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03年2月28日(金) KEDO,北朝鮮各開発問題対抗措置で軽水炉提供事業ペースダウン

今日は,お酒を飲んできました。

大学時代の同級生で集まったのですが,全部で4人で,私以外は男の子(というか,おじさん)。
で,「中高生の娘は父親をどうして嫌うのか?」という話題で盛り上がってしまいました。うーむ,皆さん苦労されとりますねー。

最近なにしてるの? と聞かれたので,通勤電車で読むためにカバンの中に入れていたダンスマガジンの小嶋さんのページを出して「この人のおっかけをしている」と答えておきました。

反応は,「バレーボール?」という,いかにもおじさんらしいものが1名。そして,「熊川哲也ではないのか?」が2名。
おお,さすが熊川さんの知名度はスゴイ! (10年前だったら,全員「バレーボール?」のほうだったに違いない)

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル
『マノン』 ザハロワ/クズネツォフ

ううむ,マラーホフはスケジュールが合わなかったのでしょうねえ・・・。

 

03年2月27日(木) 構造改革特区問題,自由診療のみ企業の病院参入容認へ

ダンスマガジン4月号を買いました。
『海賊』の写真も載っていましたが,それはこの際後回しにして,「男性ダンサーへの10の質問 小嶋直也 (II)」をまず読んだわけです。

う〜ん,かっこいい・・・。

いや,客観的に言えば,別に特筆するようなことを語っているわけではないです。
小嶋さんのファン以外の方が読んでも,別になんとも思わないでしょうねえ。で,私のほうは,彼以外のダンサーが同じコトを答えていても,きっと読み流すでしょう。その程度のモノではある。(というか,ダンサーのインタビューってそういうモノですよね)

だから,どこがかっこいいのか説明しても意味がないのはわかっているけれど,でも,一応書いておこうかな。

例えば「結婚して生活や心境に変化はありましたか」って聞かれたら,普通は,「精神的に落ち着いた」とか「安らげる」とか「責任感が出た」とか,あるいは「互いに刺激しあえるいい関係だ」とか答えるでしょう? (それが日本人の常識というもんだ)
でも,小嶋さんは,そういう言い方はしないで,自分の踊りのことから話を始めるの。

そういうところが,すごくかっこいいなー,と思います。

あ,そうだ。 そんなことより

☆★☆ ご結婚おめでとうございます! お幸せに〜 ☆★☆ (←日本人の常識)

 

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル
『ピルリパット姫,あるいは高潔への罰』 (世界初演 シモノフ+シェミャーキン版)
『くるみ割り人形』 (シモノフ+シェミャーキン版)
ソログプ,メルクリエフ,コンダウローワ

 

03年2月26日(水) ハウステンボス会社更生法適用申請

ソロルの衣裳について,別の話。

ベルリン国立歌劇場バレエでのソロルの衣裳について,先月29日の日記で,「結婚式まである4幕仕立てなのに,全幕終了後のカーテンコールのときにマラーホフが3幕の衣裳を着ているのはなぜか?」といったようなことを書いたのでした。

で,読んでくださった方から推測メールを頂きました。
かいつまんで言うと,「寺院崩壊の後ニキヤに導かれて天に昇るときに,再度衣装を替えるのではないか。人の間のコーディネイトもきれいだし,死に装束でもあるし」というご意見でした。

おお,なるほどー。そう考えると平仄があいますね。(メールをありがとうございました〜)

そして,そうだとすると,早替わりでたいへんそうですねー。もしやにして,世界一着替えの多いソロル?

で,一方,ロイヤルのマカロワ版では2幕と3幕は同じ衣裳だったかもしれないなー,と思い出したので,ビデオを出してきて確認。
お,やっぱり,そうだった。けっこう長い結婚式の場面まであるのに,ムハメドフは2幕からずーっと同じ衣裳を着ている。そもそもそうなのか,彼だけがそうなのかはわかりませんが,これではなんだか気の毒なような・・・。

ついでに,家事をしながらこのビデオを流し見したのですが・・・

マカロワ版のソロルって,婚約式の最後はガムザッティの手をとって去っていって,ニキヤの死の瞬間は(たぶん)舞台の上にいないのねえ。ほほー,そうか。そういうのあったなー,と思ってはいたが,ロイヤルだったのか。
そして,アスィルムラトワ@ニキヤはそのソロルの姿を見た衝撃で,手から解毒剤を取り落とす・・・。

酒井さんは,ソロルが顔を背けるのを見て立ち尽くし,その手から解毒剤が転げ落ちる・・・という感じでした。
日曜日のザハロワは,なすすべもなく自分を見ているソロルに絶望し(というか,匙を投げた? あるいは,そんな男を愛した自分に絶望した?),薬を激しく投げ捨てました。

志賀さんと宮内さんはどんなかしら〜。

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル
「クラシックバレエの主題と変奏」
第1部 テーマ:ロマンチック
第2部 テーマ:フォークロア
第3部 テーマ:スペイン ルテステュ/バール

 

03年2月25日(火) 北朝鮮ミサイル発射,首相・外相への連絡は翌日

おとといの補足というか・・・

ゼレンスキーの自前の衣裳の件ですが・・・ご本人ではなく新国立に文句を言うべきなのかもしれない,と思い直しました。(文句があるには変らないが)
ゲストの衣裳がどのようにして決定されるかはもちろん全く知らないですが・・・

ご本人にすれば,踊りなれた衣裳のほうがいいでしょう。周りと合わせるセンスはほしいですし,明らかに傾向が違ったとは思いますが,たぶんそんなに浮いていたわけではない。私は,本来の衣裳を見ているから違和感は大きいけれど,キーロフの衣裳も新国立の衣裳も知らないで見ればわからないかもしれません。セルゲーエフ版『眠り』にロイヤルの衣裳を持ち込んで一目瞭然浮いていた吉田さんと熊川さんよりはマシだとは思います。

でも,新国立のソロルは,2幕と3幕は同じ衣裳なんですよ。2幕の最後でニキヤの死に動転したソロルは,その場から逃げ出す。そして,3幕の冒頭でそのまま自分の部屋にたどりついて,水煙草に逃避する・・・。要するに,非常に困ったヒトなわけですが,この設定のためにわざわざ同じ衣裳になっているのだと思います。

そういうことまで考えて演出しているのに,そしてその演出家が芸術監督であるのに,2幕と3幕を違う衣裳で踊るというゲストを止めないというのが理解しがたい,と思うわけです。

まあ,細かい話ですよね。
それに,それなら影の王国と結婚式は続けて上演されるから,婚約式と同じ日(せいぜい翌日)に結婚式を予定していたわけか? とかいうコトにもなってきて,あまり細かい整合性にこだわっても益はない,という感じもしないではないです。

でもですねー,そこにこだわらないでいいなら,小嶋さんがもう1着別のお衣裳を着てもいいはずだと思うと,やっぱり面白くないわけですよ。ぷんぷん。

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル 『ジュエルズ』
エメラルド: ピュジョル,パケット,アバニャート,ブリダール(POB)
ルビー: ウェーラン,ソト(NYCB)
ダイヤモンド: パヴレンコ,コルスンツェフ

『エメラルド』でモローからブリダールへの変更があったようですね。

 

03年2月24日(月) 大相撲親方株の価格は1億7500万円(東京地裁。立浪親方事件)

おおっ,そういえば,明日からAMPの『白鳥の湖』が始まるではありませんか!

ということで,これを記念して(?),リンクに1件追加。
アダム・クーパーのファンであるチャウさんのCLUB PELICANいうサイトさんです。

チャウさんは,この『白鳥』の映像でクーパーを知ってファンになったという方。ご本人のお書きになった文章によると「クーパー以外の部分では,バレエやダンスに全く興味がない」そうなので,サイトにはバレエファンにとっては刺激的な内容もあります。(←もちろん,アダルト向きという意味ではない)
新鮮な見方が多くて面白いですし,読むだけでクーパーについて詳しくなれてありがたいですし,『白鳥』関係で有益な情報も載っています。

個人的には,掲示板など置かずにひたすら語っているところがウチと似ていて,親近感がわきました〜♪

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル
『ジゼル』 コジョカル,コボー

 

03年2月23日(日)

新国立劇場バレエ団 『ラ・バヤデール』 
スヴェトラーナ・ザハロワ,イーゴリ・ゼレンスキー,西川貴子

いやー,ゼレンスキーの元気な姿を見られて,とっても嬉しい♪♪

1年以上マリインスキーの舞台に立っていないし,海外の掲示板を見てもよそで踊っている気配はないし,本当に怪我が治ったのだろうかと心配していたのよ。マリインスキー・フェスティバルにコルプがキャスティングされていないのは,もしやこの公演の代役のためではないかとか思っちゃうし。
「バレエの美神」の会場で見かけてひと安心,金曜日に踊ったと聞いてさらに安心。実際に踊るのを見て,やっとほんとうに安心。

少しやせてしまったみたいだし,1幕は難しいリフトは省略,2幕のソロは抑え目で,まだ本調子じゃないのかなー,なんて思いましたが,3幕はほとんど以前と同じくらいの踊りを見せてくれました。よかったわ〜。

と安心したところで,舞台ですが

ゼレンスキーのソロルは,やっぱり純愛一直線♪ 1幕では,(セットが違うからやりにくそうだったけれど)神殿の石段を駆け上がってくれるし,2幕でニキヤの踊りを見ている様子から「主君の命には逆らえないが,想いはニキヤの上にある」ことがわかるし,いいわあ。
3幕は少々テクニックご披露っぽいところもありましたが,気分よく燃えてくれたということなのかも。もちろん上手できれいでした。
将軍(?)の威令と風格もあって,とてもよかったです。

しかし,文句もある。

1 自前の衣裳はいかんと思います。ザハロワはちゃんと新国立の衣裳を着ていたじゃないの。
マールイ客演のルジマトフも同じことをしているではないかと言われると返す言葉はないですが,でも,新国立のファンとして不愉快ではあります。

2 最後の芝居はもう少しなんとかならんものか・・・。ゲストだから演出に慣れていないのはわかりますが,初演のときのアコスタはもっとずーっと上手だったのにー。
死に方が唐突なのは(山本さんも今ひとつだったから)見逃すにしてもですね,神殿の下敷きになって倒れていた人が,いくらニキヤの姿が現れたからといって,瓦礫をひょいと跳び越える元気さを見せるというのは・・・(泣)。

ザハロワは美しかったです。
巫女の神秘性→恋する乙女→ガムザッティとの対決シーンの激情→悲恋の悲しみ→花篭を渡されての喜び→純粋のバレエ・ブラン→荘厳な昇天 と,それぞれの場面がそれぞれ見事でした。

去年マールイで見たときに,大僧正を拒む場面やガムザッティとの対決シーンがエラソーすぎたので,新国立のダンサーとではさらに・・・と懸念していたのですが,その辺りは抑え目にして,「身分の低い舞姫」をきちんと見せていたので感心しました。

それにしても,パートナーがルジマトフでなかったので,落ち着いて彼女の踊りを見られたのは嬉しかった。2幕のソロなんか,(いつもは端ですわっているルジマトフばかり見ているので)事実上,初めて見た状態。「おお,いつもこんなふうに踊っていたのかー」と新鮮でした。(振付がキーロフと同じかどうかはわからないが)

西川さんは,優しく引っ込み思案のために嫁き後れたお嬢さんの雰囲気で,ソロルを本当に愛しているガムッザッティだったと思います。
身を引いてくれとニキヤに頼むシーンの必死な様子は感動的で,こちらを応援したくなりました。

あとは,今日よかったのは,奥田慎也さんのマグダヴェヤ。『ドンキ』のサンチョ・パンサといい,彼って演技派だわ。
ピンク・チュチュの4人は一部キャストが代わっていましたが(遠藤睦子,高橋有里,西山裕子,鹿野沙絵子),今日もよかったです。影の王国のコール・ドも好調。

納得がいかないのが,影の王国の3人のソリストの踊り。
いや,踊りがどうこうではなく,なぜ笑顔で踊るんですかねー???

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル
1900年復元版『バヤデルカ』 パヴレンコ,ツィスカリーゼ,オスモルキナ

 

03年2月22日(土)

新国立劇場バレエ団 『ラ・バヤデール』 
酒井はな,山本隆之,真忠久美子

よかったもの
1幕のニキヤとソロルの逢引の幸福感。婚約式のピンク・チュチュの踊りの軽やかさ(遠藤睦子,高橋有里,斉藤希,大和雅美)。湯川麻美子@つぼの踊り。
影の王国のコール・ド・バレエ。一人ひとりの上体がもう少し伸びるともっときれいなのではなかろうか,とは思いましたが,腕の曲げ方や脚の上げ方の角度,坂や舞台上で折り返すときの身体の向きまで揃っていて,きれいでした。

特によかったもの
1幕のガムザッティ♪
真忠さんは,プロポーションがいいので,黄色(オレンジ色?)の長い衣裳がよく似合っていました。気が強そうな美人で華もあり,箱入りのお嬢さまの雰囲気。悪気はないんだろうけど,自己中心的なので,わがままで周りに迷惑をかけまくる困ったお嬢さんっていますよねえ。そういう感じ。
2幕のチュチュのシーンは,フェッテなどのテクニックがもう少しかなぁ。ソリストに昇格したそうなので,その辺りも今後よろしく〜。

酒井さんは,正統派のニキヤ・・・かな? 正直言って,私には感情移入しにくかったです。久しぶりに彼女の全幕を見たのですが,もっとドラマチックなバレリーナだと思っていたので・・・。ううむ,ちょっと期待しすぎだったかしら。
むしろ,安心して見られる上手さが印象に残りました。

山本さんのソロルは,えーと,えーと・・・おぼっちゃんの不始末というか・・・。婚約式のニキヤの踊りのときに「以前の恋人が出てきて現在の恋人に対して後ろめたい」風に見えるのは,興味深くはあるが,私としてはなんとも困るなー。

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル
『シンデレラ』 ソログプ,メルクリエフ,ニオラーゼ

 

03年2月21日(金) 宮城県副知事に,浅野知事の「盟友」田島氏を提案。

「バレエの美神」の感想,最後まで書きました〜。(一覧表とか英語版は後回し)

とにかく今日終わってよかったわ。
なんか,コレが終わらないと落ち着いて『ラ・バヤデール』を楽しめないような気がしたのでがんばってみましたです。やれやれ,疲れたし寝不足だわ。

それでですね,『ジゼル』ですけれど,ルジマトフのファン以外の方には「なんじゃ,こりゃ?」かもしれないなー,と思いますので,ご注意くださいませ。さらに,ルジマトフ絶賛とはちょっと違うので,ルジマトフファンの方もご注意くださいませ。(←誰も読めないじゃん)

マリインスキー・フェスティバルは本日開幕。『ピルリパット姫』+『くるみ』のキャストが出たので書き足しておきました。
『シンデレラ』とこちらと両方踊るのに上のほうの「主な出演者」に名前を載せてもらえないメルクリエフが不憫というか,キーロフの事務能力に呆れるというか・・・。
薀蓄ご披露:エカテリーナ・コンダウローワというのは,おととしのワガノワ公演に来ていた若いバレリーナです。

☆本日のキーロフ マリインスキー国際バレエフェスティバル開幕
1900年復元版『バヤデルカ』 ヴィシニョーワ,ファジェーエフ,タラソワ

 

03年2月20日(木) 北朝鮮戦闘機,韓国領空侵犯(20年ぶり)

ありゃりゃ,直ってませんでしたね。ふーむ・・・。
HTMLに手を入れたから今度こそ大丈夫だと思いますが,ウチのホームページ作成ソフトはいったいどうしちゃったんでしょ?

新国立6〜7月公演『ラ・シルフィード』のキャストが発表になったそうです。ファンサイトさんに載っています。

小嶋さんは,今回は志賀さんと踊るみたいです。2年ぶりかな♪
でも,宮内さんとだと思い込んでいたので,ちょっとびっくり。ん? そもそも彼女は踊らないんですねえ。きっと愛らしいと思うのに。『パキータ』なのかな?
そうだ,『パキータ』のキャストも早く発表してくださいね〜。(陳情)

あ,小嶋さんの出演予定のページにも書いておきました〜。

「バレエの美神」は『ライモンダ』まで進みました。
あのー,必ずしもジュドを誉めていませんので,ファンの方はご注意くださいませ。

 

03年2月19日(水) 北京日本人学校駆込みの北朝鮮住民,韓国が受入れの方向 

「バレエの美神」続き。第2部の『ラ・シルフィード』と『シンデレラ』だけ追加。

このページの背景は,おとといまでの表紙と同じデザインにしたつもりだったのですが,今日職場のパソコンで見たら,どうも失敗していたみたいですねえ。
たぶん,今度はうまくいくと思うのですが・・・どうかなー?

 

03年2月18日(火) 韓国大邱市地下鉄が放火火災。使者120人を超える。

「バレエの美神」の感想は,連載方式(?)で載せることにしました。
本日は,とりあえず第1部を。あとは,今週中に書けるだけ書こうと思います。

で,今週末からは,新国立の『ラ・バヤデール』。
うう,忙しすぎだわ。余韻に十分浸れなくてもったいない。間にせめて1回週末がはさまるといいのになー。

そうは言っても公演は始まってしまうので,表紙も模様替えしておきました。

かわいらしいゾウさんは,「阿那含印度材」というサイトさんから頂きました。
由緒正しいインドの象なのよ〜。

しかし,思い返してみると,新国立版には象は登場しなかったような・・・。たしか2幕のソロルは歩いて舞台に入ってきたような気がする・・・。

う〜む,困った。表紙どうしましょ。
ま,いいことにしよう。今からトラとか仏像とかのイラストがあるサイトさんを探すのも大変だしー。

 

03年2月17日(月) EU外相理事会,大半はイラク査察継続を主張

疲れたので,今日はお休みいたしますー。
寝不足だから,早く寝よう。

と思ったのですが,マリインスキー・フェスティバル初日のソロルのキャストが出たので直しておきました。ゲストではなくて,ファジェーエフだそうです。

 

03年2月16日(日) 朝鮮半島有事警戒で在日米軍増派へ

14日(金) 新国立劇場バレエ研修所第1期修了公演

『コン・ブリオ』の小嶋さんがお目当てだったわけですが,幕が開いたら逸見さんもいたのでびっくりしました。いや,知ってはいたのですが,きちんと認識していなかったというか忘れていたというか・・・。
2人でいっしょに踊るのは,ポルトスとアラミスとかバジルとガマーシュ(笑)とか何回も見ているわけですが,こういう形(パ・ド・サンクで男性2人)で見るのは初めてだわ〜,と一人で盛り上がってしまいました。(あ,逸見さんは「私のお気に入りナンバー2/国産ダンサーの部」なのです。それなら忘れるな,と言われそうな気はしますが)

で,全然個性が違うので,とても面白かったです。ひと言で言えば端正vs優雅。全幕ものやコンテンポラリーと違って,こういう抽象的なネオクラシックでただきれいに踊るのって,一番ダンサーの個性がわかるのかも。

なんだかあっという間に終わってしまって残念だったわ。いや,前にこの作品を見たときはそんなに短いとは感じなかったから,こっちの熱の入れ方のせいですね。もっと2人を見せてほしいのにぃ,と公演の趣旨をわきまえないコトを思ってしまいました。すみません。

感想を載せましたので,よかったらどうぞ〜。

それから,2日の『海賊』の感想も,少し直しておきました。

 

15日(土)・16日(日) バレエの美神

とっても,とっても,とっても,よかったです〜。

↑の調子で書いていると朝になってしまいそうなので,特にすばらしかったものだけ。

ハートのジゼル
人間ではなくて愛と慈しみの精神だけがそこにいるかのよう。
いっしょに踊っているルジマトフのやっていることが青くさく見えてしまうくらいの円熟の芸でした。

ヴィシニョーワ@チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ
すごかった〜。今まで見たこの作品のバレリーナの中で最高♪♪♪

ルジマトフは,ええと・・・普通にすばらしかったです。
あと,たぶん5年ぶりくらいに見たファジェーエフが大人になっていてびっくりしました〜。

☆本日のキーロフ ソワレ『マノン』 アユポワ,メルクリエフ,シチェルバコフ

 

03年2月15日(土) 国連安保理派協議,イラク査察続行12か国,武力容認3か国。

☆本日のキーロフ ワイノーネン版『くるみ割り人形』 ワガノワバレエ学校

 

03年2月14日(金) 共産党不破議長,次期衆院選不出馬を発表。

☆本日のキーロフ 『ショピニアーナ/カルメン/若者と死』
アユポワ,ドゥムチェンコ,イワノフ,コルスンツェフ,ソログプ,ヤコブレフ

 

03年2月13日(木) 厚生労働省所管勤労者福祉施設,各地で「投げ売り」。(1万円・10万円)

2日の『海賊』の感想を載せました。

ちょっと推敲が足りない感じはするのですが,明日からまたバレエで忙しいから,とりあえず載せておきます。後で手を入れるかもしれないけれど,いつそういうヒマができるかわからないし。

えーと,シェスタコワの悪口を言っているので,彼女のファンの方はご注意ください。

それから,マリインスキー・フェスティバルの出演者にまた変更が。今回は,NYCBの都合又はウェーツェルの体調が原因だろうと推測されます。

それで,と。
明日から留守にしますので,日曜日までココはお休みいたしますね〜。

☆本日のキーロフ 『眠れる森の美女』 ゴルプ/コルサコフ

 

03年2月12日(水) 国際原子力機関(IAEA)北朝鮮核問題の国連安保理付託決定

『海賊』は本日で終了。表紙を「バレエの美神」ヴァージョンというか『ジゼル』ヴァージョンにいたしました。

百合の背景は,Polypterus 宵の闇」というサイトさんから頂きました。
それから,『海賊』ヴァージョンのほうは,昨日載せた感想の背景に移しておきましたので。

 

03年2月11日(祝) 仏独露,イラク早期攻撃に一致して反対

マリインスキー・フェスティバルのキャスト変更。
スティーフェルは出ないみたいですねー。初日のソロルは「invited soloist」になってしまいましたよ。困ったもんだ。ま,別に私がチケット買ってるわけじゃないからいいけどさー。

チケットを買ってある「バレエの美神」もキャスト変更が。
光藍社さんのこちらのページ
ペレトキンがケガで来られなくて,代わりはマトヴィエンコ。
コピエテルスもケガでシェフェールが来日。こちらは演目も『美女』から『シンデレラ』に変更です。

あと,4月の「ローラン・プティ・グラン・ガラ」の演目と出演者の追加。
チケットスペースさんのこちらのページ。追加の出演者はムッルで,これに伴い演目ごとの出演者も変わっています。
ふーむ,またムッルですか・・・。プティのお気に入りのバレリーナはなんとなく共通点があるような気がするが,男性ダンサーの好みはどうもよくわからんなー。

ええと,それから,1日の『海賊』の感想を載せておきましたので〜。
一覧表英語版は2日の分も書きました。もしかすると,2日の感想を書いたときに直すかもしれませんが。

 

03年2月10日(月) 全国世論調査,8割近くがイラク攻撃に反対。

今日もお休みいたします〜。

 

03年2月9日(日) 国連イラク査察,米軍偵察機使用許可で進展か。

お休みしますね〜。

☆本日のキーロフ 『バフチサライの泉』 ドゥムチェンコ,アモソワ,ポポフ

 

03年2月8日(土) 国連監視検証査察委員会委員長,バグダッド入り。査察全面協力を要請。

怒涛のバレエ月間などと言っていたけれど,気付いてみれば,今週は何もないのでした。(明日,神戸で『海賊』があるけれど,行くと帰ってこられないんだもん)

マリインスキー・フェスティバルのキャストが追加・変更になったので,更新しておきました。

初日の『バヤデルカ』ヴィシニョーワのパートナーがルグリからスティーフェルに変わったというのは激動ですねー。
で,ルグリは出ないのかな,と思ったら,主な出演者には名前があるのよ。はてな?

『エメラルド』のキャスト,いいなー。日本でもコレで見せてほしいような気も・・・。

あと,突発的に,英語版Performance Information in Japanというページを作ってしまいました。これからの公演情報のページ。
細かく書くのもたいへんだから,主催者さんのページにリンクを張りまくったのですが,ううむ・・・日本語サイトがほとんどだから,結局英語版専門のお客様(←存在するのか不明)の役に立ちませんわねえ。あはは。

☆本日のキーロフ 『眠れる森の美女』 ゴルプ,コルサコフ

 

03年2月7日(金) 青森冬季アジア大会閉幕。次回は中国長春市。

メールのお返事書きにいそしんでおります。

☆本日のキーロフ 『ドン・キホーテ』 ザハロワ/イワンチェンコ

 

03年2月6日(木) 横浜市西区,あざらしのタマちゃんへの「住民票」交付を発表

マリインスキー・フェスティバル後半のキャストも出たので,そのページに追加しておきました。パリオペのバールも出るらしいのですが,演目別には名前がない。『エメラルド』なのかしらん? それともガラなのかな?

あ,ガラは「ヌレエフを称えて」なのだそうです。内容がどう関係があるのかは,ええと・・・現在のところ,考えたり調べたりする頭の余裕がないので,よくわかりませんー。

ルジさんの名前はもちろん(?)ございませんです。
あとは,まあ,見てみてください。ザハロワ/マラーホフの『マノン』とかNDTの『ベラ・フィギュア』もありますよ。NYCBのコウロスキーの『白鳥』というのは,「なるほど」のようでもあり「おいおい」のようでもあり・・・。

 

03年2月5日(水) 米国務長官が国連安保理でイラクの兵器隠匿情報を提示

ここ数日,常に増して多くの皆さまにご訪問いただき,お礼申し上げます。(これもひとえにルジさんのおかげ。彼にも感謝しておこう。)

せっかくおいでいただいたのに申し訳ないですが,呆けておりますので,特に話題はありません。

そうそう,風邪をひいたわけではなかったようです。歯のほうも,治療の成果で一応落ち着いております。ご心配いただいた皆さま,ありがとうございました。

それから,緊急性のないメールにつきましては,勝手ながらお返事はこの週末以降とさせていただきますので,悪しからずご了承くださいませ。

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 パヴレンコ/クズネツォフ

 

03年2月4日(火) 宮城県,「産業再生気機構」地方版設立へ。最大8割の債務保証。

今さら言うのもなんですが,ルジマトフの『海賊』をご覧になったことのない方には,是非ご覧になるようお勧めいたします。

もちろん,誰もが感動する舞台とか誰もがすばらしいと思うダンサーなどあり得ないですから,ご覧になって「大仰で笑ってしまった」とか「ビデオのほうがよかった」とか,もしかすると「アリはもっと超絶技巧でないと」と思う方もあるかも。

でも,とにかく一度は見るべきだと思います。
彼の『海賊』は,なんというか・・・歴史的な価値のあるものなのではないかしら・・・。プリセツカヤの『瀕死の白鳥』やドンの『ボレロ』と同じように,バレエファンなら一度は見ておくべきなのではないかしら・・・。

そう思います。

6日が福岡,9日が神戸,12日が再度東京で,これはどうやらヴィシニョーワが主演することで落ち着いたようです。
光藍社さんのサイトのこちらのページとこちらのページ。

 

03年2月3日(月) サービス残業で初の逮捕(特養ホーム経営の社会福祉法人理事長)

うふふ,幸せ〜♪♪

昨日の夜はかなりセンチメンタルな気分だったのですが,すっかり回復いたしました。

今回が最後だと決まっているわけではないですもんね。それに,もし最後だったとしても,ある意味で見るのがつらいんじゃないかなー,と予想していた『海賊』で,2回もうっとりさせてもらえたんだから,これでよしとしときます。何回見ても,また見たくなるのは同じに決まってるしー。

もうちょっと待てば「バレエの美神」だわっ♪♪

そうそう,昨日はプハチョフを誉めるのを忘れていました。
シェミウノフは天賦の容姿と若さの勢いが魅力的だったのですが,プハチョフはコンラッドという人を表現していました。つまり,お行儀の悪いアウトローで,人の上に立つ器で,恋人にはメロメロの若い男。踊りは,彼のほうが上手できれいだったと思います。
もっとも,どちらでもう1回見たいかと聞かれたら,私はシェミウノフのかわいげを選びますが。

それから,セイード・パシャがキーロフのお笑い風ちょこちょこ歩きと違って,普通の好色な偉いヒトでした(たぶん,前からそうだったのでしょうが,忘れていたのよ)。
マラーホフって,なかなかかっこいいよねえ。シャリアール王もいけるんじゃないかなー,キーロフに期待できないなら,マールイで『シェヘラザード』やってくれないかなー,なんて思ってしまいましたわ。

 

03年2月2日(日) シャトル事故空中分解の原因は打ち上げ時の機体事故か?

「キーロフ関係の日記」が大量になったので,今年の分のページを新しく作って,1月分をコピーして,表紙からはそちらに行くようにしておきました。
ルジ呆けの中で作業しているので,変なところがあるかも。気付いたらご指摘いただけると助かります。

さて,レニングラード国立バレエ『海賊』
メドーラ:シェスタコワ コンラッド:プハチョフ アリ:ルジマトフ ギュリナーラ:フォーキナ アフメット:サリンバエフ ビルバント:クリギン

ルジマトフは昨日より調子がよかったみたいです。その分,少し俗世のヒトに戻っていたかも。メドーラの美を賛美する者であり,主役2人の上に差す暗い運命の影を予感する者であった・・・。
って,全然そういう話じゃないんだけどー。

今日は,なんといってもクリギンのビルバントですわ。やりすぎという意見も出そうなくらいの大熱演の悪役(なのかな?)で,とってもステキでした〜。
昨日は1幕の奴隷を買う金策に苦慮するおじさんと2幕のビルバンド派の海賊その1(その2かも)をやっていて,金髪だったのに,一夜にして真っ黒な髪に変わっていてびっくりしました。オシポワも金髪のときと黒髪のときがあるけれど,そんなにしょっちゅう染めたり戻したりできるものなのかしらん。

サリンバエフがソロを踊るのを初めて見たのですが,「けっこうやるじゃん」でした。テクニックも悪くないし,悪事を楽しんでいる感じがよかったわ。(大きな役を踊れるのが嬉しかったのもあったのかしら。小柄だから,役に恵まれないのかもしれませんねー。ほら,マールイの『白鳥』は道化がいないし)
ただ,東洋系で淡白なお顔立ちなので,長身+濃いハンサムのクリギンと並ぶと影が薄くなってしまったような・・・。あらら,またクリギンの話になってしまったわ。

それにしても,ルジマトフは美しかった・・・。
「今さら海賊」なんて内心思ったりもしたけれど(いや,日記にも書いたかも),やっぱり彼のアリはすばらしいなあ,特別のものなんだなあ,と思いました。

もしかしたらこれが最後かもしれないと思ったら,急に悲しくなってしまった・・・。
うぇぇーん,12日も行きたいよー。

☆本日のキーロフ 『ジゼル』 グメロワ/イワンチェンコ

 

03年2月1日(土) スペースシャトル「コロンビア」帰還直前にテキサス州上空で爆発

今日はレニングラード国立バレエ『海賊』を見て東京に泊まる予定だったのですが,明日の午前中に用事ができたので帰ってきました。

というわけで,本日の『海賊』ですが・・・楽しかったです〜。

まず,ペレン@メドーラがよかった。最近彼女に文句ばかり言っていたような気がするのですが,今日くらい表情を見せて踊ってくれれば悪口を言わないですんで助かります。安定していましたし,プリマらしさもありました。

次に,シェミウノフ@コンラッド♪ 背丈があってかっこいいし,踊りもけっこう力強い。(仙台では『白鳥』のロットバルトでした。プログラムによると『眠り』の国王とか『ドンキ』のキホーテとかが並んでいて,ソロビヨフの後継者なんですかねー。たしかにダンスールノーブルっぽくはないけれど,なんか少しもったいないような・・・)
なにより,若々しくてチャーミングなの〜(実際若いらしい)。幕間のルジマトフファンは,「あのコいいよね」,「うん,かわいい」の大合唱。
明日も彼だといいな♪(その前に,開演時間に間に合うかが問題か・・・)

クチュルク@ギュリナーラもミハリョフ@アフメット(奴隷商人。キーロフだとランケデム)も上手でしたし,周りのダンサーも細かいお芝居が達者。特に,奴隷市場での買手のおじさんたちがとっても楽しかったです〜。

で,ルジマトフ@アリですが,枯淡の境地というか賢者の趣というか。
「スターウォーズ」のヨーダ,と言ったのではいくらなんでもアレなので・・・ええと・・・劉備元徳に三顧の礼をもって迎えられた諸葛孔明のようであった,という感じでしょうかね。
初めて見たころのメドーラへの思慕を抑える忠臣でもないし,今までマールイに客演したときのような切ない孤高の人でもない。若い者を暖かく見守りながら(笑),自然な感じで場に溶け込んでおりました。
踊りは好調ではないようでしたが,もちろん,一際美しかったです。

それにしても,東京はあったかいわ〜。

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 ニオラーゼ,コルプ
ドゥジンスカヤへの告別(劇場 White Foyerにて)

 

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