

・・・とは思いますが,放送しないよりはしたほうがよいのは確かですし・・・それに,もしかしたら「現在」のほうで小嶋さんも映るかもしれないわね。
期待しすぎないように注意しながら,期待することにしましょー♪

そうそう,表紙を模様替え。
『ノートルダム』にふさわしいイラストが発見できないので,久々に文字だけに戻しました。

☆本日のキーロフ NYCB客演 『セレナーデ/シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメント/シンフォニー・イン・C』

ロンドン公演(昼夜2回) 『ショピニアーナ/結婚/シェヘラザード』

 

03年7月29日(火) 浅野知事,宮城県連続地震で予定を早めて帰国。

ルジマトフ友だち多数の報告によると,最終日のルジマトフ@バジルは,私が見にいった日よりさらによかったそうで・・・。
いつものことながら,スロースターターで困った方です。

いや,まあ,今回の場合,それは言い過ぎかな。23日も十分すてきではありました。

でも,最近2日連続公演が多くて,その度に2日目のほうがいい舞台のような傾向があるのは確かだと思いますね。
わかっていても調整がつかないのが辛いところですわ。

まったく,平日2日公演というのは勘弁してほしいわよ。ぶつぶつ。
来年1月の『バヤデルカ』も平日なのよねえ・・・。こういう割合マイナーな演目を平日にやっても2日とも人が集まるのはスゴイとは思いますが,う〜む,私には困ったコトでもあるような。

☆本日のキーロフ ロンドン公演 『ショピニアーナ/結婚/シェヘラザード』

 

03年7月28日(月) 宮城県連続地震の余震続く。早朝に震度5弱を観測。

バレエと関係ない訂正
新国立の新潟公演を見にいった方から,26日早朝の地震のときは新潟で揺れを感じたという意見が出ましたので,一応訂正というか・・・。いや,この際関係ない話ですね。すみません。
う〜む,前夜のお酒のせいか王子の舞台の翌朝だったせいか,ふわふわしていて気付かなかったのね,きっと。

えー,それから,松島方面は多少被害が出ておりますが,仙台市内や近郊の作並温泉,秋保温泉,あるいは蔵王,鳴子などは全然問題ありませんので,仙台七夕見物など夏休みのご旅行の予定のある方は,どうぞ安心していらしてくださいね〜。(←まるで観光業関係者のような・・・)

☆本日のキーロフ

英ロイヤル客演 マクミラン版『ロミオとジュリエット』

ロンドン公演 『ショピニアーナ/結婚/シェヘラザード』

 

03年7月27日(日) 菅・小沢両氏,「政権を取ればイラクに自衛隊は派遣しない」旨を言明。

新国立新潟公演の感想を,ちょっと手直ししておきました。思い出して足したり,客観的に見れば小嶋さんをもう少し誉めるべきであったかなー,と思い直したり。

さて,たまに普通の日記。新潟公演関連の記録。

今回はバスで行きました。時間的には新幹線乗り継ぎと同じか短いくらいで,金銭的には1/4以下ですむのですわ。

宿泊は,バスターミナルのすぐそばの万代シルバーホテル
建物は新しくはないですが,ビジネスホテルではなくシティホテルの雰囲気で,機能は充実。LAN接続対応だそうです。お部屋はビジネスホテル風の広さ(狭さ?)でしたが,お値段からすればごもっとも。インターネット予約で安かったの。
繁華街にあって,ダイエーとか伊勢丹がすぐそばにあって,ホテルの地下と1階はショッピングモールになっていて,2階は紀伊国屋書店。便利そう。活用するヒマがなくて残念でしたわ。
あと,朝食がウリだそうで,これも食べなかったので残念でした。

時間の余裕があったので,ホテルから会場までは歩いていきました。雨が降っていたのが残念だったのですが,多少は観光もしないとね。
というわけで,信濃川を見ました。(万代橋を渡っただけだが,川を見たのは事実ではある)
それから,古町モールというアーケード街などを歩いたのですが,うーむ,すてきなお店もあったけれど,シャッター通りの気配が漂いつつあるような・・・。新潟市も,やはり中心商店街は地盤沈下しているのかな・・・?

途中,STONE WORLD というお店でリングを買いました。
ラリマーという石なの。私は初めて知りましたが,皆さまご存知ですか? ウチは写真を載せる機能がないので,替わりに,Purestone.com というネット販売サイトのこちらのページ
うふふ,『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』の男性のお衣裳の色にちょっと似ているでしょ。だから,遠征の記念に。

で,会場の新潟県民会館。ホールはこんな感じ

夕食は 公演のあと,割烹土筆 というお店で食べました(飲みました,と書くべきか)。小上がり20人にカウンター5人くらいだったかな,割烹というよりは居酒屋に近いような。なんというか,女性の場合,一人で入るには少々勇気がいるような種類の店ですし,お安くもないですが(←高くもない),地酒もお料理もとてもおいしかったから,日本酒がお好きな方にはオススメです〜♪

お酒の種類が100種類以上あって,ワンショット3種類の飲み比べセットなんかもあって,「越の万代橋」というオリジナルのお酒まであるの。
そちらもおいしかったけれど,私が気に入ったのは,「越乃かたふね(潟舟?)」という銘柄。小さな蔵元のお酒だからあまり知られていないそうですが,甘口濃厚かつさわやか〜,な感じでした。たぶん,こちらであろうと思われます。

おいしすぎてちょっと飲みすぎ・・・。なので,あとはホテルに帰っておとなしく寝ました。
その夜中に1回目の地震があったそうです。新潟市が揺れたのかどうか知りませんが,う〜む,たぶん震度2,いや3くらいでは目覚めなかったであろうなあ。

翌朝早いバスで帰ってきました。乗る直前くらいに震度6強の本震があったみたいですが,たぶん新潟はほとんど影響はなかったんじゃないかしらん。
で,昼前に戻ってきましたが,仙台の街は特に変わったこともなかったので,地震があったなんて全く気付かず,家に戻って朝刊の見出しをみてびっくり。実家に電話してみたら,早朝にもっと大きい地震があったと聞いてまたびっくり。

建物が倒壊したり断水や停電したりしているのは,仙台の北のほう,車で1時間くらい離れた場所です。市内は,たぶん全く影響なしで,私は普通に生活しております。
ご心配くださった皆さま,ありがとうございました〜。

☆本日のキーロフ 

英ロイヤル客演 マクミラン版『ロミオとジュリエット』

 

03年7月26日(土) 宮城県北部に連続地震。震度6が1日に3回。

地震の件ですが,私は無事でおります。というか,新国立の新潟公演を見にいっていて留守だったので,帰ってきてびっくりしたという・・・。
家の中は,棚の上のモノが落ちた程度の被害ですし,家族・親戚・知人についても無事の模様です。

とり急ぎ,お見舞いメールを下さった皆さまにお礼申し上げます。

公演のコトなどは,のちほど〜。


 

さて,昨日の新国立劇場バレエ団ガラコンサート2003新潟公演(←長いっ)ですが,感想を載せておきましたので,よかったらどうぞ〜。

怒涛の1週間で力尽きたので,本日は以上といたしますー。

☆本日のキーロフ 英ロイヤル・バレエ客演 ダウエル版『白鳥の湖』

ロンドン公演 『白鳥の湖』 (昼夜2回)

 

03年7月25日(金) 02年度の国民年金未納率が過去最悪の37%。(社会保険庁公表)

《お休み》

☆本日のキーロフ 英ロイヤル・バレエ客演 ウィールドン『トライスト』/アシュトン『田園のできごと』/マクミラン『グロリア』

ロンドン公演 『白鳥の湖』

 

03年7月24日(木) 北島選手,平200メートルでも世界新で優勝。日本人初の2冠。

すみません,新国立の10月公演について,また訂正というか。

↓(19日)に「金曜と日曜とキャストがまるで同じ」と書いたのですが,そうではないそうです。ファンサイトさんが確認して正しいモノを載せていらっしゃいます。
私にとってはあまり影響はないですが,西山さんのファンの方などは,ご確認くださいね〜。

 

さて,昨日はレニングラード国立バレエ『ドン・キホーテ』を見ましたが,とてもよい公演でした。

レドフスカヤ@キトリは初めて見ましたが(というか,ついに,やっと,とうとう見ることができましたが),かねて聞いていたとおり,ほんとうに上手でした〜。
跳躍は高く,回転は滑らか。あまりに安定しすぎているため派手な技に見えなくて損をしているような気がするくらい見事です。キトリで跳ぶときとドルシネアで跳ぶときとでは,雰囲気が全然違うの。う〜む,これぞ名人♪
快活でかわいげがあって色気もある下町娘で,それでいて品がいい。「ロシア・バレエのキトリはかくあるべし」というお手本のようでした。

(で,ヴィシニョーワにキャンセルさせたキーロフにちょっと感謝したりした・・・)

ルジマトフ@バジルもよかったです。
正直言って,グラン・パ・ド・ドゥの技術面にかなり年齢を感じて切なくはあったのですが,全幕通して見たときには,それはもうかっこいいし,チャーミング♪ 魅力的なバジルだったと思います。

そして,周りがとってもよかった。

ジュド@キホーテというのは贅沢の極みですよねー。シェスタコワ@森の女王はたいへん優美でしたし,シヴァコフ@エスパーダも動きがキレてなかなかよかった。コシェレワ@マールイでの私のお気に入りバレリーナが,1幕で大道の踊り子,2幕で4人のドゥリアーダの先頭,3幕ではグラン・パ・ド・ドゥのヴァリエーションと大活躍だったのも嬉しかったです。ギリョワもきれいになったなー。

コール・ドも美しかった〜。
今回はチケット予約に失敗して,けっこう後ろの席で見ていたのですが,これだけコール・ドが見事なんだから,こっちが正解だったかもー,とさえ思いました。(いや,ルジマトフにうっとりするには前のほうがいいけどー)

それから,マラーホフ@ガマーシュ!! 彼は,マイ・ベスト・ガマーシュ(←そんなモノがあるとすれば)なのですわ。
彼から目を離さないで堪能できるよう,ミハリョフorシヴァコフ主演でも公演してもらいたいというのが,私の密かな願いです。(って,ココに書いては密かでないが)

というわけで,楽しかったですし,今日もできれば見にいきたかったですが・・・。

しくしく・・・責任者にはならないですんで,自分の都合を声高に主張できる程度にはお局様(←死語?)だった10年前に戻りたい・・・。

・・・とかなんとか書いておりますが,明日はまたお休みしますね。
えへへ,今度は小嶋さんを見に行くのですわ。(確率9割5分)

☆本日のキーロフ 英ロイヤル・バレエ客演 ウィールドン『トライスト』/アシュトン『田園のできごと』/マクミラン『グロリア』

ロンドン公演 『白鳥の湖』

 

03年7月23日(水) 民主党・自由党9月末に合流へ(菅・小沢両氏合意)

《お休み》

☆本日のキーロフ 英ロイヤル・バレエ客演 ダウエル版『白鳥の湖』

ロンドン公演 『海賊』 (昼夜2回)

 

03年7月22日(火) イラク北部の戦闘で,フセイン元大統領の長男・次男死亡。

すみません,最初に訂正というか。

新国立の10月公演ですが,今日会員誌が届いて中を見たところ,小嶋さんが絶対に『シンフォニー・イン・C』に出ないのかどうかわからなくなりました。
第1部で『イン・C』に続けて『ジゼル』パ・ド・ドゥ,『こうもり』パ・ド・ドゥを上演するように書いてあるページと第1部は『イン・C』だけで第2部が『ジゼル』から始まるように読めるページとあるのよ。
う〜む,『イン・C』で休憩入れるほうが普通のような気もするよねえ?

休憩をはさんだにしても直後の演目だから,出ない可能性が高いとは思いますが,↓(19日)に書いたコトが嘘になると困るので,一応補足しておきますね。

次に,ポルトルッツィについて補足
えーと,私もたぶん舞台で見たことはないですが,ベジャールの20世紀バレエ団の中心ダンサーの一人で,スカラ座でカルラ・フラッチと踊ったりもしていたような。

あ,念のための《注》
20世紀バレエ団というのは,ベジャールが現在のローザンヌに移る前に率いていたバレエ団で,ブリュッセルに本拠地がありました。

 

さて,「ヌレエフ・フェスティバル」ですが・・・私の印象としては,今回一番よかったのはイレールです。特に昨日はすごかった。

ヌレエフ版『ロミジュリ』寝室パ・ド・ドゥは,率直に言って,年齢的容姿(←ヘンな日本語ですみませんー)の印象からロミオには見えなかったですが,「最初で最後の逢瀬になるかもしれない恋に賭ける男」としては,実に見事。
初日は,ふーむ,やはりルディエールにはルグリのほうが合うのかなー,とか,ここまで難しいリフトをさせなくてもいいのではないだろーか,やはりヌレエフの振付は好きになれん,なんて思ったのですが,昨日はそんなことを考える余裕がないくらい引き込まれました。

『アポロ』は「おおっ,すばらしいっっ♪♪」でした。
美しくて,力強くて,若々しくて,風格があるの。振付の意味をきちんと伝えながら,自分の魅力を十分に見せていて,すてきでした。
踊りはもちろん,身体の美しさやお顔の美しさがギリシャ彫刻みたいで,足りないのは金髪だけだわ。あら,でも,ギリシャの神様だから黒髪が正しいのかも〜。

それから,ペレン@テレプシコールをあれだけにこやかにチャーミングに踊らせたということに驚嘆いたしましたです。昨日のデュエットなんて,それはもう・・・。
(ルジマトフよりイレールのほうがペレンの好みのタイプなのだろーか???)

ルディエールはさすが上手だなー,と思いましたし,ジュドは年齢が信じられない踊りを披露。ミハリョフ@ヌレエフ版バジルもなかなかかっこよかったです。ムッサン@メドーラ&シンデレラは情感がありましたし,『オレオール』でのルブロは軽やかでした。

ルジマトフはですね・・・ううむ・・・書くのが難しいな・・・。もちろんよかったですが,私の期待ほどではなかったような感じ。(いや,ほら,要求水準がむやみに高くなってるからさー)

ええとですね・・・私は,ルジマトフ主演の『ムーア人のパヴァーヌ』は何回か見ています。
で,初日に見て戸惑ったのですが,今まで見ていたのと振付がなんか違うの。どこがどうとは言えないけれど「あれ?」とか「そうだっけ?」という違和感があって・・・ファン歴が長いルジマトフ友だちも皆そう思うと言うし,音楽も一部違っていたのではないか,という説さえありました。(私は音楽は同じだと思うけれど,自信はない・・・)
なので,会場で質問したら「かなり違う部分があるらしい」というお答えでした。

あらま〜,ロシアでドルグーシンが伝えているのとフランスでヌレエフ→ジュドが伝えているのでは,違ってしまっているのね〜。勉強になるな〜♪

あ,再び念のための《注》 
ドルグーシンというのは,キーロフ出身,現サンクトペテルブルク国立コンセルバトワール芸術監督で,この作品のロシアでの上演権を持っている(と聞いたことがある)方。ソ連の(←古いっ)人民芸術家で,キーロフ時代はアルブレヒトなどを得意にしていたらしいです。今まで見たときは,彼自身か彼のカンパニーのダンサーがイアーゴーを踊っていました。

・・・というコトで,ほほー,と興味深くはあったのですが,ルジマトフに関して言えば,そのせいで,今ひとつ振付が咀嚼できないで,表現しきれない舞台になったのかなー,と思ったりもします。
特に初日はねえ・・・ううむ・・・迫力が足りないというか,オーラが足りないというか・・・失礼ながら「ゲネプロか?」と思っちゃったわよ。(ごめんねー)
ジュドのほうは「全開」の感じだっただけに,とても残念・・・。

でも,まあ,そういうコトを言い出せば,公演全体として昨日のほうがよかったですから(初日のほうがよかったのは,ジュドとガリムーリンくらいじゃないかな),皆同じかもしれませんし,初日も必要十分なくらい印象的だったとは思うのですが・・・なんというか・・・イアーゴーがジュドだから,互いに触発されて,今まで見せてもらった舞台より一段とすばらしいモノを見せてもらえるに違いない,と思い込んでいたわけよ。

すみません・・・贅沢すぎますでしょうか・・・。

昨日はよかったです。
高貴な魂を持っていたはずの男性が卑劣漢の奸計によって落とされていく物語で(落ちぶれていく,と言ったほうがいいかな),「人間の弱さ」みたいなものが伝わってきて,切なかった・・・。

あ,でも,ポニーテールはちょっと・・・。バジルとかならいいけれど,オテロのときは,髪は下ろしてほしいなー。

あと,衣裳がボルドー仕様らしくて,ロシア版より生地が立派でデザインがちょっと違っていました。(デズデモーナはボルドーのほうが好きだわ)
それでですねー,気のせいかもしれないけれど,オテロの衣裳は丈が少々長すぎたのではないかなー? ちょっと動きにくそうな感じを受けました。(もしかして,ジュドのお衣裳だったのかしらん? ほら,ジュドのほうが身長があるから・・・。)

さてさて,明日は『ドンキ』で再び留守にする予定です。(行ける確率は,うふふ,9割9分くらいはありますわ。楽しみ〜♪)

☆本日のキーロフ 英ロイヤル・バレエ客演 ダウエル版『白鳥の湖』

ロンドン公演 『海賊』

 

03年7月21日(祝) 水泳世界選手権男子平泳ぎ100メートル,北島選手が世界新で優勝。

昨日と今日,ヌレエフ・フェスティバルを見てきました。

第1部は,ヌレエフ追悼のフィルム上映(ボルドーでのフェスティバルの際に上映されたもの)に続いてヌレエフ振付作品が5つ,第2部はヌレエフが踊った作品3つの上演。

ガラ公演としてすごく盛り上がったとはいいかねますし,「おおっ♪」という上演が続いたわけでもないですが,光藍社にしてはコンセプトがきちんとしていて(←ひとえにジュドのおかげですわね。いや,ジュドとの間にそのような信頼関係を築いたのはすばらしい♪ と思いますー)興味深い内容で,ルジマトフ出演という(私にとっての)問答無用の魅力を抜きにしても,よい公演だったと思います。

えーと,フィルムの内容について,忘れないうちにメモ(既に混乱しかけてるしー)

タイトル:さうらう若者の踊り
ベジャール振付『さすらう若者の歌』を踏まえているわけですね。記憶が定かでないのですが,ヌレエフのために作られた作品だったでしょうか?

ヌレエフがバレエを知ったきっかけ,郷里ウファで7歳のとき見たという『こうのとりの歌』。民族舞踊を盛り込んだ感じの作品。フィルムは野外で撮影されたもの。振付は,『ガヤネー』と同じニーナ・アニシモワだそうです。

キーロフ歌劇場(現マリンスキー歌劇場)
ワガノワ・バレエ学校時代の先生プーシキンの写真
キーロフ時代の『ガヤネー』。スタジオ撮影。

キーロフ・パリ公演で大成功をおさめたという『ラ・バヤデール』から影の王国の坂下りのシーン。カラー。キーロフではなくてパリオペじゃないかな?
そのときと思われるカーテンコールの写真。ヌレエフには見えないが,そうなのだろうか?

亡命直後の写真(?)
亡命直後に契約したマルキ・ド・クエヴァス・バレエ団での『眠り』。パートナーはイヴェット・ショヴレと言っていたような。グラン・パ・ド・ドゥのアダージオですが,フィッシュ・ダイブではなく,セルゲーエフ版風。白いカツラでしたー。
マーゴ・フォンテーンとのカーテン・コールの写真数枚。

西側に出てからの芸域の広さを示すものとして,『ゼンツァーノの花祭り』とポール・テイラー振付『ビッグ・バーサ(←記憶不確か)』の映像。カラー。スタジオ撮影。
舞台以外での幅広い活動を示すものとして,映画撮影のスタジオでカメラを操作している(?)白黒映像と「セサミ・ストリート」でのシルクハットと燕尾服のタップ風ダンス。
「しかし,何より彼は,プティパの古典での理想的王子」とかなんとかいうナレーションがあっての『白鳥』グラン・アダージオ。パートナーはナタリア・マカロワ。

パリオペ芸術監督としての『ライモンダ』リハーサル風景。
稽古着姿でグラン・パのジャン・ド・ブリエンヌを踊っているのですが,パートナーはどなた? フローレンス・クレールでしょうか? ライモンダをサポートしているコール・ドのダンサーがウィルフリード・ロモリのような。

指導者としての厳しさを述べるナレーションが流れて,ボクシングの格好をしたヌレエフとシャルル・ジュドの写真数枚。作品名不知。

最後の振付作品として『ラ・バヤデール』影の王国のラストの映像。イザベル・ゲラン/ローラン・イレール主演。
(この際関係ないけど,イレールはソロルにしては少々メイクが濃すぎませんかね? いや,きれいではありましたが)

お墓の写真。日本語の「墓」のイメージと違って,ペルシャ絨毯がかけられているような彫刻(?)。モザイク模様が美しいですー。

ボルドーゆかりのダンサーとして,ほかにジョルジュ・ドンとパウロ・ポルトルッツィの名前を挙げ,3人とも同じ年に同じ病気で亡くなったというようなナレーション。3人でのカーテン・コールの写真。ヌレエフとドンが『さすらう若者の歌』なんじゃないかな。
3人ともどうゆかりがあるのか知らないのですが・・・そう言っているからそうなのでしょう。それにしても,ドンとヌレエフの死因がHIV感染症とは知っていましたが,ポルトルッツィもそうだったのですね・・・。亡くなっていることさえ知りませんでした。

う〜む,既にしてこんなに長くなってしまった。ファルフさんについて書かないうちに夜中だわっ。

ということで,かんじんの舞台については,明日以降にいたしますー。

☆本日のキーロフ ロンドン公演初日 『海賊』

 

03年7月20日(日) 九州各地で豪雨。10人行方不明。

出かける前にちょっとだけ。

criticaldance.com さんにキーロフ・ロンドン公演専用ページができていました。こちらですー。
掲示板へのリンクはちょっと混乱している気配でもあるので,最新情報などをお求めの方は,こちらから行かれたほうがいいかも〜。(もちろん英語ですけどー)

明日が初日です。

☆本日のキーロフ 英ロイヤル・バレエ客演 『ロミオとジュリエット』 昼夜2回 

 

03年7月19日(土) 社民党土井党首,辻元氏逮捕での辞任を否定。

あい変わらず機嫌は悪いです。
考えれば考えるほど腹が立ってくるので,別のコトをすることにして更新作業。

まず,「キーロフ関係の日記」に,5月分と6月分を追加。ほんの少ししかなかったけれど。

あと,ダンスマガジンの自分用索引のコーナー(?)を作りました。表紙からは「その他」で行けます。

何年かたってから,「あの人のインタビューがあったはず」とか「どこかで聞いた作品名のような」と思ったときに,サイト内検索のページで探せるんじゃないかなー,と思って。
うまく機能するかどうかはしばらく経たないとわからないし,そうなったときでも,自分のためのモノだからご覧になる方に役に立つかどうかは怪しいですが。たいたい,サイトが続くかどうかが問題だしねえ。

今年の6月号から8月号の分だけ作ったんだけど,もっと前のを増やすのはきっと無理だわ。そこまでしないと意味ないと思うけど,やってて楽しくない作業だから,時間費やす気がしないのよ。(だから,校正もしてないの。あのー,どなたかボランティアで読んでみて,誤字脱字があったら,教えていただけないでしょうか? よろしく〜)

あ,私はもちろん新書館の回し者ではないですよ。(というより,この雑誌の内容には不満がある。NBS主催以外の公演も,もう少しきちんとフォローしてもらわないと,資料的価値が足りないと思いますね。写真集としてはありがたいけどー)

その関係で,サイト内のファイルの場所を多少動かしましたので,もしリンク切れなど発見なさったときはお知らせくださると助かります。よろしく〜。

あ,雑誌掲載記録のページも,ファルフさん小嶋さんと,1行ずつ足しておきました。

・・・などとちまちま作業をしていたら,今度は新国立の10月公演のキャストが(一部)出ましたわ。ファンサイトさんに載っています。

あらら,この上演順でいくと,小嶋さんは『シンフォニー・イン・C』には出ないのねえ。とってもとっても残念だわ〜。でも,デュアトもあるからそうなるかしらん。あんまり働きすぎてまた故障なんかしたら大変だしー。(補記:一応22日の日記もお読みくださいね)
そして,うふふ,『ジゼル』パ・ド・ドゥなのね〜。うふふふふふ。
パートナーがデビューのさいとうさん(←平仮名は芸名なんですかね?)と西山さんというのも新鮮。(出演予定のページに加筆しておきました〜♪)

それから,『バヤデール』パ・ド・ドゥのキャストが嬉しい♪
高橋さんのニキヤが見られるのね〜。
そして,ルジマトフファンの皆さんへお知らせ: トレウバエフさんがソロルを踊るそうですー。 

というわけで,こちらのキャスティングについては全く怒ってはおりませんです。(あ,そうだ,念のため。小嶋さんがデ・グリューやロメオを踊らないのも,全然怒っていませんよ。レスコーやマキューシオのほうが向いているのはわかるもん)
でも,もう少し工夫して商売したらいいんじゃないかとは思いますなー。

だって,金曜と日曜とキャストがまるで同じなのよ。(補記:一応24日の日記もお読みくださいね)私でさえ2回しか行かないわよ,これじゃ。
パ・ド・ドゥ4組の組み合わせをずらして,全キャスト見るには毎日行かざるを得ないようにして,バレエ団のファンを悩ませてほしいなー。
あと,マトヴィエンコは,(私の記憶する限りでは)日本で一度も踊っていないソロルを踊ってもらうとか,3日間別のパ・ド・ドゥにキャスティングするとかしたほうがいいと思いますー。

で,小嶋さんには,全幕のときは踊らないヨハンやロメオを踊ってもらうの。それだったら,毎日行っちゃいますけどー。(←あまりにワガママ)

あ,そうだ。明日は留守にするのでココは休みますね。もちろん,ヌレエフ・フェスティバルを見にいくのよん。

☆本日のキーロフ 英ロイヤル客演 バレエの情景(アシュトン)/マルグリットとアルマン(アシュトン)/大地の歌(マクミラン) 

 

03年7月18日(金) 辻元前衆院議員を秘書給与1900万円詐欺容疑で逮捕。「指南役」五島氏も。

昨日から今日にかけて非常に多くの皆さまにご訪問を頂きました。(ありがとうございます〜)

ピュジョル/イレールの『ジゼル』の余禄もあるかもしれませんが,どちらかというと,新国立のキャスト発表のおかげのような気がいたします。
新国立劇場に感謝・・・する気はしないですが,ううむ・・・小嶋さんに感謝しとこうかしらねえ。(そうそう,更新記録。出演予定に『マノン』の日程を追加しました♪ ←こういうときでも,やはり「♪」は欠かさない)

この件に関しては「そのとおりだっ(怒)」とか「私もがっかり・・・(涙)」というようなメールも頂きましたが,「フェリの日にレスコーを踊るウォルシュってご存知ですか?」というお問い合わせもありました。
「そんなことどうでもいいっ。ええい,暢気なっ」と言いたくもなりましたが(すみません),確かに気にはなりますねえ。(見にはいかないけどー)

私も知らないお名前なので,検索してみた結果,たぶん,ヒューストン・バレエのプリンシパルの方だと思います。
こちらのページにプロフィールとお写真が。こちらのページによると,デ・グリューとレスコーと両方がレパートリーにあるようですね。

えー,話を元に戻しますが,そういうわけで(?),本日,表紙のカウンターが10万を超えました。
皆さまのご訪問に改めて感謝申し上げます。

今さらお尋ねするのも間抜けですが,もしよろしければ,10万人目の方はご連絡くださいませ。何も差し上げるモノはございませんが,ココでお名前など紹介させていただきたいと思いますので〜。

☆本日のキーロフ 英ロイヤル客演 バレエの情景(アシュトン)/マルグリットとアルマン(アシュトン)/大地の歌(マクミラン) 

Civitanova Marche公演(←たぶんイタリア) 
ガラ(ショピニアーナ,『アルレキナーダ』パ・ド・ドゥ,『海賊』パ・ド・ドゥ,『ドン・キホーテ』パ・ド・ドゥ,チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ,ミドル・デュオ,瀕死の白鳥)

参考:会場のロッシーニ劇場こちらのページ。いきなりルジマトフの黒鳥パ・ド・ドゥの写真が出てきてびっくりしてしまった。

 

03年7月17日(木) 小学6年生女子児童4人監禁事件。犯人は自殺。

新国立劇場の『マノン』と『ロミジュリ』のキャスト。こちらのページ

脱力感というか馬鹿馬鹿しいというか・・・残業中に職場で見たんだけど,悲しくて涙が出てきてしまったわよ。(で,仕事を切り上げてさっさと帰ってきた)

新国立のファンなんかやめようかしら。
小嶋さんのコトだけ考えて,わーい,『マノン』はお休みの日の出演でよかったわっ,とか,やっぱりロミオは見せてもらえないのね〜,でも,今度こそマキューシオを無事踊ってほしいわ〜,とかだけ言っているほうが穏やかな気持ちで暮らせるもの。

とは書くものの,それとこれとを切り離すのがもう無理なのは自分が一番わかっているから,以下,憤懣を書き列ねます。

 

まず,マノン(10・11月)のほう

    29(水) 30(木) 31(金) 1(土) 2(日) 3(祝)
当初発表 マノン フェリ 新国立劇場のダンサー フェリ コジョカル 新国立劇場のダンサー コジョカル
デ・グリュー テューズリー テューズリー マトヴィエンコ マトヴィエンコ
今回発表 マノン フェリ 酒井 フェリ 酒井 オスタ オスタ
デ・グリュー テューズリー イレール テューズリー イレール マトヴィエンコ マトヴィエンコ
レスコー ウォルシュ テューズリー ウォルシュ テューズリー 小嶋 小嶋

イレールはいったいいつから「新国立劇場のダンサー」になったのか? とは問い質したいですが,もしかしたら森田さんの体調の問題もあるのかもしれないし(←そういう急な話にしては立派すぎる人選だが),レスコーも難しい役だから,まあこういうふうにカタカナが並ぶ事態もありかなー,とは思います。
(あんなに難しそうなリフトの多い演目なのに,オスタ/マトヴィエンコというのは斬新すぎるのではないだろーか,とかも思うけれど,今日の主題とは関係ないからおいときます)

上演すると知ったときから,「大丈夫か?」とは思っていたから,なぜあの人にもマノンを踊らせないのか? とか,この人にデ・グリューをやらせるべきだ,とか主張する気はないです。

むしろ,3組キャストがあるのに,マノン1人とレスコー1人しか適任者がいないような作品の上演なんかやめたらいいと思いますね。

私は『マノン』はけっこう好きですが,マクミラン財団に高いお金を払って,指導者も呼んで,この大勢のゲストにギャラやら滞在費やら交通費やらを支払って,そういうダンサー目当てのお客様に「周りが日本人だから雰囲気が出せてない」とか「がんばっていたけど,ロイヤル(あるいはパリオペ)で見たかった」とか言われながら,それでも挑戦しなければならないような作品だとは思えませんから。

 

ロメオとジュリエット 4月

    16(金) 17(土) 18(日) 23(金) 24(土) 25(日)
当初発表 ジュリエット フェリ 酒井 フェリ 新国立劇場のダンサー 新国立劇場のダンサー 志賀
ロメオ コレーラ 山本 コレーラ マトヴィエンコ マトヴィエンコ
今回発表 ジュリエット フェリ 酒井 フェリ コジョカル 志賀 コジョカル
ロメオ コレーラ 山本 コレーラ マトヴィエンコ 森田 マトヴィエンコ

初演のときのキャスト

  (金) (土) (日) (火) (水) (木)
ジュリエット デュランテ 酒井 志賀 デュランテ 志賀 酒井
ロメオ テューズリー 森田 マトヴィエンコ テューズリー マトヴィエンコ 森田

こっちはもう,不愉快としか言いようがないです。

ロメオについては文句はありません。マトヴィエンコも一応数に入れれば,4日間新国立のダンサーが踊るわけですから。

でも,2日空いていた新国立のバレリーナのための日に,なぜゲストに踊らせるんですかね? マトヴィエンコを採用したのは,彼の能力と人気を生かしつつ,劇場のバレリーナのパートナーを務めてもらうためではないんですかね? 

コジョカルが『マノン』を降板したからといって,なぜ替わりに,予定外だった『ロミジュリ』に出てもらう必要があるんですかね? 是非紹介したいというなら,次のシーズンのしかるべき演目のときに呼べばいいのではないですかね?

なにより,初演のときより劇場のダンサーの出演日を減らすなんて,何を考えているんですかね?

まあ,劇場の判断は理解はできます。バレエ団のファンだけを相手にしていては商売は成り立たないでしょう。私みたいな意見より「コジョカルのジュリエットが見られる♪」という声のほうが多いには決まっている。
1演目で6回も公演を打つなどという真似は,海外の有名バレエ団の来日公演でもできないコトですから,『マノン』や『ロミジュリ』みたいなあまり入りが期待できない作品の場合は,外部の力があれば助かるでしょう。

でも,でもね・・・こういうコトを続けていては,ファンは,つまり固定客は増えないのではないかなー。そして,劇場のダンサーが育たないのではないかなー。次の上演のときも同じことをしなければならなくなるのではないかなー。そう思います。

それでいいんですかね?

 

☆本日のキーロフ ラヴェンナ・フェスティバル 「ロシアン・レパートリー・ガラ」

 

03年7月16日(水) 大学に前納の授業料と3月中入学辞退者の入学金返還命令(京都地裁)

えーと,その「ローラン・プティの世界」ですが・・・残念なお知らせ。
森田健太郎さんが降板だそうです。体調不良とのこと。(Bunkamuraこちらのページ

カジモドはベランガールが全日踊るそうで・・・ううむ・・・。立派だなー,とは思いますが,5日連続6回主演というのは,いくらなんでも大変すぎるような・・・。以前踊っている逸見さんではダメなのかしらん。
まあ,でも,私は両キャストのチケットを持っているから,別のダンサーがいいなあ,と思いますが,1回だけ見るなら逸見さんよりはベランガールのほうが魅力的とは思うし・・・。
いや,でも,自前で代役立ててほしいとはやっぱり思うなー。
うーむ,でも,王子じゃなくてカジモドだもんねえ・・・。

あ,そうそう。こちらはしばらく前に発表されているのですが,フェビュスはアルタンフヤグ・ドゥガラー(ラカッラの回)と菊地さん(上野さんの回)のダブルキャストに変更されています。

ついでに,10月の『眠れる森の美女』について(チケットは既に発売されているのですが,昨日の朝日新聞に王子のキャストも載っていたから)

10月10日(金)18:30 上野水香/外国人ゲスト
10月11日(土)15:00 草刈民代/ミハイル・シヴァコフ
10月12日(日)14:00 平塚由紀子/逸見智彦
ゆうぽうと簡易保険ホール
SS:11,000円 S:9,000円 A:7,000円 B:5,000円 C:3,000円

上野さんのパートナーがゲストなのも,森田さんの体調のせいかなー,とか心配してしまうのよね・・・。

☆本日のキーロフ ラヴェンナ・フェスティバル 「ヌレエフ・ガラ」

 

03年7月15日(火) 神戸連続児童殺傷事件の犯人(当時14歳)仮退院後に遺族に情報開示へ。

そういえば,Bunkamuraのサイトにも,「ローラン・プティの世界」VTR映像というのがあるのです。

発売開始前からあったような気がするのですが,コレは映像というよりは,写真を写しているだけの趣なので・・・。まあ,よかったらどうぞ〜。
あ,ブロードバンド対応のみだそうです。すみません。(つい,また謝る・・・)

こちらのページから行けます。

☆本日のキーロフ ハンブルク・バレエ客演 『椿姫』
シルヴィア・アッツォーニ,アレクサンドル・リアブコ,ロイド・リギンス,エリザベート・ロスカヴィオ,イヴァン・ウルバン,カルステン・ユング

あら,ポリカルポヴァではないのね〜。

 

03年7月14日(月)

イープラス内の下記アドレスで,「ローラン・プティの世界 スポット映像」というモノが見られます。

http://eee.eplus.co.jp/MV/0305_011.html

「e+独占映像」だそうですが,「56kbps未満の回線環境には対応しておりません」とのことです。すみません。(私が謝るのも変ですけどー)

フロロが3回ほど登場していて,最初が小嶋さんなのは確かだと思いますが,あとの2回は相羽さんかなー? うーむ,確信が持てないわ・・・。どうなんでしょ?
(あ,フロロというのは,黒い衣裳に白塗りの顔のヒトです。念のため)

☆本日のキーロフ グラーツ公演 『白鳥の湖』

 

03年7月13日(日) 北朝鮮が米国に核再処理完了を通告。

話題が続いているような別の話のような・・・

「criticaldance.com」さんの表紙がザハロワの『バヤデルカ』に変わっていました。美しいですー。ロンドン公演間近というコトで,かの地も盛り上がっているようですね。
ただ,これはポノマリョフ版の衣裳でロンドンで上演されるヴィハレフ復元版とは違うと思います。念のため。

それから,終盤に近づいたグラーツ公演ですが,オペラハウスのサイトのこちらのページにも小さいけれど写真が何枚も。(大きくなります〜)

ヴィシニョーワ/ルジマトフの『ドンキ』もあるのよん。
それにつけてもキーロフはまったくもう(怒) と話を戻してもいいのですが・・・ま,やめときましょう。あ,グラーツ公演は,彼は参加していない気配です。

まもなく日本ですもんね♪ いつごろ来日するのかなー?

☆本日のキーロフ 

ハンブルク・バレエ客演 『かもめ』
ラウラ・カッツァニガ,イリ・ブベニチェク,ヤチェク・ブレス,ロイド・リギンス,ヘザー・ユルゲンセン,ジョエル・ブーローニュ,セバスチャン・ティル

グラーツ公演 『ジュエルズ』

 

03年7月12日(土) 豪摘発の北朝鮮麻薬船,日本寄港が判明(98年以降で5回以上)

さらに続き。

そして,本日現在のキーロフ・ロンドン公演のキャスト。(ロンドンの招聘元のサイトのこちらのページ

7/21   海賊 ザハロワ/クズネツォフ/サラファーノフ
7/22   海賊 ヴィシニョーワ/シショフ/ゼレンスキー
7/23 海賊 コンダウロワ/クズネツォフ/コルサコフ
海賊 グメロワ/シショフ/コルプ
7/24   白鳥の湖 ザハロワ/ゼレンスキー
7/25   白鳥の湖 パヴレンコ/コルスンツェフ
7/26 白鳥の湖 ソログプ/ファデーエフ
白鳥の湖 グメロワ/コルプ
7/27   (休演)  
7/28   ショピニアーナ オストレイコフスカヤ,オスモルキナ,パヴレンコ/コルスンツェフ
結婚 イオシフィディ/ポポフ
シェヘラザード ザハロワ/ルジマトフ
7/29   ショピニアーナ スコルコワ,ジェロンキナ,オストレイコフスカヤ/コルプ
結婚 イオシフィディ/ポポフ
シェヘラザード ザハロワ/ルジマトフ
7/30 ショピニアーナ ジェロンキナ,オスモルキナ,オストレイコフスカヤ/コルプ
結婚 イオシフィディ/ポポフ
シェヘラザード トゥカチェンコ/ゼレンスキー
ショピニアーナ オストレイコフスカヤ,ジェロンキナ,スコルコワ/コルスンツェフ
結婚 イオシフィディ/ポポフ
シェヘラザード トゥカチェンコ/ルジマトフ
7/31   バヤデルカ パヴレンコ/ファデーエフ
8/1   バヤデルカ ザハロワ/サラファーノフ
8/2 バヤデルカ グメロワ/コルプ
バヤデルカ パヴレンコ/ファデーエフ
8/3   (休演)  
8/4   セレナーデ オストレイコフスカヤ/コルスンツェフ
春の祭典 パヴレンコ
エチュード ザハロワ/ファデーエフ/サラファーノフ
8/5   セレナーデ ソログプ/コルスンツェフ
春の祭典 パヴレンコ
エチュード ザハロワ/ファデーエフ/サラファーノフ
8/6 白鳥の湖 グメロワ/ゼレンスキー
白鳥の湖 ザハロワ/コルスンツェフ
8/7   白鳥の湖 ソログプ/ファデーエフ
8/8   白鳥の湖 パヴレンコ/コルプ
8/9 海賊 テレシキナ/クズネツォフ/ルジマトフ
海賊 ザハロワ/シショフ/サラファーノフ

マハリナはどこにいったの? とか,ルジマトフと『シェヘラザード』を踊るトゥカチェンコって? とかもあるのですが,あらまあ,ヴィシニョーワが1回だけキャスティングされましたねえ。それも日本での『ドンキ』と重なる時期に。
なんか,「そうだった。ロンドンで踊るから貸せないって言ったんだった。日本人から文句言われないように,1回くらい名前載せとけっ」という感じに見えてしまうんですけどー。

もっと意地悪な見方をすれば,ザハロワのほうも出演引き上げの根拠が薄弱なのでは? 『ジゼル』とロンドン公演って日程重なってませんもん。まあ,時差があるとか初日に万全を期したいとかあるかもしれませんが,いつもはそういう配慮のないスケジュールで踊らせているような・・・。

そうそう,わかりやすいように書いておきますね。日本でのザハロワの出演は7/17(木)・18(金),ヴィシニョーワは7/20(日),21(休),23(水),24(木)の予定でした。

こういう(私の常識では)納得し難いコトが起きるのにも,まあ,いろいろ事情というか経緯があるのだろうとは思います。そもそもキーロフの中の意思決定をどういう過程でどういう人がしているのかわかりませんが,それなりに判断した結果,こういう状況になったのではありましょう。
でも,外に現れるモノが終始一貫して「観客のことなんか考えていないという体質」だということは言えると思いますね。

あ,今ごろこんなコトにこだわって延々とココに書いているのは,もちろん私憤に基いてのことです。

だって,ヴィシニョーワは世界バレエフェスティバルには出演するんですよね,たぶん。
私は狭量なルジマトフのファンだから,「彼との全幕は降板させて,よそのバレエ団のダンサーとパ・ド・ドゥだけ踊るのには貸すわけね? その間はロンドン公演に出なくても全然差し支えないわけね? マールイのほうはロンドンより先に決まっていて,バレエフェスはそれより後よね?」とか言いたくなってしまうのよ。

いや,私もヴィシニョーワ/マラーホフはとても楽しみだし,ルジマトフ友だちこぞって絶賛のレドフスカヤのキトリをやっと見られるからヴィシニョーワにそんなにこだわっているわけではないし,もし彼女が最初からバレエフェスだけ出る予定だったなら,マールイ客演よりずっと大きなイベントだという点からしても,日本で初めてマラーホフとの舞台を見せるという意義からしても,それはもっともな判断だと思うけれど,でもさー・・・。

 

えーと,全然関係ないですが,更新記録。6月に見た公演について英語版に追加しました。

☆本日のキーロフ ハンブルク・バレエ客演 『かもめ』 

マチネ: ラウラ・カッツァニガ,イリ・ブベニチェク,ヤチェク・ブレス,ロイド・リギンス,ヘザー・ユルゲンセン,ジョエル・ブーローニュ,セバスチャン・ティル

ソワレ: アンナ・ポリカルポヴァ,イヴァン・ウルバン,ロイド・リギンス,オットー・ブベニチェク,ヘザー・ユルゲンセン,セバスチャン・ティル,ジョエル・ブーローニュ,ラウラ・カッツァニガ

グラーツ公演 『ドン・キホーテ』

 

03年7月11日(金) 土屋埼玉県知事,資金管理団体の献金隠し事件で辞職表明。

昨日の続き。

それに比べてキーロフはなんやねん,という状況について,一応書いておきます。(まあ,比べるモノではないかもしれんが)

ロンドン公演の当初のキャスト。(6月20日に英ロイヤルのサイトに載ったもの)

7/21   海賊 ザハロワ/クズネツォフ/サラファーノフ
7/22   海賊 テレシキナ/シショフ/ゼレンスキー
7/23 海賊 コンダウロワ/クズネツォフ/コルサコフ
海賊 グメロワ/シショフ/コルプ
7/24   白鳥の湖 ザハロワ/ゼレンスキー
7/25   白鳥の湖 パヴレンコ/コルスンツェフ
7/26 白鳥の湖 テレシキナ/ファデーエフ
白鳥の湖 グメロワ/ゼレンスキー
7/27   (休演)  
7/28   ショピニアーナ オストレイコフスカヤ/コルスンツェフ
結婚 マハリナ/ポポフ
シェヘラザード ザハロワ/ルジマトフ
7/29   ショピニアーナ スコルコワ/コルプ
結婚 イオシフィディ/ポポフ
シェヘラザード マハリナ/ルジマトフ
7/30 ショピニアーナ ジェロンキナ/コルプ
結婚 イオシフィディ/ポポフ
シェヘラザード マハリナ/ゼレンスキー
ショピニアーナ オストレイコフスカヤ/コルスンツェフ
結婚 イオシフィディ/ポポフ
シェヘラザード マハリナ/ルジマトフ
7/31   バヤデルカ ザハロワ/ファデーエフ
8/1   バヤデルカ パヴレンコ/サラファーノフ
8/2 バヤデルカ グメロワ/コルプ
バヤデルカ ザハロワ/ファデーエフ
8/3   (休演)  
8/4   セレナーデ オストレイコフスカヤ/コルスンツェフ
春の祭典 マハリナ
エチュード ザハロワ/ファデーエフ/サラファーノフ
8/5   セレナーデ ソログプ/コルスンツェフ
春の祭典 マハリナ
エチュード パヴレンコ/ファデーエフ/サラファーノフ
8/6 白鳥の湖 グメロワ/コルプ
白鳥の湖 ザハロワ/コルスンツェフ
8/7   白鳥の湖 ソログプ/ファデーエフ
8/8   白鳥の湖 パヴレンコ/コルプ
8/9 海賊 コンダウロワ/クズネツォフ/サラファーノフ
海賊 ザハロワ/シショフ/ルジマトフ

ああ,疲れた・・・。

あまりに量が多くて読むのもしんどいでしょうが・・・まー,ロンドンはうらやましいわぁ,というようなコトはこの際おいといて,この時点では,ヴィシニョーワはロンドン公演に出ないことになっておりました。
やれやれ,話が違いますねえ。

(以下,たぶん明日に続きますー)

 

☆本日のキーロフ

ハンブルク・バレエ客演 『かもめ』 アンナ・ポリカルポヴァ,イヴァン・ウルバン,ロイド・リギンス,オットー・ブベニチェク,ヘザー・ユルゲンセン,セバスチャン・ティル,ジョエル・ブーローニュ,ラウラ・カッツァニガ

グラーツ公演 『ロミオとジュリエット』

 

03年7月10日(木) 福島県知事,東電の福島原発6号機再稼働を容認。夏の首都圏の電力は一応確保へ。

まもなくレニングラード国立バレエの夏の公演が始まりますが・・・私は結局,『ジゼル』は払い戻してしまいました。
イレールのアルブレヒトはとっても見たかったし,ピュジョルのジゼルやムッサン,ドラノエのミルタ,ヒラリオンにも興味はあったけれど,でも,平日だったから・・・。パリオペの公演だったら仕事のやりくりをしたかもしれませんが,ゲスト出演だと思うと今ひとつ根性が出なかったのですわ。

以上は前置き。以下が本題。

数日前に銀行通帳を眺めて家計の算段をしているときに気付いたのですが,光藍社さんって,払い戻しのときに購入手数料も返してくれて,その上チケットを送り返した分の郵便代まで加算してくれるのね。
感動・・・。

プレイガイドでチケットを購入したときの記録から,キャスト変更のお知らせの電話がかかってきたという方もいるし,舞台の上のコトは多少アバウトだけれど,サービス業としての対応は実に行き届いているんだなー,と改めて感心しました。

同時に,悪いことしちゃったなー,という気も・・・。
だって,「ヌレエフ・フェスティバル」と『ドンキ』のチケットは手もとにあるから,購入手数料まで返してもらう理由がないんだもの。(そもそも手数料をとることやその金額の是非は,この際おいといて)
その上,セット券の代金をきっちり割り算して払い戻してくれたから,見にいく公演については,最初から2演目だけ買ったときに比べて割安になってしまった・・・。

もちろん,予想以上にお金が戻ってきたのは素直に嬉しいですし,いつもかなり注ぎ込んでるから,たまにこういうコトがあってもいいかなー,とは思うものの,(たぶん)キーロフやザハロワの負担ではなくて,(私には被害者だとしか思えない)光藍社さんの負担で得したかと思うと,申し訳ない気がしてしまうのよ。

☆本日のキーロフ グラーツ公演 『ジュエルズ』

 

03年7月9日(水) 長崎市の4歳児殺人で12歳の中学生を容疑者として補導。

↓を書くだけで疲れるので,他の話題は休みますー。

☆本日のキーロフ 
マリインスキー劇場ハンブルク・バレエ客演 『ニジンスキー』
マチネ: イリ・ブベニチェク,アンナ・ポリカルポヴァ,エリザベート・ロスカヴィオ,イヴァン・ウルバン,ジョエル・ブーローニュ,カルステン・ユング,グィド・ヴァルサーニ,ヘザー・ユルゲンセン
ソワレ: アレクサンドル・リアブコ,ヘザー・ユルゲンセン,イヴァン・ウルバン,ジョエル・ブーローニュ,カルステン・ユング,ラウラ・カッツァニガ,グィド・ヴァルサーニ
グラーツ公演 『ドン・キホーテ』

『ニジンスキー』は,なぜキャスト表記の人数がその都度違うのですかね? いや,キーロフの公演なら驚かないけどさー。

 

03年7月8日(火) 阪神ダイガースにマジック49点灯。セントラルリーグ最速記録。 

小嶋さんのジェームスについて,今さらながらのメモ。

ええと,感想に「性格が悪くて浮気者で頭も悪い」と書いたのですが,浮気者というのはちょっと違うかもしれませんねー。

シルフが出てきたとたん夢中になったわけではなくて,かなり逡巡していたもの。でも,だからこそ,エフィもかわいく思っている様子だったからこそ,浮気者に見えたとも言える。

冒頭で目が覚めたとき,目の前にいるのが夢の中のシルフでなくエフィだと認識したとたん慌ててごまかす芝居とか,マッジを追い出そうとするのをエフィがとりなすと,ふにゃ〜となってしまうところとかには笑ってしまったわ。

そして,全員で踊っている最中にシルフが現れたときの様子には,4年前に見せてもらったとき正直言って「・・・こりゃ似合わん・・・」だった『アルルの女』も今ならきっとすてきだわっ,と脈絡もないコトを思ってしまいました。(シルフが消えている間の踊りはもちろん楽しげできれい。でも,その中に,心ここにあらず,という感じが段々強まっていくのよん。)

あとねー,シルフが魔力を使って,後ろ向きに引っ張られて踏みとどまって,という動きの連続が,とってもきれいでした。跳躍や回転だけでなく,こういうところも美しいから好き♪

で,2幕になるとすっかり豹変して,幸せそのもの〜,という感じだったので(そういう作品だから当たり前ですけどー),この辺もしょーもない浮気者に見えた原因だろうと思います。

マッジに対する態度は非常に居丈高でしたが,これは「性格が悪い」というよりは「頭が悪い」ほうに見えました。マッジのほうも負けていないから。
そういえば,舞台を見た日の日記に「マッジが出てくると瞬間湯沸し器みたいになる」って書いたら,「湯気でてましたよね!」という賛同のメールを頂いてしまいましたわ。あはは,出てましたか〜?

一番性格が悪く見えたのは,グァーンに対する態度ですね。
歯牙にもかけない,というか・・・なんか,ウィルフリードに対するアルブレヒトみたいに見えました。感じ悪かったわぁ。

まあ,全体として見ると,小嶋さんは(踊りはともかく)雰囲気はジェームス向きではないんだろうなー,とは思います。
暢気な田舎の青年のタイプではないし,かといって,シルフの存在を信じそうなロマンチックな詩人にも見えないもん。そもそも「おすまし」だったのが,「エラソー」に転化しちゃってるしー。

でも,いいのよ。それが彼の個性なんだから。
うふふ,ほんとに困った男で,とってもすてきだったんだから〜♪

 

☆本日のキーロフ 
マリインスキー劇場ハンブルク・バレエ客演 『ニジンスキー』 イリ・ブベニチェク,アンナ・ポリカルポヴァ,エリザベート・ロスカヴィオ,イヴァン・ウルバン,ジョエル・ブーローニュ,アレクサンドル・リアブコ
グラーツ公演 『ドン・キホーテ』

マリインスキー劇場に『ニジンスキー』で乗り込むとは,さすがノイマイヤーはかっこいいよねえ♪ そして,ポリカルポヴァの凱旋公演(←というのか?)でもあるようです。

 

03年7月7日(月) 小泉首相,総裁選前倒しを否定。

海外サイトを眺めていて知った情報ですが,ラトマンスキーがボリショイの芸術監督になるそうです。びっくり〜。

Ballet Alert!さんの掲示板のこちらのスレッドFor Ballet Lovers Onlyさんのこちらのページ
ボリショイ劇場のサイトを見たところ,そういう記載は見つけかねましたが,公式発表だと書いてありますから,たぶん事実だと思います。

現監督のアキモフの任期が6月いっぱいで切れて,後任はラトマンスキーで,任期は3年間。ただし,年内は海外(デンマーク・ロイヤル)などの仕事が入っているので就任は来年1月。それまでの公演と来年1月のパリ公演はアキモフが指揮をとるらしいです。
副芸術監督はヤーニン。(今回初めて知ったのですが,今も副芸術監督だそうです)

ラトマンスキーは1968年生まれ。モスクワバレエ学校(いわゆるボリショイバレエ学校)の出身で,マラーホフやレドフスカヤの同級生。卒業後キエフ・バレエに入団。ロイヤル・ウィニペグ・バレエ(ハートのいるカナダのカンパニー)で踊ったこともありますし,現在はデンマーク・ロイヤルのプリンシパルです。
振付家でもあって,秋にキーロフが持ってくる新版『シンデレラ』は彼の作品。最近ではボリショイに『明るい小川』を作っています。(そして,フィーリンにシルフィードを踊らせたらしい・・・)

えー,それで,ラトマンスキーはダンサーを引退するようなことが書いてあります。

うーむ,ほんとうだとしたら残念ですねー。

まあ,ボリショイみたいな大バレエ団の芸術監督は自分が踊っていては無理なのだろうとは思いますし(ファジェーチェフも就任と同時に引退しましたもんね),ボリショイで踊っていなかった(入団できなかった?)ダンサーが芸術監督になったからといって出演するわけにもいかないでしょうし,ご本人にとっては芸術監督とか振付のほうが魅力的な仕事なのでしょうが・・・でも,もったいないなー,とは思ってしまうよねえ。

 

03年7月6日(日) 民主党が内閣不信任案提出へ?

ずいぶん前にBunkamuraさんからお知らせメールが来ていたのですが,「森田健太郎×ジーザス・パスター スペシャル対談」というモノをサイトに載せたそうです。
こちらのページですので,興味のある方はどうぞ〜。

それから,「マリ・クレール」(アシェット婦人画報社)8月号に,クーパーと菊地研さんの対談が載っているというお知らせも。(もしかして,もう次の号が出ていたりして・・・?)

要するに,牧の夏の公演の宣伝ですね。
私も宣伝に協力しよう。小嶋さんもフロロで出るから(彼の当たり役なのよん),皆さまよろしく〜。

☆本日のキーロフ グラーツ公演 『白鳥の湖』

 

03年7月5日(土) モスクワで自爆テロ。20人死亡。チェチェン独立派か。

新国立劇場『ラ・シルフィード/パキータ』の感想を書きました。一覧表にも追加。

『パキータ』については,日記に書いたコトを転載しただけのような。
『ラ・シルフィード』のほうは,月曜日に「続く」と書いたけれど,その続きを書いてなかったから,一応ソレでもあると思っておいてください。

あと,小嶋さんがああだった,こうだったの話をもう少しココに書くかもしれないですけれど,今回は仕事とかが立て込んでいた関係で,既に記憶がだいぶ薄れているのよね。(もったいないコトである)

そうそう,カーテンコールですが・・・エングルンドさんを迎えにいったのは,志賀さんではなく小嶋さんでした。『パキータ』のほうは,ヴィシニョーワが指揮者を,コルプがクナコワさんを呼びにいきました。
女性は男性ダンサーが,男性はバレリーナが,というコトなのかしらん?
とすると,ほとんど見た記憶がないけれど,女性の指揮者とか女性の振付家の場合は,男性の主役が担当するのが普通なのだろうか?

☆本日のキーロフ
『バフチサライの泉』 ジェロンキナ,コルネーエフ,スクリプキン
グラーツ公演 『白鳥の湖』

 

03年7月4日(金) 宮城県議会,浅野知事の「盟友」田島氏の副知事選任案を再度否決

表紙の模様替え。

えー,『ドンキ』向きのイラストは発見しかねました。
いいかげん根性が尽きたので,今月は,『ジゼル』にしときます。新潟での新国立のガラで小嶋さんがパ・ド・ドゥを踊る予定だから。(3月の安田バレエの使い回しなんだけどー)

そういえば,新潟県民会館のサイトにちらしの写真が載っています。こちらね。
彼の舞台写真がないじゃないのっ(怒) というような私憤はさておくにしても,なんか,光藍社さんのちらしのセンスと共通するところがありますなー。
あ,こちらが裏です。これは普通ですねー。

☆本日のキーロフ 
『ジゼル』 タラソワ/ツィスカリーゼ
グラーツ公演 『ジュエルズ』

 

03年7月3日(木) プロ野球オールスターファン投票,阪神タイガースが過去最多の9人選出。

仕事はひと段落。ちょっと疲れたから早く寝よう。

あ,訂正。
『パキータ』の小嶋さんは「かなりすごかった」のではなくて「ほんとにすごかった」のだそうです。

そういえば,最近は全幕のときはテクニック披露はしないでひたすら美しく踊るから,超絶技巧の大技ってしばらく見せてもらってなかったわ。
うふふ,やーねー。見られなかったのが,ますます口惜しくなるじゃないのぉ。

☆本日のキーロフ グラーツ公演『ロミオとジュリエット』

 

03年7月2日(水) イスラエル・パレスチナ,治安維持の合同委員会設置で合意。

小嶋友だち(←ルジマトフ友だちほど多くはないけれど,いるのよん)の報告によると,昨日の『パキータ』はかなりすごかったらしいです。
ジュテで空中で止まったとか,マネージュはバタフライだったとか・・・。よかったと聞けばもちろん嬉しいですが,見られなかったのがますます残念でもある。

近い将来に,是非再演してくださいね〜。(と,もう一度書いておこう。誰に向かって書いているのか判然としないが)

☆本日のキーロフ 
『ラ・シルフィード』 タラソワ/ポポフ
グラーツ公演 『ロミオとジュリエット』 

★本日の新国立 『ラ・シルフィード』西山/逸見 『パキータ』志賀/マトヴィエンコ

 

03年7月1日(火) 妻への暴力で接近禁止中の夫が妻の友人を刺殺。

今日の『パキータ』は,やはり見にいけませんでした。
ま,今回の場合,たとえ新国立の隣に職場があったとしても行ける状況ではなかったから(いわゆる「納期が目前」なのよ)しかたないけれど,う〜む,実に残念であった。

近い将来に,是非再演してくださいね〜。(←陳情)

★本日の新国立 『ラ・シルフィード』酒井/山本 『パキータ』宮内/小嶋

 

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