読み |
表記・綴り |
意味 |
分類 |
採録日 |
ソース |
備考(用例など) |
あ |
アームストロング,W.G. |
William George Armstrong |
イギリスの工業家。回転式水力発動機・アームストロング砲のほか各種の水圧機などを発明。(1810-1900) |
人名 |
00.10.19 |
広 |
「アームストロング砲」から調べた |
あいたいすましれい |
相対済令 |
江戸時代、金銭上の紛争はすべて当事者間で解決するように定めた法令。負債にあえぐ旗本・御家人の救済策。1661 年から
1843 年までに 9 回発令。 |
日本史 |
01.4.24 |
Yh辞書 |
“そうたいさいれい”と読んでいた私って… |
アイデアルタイプ |
idealtype |
理念型。 |
一般 |
01.5.31 |
net |
ALC・英辞郎にて検索 |
アイン |
(アラビア語) |
特定されたもの。イスラームの法律レベルにおけるものの分類方法の一つ。⇒ダイン |
宗教 |
01.2.22 |
原 |
|
アウタルキー(アウタルヒー) |
Autarkie(独) |
自給自足経済。国民経済の自立を目ざして、原料の自給化・外国依存の廃止をはかる政策。 |
経済 |
00.11.21 |
広 |
もとギリシア語で自足の意 |
アウトカム |
outcome |
(結果、成果の意) 政策、施策、事務事業によってもたらされた行政の効果をいう。行政が意図する状態を数値化して分かりやすく捉えた成果指標。インプット(投入量)やアウトプット(事業量・活動指標)と比べて、外的要因に左右される場合があること、測定が難しいことが特徴である。
|
政治・経済 |
01.5.3 |
net |
「アウトカムの集合」 |
アウトレンジせんぽう |
アウトレンジ戦法
tactic of outranging |
敵の攻撃圏(射程距離)外から一方的に攻撃を加える戦法。太平洋戦争のマリアナ沖海戦で、日本軍戦艦が米の戦艦に数で劣っていたため、連合艦隊小澤司令長官が敵の射程外約400海里から攻撃するこの作戦をとり、失敗。 |
軍事 |
00.10.18 |
net、口コミ |
outrange=“着弾距離が…より大きい”という意味の動詞。転じて俗に“圧倒的優位な立場から相手をへこます”意味にも。
Sally AnnさんThanks! |
アカルチュレーション |
acculturation |
文化変容。文化を異にする諸集団が、直接的・持続的に接触した結果、一方または双方の集団に特有な文化に変化が生じる現象。 |
社会 |
01.5.19 |
原・カ |
|
アクター |
actor |
行為者。 |
一般 |
01.3.31 |
英 |
「アクターとしての政党」
普通は役者と考える。 |
アクチュアリティ |
actuality |
現実性、時事性。 |
一般 |
01.5.18 |
カ |
「アクチュアリティの喪失」 |
アクティングアウト new |
acting out |
心理治療中に生じる患者の心的葛藤や抵抗が、主に治療場面以外の言動に表れること。行動化。 |
心理学 |
02.6.4 |
Yh辞書 |
「アクティングアウトの激しい生徒」 |
アジェンダ |
agenda |
議事日程。計画表。 |
一般 |
01.3.31 |
カ |
|
アスペルガーしょうこうぐん |
アスペルガー症候群
AS:Asperger Syndrome |
1944年にオーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーが自閉的精神病質として症例報告したもの。自閉症の多くが障害が重く知的発達障害を伴っているのに対し、知的には正常レベルの自閉症のことを「高機能自閉症」といい、その中でより正常に近い能力をもつのをアスペルガー症候群と呼ぶことが多い(専門家の間で論争あり)。 |
医学 |
01.12.7 |
net |
高機能自閉症やアスペルガー症候群のことをまとめて「高機能広汎性発達障害」ともいう(「広汎性発達障害」は自閉症圏の障害の総称) |
アセスメント |
assessment |
1)(罰金・税金の)賦課(額)。2)(財産・収入の)査定(額)。3)払込み金(指定)。4)=環境アセスメント。 |
経済・一般 |
00.12.30 |
英・広 |
⇒環境アセスメント |
アソシエート |
associate professor |
アソシエート-プロフェッサーの略。準教授。教授職で、professorとassistant professor(助教授)との間の職。略語で、アソシエートのこと。 |
教育 |
01.12.2 |
Yh辞書 |
「6-7年は先輩の下でアソシエートとしてOJTで仕事を学ぶ」 |
あつじゅようたいはんしゃ |
圧受容体反射
BRS:Baroreflex Sensitivity |
動脈の大血管および心房、肺静脈、上下大静脈に存在する圧受容体の作用で、交感神経系を賦活化し血圧が過度に下がり過ぎるのを防ぐ役割を果たしている。この機構に異常が生じると血圧の調節がうまくいかなくなる可能性がある。高血圧症や虚血性心疾患ではこの圧受容体反射に異常があることが指摘されている。
|
医学 |
01.2.26 |
net |
※無駄口薬理学サイトより |
アド-ホック |
ad hoc(ラ) |
特にこのための、特別に、この問題に限る、などの意。 |
一般 |
01.5.3 |
Yh辞書 |
「アド-ホック委員会」 「その行為をアド-ホックに想定することができない」 |
アトミスティック |
atomistic |
原子の。原子論の。 |
哲学 |
01.5.25 |
英 |
⇒原子論 |
アドレス |
address |
演劇、TV番組などでの観客や視聴者との関係を前提とした語りかけ、働きかけの構え。 |
演劇 |
01.11.19 |
原・net |
|
アドレナリン |
adrenaline |
副腎髄質から分泌されるホルモン。血糖量を高め、インシュリンと拮抗(きつこう)的に働いて血糖量の調節を行う。また、心臓の働きを強めて血圧を上げ、気管を拡張させる。強心剤・止血剤・喘息(ぜんそく)鎮静剤として利用。エピネフリン(Epinephrne)とも。 |
医学 |
01.2.26 |
Yh辞書 |
1901年高峰譲吉が結晶化に成功。
⇒ノルアドレナリン |
アナフィラキシー |
Anaphylaxie(独) |
抗原抗体反応の一。ある抗原で免疫を得た生体が、同じ抗原の再投与に対してショック症状などの過敏な反応を示すこと。 |
医学 |
01.3.14 |
Yh辞書 |
アレルギー反応の強烈なやつで死にいたることもあるらしい。友人I氏に聞いた。 |
アナロジー |
analogy |
類比。推論。類推。アナロギア(ギ)とも。 |
一般 |
01.2.7 |
カ |
「両者の間には不思議なアナロジーがある」 |
アニミズム |
animism |
事物には霊魂(アニマ)など霊的なものが遍在し、諸現象はその働きによるとする世界観。E.B.タイラーは、これを宗教の原初的形態と考えた。精霊崇拝。霊魂信仰。 |
哲学 |
02.3.23 |
Yh辞書 |
「生命は永遠であり、アニミズムの支配する世界だ」 |
アネクドート |
anecdote |
1)逸話。奇談。2)世に知られていない真実、隠された歴史。 |
一般 |
01.5.25 |
原 |
|
アノミー |
anomie |
人々の日々の行動を秩序づける共通の価値・道徳が失われて無規範と混乱が支配的になった社会の状態。デュルケムの用語。 |
社会 |
00.11.15 |
広 |
|
アパシー |
apathy |
1)情感によって乱されず、欲情によって支配されない心の状態。この心境に達することをストア派は哲学的訓練の究極目的とみなした。2)意欲に乏しく無感動な状態。 |
哲学・一般 |
00.11.15 |
広 |
|
アファーマティブアクション |
affirmative action |
エスニック・マイノリティや女性、障害者に対する社会的差別を是正するために、雇用や高等教育などにおいて、それらの人々を積極的に登用・選抜すること。また、それを推進する計画のこと。積極的差別撤廃措置。AA。 |
社会 |
01.6.7 |
Yh辞書 |
|
アフォリズム |
aphorism |
簡潔鋭利な評言。警句。金言。箴言(しんげん)。 |
一般 |
00.11.24 |
広 |
|
アプリオリ |
a priori(ラ) |
1)アリストテレス的伝統では、原因・根拠であるという意味で、より先なる事象に基づいて、結果にあたる事象を導出する論証の性格をいう。
2)近代では、「先天的」の意。生物学・心理学などではある機能が生得的に与えられていること。また哲学、特にカントの認識論では、認識・概念などが後天的な経験に依存せず、それに論理的に先立つものとして与えられていること。 |
哲学・学術 |
01.5.19 |
Yh辞書 |
「より先のものから」の意
⇔アポステリオリ |
アポステリオリ |
a posteriori(ラ) |
1)アリストテレス的伝統では、帰結・結果であるという意味で、より後なる事象に基づいて、原因・根拠にあたる事象を導出する論証の性格をいう。2)近代では「後天的」の意。一般に何らかの機能の発生が生得的ではなく、経験・学習によって得られること。認識論では、認識・概念などが経験を根拠にして成り立っていること。 |
哲学・学術 |
01.5.19 |
Yh辞書 |
「より後のものから」の意
⇔アプリオリ |
アポリア |
aporia(ギ) |
(「行詰り」の意)1)アリストテレスの哲学では、ある問題について論理的に同じように成り立つ対立した見解に当面すること。2)一般に、解決できない難問。 |
哲学・一般 |
00.11.13 |
広 |
「このアポリアをどう解くのか(用法2)」 |
アポロジー |
apology |
1)謝罪。2)弁解、申しわけ。3)申しわけばかりのもの。 |
一般 |
00.11.13 |
英 |
|
アマルガム |
amalgam |
1)水銀と他の金属との合金の総称。スズや銀のアマルガムは歯科治療に用いる。汞和金(こうわきん)。〔白金・鉄・ニッケル・コバルト・マンガンなどはアマルガムにならない〕
2)転じて、異なったものが融合したようすをたとえていう。 |
化学・一般 |
01.9.22 |
Yh辞書 |
私はまた、あの銀色のつめものの原料がアマルガムなんだと思ってた |
アメニティー |
amenity |
〔快適さ・喜ばしさの意〕都市計画がめざす居住環境の快適性。数量的に捉えにくい歴史的環境や自然景観などにも配慮した総合的な住み心地の良さ。
|
社会・一般 |
01.2.23 |
Yh辞書 |
「生活のアメニティー化」「アメニティー・グッズ」 |
あらいがえ |
洗い替え |
棚卸資産の評価方法のひとつ。新たに棚卸資産を購入するたびに、在庫資産原価の平均を再計算する方法。大量製品を扱っている場合は特に手間がかかり、利益操作が容易ではないものと思われる。洗い替え法。洗い替え方式。移動平均法による低価法とも。 |
経済 |
01.8.28 |
net |
「資産を市場価格で洗い替える」 |
アリストクラシー |
aristocracy |
1)貴族政治。2)貴族階級。 |
政治 |
00.11.27 |
広 |
|
アリモニー |
alimony |
別居手当・離婚手当。扶養料。 |
社会 |
01.9.20 |
カ |
|
アルゴリズム |
algorithm |
もとは算用数字を用いた筆算のこと。 計算や問題を解決するための手順・方式。 |
数学 |
01.2.23 |
Yh辞書 |
アラビアの数学者アル=フワリズミの名にちなむ |
アンガージュマン |
engagement(仏) |
第二次大戦後、サルトルにより政治的態度表明に基づく社会的参加の意として使われ、現在一般に意志的実践的参加を指す。 |
哲学・一般 |
00.11.24 |
広 |
約束・契約・関与の意 |
アンシャン-レジーム |
Ancien Régime
(仏) |
旧制度の意。1789年のフランス革命前の絶対君主制およびこれに対応する封建的な社会体制をいう。 |
世界史 |
00.11.20 |
広 |
|
アンティパシー |
antipathy |
1)反感。嫌悪。2)相いれないこと。3)いやなもの。禁物。⇔sympathy |
一般 |
00.11.22 |
英 |
|
アントルプルヌール |
entrepreneur(仏) |
企業家、起業家。アントレプレナーとも。 |
経済 |
01.5.18 |
カ |
原では“アントルプルナー”となっていた |
アンビバレント |
ambivalent |
両面価値的(な)。同じものに関して、個人の中に矛盾する2種の感情や態度が同時に存在すること。一方が陽性、他方が陰性である場合が多い。 |
論理 |
01.5.31 |
原・カ |
|
|
い |
イールズ、W.C. |
W.C.Eelles |
連合軍総司令部民間情報局教育顧問(生没年不明)。 |
人名 |
00.11.17 |
net |
統合戦争辞典サイトより |
イールズじけん |
イールズ事件 |
1949(昭和24)年7月19日 連合軍総司令部民間情報局教育顧問W・Cイールズが新潟での講演で「共産主義教授は追放せよ」と発言。日本教職員組合、日本学術会議、全国大学教授連合等が反対声明を発表し、1950年5月講演反対闘争がおこった事件。 |
政治 |
00.11.17 |
net |
統合戦争辞典サイトより |
いしゅう |
蝟集 |
はりねずみの毛のように、多くの物が群がり集まる。 |
一般 |
02.2.24 |
漢 |
読み
「市には多くの人が蝟集し」 |
イシュー(イッシュー) |
issue |
1)(証券や出版物の)発行、刊行。発行高、発行部数。2)争点、論争点。 |
一般 |
01.5.18 |
カ |
「政治的なイシュー(用法2)」 |
いじょう |
囲繞 |
とりまくこと。いにょう。 |
一般 |
01.2.7 |
講 |
「中国の版図全体を万里の長城で囲繞することは不可能だった」 |
イスラーム |
Islam(アラビア語) |
絶対帰依と直訳される。日本語の“イスラム教”に代わる表記。社会のあらゆる面についての規範を定めたもの。 |
宗教 |
01.2.22 |
原 |
厳密にいうと“イスラーム”は宗教じゃないらしいんですね…。 |
イスラームほうがくは |
イスラーム法学派 |
スンナ派とシーア派に分けられる。スンナ派は多数派でムスリムの約90%を占めるといわれ、さらに開祖の法学者の名にちなみ、ハナフィー派・マーリキー派・シャーフィイー派・ハンバリー派の4派に分類される。 |
宗教・法律 |
01.2.22 |
原 |
|
イスラムげんりしゅぎ |
イスラム原理主義
Islam fundamentalism
|
西欧的近代化を否定し、イスラムの原点に帰ろうとする復興運動。 |
国際・宗教 |
01.2.7 |
カ |
|
いちにょ |
一如 |
1)〔仏〕宇宙に遍在する根源的実体である真如は、現れ方はいろいろであっても根本は一であるということ。 2)一体であること。不可分であること。 |
宗教・一般 |
01.5.30 |
Yh辞書 |
「如」は異ならないの意
「物心一如」「心身一如」 |
いちょく |
違勅 |
勅命に違(たが)うこと。 |
政治 |
00.10.18 |
広 |
|
いっか |
一顆 |
石、くだものなどの一個。ひとつぶ。 |
一般 |
01.2.7 |
講 |
読み |
いっきたせい |
一企多制 |
中国において1980年代後半に考案された、社会主義の中での株式会社制を実現するための制度。資本主義的株式制度の基本である、株式平等の原則を排除し、国家株、企業株(法人株or集団株)、個人株、外資株のように区分される数種の株式を発行することにより、投資主体の権利、義務関係の差別化をし、公有制の優位性を確保しようとする考え方。 |
経済 |
02.1.23 |
原 |
株式の種類数により一企三制、一企四制などがある。だが、1993年制定された公司法にて株式平等の原則が採用されることとなったため、実現はしなかった。 |
イデー(イデア) |
Idee(独), idea(ギ) |
1)a.理性だけが認識しうる永遠の実在。原形。b.理念。c.観念。理想。2)思いつき。着想。アイディア。 |
哲学 |
00.11.16 |
講 |
|
イデオロギー |
Ideologie(独)
ideology(英) |
個人や集団の社会的、政治的立場を反映し、その行動や生活の様式を左右する、ものの考え方の体系。主義。主張。 |
思想 |
00.11.15 |
講 |
|
いなおす |
鋳直す |
金属製のものなどを一度溶かして鋳造しなおす。転じて、何かをもとの姿とは別のものに作り直すこと。 |
一般 |
01.4.3 |
net |
なぜかどの辞書にも載ってないなあ…と思ったら載ってるのもあった |
いゆう |
畏友 |
尊敬している友人。 |
一般 |
00.11.28 |
講 |
|
いりあい |
入会 |
一定地域の住民が、慣習的な権利によって特定の山林・原野・漁場の薪材・緑肥・魚貝などを採取することを目的に共同で使用すること。 |
社会 |
01.4.2 |
Yh辞書 |
「入会地」 |
インサイダー |
insider |
1)集団内部の人。 2)同業の協定や組合に参加している人。⇔アウトサイダー |
社会 |
01.3.26 |
Yh辞書 |
|
いんじゅん |
允准 |
政府、朝廷などおおやけのものが許可を与えること。 |
日本史・政治 |
01.1.23/
02.2.28
判明 |
日本国語大辞典 |
「願書を内務省に捧げ允准を得べし」
Sさんに感謝! |
インセンティブ |
incentive |
1)刺激。誘因。2)刺激(誘発)的な。 |
一般 |
00.11.28 |
英・カ |
特に企業が目的達成のために設ける様々な刺激をいう。 |
インターカルチュラル |
intercultural |
異文化間の。文化間の。 |
社会 |
01.5.19 |
net |
ALC・英辞郎より |
インタレスト-カバレッジ-レシオ |
interest coverage ratio |
企業の金利負担能力を示す指標。営業利益が負担金利の何倍になるかで示す。インタレスト-カバレッジ。 |
経済 |
01.8.23 |
カ・net |
|
インタンジブル-プロパティー |
intangible property |
無形資産、特許権、商標権、営業権、意匠権など、触れることのできない資産。 |
経済 |
02.3.12 |
カ |
|
インテグリティ |
integrity |
1)完全。無欠。そっくりそのまま。2)正直。誠実。3)(領土の)保全。 |
一般 |
00.11.17 |
英 |
|
インテンシブ |
intensive |
(形動)徹底的。集中的。 |
一般 |
01.6.4 |
Yh辞書 |
|
イントロン |
intron |
遺伝子で、タンパク質合成に直接関与しない部分。 |
生物 |
01.2.16 |
カ |
|
インパルス |
impulse |
1)〔生〕神経繊維を伝わる活動電位。2)〔物〕力積(りきせき)。3)ごく短時間だけ続く、大きな電圧または電流。落雷のときの電流がその例。衝撃電流。
|
生物・物理 |
01.3.9 |
Yh辞書 |
|
インフォーマル |
informal |
非公式なさま。形式ばらないさま。 |
一般 |
00.11.27 |
広 |
「インフォーマルな会合」 |
インフォーマント |
informant |
情報提供者。言語学者などの求めに応じて、その土地・国の言語に関する情報をありのままに提供する人。言語調査の被調査者。 |
言語・学術 |
01.1.24 |
カ |
心理学や社会学の調査実験の情報提供者もこう呼ぶらしい。 |
インフォームド-コンセント |
informed consent |
医学的処置や治療に先立って、それを承諾し選択するのに必要な情報を医師から受ける権利。医療における人権尊重上重要な概念として各国に普及。 |
医学 |
01.1.18 |
広 |
1972年、米国病院協会が提唱 |
インフォメーション-ウォーフェア |
information warfare |
情報戦争。インターネットなどを利用して敵のコンピュータ・システムに侵入し混乱を引き起こしたり、破壊したりして戦局を自国に有利に進める戦略をいう。 |
軍事 |
01.2.7 |
原・英 |
|
インプリケーション |
implication |
含蓄。含意。 |
一般 |
01.4.24 |
カ |
「その仮説からそのようなインプリケーションが導かれる」 |
インプリシット |
implicit |
含蓄的な。暗黙のうちの。 |
一般 |
01.5.30 |
原・英 |
|
インベストメント-ハウス |
investment house |
投資信託会社。 |
経済 |
01.9.11 |
net |
|
|
う |
ウスール |
(アラビア語) |
[原意は根]イスラーム法学(フィクフ)の法解釈方法論を扱う分野。 |
宗教・法律 |
01.2.22 |
原 |
⇒フィクフ |
うつぼつ |
鬱勃 |
やる気が体内にわき起こり、止めようとしても止めることができない様子。 |
一般 |
01.6.4 |
解 |
「鬱勃たる闘志」「そういう問題だけが鬱勃としている」 |
うでをぶす |
腕を撫す |
腕前をあらわそうと思いつつ、機会を待っている。腕をさする。 |
一般 |
01.2.7 |
原・広 |
|
うりさばきにん |
売捌人 |
石油、アルコール、塩等専売品の卸売業者。 |
経済 |
02.1.30 |
原・net |
「甲種売捌人」 |
ウルグス |
vulgus(ラ) |
庶民。 |
社会 |
01.5.18 |
原 |
|
うんおう(うんのう) |
蘊奥 |
学術・技芸などの奥義。 |
一般 |
01.1.29 |
漢 |
「学の蘊奥を究める」 |
うんげん |
暈繝/繧繝 |
日・月のかさのように、濃い色から少しずつ薄くなるようにする彩色法。 |
美術 |
01.3.9 |
漢 |
「暈繝彩色」 |
ウンザッハリッヒ |
unsachlich(独) |
事実に即しない。客観性のない。 |
一般 |
00.11.21 |
独 |
一般的には使わないよな…ドイツ人以外は。 |
ウンマ-イスラミーヤ |
※表記不明 |
イスラム共同体。 |
国際・宗教 |
01.2.7 |
原 |
|
|
え |
えいきょ new |
盈虚 |
(月の)満ち欠け。繁栄と衰退。消長。盈虧(エイキ)。※盈=一杯になる。みちたりる。 |
一般 |
02.5.17 |
漢 |
読み
「それは単なる盈虚思想の現れなどとして」 |
えいこう |
被香 |
栴檀(せんだん)の葉や樹皮で作った香。衣服にたきしめた。 |
文学 |
01.11.24 |
漢・広 |
読み
「 被香の香の紛へるいと艶なり」 |
エージェンシー |
agency |
1)代理業。代理店。取扱店。2)広告代理業者。広告会社。 |
経済 |
01.1.31 |
カ |
|
エートス |
ethos(ギ) |
(=エトス)1)人間の後天的性格。習慣によって生まれる人間の持続的性質。2)集団独特の文化的傾向・慣習・風俗の総称。 |
哲学・社会 |
00.11.19 |
講 |
|
えきてい |
駅逓 |
宿場から宿場へ送ること。 |
情報 |
01.1.27 |
講 |
|
えぎぬ |
絵絹 |
日本画を描くのに用いる絹織物。普通は白地の平織の生絹に礬水(どうさ)を引いて用いるが、綾や絖(ぬめ)を用いたものもある。 |
美術 |
01.2.7 |
広 |
|
エクイティー-ファイナンス |
equity finance |
新株発行を伴う資金調達。 |
経済 |
02.2.5 |
原 |
|
エクリチュール |
écriture(仏) |
書くこと。広義では、線・文字・図を書くこと、狭義では書かれたもの(特に文字言語)をさす。フランスの哲学者デリダにより、西欧の音声(ロゴス)中心主義を批判するのに用いられた語。 |
言語 |
01.7.7 |
Yh辞書 |
|
エグルールほう |
エグルール法
egrul |
(example+rule)はじめに多くの例題を考えてみて、そこから帰納的に原理や定理を導いていく方法。 |
教育 |
01.6.20 |
原 |
⇒ルレッグ法 |
エコノメトリックス |
econometrics |
計量経済学。経済数量の間に理論的に想定される関係式を、実際の統計データによって統計学的に検証する学問。また、その計算結果を用いて将来の予測や経済政策の効果の分析を行うこと。 |
経済 |
01.5.17 |
原・Yh辞書 |
|
エスタブリッシュメント |
establishment |
既成勢力。国家・市民社会のさまざまな次元で意志決定や政策形成に影響力を及ぼす既成の権力機構、権威的組織、体制、勢力、また既成秩序など。 |
一般・政治 |
00.11.16 |
広 |
|
エスノセントリズム |
ethnocentrism |
自民族中心主義。 |
思想・哲学 |
00.10.6 |
広 |
|
エスノメソドロジー |
ethnomethodology |
人が日常世界を構成して生きていく方法について研究する社会学。ガーフィンケルの命名。家庭・学校・街頭などでの人々の日常行動の分析と会話分析にすぐれた成果をあげる。 |
社会 |
00.12.30 |
広 |
|
エソロジー |
ethology |
動物行動学。 |
社会 |
01.3.26 |
原 |
|
エタップ |
Etappe(独) |
1)段階。くぎり。階段。2)後方基地。兵站地。 |
一般・軍事 |
00.11.16 |
独 |
|
エタティズム |
etatism |
国家社会主義。国家管理。 |
思想 |
00.11.16 |
net |
NOVA辞書参照サービスより |
エバリュエーション |
evaluation |
評価。 |
一般 |
02.3.27 |
カ |
「エバリュエーションの基準を明確にする」 |
えんえきてき |
演繹的 |
議論を進めるのに演繹の方法を重視する態度。⇔帰納的 |
思想・哲学 |
00.10.6 |
広 |
|
えんえきほう |
演繹法 |
論理学で、経験にたよらず、一般的原理から特殊な事実を推理すること。間接的推理。⇔帰納法 |
思想・哲学 |
00.10.6 |
広 |
|
えんおう |
鴛鴦 |
おしどり。(鴛は雄、鴦は雌) |
一般 |
01.1120 |
漢 |
読み
「鴛鴦の偶」 |
えんがい |
掩蓋 |
おおい。特に塹壕(ざんごう)などの上を木材・石材で覆って敵弾を防ぐおおい。 |
軍事 |
00.10.26 |
広 |
|
エンザイム |
enzyme |
酵素。生物の細胞内で合成され、消化・呼吸など,生体内で行われるほとんどすべての化学反応の触媒となる高分子化合物の総称。タンパク質だけまたはタンパク質と低分子化合物とから成る。その種類は多種多様で、化学反応に応じて作用する酵素の種類が異なる。食品工業・製薬工業に広く利用される。エンチーム。 |
生物 |
01.3.1 |
Yh辞書 |
|
エンティティ |
entity |
事業体、団体、統一体。企業主体、企業実体。
|
経済 |
01.8.23 |
net |
もとは存在、実在物、実体、存在者、実在者などの意
「会計エンティティ」「ビジネス-エンティティ」 |
エントロピー |
entropy |
クラウジウスが命名した熱学上の概念。熱平衡にある系で、準静的に加えられた熱量をその系の絶対温度で割った値をエントロピーの増加分と定義する。(中略)統計力学的意味づけはボルツマンによって与えられ、エントロピーが大きい状態は乱雑さの度合いが大きいことを示す。拡張されて情報理論などでも用いられる。 |
物理・一般 |
00.11.22 |
広 |
energieに変化の意のギリシア語tropeを加えた語
「エントロピーの増大」 |
えんばん |
鉛版 |
活字組版・亜鉛凸版・網目凸版・木版などを原版として紙型を作り、それに鉛・錫・アンチモンの合金を溶かしたものを流し込んで作った印刷用の複製版。ステロタイプ。ステロ版。紙型鉛版。 |
出版 |
00.12.24 |
広 |
⇒ステレオタイプ |
エンピールじゅう |
エンピール銃 |
(←エンフィール銃が訛ったもの)1852年、イギリス人エンフィールドの発明した銃。文久年間から 明治初期まで、幕府、藩、鎮台などで広く用いられた前装式滑腔の小銃。後装式施条
銃(ライフル銃)が一般化するまでの過渡期に用いられた。 |
軍事 |
00.10.19
/02.2.28
判明 |
日本国語大辞典 |
これもまたSさんにお教えいただきました |
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お |
オイコス |
oikos(ギ) |
「家、家庭、住処(すみか)、地球、経済」などの、有機的な組織(共同体)を意味することば。本来は、ギリシャにおいて、公的な領域としてのポリスに対する、私的な生活単位としての家を意味した。アリストテレスは、オイコスを国家の基本モデルと捉え、資源を有効に活用し、無秩序を避けた社会システムの構築をめざした。
ウェーバーの古代社会論などにおいて頻繁に使われる概念。 |
哲学 |
01.5.17 |
原・net |
原では家庭経済の意味で使われていた。
economy(経済)やecology(自然環境)という言葉も、oikosが語源となって生まれている。 |
おうぶん |
横文 |
横に書き並べた文字。特に、ヨーロッパ諸国に行われる文字・文章。よこもじ。 |
一般 |
01.1.23 |
広 |
“欧文”の誤植ではないのね…。 |
おうほうてききんこうのかんねん |
応報的均衡の観念 |
他者から不当に何かを奪ったならその分を返して償うべきであるという観念。刑罰制度を支持する考え方の核心にある思想。応報刑主義。 |
哲学・法律 |
01.2.9 |
原 |
日本の死刑制度もこの思想に支えられているのらしい。むむ…。 |
オーガン |
organ |
1)オルガン2)(生物の)器官、発声器3)音量4)(意見発表の)機関、機関新聞・雑誌 |
一般 |
00.11.16 |
英 |
採録時の用法は4) |
オーバーローン |
overloan |
市中銀行が貸し出し能力を超えて貸し出しを行なったため、中央銀行または他の金融機関からの借り入れに恒常的に依存している状態。貸し出し超過。 |
経済 |
01.8.4 |
Yh辞書 |
|
おきなかし |
沖仲仕 |
本船とはしけの間で荷物の積みおろしをする人夫。 |
一般 |
01.6.23 |
解 |
注意表現 |
オクシデント |
Occident
<occidere(ラ・沈む) |
〔日の落ちる地方の意〕西方。 |
地理 |
01.6.27
|
カ |
⇔オリエント
(Orient) |
おこ |
烏滸・尾眥 |
ばかげていること。愚かなさま。うこ。 |
一般・文学 |
01.9.28 |
Yh辞書 |
「烏滸の沙汰(さた)」 「烏滸物語」
“おこがましい”の“おこ”も同じらしい |
おだまきがたせつわ |
苧環型説話 |
古事記の三輪山伝説に端を発する神婚説話。その要素は女の許に名前もわからない男が通い、子をみごもり、男の素姓を知ろうとした女が衣に赤白の苧環(おだまき=糸繰り)の糸をつけ、糸を辿ると男は神であったことを知るストーリー。記紀をはじめ中世を経て近代に至るまで、形を変えながらも伝えられて来た説話の形式。
これに対し、逆に女性が神で、男性が人である説話を羽衣伝説という。 |
伝説 |
02.4.5 |
net |
古事記では、活玉依毘売(いくたまよりびめ)の許へ大物主神が毎夜通い、みごもったが名もわからないので、親の教えにしたがい、男の衣の裾に糸を刺しておいたところ糸は三勾(みわ:三輪の地名のいわれ)しか残らず、糸をたぐるとと三輪山に至り、神の社まで続いていたというもの |
オプアート new |
op art |
〔オプティカル-アート(optical art) の略〕視覚的美術。特に錯視効果をもつ作品をさす。代表作家にバザルリなど。オップアートとも。 |
美術 |
02.8.28 |
Yh辞書 |
|
オプションとりひき |
オプション取引
option transaction |
選択権付取引。商品・株式・債券・通貨などを一定期日に特定の価格で売買する権利を,当事者間で対価(プレミアム)を介在させて約する取引。 |
経済 |
01.8.2 |
Yh辞書 |
買い手側の権利をコール-オプション【call option】,売り手側の権利をプット-オプション【put option】という。 |
オブセッション |
obsession |
何かにとりつかれること。強迫現象、強迫観念。 |
一般 |
01.12.2 |
カ |
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オフバランス |
off-balance |
バランス-シート(貸借対照表)に数字が計上されない簿外取引。金利・為替スワップ、オプション取引、金融先物取引など。 |
経済 |
01.9.1 |
Yh辞書 |
|
オフプライス |
off-price |
(ブランドものの衣料品や家庭用品などの)割引販売。安売り。 |
経済 |
01.9.3 |
カ |
「オフプライス戦略」 |
おぺらんとじょうけんづけ |
オペラント条件付け |
⇒道具的条件付け |
社会・生物 |
01.3.26 |
Yh辞書 |
|
オペレーションズ-リサーチ |
operations research |
近代数学を導入して事業運営に科学的な基礎を与えようとする方法、またはその研究。略してOR。 |
経済 |
01.1.21 |
カ |
第二次大戦中の作戦研究の技術が平和利用されたもの |
オペロン |
operon |
遺伝子の形質発現に関するDNA上の機能単位。一つのオペレーターおよびこれによって制御される、いくつかの構造遺伝子群よりなる。通常、オペレーターにリプレッサーが結合し、遺伝子は不活性化している。リプレッサーが特定の誘導物質と結合すると構造遺伝子の転写が起こり、伝令RNAが合成される。
|
生物 |
01.3.1 |
Yh辞書 |
⇒リプレッサー、mRNA |
オポチュニズム |
opportunism |
日和見(ひよりみ)主義。便宜主義。御都合主義。 |
思想・哲学 |
00.11.15 |
広 |
|
オルガナイザー |
organizer |
1)=オルグ。2)[生物]形成体。 |
一般・生物 |
01.1.5 |
広 |
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オルグ |
|
(オルガナイザーの略)大衆の間に派遣されて、組合や政党を組織したり加入を促したりする人。また、その活動。組織者。 |
政治・社会 |
00.11.17 |
広 |
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オ(ー)ルタナティブ |
alternative |
1)二者択一。2)代替物。代案。 |
一般 |
01.3.31 |
カ |
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オントロギー |
ontology(英)
Ontologie(独) |
存在論。単に個々の事物(存在者)の特殊な性質ではなく、それらを存在させる存在そのものの意味や根本規定を研究する学問。アリストテレスの第一哲学以来、形而上学の基礎論であり、本体と現象との二元論に基づいて本体論ともいう。 |
哲学 |
01.3.31 |
カ・Yh辞書 |
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オンブズマン |
ombudsman(スウェーデン) |
議会・市長などにより任命され、任命者から独立して行政活動を調査し、国民・市民からの苦情を処理する機関。スウェーデンに始まる。新聞業界など民間でも行われる。 |
政治・社会 |
00.11.27 |
広 |
「市民オンブズマン」 |