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anemone*factory ことば集_さ行

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読み 表記・綴り 意味 分類 採録日 ソース 備考(用例など)
サーベイ(サーヴェイ) survey 概観。検分。調査。 一般 00.11.13 「この論争のサーベイとして…」
サイクリン cyclin 細胞周期の特定の時点においてのみ発現する周期性のタンパク質。 サイクリンとよばれるのはその合成と分解が周期的に起こるため。有糸分裂サイクリン(mitotic cyclin)とG1サイクリンの2種類に分けられる。 生物 01.2.16 net 仮面ライダー1号が乗っていたのはサイクロン。く、苦しい…
\(0¥0)ゝ
サイバースペース cyberspace 電脳空間。コンピュータグラフィックスなどで擬似的に体験できる想像上の空間。 情報 01.2.7  
サイバネティックス cybernetics 通信・自動制御などの工学的問題から、統計力学、神経系統や脳の生理作用までを統一的に処理する理論の体系。1947年頃米の数学者ウィーナーの提唱に始まる学問分野。 情報 00.11.15 「舵手」の意のギリシア語に由来
さいれつ 鰓裂 鰓孔(えらあな)。脊椎動物の胚で咽頭部に数対から10対以上生ずる外界との交通部。高等陸生動物では痕跡的に生ずる。さいこう。 生物 01.3.24 漢・広 鰓=えら
読み
サウンドバンキング-プリンシプル sound banking principle 健全銀行主義。公共性のある、健全な銀行経営、堅実経営の原則。 経済 01.8.4 原・net  
サステイナブル成長率 サステイナブル成長率
sustainable growth rate:SGR
企業が外部資金調達無しで、つまり内部保留によってのみ達成できる「1株当たり利益・配当の成長率」のこと。ROE×(1−配当性向)で求められる。 経済 01.9.4 原・Yh辞書 ⇒ROE
“サスティナブル〜”とも表記
ザッピング zapping テレビを視聴する際、リモコンを使って頻繁にチャンネルを変えること。 特にコマーシャルの間に他のチャンネルに切り換えること。 マスコミ 01.4.17 原・Yh辞書 ⇒フリッピング
サバタイ-ツェヴィ   17世紀に登場したとされるユダヤ教のラヴィで、自らをメシアを名乗ったが、トルコのサルタンに捉えられてイスラム教に改宗してしまった。偽メシア。 世界史 01.7.5  
サバルタン subaltern 下層窮民。周辺民。語りえぬ民。 思想・社会 01.5.24 イタリア共産党創始者、アントニオ・グラムシらが使用
サブシディアリティ subsidiarity 補完性原則。マーストリヒト条約に盛り込まれているEUの権限に関する規定。EUは、加盟国が個々に行動するよりも、共同体として行動する方が効果的に目標達成できる場合にのみ行動するという原則。 国際 01.5.25 原・Yh辞書  
サブマリンとっきょ サブマリン特許 対象となる発明がなされてから長期の後、広くそ の発明が利用されている状況で、突然成立する特許。 産業 02.3.26 原・Yh辞書 特許権発生前の発明公開のない米国で多くみられる
サブミリは サブミリ波
submillimeter wave
波長1mm以下の電波。 ミリ波同様、星間空間に存在する多種の分子が、この波長域で輝線を発するため、星間空間の分子を研究するためによく用いられる。また、星間塵の熱放射を捕らえるのに適した波長域であるため、星間塵の観測にしばしば用いられる。 天文 01.2.23 net ※日本天文学会HP内『StellarLab用語集』より
ザミンダーリーせい ザミンダーリー制
Zamindari
旧来の地主・領主層である「ザミンダール」が、税をインド民衆から、イギリスの代理としてとりたてる制度。 世界史 01.5.7 net  
サルダールせい サルダール制 インド・アッサムのティー・プランテーション労働者から選ばれたリクルーターが親戚・友人などをプランテーションに勧誘する制度。 世界史 01.5.7  
さんいつ 散佚>散逸 まとまっていた書物・文献などが散り失せて所在がわからなくなってしまうこと。 文学 01.9.29 Yh辞書 読み
散佚物語」
さんがくかん 産学官 産業界(産)と大学研究機関(学)と国・県・市など(官)のこと。 産業 02.3.25 原・net 「いわゆる産学官の皆さんが集まり」「産学官連携」
サン-キュロット sans-culotte(仏) フランス革命で活躍した急進的小市民・労働者。 世界史 01.5.24 原意は「キュロットなし」。貴族たちがはいていたキュロットを持たない貧しい大衆に対する蔑称から。
さんぎょう 鑽仰 学徳をあおぎたっとぶ。 顔回が孔子をさして言った語「これを仰げばいよいよ高く、これを鑽(き)ればいよいよ堅し」[論語]から。さんごう。 宗教 01.10.4 読み
「芭蕉鑽仰」「太子鑽仰
誤って“讚仰(賛仰)”とも書く。
サンク sunk sinkの過去(分詞)。
⇒ sink [自動]沈む。落込む。没落〔堕落〕する。[他動]沈める。落とす。減らす。投資する。 返済〔償還〕する。…etc
一般 01.5.8 「投資がサンクされた設備が遊休化する危険がある」
⇒サンクコスト
サンクコスト sunk cost 埋没費用。すでにある案に費用を支出したあとで他の案に変更したとき、その費用のうちもはや回収できなくなった部分。油田が枯渇した場合の開発費の未回収分などがその例。ただし設備などの固定資産の場合、それまでの償却額は除く。埋没原価。回収不能原価。 経済 01.5.8 Yh辞書  
サンクション sanction 社会統制の手段の一。社会の構成員がある行為に対して行う制裁、または助長。 社会 01.5.1 Yh辞書・カ 「その違法行為に対するサンクションが科された」
さんろう 参籠 神社・仏寺などに昼夜こもって祈願すること。おこもり。 宗教 02.4.3 「かつて顕信が叡山に参籠した折に」
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しい 思惟 1)心に深く考え思うこと。2)〈仏〉=しゆい。考えめぐらすこと。心を集中させること。 一般・宗教 00.11.13 「事にしたがひて思惟を致すべし[古今著聞集](用法1)」
⇒五劫思惟
シェーマ Schema(独) 図式。形式。 一般 00.11.14 「…のシェーマを踏襲している」
しえん 紙鳶 凧。いかのぼり。 一般 01.1.23  
ジェネリックス generics ジェネリック薬。新薬の特許期間終了後に製造・販売される、化学的には同じ成分の医薬品。俗にゾロ製品ともいう。 医学 02.3.21 Yh辞書 ⇒ジェネリック【generic】 1)ある集団に共通であること。 2)商標登録の適用を受けないこと。
ジェンダー gender 1)生物学的な性別を示すsexに対して、社会的・文化的に形成される性別。2)名詞を分類する文法範疇の一。ラテン語・ドイツ語・ロシア語などでは男性・中性・女性に分ける。 社会・言語 00.11.15 ジェンダー・ギャップ(用法1)」
これは紛れもなく普遍的な問題の一つと私は思う
ジェントリフィケーション gentrification 都市の貧民層の居住地区などを再開発して高級化すること。結果、黒色人種などを締め出すことにつながる。 社会 01.5.19 原・カ  
しがく/しんがく 試楽 1)雅楽で、公式の舞楽の試演。 2)山車祭の催事などで、いわば試しの祭で、「本楽」本祭に対する前夜祭。 音楽・社会 01.10.1 広・net  
しげきいき 刺激閾 感覚を生じさせるのに必要な最低限の刺激強度。絶対閾ともいう。 心理学・生物 01.3.7  
じこじつげんせいのよげん 自己実現性の予言
self-
actualizing prophecy
予想したばかりにその予想が本当になってしまうこと。 学術 01.6.14  
しし 孜々 《孜は、努める意》熱心に励むさま。うまずたゆまず。 一般 01.1.31 孜々として働く」
じじ 自恃 自分で自分(だけ)を頼みとすること。 一般 01.5.9 自恃の心」
ししゅ 錙銖 (昔、中国の量目で、百粒のキビを銖とし、6銖を錙としたところから)きわめて僅少なこと。わずか。 故事・一般 01.5.8  
ししゅく 私淑 ある人を手本としてひそかに尊敬し、学ぶこと。 一般 00.12.15 「その作家に私淑して小説を書いている」
しじょうじゅう 施条銃 ライフル銃のこと。 軍事 00.10.19  
しじょうほう 施条砲 弾丸に回転を与えるため砲身内部に螺旋条溝を施した砲。 軍事 00.10.19  
しぜんしゅぎ 自然主義 すべてを自然に帰し、自然にまかせる立場。a)自然を唯一絶対または根本の原理とみなし、精神現象をも含めて一切の現象・過程を、このような自然の所産・所為と考える立場。b)略 哲学 01.2.9 文学史上でも自然主義という区分があるがこれはこの際関係なかったため省略。
じたつ 示達 下位者または国民に文書で命令または通知すること。 政治 00.10.29  
しっかい 悉皆 「ことごとく」の意の字音語的表現。みな。のこらず。すっかり。 一般 01.5.9 解・講 悉皆調査」
明治期までは口語として普通に用いられた
じっかた 実方 養子に対する実親の側。 法律 01.10.15  
してき new 至適 科学、医学用語で“適切な”の意味。 医学 02.5.29 net 至適なストレスはむしろ望ましい」「至適透析」
してきゆいぶつろん 史的唯物論 唯物史観に同じ。 哲学 00.11.13 ⇒唯物史観
しとう 至当 きわめて適当なさま。このうえなく、よくあてはまるさま。 一般 00.11.20 「Aが述べたことは至当である」
シナジー synergy 1)共同作用。相乗作用。 2)経営戦略で、販売・操業・投資管理などの機能を重層的に活用し利益を生みだす効果。 経済 01.8.22 カ・Yh辞書  
シニシズム cynicism 1)キニク学派の教義。2)一般に世論・習俗、通常の道徳などを無視し、万事に冷笑的に振舞う態度。犬儒主義。冷笑主義。シニスム。 思想・哲学 00.11.15 ⇒キニク学派
シニフィアン signifiant(仏) 能記。意味するもの。言語記号の音声面。 ソシュールの用語。 言語 01.7.7 ⇒ソシュール
シニフィエ signifié(仏) 所記。意味されるもの。言語記号の意味内容。ソシュールの用語。 言語 01.7.7 ⇒ソシュール
しはい 紙背 1)紙のうら。2)文章にふくまれた真の意味。 一般 01.1.23 「その男の意欲が紙背からにじみでている(用法2)」
しはくし 市舶司 宋・元・明初に外国貿易および関税徴収事務を監督した官庁(税関)。 世界史 01.4.25  
シビック-バーチュー civic virtue 公民の徳。 哲学・社会 01.5.18  
シビリアンコントロール civilian control 文民統制。文民が軍隊の最高の指揮権をもつという近代国家の原則。 軍人が政治に介入すると民主政治が危機におちいるという懸念から。 政治 01.3.6 広・他  
シビル-ミニマム civil minimum 都市化が進んだ社会における市民の最低の生活基準。1960年代、イギリスのナショナル・ミニマムにならった和製語。これをもとに市民と自治体とが自主的に都市計画や都市政策の基準を設定すべきものとする。 社会 00.11.27 松下圭一による造語
⇒ナショナル・ミニマム
しみ 紙魚 (体形が魚に似ているので「魚」の字を用いる)シミ目シミ科の原始的な昆虫の総称。体は細長く無翅。一面に銀色の鱗におおわれ、よく走る。衣服・紙類などの糊気あるものを食害。ヤマトシミ・セイヨウシミなど。しみむし。きららむし。 生物 01.1.25 紙魚のごとく本を読みあさる」
シミュラークル simulacre(仏) 模擬像。シミュレーションによって得られた結果。 美術 01.1.31  
しめい 死命 (生きるか死ぬかの意)「いのち」の漢語的表現。 一般 01.8.7 死命を制する」=相手を生かすか殺すかの急所を自分の手に握ること
ジャコバイト Jacobite 1688年の「名誉革命」で、スチュワート王家出身のジェームズ二世が追放され、オレンジ公ウィリアムとメアリー二世がイングランド統治を始めた後も、スチュワート王家を支持し続けたスコットランド人。 世界史 01.5.17 net 「James」のラテン名「Jacobus」からきた「ジャコバイト」は、そのまま反イングランドを意味する。
ジャスティフィケーション justification 正当化。正当化理由。正当であることの弁明。 一般 01.5.19 原・カ  
シャマニズム
(シャーマニズム)
shamanism シャマンを媒介とした霊的存在との交渉を中心とする宗教様式。極北・シベリア・中央アジア、北米の先住民に一般的で、類似の現象は南アジア・東南アジア・オセアニアなどにも見られる。(中略)中国・朝鮮・日本では巫術(ふじゅつ)・巫俗等の名で知られる。 宗教 00.11.28  
シャリーア (アラビア語) (原意は道)まっすぐな道。水場に至る道。転じて、人間の行動に関するアッラーの命令の総体。ムスリムたちが従うべき規範(法)の体系を指す用語となった。 宗教・法律 01.2.22 ※“イスラーム法”というときの“法”=シャリーア、である
ジャーゴン jargon 1)訳のわからない言葉。 2)専門語。職業用語。党派用語。ジャルゴン。 一般 01.5.24 原・Yh辞書  
しゅう 素材を寄せ合わせて一つにまとめる。あつめる。 一般 00.10.19 現代表記では「集」と書く
しゅうう 驟雨 にわかあめ。《驟=馬が速く走る意》 一般 01.1.29  
しゅうぎいん 集議員 明治2年(1869)7月、公議所廃止の後に置かれた、政府内の諮問機関。同6年廃止され、職務は左院にひきつがれる。 政治・日本史 00.10.19 「衆議院」の誤記だとばかり思ってしまった。危ない…
しゅうこう 収公 領地などを官府に取り上げること。没収。しゅこう。 政治 01.7.9  
しゅうさん 蓚酸 分子式(COOH)2。カルボン酸の一つ。無色柱状の結晶。染色・なめし革・漂白などに使用。 化学 01.2.26  
しゅうし 舟子 船頭。ふなびと。ふなこ。 一般 00.11.21  
じゅうしょうしゅぎ 重商主義
mercantilism
16世紀末から18世紀のヨーロッパで支配的であった経済政策。世界経済の成長期にあって、保護貿易の立場に立ち、輸出産業を育成し、貿易差額によって国富を増大させようとした近世国家の管理経済。 世界史 01.5.21 Yh辞書 オランダ・フランス・イギリスなどが中心。
しゅうしんせいか 修身斉家 天下を平らかに治めるには、まず自分の身を正し、ついで家庭をととのえ、そのうえで国を治めるべきである、との教え。 故事 01.12.8 Yh辞書 〔大学〕の修身斉家治国平天下より
シュードモナスさいきん シュードモナス細菌
Pseudomonas
微生物の一種。PCBを分解するシュードモナス・シュードアルカリゲネスや、トルエンを分解するシュードモナス・プチダなどがある。 環境・生物 01.3.1 net さまざまな汚染物質を分解できる細菌として注目されている
しゅうめい 羞明 光をまぶしく感じること。 医学 01.3.7 net  
じゅうようたしゃ 重要他者
significant others
親・教師・親友など。 医学・教育・心理学 01.6.14 重要他者の自分に対する評価」
しゅうらく 聚落(=集落) 民家が集まっている所。都市や村落。 一般 00.11.17 読み
しゅうらん 収攬 (“攬”は取り収める意)気持ちなどをつかんで支配しやすくすること。 一般 01.6.29 漢・解・講 読み
「人心を収攬する」=政治的手腕により、うまくつかむ
しゅけいれつせい 主系列星 太陽などHR図の主系列に位置する星。中心部分では水素が核融合反応を起こして安定の状態にある。星は進化の過程で、一生の大部分の時間を主系列星として過ごす。 天文 01.2.22 Yh辞書  
じゅぞく 聚族 (同族聚居)一緒に住んでいる血族(中国語)。 一般 01.4.26 net  
しゅつえん 出捐 (捐…自分の財物を出して人を助ける意)品物やお金を寄付すること。 一般 01.8.6 漢・解 読み
「重役出捐により欠損を補った」
義援金というがもとは義
じゅつご 術語 学術上の専門語。学術語。テクニカル-ターム。 学術 01.3.22 Yh辞書  
シュパヌング Spannung(独) 緊張。期待。興奮。 一般 00.11.30 「政治的にシュパヌングの状態」
シュミット、C. Carl Schmitt ドイツの政治学者、公法学者。全体主義的国家論によってナチスに理論的根拠を与えた。(後略)(1888-1985) 人名 00.11.15 著書『政治的なるものの概念』『政治神学』など
しゅもく 撞木 鐘などを打ち鳴らす丁字形の木の棒。※トウボクとも。“シュ”は鐘(呉音でシュ)との混同か 一般 01.6.20 撞木杖」「撞木鮫」
読み
しゅよう 須要 欠くことができないこと。なくてはならないこと。必要。必須。 一般 01.1.29 “主要”とは意味が違うのねん
じゅようたい 受容体 1)細胞膜上あるいは細胞内に存在し、ホルモンや抗原・光など外から細胞に作用する因子と反応して、細胞機能に変化を生じさせる物質。2)細胞表面にあってウイルスと特異的に結合し、その侵入を導くもの。 生物 01.2.16 net レセプターとも呼ばれる
じゅんか 醇化 1)手厚く教化する。2)純化。 一般 01.6.29 読み
じゅんきょせつ 准拠説 物語を特定の歴史上の時代に設定したとして理解する考え方。 文学 01.9.28  
しゅんじゅうのひっぽう 春秋の筆法 1)「意外に思われるかもしれないが、甲という事柄が深いところで乙という事柄と関係がある」という論旨の前置き。2)些細なことでも大局に関係があるとして、遠慮せず加える厳正な批判。 故事 01.8.7 春秋の筆法を持ってすれば(用法1)」
春秋は五経の一つ。中国春秋時代、魯の国の編年体史書
しゅんじゅん 逡巡 しりごみすること。ためらい。 一般 00.9.29 逡巡して好機をのがした」
じゅんじゅん 諄々 言葉をつくして丁寧に教えるさま。 一般 00.11.20 漢・講 諄々と説く」
読み
じゅんち 馴致 次第になれる。なじませる。次第にある状態になるようにさせる。 一般 01.5.1 「労働者を工場労働に馴致させる」
じゅんぷうびぞく 醇(淳)風美俗 その社会、地域の人が全般に「純粋」であること。 一般 01.10.17 「戦前の醇風美俗」「家族は助け合うというのが日本の醇風美俗であった」
じよ 爾余(自余) このほか。そのほか。 一般 02.3.2 「他方、爾余の狂気の者は異端の汚名を受け」
しよう 止揚
Aufheben(独)
ヘーゲルの用語。弁証法的発展では、事象は低い段階の否定を通じて高い段階へ進むが、高い段階のうちに低い段階の実質が保存されること。矛盾する諸契機の統合的発展。揚棄。 哲学 00.11.15 Aufheben…廃棄。高めること。保存すること。
しょう ほめたたえる。 一般 01.11.1 「源氏
しょうあい 鍾愛 (愛を集める意)深く愛すること。非常にかわいがること。 一般 01.9.28 Yh辞書 読み
「わが娘を鍾愛する」
じょうぎ 情誼(情宜) 真心のこもったつきあい。 一般 01.7.24 読み
情誼に厚い」
しょうけつ 猖獗 1)たけくあらあらしいこと。わるいものの勢いの盛んなこと。2)〔三国志より〕傾きくつがえること。失敗すること。猖蹶。 一般・文学 02.3.1 漢・広 読み
「この迷信は猖獗をきわめていた」「伝染病が猖獗をきわめる」(用法1)
じょうし 上市 医薬品を発売すること 医学 02.3.11  
しょうせき 証跡 証拠となる、あとかた。 一般 01.01.31  
しょうへん 掌編(篇) コント。 一般 01.12.1  
じょうぼく 上木 =上梓        
しょうめい 召命 (キリスト教で)罪の世界に生きていたものが、神に呼び出されて救われること。 宗教 01.6.14 「宗教改革における召命感」「これが自分の召命だ」
しょうよう 従容 ゆっくりと落ち着いたさま。 一般 00.10.29  
しょうよう 慫慂 そうする方が君のためだといって勧めること。 一般 01.5.25 「その会合への参加を慫慂する」
しょうりょ 焦慮 心をいらだたせること。焦心。 一般 00.11.13 焦慮に駆られる」
しょうりょう 渉猟 1)広くあさること。2)多くの本を読みあさること。 一般 00.11.24  
ショービニスト chauviniste(仏) ショービニスムの信奉者。超愛国主義者。
⇒ショービニスム
思想・政治 01.7.5 「ユダヤ・ショービニスト
ショービニスム chauvinisme(仏) 排外的・盲目的な愛国主義。極端な国粋主義。
★ナポレオン1世を熱狂的に崇拝した兵士Nicholas Chauvinを1830年代に寄席で風刺したことから
思想・政治 01.7.5 ショービニム(chauvinism)=大国主義とは別物
しょがかり 諸掛(+り) 1)ある事をするのに必要な諸種の費用。2)売買上、原価以外に要する諸種の費用。倉敷料・運賃・諸税・仲買手数料・雑費など。 経済 02.1.29 「輸送費諸掛および諸経費等」
しょし 書肆 “本屋・書店”の意の漢語的表現。 一般 01.7.5 漢・解 読み
しょしょう 所掌 1)つかさどること。2)法令上、一定の事務が特定の行政機関の管轄にあること。所管。所轄。 一般・法律 01.1.31 「当時は電信と電話は政府が所掌していた」
ジョセフソンこうか ジョセフソン効果 二つの超伝導体を薄い絶縁膜を挟んで接合するとき、絶縁膜を通して電気抵抗を全く受けない電流が流れる現象。 イギリスの理論物理学者ジョセフソン(Brian David Josephson:1940-)が発見。 物理 01.2.23 Yh辞書 ジョセフソンは超伝導体のトンネル効果にかかわる種々の現象を理論的に予言、超伝導の本質を解明
じらい 爾来 その後。それ以来。 一般 01.2.7  
しんかくせいぶつ 真核生物 核を持ち、細胞分裂の際に染色体構造を生ずる生物。細菌・藍藻以外のすべての生物。真生核生物。⇔原核生物 生物 00.10.6 真核細胞という用語も出てきた
しんがん 真贋 ほんものとにせもの。真偽。 一般 01.2.7 真贋を見分ける」
しんぎそく 信義則 社会共同生活の場で、権利の行使や義務の履行にあたっては相手方の信頼や期待を裏切らないように誠意をもって行うことを求める法理。信義誠実の原則。 法律・一般 01.7.24 Yh辞書 信義則上、…」
しんきゅう 審級 訴訟事件を、異なる段階の裁判所で繰り返し審判する制度における裁判所間の審判の順序・上下の関係。日本では三審級をとる。 法律 01.7.7 Yh辞書  
シンクレティズム syncretism 諸教混淆(こんこう)。重層信仰。宗教変遷の途上に見られる現象で、異なる信仰または崇拝の混淆・折衷、または異なる教義・儀礼の添加をいう。ローマ帝政時代の東西宗教の混淆や日本の両部神道の類。 宗教 00.11.30  
じんじふせい 人事不省 意識を失うこと。昏睡状態になること。 一般 00.10.29  
しんしゃ 親炙 (孟子に由来)親しくその人に接して感化を受けること。 一般 00.11.13 親炙に浴する」
じんじょ 仁恕 1)あわれみ深く、思いやりの厚いこと。2)あわれんで、罪過を許すこと。 一般 00.10.29  
じんぜん 荏苒 だらだらと(空しく)月日が長引くさま。
荏・苒とも草の柔らかい意
一般 01.8.3 読み
荏苒日を経過する」「荏苒として今日に至る」
シンタグム new syntagme 統合。(一語文以外の)文を構成する、複数の語の連結関係。例えば“飯を食う”という文でいえば“飯”“を”“食う”という各単語の関係に当てはまる。 言語 02.9.5 net ⇒パラディグム
じんみんせんせん 人民戦線
Front populaire
(仏:フロン-ポピュレール)
ファシスト独裁および戦争に反対する諸政党・諸団体の広範な統一戦線。1935年夏のコミンテルン第7回大会で戦術として採択。35年フランス、36年スペインで成立。仏では36年夏〜38年秋に、スペインでは36年2月〜39年初めにかけて政権を掌握。 世界史 00.11.16 昔卒論の調査で出てきた。ちょっと懐かしい
じんめつ 燼滅 1)もえてなくなること。2)残りのないまでに滅びること。 一般 00.10.29  
しんようがし 信用貸 借り手を信用して、保証や抵当なしで金品を貸すこと。信用貸付。⇔抵当貸 経済 01.8.4 Yh辞書  
しんりりゅうほ 心裡留保 表意者が真意でないことを自ら知りながら行う意思表示。冗談などがその例。単独虚偽表示ともいう。相手方が表意者の真意を知りうる場合は無効。 法律 01.7.21  
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すいじょうたい 錐状体 脊椎動物の網膜にある視細胞の一。長円錐状の細胞体で明るい場所での視力と、波長の違い、すなわち色の区別をつかさどる。錐体。円錐細胞。⇒桿状(かんじょう)体 生物 01.3.7 Yh辞書  
すいたい 錐体 ⇒錘状体 生物 01.3.7    
すいばん 推輓 車を押したり引いたりする意。「推挙、引き立て」の漢語的表現。人を引き上げ用いること。 一般 01.8.6 漢・解 読み
輓…ひくという意
スーパーヴィジョン supervision (元は、管理・監督)責任ある専門家からの監督・指導。 一般 00.12.30 英・原  
スーパー-チューズデー Super Tuesday 米国大統領予備選が行われる日。もともとは、予備選シーズンのトップを切って実施されるアイオワ州の党員集会やニューハンプシャー州の予備選の結果の影響力を弱めるとともに、序盤戦で候補者により幅広い有権者の洗礼を受けさせる狙いで、南部諸州が中心となって始めた。このため「サザン・プライマリー」(南部予備選)とも呼ばれたが、3月の火曜日(チューズデー)に実施されるので、この名称が一般的となった。 政治 00.10.6 net 朝日新聞社サイトasahi.comより抜粋

※55froggyさんのご指摘により再調査しました。おかげさまで火曜日の謎も解けた(ちょっとだけ)。55さん、Thank you so much!
スーパーファンド Superfund アメリカ合衆国で1980年に制定された包括的環境補償責任法の通称。1986年に改正されて「スーパーファンド修正再授権法」となった。汚染土壌の浄化と補償に関して事業者の責任を定める。 法律・環境 01.3.1 Yh辞書  
スーパーヘテロダイン super-heterodyne 電波受信方式の一つ。受信電波を周波数変換して一定周波数の中間周波とし、中間周波増幅器で十分な増幅度と選択度をとったあとに検波する方式。 物理 01.2.23 Yh辞書  
スクリーニング screening ふるい分け。多くの対象の中から問題になるものを拾い上げること。 医学・生物 01.2.16  
スタンダード-アンド-プアーズ Standard and Poor's ムーディーズと並ぶ、米国の格付機関。 経済 01.9.12 ⇒S&P500
スタンピード stampede 1)(家畜の群れの)暴走。2)ロデオ競技会。 一般 01.5.19 原・カ  
スティミュレート stimulate 1)…を刺激する2)…を活気づける、激励する、鼓舞する。興奮させる 一般 00.11.16  
ステークホルダー stakeholder 企業に対して利害関係を持つ人。社員や消費者や株主だけでなく、地域社会までをも含めていう場合が多い。 経済 01.8.23 net “ステイクホルダー”とも表記
ストック stok [元は切り株の意]貯え、貯量、存在量。ある一時点に存在する資本・財貨などの総額。 ⇔フロー 経済 01.2.7 もちろん、通常は在庫品とか、アブラナ科の多年草の意味でもあります
⇒フロー
ストラテジー strategy 戦略。ある目的を達成するため必要なあらゆる側面の技術・手段などを総合的に運用すること。 一般・軍事 00.11.20 広・カ 本来、軍事用語だが、政治・経済などの分野でも広く使われている
スピルオーバーこうか スピルオーバー効果
spillover effect
当該開発者の手から第三者に技術情報がもれ伝わる効果。 社会 02.3.14 ※spillover=あふれ出したもの
スピン-アウト spin-out 企業の職能別組織の一部分が独立して会社を興すこと。新しい企画・技術開発などが所属する企業に受け入れられない場合などに多い。米国では頻繁。 経営 01.1.30 「民間の放送局設立は軍事目的の技術革新のスピンアウトであった」
スプリングボード new springboard 1)水泳の飛び込み板。陸上競技の踏み切り板。 2)新たな出発点。飛躍のきっかけ。契機。 一般 01.12.7 Yh辞書 「それは権利擁護のスプリングボードに用いられるべきである(用法2)」
スペクタクル spectacle 《もとは光景の意》1)見もの。見世物。2)映画や演劇などで、大がかりな装置、多数の出演者を使った壮大豪華な場面。大道具大仕掛け。 一般 01.1.31 スペクタクル映画(用法2)」
スペクトラム spectrum 分光すること。
⇒感性スペクトラム分析法
物理 01.2.23 Yh辞書 昔、こういう名前のバンドがあったっけ
スラリーしょり スラリー処理 汚染土壌をバイオリアクターにとり、水を入れてこねスラリー(slurry:どろどろした粥状のもの。液体と固体粒子との懸濁液)にして、分解微生物を添加。ペンタクロロフェノールの浄化に用いられる技術。 環境 01.3.1 ⇒バイオリアクター
スループ sloep(蘭), sloop(英) 一本マストに縦帆を持った帆船。 船舶 00.10.19  
すんど 寸土 すこしの土地。寸地。 一般 00.10.27 寸土もゆずらず」
スンナ (アラビア語) 預言者ムハンマド(マホメッド)の言行。クルアーンに続き、第二の法源とされる。 宗教 01.2.22  
▲top
せいいつ 斉一 どれもみな一様であるようす。 一般 01.5.1 斉一性が要求された」
せいか 声価 その人や物に対するよい評判。 一般 01.5.8 声価を高める」「その恐慌の中でも自社製品の声価を落とさず」
せいがく 静学
statics
時間的な要素や原因と結果の間の時間的関係などを考慮しないで経済現象を分析する方法。主に一定の与件のもとで繰り返し起こる経済過程を考察の対象とする。⇔動学 経済 01.5.3 Yh辞書 「比較静学の手法を用いる」
せいかんぶんしぐも 星間分子雲 星と星の間に漂っている、希薄で低温(−260℃)のガス。星が生まれる場所。 天文 01.2.22  
せいきろん 生気論
vitalism
生命現象には物理・科学の法則だけでは説明できない独特な生命の原理(活力)があるという説。活力説。18世紀中頃以後、一部の生理学者・哲学者が唱えた。 哲学 01.7.7  
ぜいげん 贅言 よけいな言葉。 一般 01.2.7 贅言を要しない」
せいげんこうそ 制限酵素 DNAの特定の塩基配列を識別して、その位置で二本鎖を切断する酵素。ウイルスなどの外来DNAを識別し分離するが、自己のDNAは保護(=制限)。塩基配列の解析、組換えDNAの作出な土、遺伝子工学に応用。 生物 01.2.16  
せいこう 盛行 その社会に広く行われること。 一般 01.8.13 「ナショナリズムの盛行
せいこう 生硬 表現が未熟で、十分に練れていない様子。 一般 01.9.6 生硬な英語で応答するに留まっていた」
せいじゅつしんちょ 正述心緒 感情そのものを主体とすること。 「正に心緒を述ぶる」つまり、他の事物に託さずに心情を真っ直ぐに述べる歌のこと。『万葉集』の相聞歌の分類方法の一つ。 文学 02.2.6 原・net 「もとより業平の歌は、奇物陳思型であるよりも正述心緒型に属していると見られる」
⇒奇物陳思
せいちゅう 掣肘 (人のひじをひく意)そばから干渉して自由な行動を妨げる。 一般 01.9.17 読み
掣肘を加える」
せいちょう 静聴 しずかにきくこと。 一般 01.2.7 「ご静聴願います」
せいちょう 清聴 他人が自分の話などを聴いてくれることを敬っていう語。 一般 01.2.7 「ご清聴を感謝します」
せいぼう 声望 名声と人望。よい評判。 一般 00.10.21  
せいれい 精励 仕事につとめ、はげむこと。 一般 00.11.15  
セーフティネット safety-net 事故、病気、失業や経済的破綻などあらゆる危機を回避し、公的秩序を維持するための各種対応手段、保護制度。またそのためのコスト。預金保険法、金融再生法、早期健全化法など。 社会・法律 01.5.22 もともとは命綱の意味らしい
せきがく 碩学 学問の広く深い人。大学者。 一般 01.5.3 読み
セクシスト sexist 女性蔑視主義者。男女差別主義者。 社会 01.5.26 原・英  
セクショナリズム sectionalism 自分の属する部門にとじこもって排他的となる傾向。なわばり根性。 一般・社会 00.11.28 「日本人の多くがセクショナリズムに支配されている」
セクト sect 1)宗派。教派。2)分派。派閥。 宗教・社会 00.11.29 セクト主義(=セクショナリズム)」
せっしゅう 接収 1)受けおさめること。2)国家が強制的に取り上げること。 一般 01.2.7 「GHQはその施設を接収する予定であった(用法2)」
せつぜん 截然 [慣用読みでサイゼンとも]1)きりたつさま。2)区別がはっきりしているさま。判然。 一般 01.2.7 截然として境界を引く」
せっちゅうしゅぎ 折衷主義
eclecticism
種々の体系から相互に妥協できる考えだけを選び取って、まとまった形に作り上げる態度。殊に古代哲学の末期に有力となり、キケロはその代表者。(後略) 哲学 00.11.27  
セレンディピティ serendipity 幸運な発見。予期せぬ良い物(楽しいこと)を偶然に見つけ出す才能。掘り出し上手。 一般 02.3.14  
せんかく 先覚 1)学識のある先輩。先達。2)世人に先立って道を悟り、世を導く人。3)昔の大学者。 一般 01.3.26 「文化人類学の先覚であったポアズは…」
せんかん 専管 一手に管理すること。 一般 00.12.15  
ぜんけん 全権 1)すべての権限。2)全権委員の略。 一般・国際 00.10.29 ⇒全権委員、全権大使
ぜんけんいいん 全権委員 条約の締結などに、国家を代表して交渉し、署名する全権を委任される人。 国際 00.10.29  
ぜんけんたいし 全権大使 外交使節中第一の官吏。特命全権大使。 国際 00.10.29  
せんけんてき 先験的 認識能力や判断力などが経験に先立ち先天的に備わっているさま。ア-プリオリ(a priori(ラ))。 哲学 01.3.31 ⇔後天的。ア-ポステリオリ(a posteriori)。
せんこう 銓衡(=選考) (「銓」は分銅、「衡」ははかりざお。はかりしらべる意)採用などに際し、人物・才能などをくわしくしらべて考えること。 一般 00.11.14 「選考」は現代表記
せんじ 宣旨 1)平安時代以降、天皇の命を伝える文書。詔勅に比べ内輪のもの。 2)天皇の口勅を蔵人に伝えた女房。転じて、宮中の女房。 日本史 01.10.4 Yh辞書・広 宣旨の娘(用法2)」
ぜんしょう 前蹤 前例。先人の事跡。前の時代の実例。 一般 01.12.27 広・他  
せんせいりょく 潜勢力 現在表面だってはいないが、やがて支配的になるだろうと思われる根強い力。 一般 01.4.2 「政治的機会の拡大は構造的潜勢力を反乱者に与える」
せんだつ 蝉脱 せみがからをぬぐように、すっぱりと旧習を脱する。 一般 00.11.22 蝉蛻(センゼイ)を誤ってできた語らしい。読み
せんど 尖度
kurtosis
1)統計学で、対象となるデータの分布を標準分布と比較して、度数分布曲線の相対的な鋭角度または平たん度を表した数値。尖度が正の数になる場合、度数分布曲線が相対的に鋭角になっていることを表し、負の数になる場合は、相対的に平たんになっていることを表す。
⇒歪度(わいど)
2)幾何学で、図形の角のとがりぐあいを表す。
統計・数学 02.3.15 net  
せんめい 闡明 はっきりしていなかった道理などを明らかにする。 一般 01.6.27 「本義を闡明する」
▲top
そうごう 湊合 一つによせ集めること。総合。 一般 01.1.29  
そうしょう 相生 中国の古代思想で、五行の運用によって、たがいに他を生じること。木から火、火から土、土から金、金から水、水から木を生じること。 思想 00.11.30 ⇔相克
そうせい 簇生 (草木などが)むらがり生える。叢生。慣用で「ゾクセイ」ともよみ「族生」と書く。 一般 00.9.29  
そうそう 草創 1)事業を起しはじめること。草分け。創始。2)創業。3)社寺をはじめて建立すること。 一般 00.11.14 草創期(用法2)」
そうそう 錚々 1)よく鍛えた鉄などのひびき。転じて、さえた音楽の音。2)名が世に鳴りひびいている。 一般 00.11.29 錚々たる人物」
読み
そうそく 相即 どちらが本(原因)でどちらが末(結果)か区別がつきにくいほど深い関係をもっていること。 一般 01.5.29 相即不離」「この定義はヘーゲルの認識にも相即する面を有する」
そうとう 掃討 (残っている)敵などをすっかり平らげること。もとは“掃蕩”と書いた。 一般・軍事 02.2.18 掃討作戦」
そうばな 総花 1)妓楼(ぎろう)または茶屋などで、客から一同のものに出す祝儀。2)すべての関係者に利益・恩恵を与えること。 一般 00.11.14 総花的な予算配分(用法2)」
⇒妓楼(ぎろう)
そうれん 操錬 (操縦・訓練する意)兵士を訓練すること。調練。錬兵。 軍事 00.10.19 操錬所」
ゾーニング zoning 〔区分する意〕都市計画や建築プランなどで、空間を用途別に分けて配置すること。 社会 01.5.25 Yh辞書  
そがい 阻碍(阻害) じゃまをすること。 一般 00.10.24 漢・講 読み
そきゅう 遡及 過去にさかのぼる。 一般 00.10.30 「サッキュウ」とも
そきゅうこう 遡及効 法律の効力がその施行前にさかのぼって生ずること、または法律要件の効力がその成立前にさかのぼって生ずること。 法律 01.7.24 Yh辞書  
そきゅう 訴求 宣伝・広告で買い手にうったえかけること。 一般 01.3.4 「訴求力」「訴求効果」
ぞくぎいん 族議員 〔分野ごとに「建設族」「運輸族」などと呼ばれることから〕関係業界の利益保護のために、関係省庁に強い影響力を行使する国会議員をいう。 政治 01.5.19 Yh辞書  
ぞくじ 俗耳 世間の人びとの耳。 一般 01.6.18 俗耳に入りやすい」=現代社会を構成する多くの人に理解されやすい
ぞくせいしゅぎ 属性主義 人を性・年齢・身分といった生得的とされる属性で評価する考え方。 教育 01.7.27 Yh辞書 ⇒メリトクラシー(業績主義)
そくぶん new 仄聞 うすうす(うわさで)聞く。ほのかに聞く。側聞。 一般 02.6.16 読み
ソシオメトリー sociometry 集団の中の人間関係を数量的に測定すること。アメリカの心理学者モレノ(J.L.Moreno 1892-1974)が創始。 心理学 00.12.24  
ソシュール、F. Ferdinand de Saussure 1)(1857-1913) スイスの言語学者。2)1)の曾孫。構造主義言語学の原型を与え、印欧語学・一般言語学理論のみならず広く人文諸科学に影響を与えた。 人名 01.7.7 Yh辞書 著「印欧語母音原始体系覚え書」「一般言語学講義」(教え子が講義録をまとめたもの) など。
そつどく new 卒読 1)本を急いで(ざっと)読むこと。2)読み終えること。読了。 一般 02.5.23 ⇔味読。熟読。
そてい 措定 判断する力によって、あるものをよくあてはめること。あるいは存在する客観的なものとしてきめること。 一般 00.11.16  
ソフトランディング soft landing 1)(宇宙船などの)軟着陸。 2)転じて、過熱状態の景気を、急激な景気後退を招くことなく、安定成長に移行させる経済政策。また、産業構造の転換等を円滑に進めることにもいう。 経済 01.5.31 Yh辞書  
そほうか 素封家 金持。財産家。名望家。☆「素」は無いこと、「封」は封禄・封土。封土を持たないのに、封土を持つ諸侯と等しい財産があることをいう。 一般 01.1.27  
そもう 梳毛 獣毛(主に羊毛)をすいてまっすぐに伸ばし、平行にそろえる作業(によって得られた毛)。 一般 00.9.29  
ソレノイド solenoid 導線を円筒状に均一に巻いたコイル。 電気 01.2.23 Yh辞書  
ソロ-オブセッション solo obsession 単一強迫観念。 一般 01.6.5  

 

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