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読み 表記・綴り 意味 分類 採録日 ソース 備考(用例など)
パージ purge (浄化の意)粛清。追放。人をある集団から除名すること。 社会 00.11.29 ⇒レッド-パージ
パースペクティブ perspective 1)透視画法。遠近法。2)遠景。眺望。3)見込み。前途。 美術・一般 00.11.15 「文化的なパースペクティブから考え直す(用法3)」
1)は“パース”とも
パ(ー)セプション perception 1)知覚(作用)。2)認知、理解。3)知覚力4)知覚されたもの。 一般 00.10.25 「パセプション」とも
バーター barter 交換貿易。物々交換、現物交換。 経済 02.1.15 「砂糖の輸入は機関車輸出とのバーターと推測される」「バーター取引」
ハーバーマス、J. Jürgen Habermas ドイツの哲学者・社会学者。フランクフルト学派第二世代の代表者。理性的な合意に基づく社会関係の樹立を構想。(1929-) 人名 00.11.24 著書『公共性の構造転換』『コミュニケーション的行為の理論』など
パーフェクショナリズム perfectionalism 1)完全論。人は現世において宗教上・道徳上完全の境地に達しうるとなす説。完成主義。2)完全主義。凝り性。 哲学 01.5.19 英・原  
パイ pie 利益や経費などの全体。総額。“分割さるパイ”になぞらえた比喩的用法。 経済 01.5.1 「経済学において重要なのはパイの成長ではない」
バイアス bias 1)斜め。偏り。偏向。2)真空管やトランジスターが所定の動作状態になるように、真空管の格子(グリッド)やトランジスターの各電極等にかける一定の電圧。3)バイアス・テープの略。 一般・電気 00.11.15 バイアスがかかった見方(用法1)」
ハイアラーキカル chierarchical 階層的(な)。 一般 01.5.26  
バイオインフォマティックス bioinformatics 生物情報科学。生物学、物理学、数学まで含む生物学的データに関する総合科学。 科学 02.3.26  
バイオエシックス bioethics 生命に関する倫理上の問題を研究する学際的な分野。脳死、臓器移植、末期医療など生命をめぐる新しい諸問題に取り組む。 科学 02.3.23  
バイオオーグメンテーション bioaugmentation バイオレメディエーションの手法の一つ。現場によい微生物がいない場合に、外来の微生物を導入する方法。 環境 01.3.1 ⇒バイオレメディエーション
パイオスティミュレーション biostimulation バイオレメディエーションの手法の一つ。現場に生息する微生物を活用して環境修復を行う方法。 環境 01.3.1 ⇒バイオレメディエーション
バイオスパージング biosparging 揮発性有機塩素化合物汚染の浄化のため、飽和帯の地下水中に空気を入れて吸引する技術。 環境 01.3.1 原・net  
バイオベンティング bioventing 揮発性有機塩素化合物汚染の浄化のため、不飽和帯の汚染土壌中に空気を注入すると同時に吸引するという技術。 環境 01.3.1 原・net  
バイオリアクター bioreactor 固定化酵素や微生物を触媒として、物質の分解・合成などを行う装置、あるいはシステム。 環境 01.3.1 Yh辞書  
バイオレメディエーション bioremediation 微生物の働きによって汚染物質を分解し、環境の改善を図る技術。二次汚染の心配が少ない、低コストなどを特長とする。 環境 01.3.1 Yh辞書・原  
はいき 排跪 ひざまずいておがむこと。かしこまること。 一般 01.9.22 解・漢 読み
「宗主国の文化や言語に排跪する」
はいしゅつけん 排出権 ある環境における汚染物質の許容排出総量を、市場取引あるいは協議によって各排出源に割り当てた量。売買による排出権の再配分・前借り・繰り越しなども検討されている。 環境・経済 01.2.8 Yh辞書 yahoo辞書検索より(大辞林)
はいしゅつけんとりひき 排出権取引 排出権を売買によって再配分すること。取引の主体は企業や国などである。アメリカでは硫黄酸化物について企業間の取引が一部実施されており、気候変動枠組み条約では国家間での温室効果ガスの排出権取引について議論されている。 環境・経済 01.2.8 Yh辞書 yahoo辞書検索より(大辞林)
はいじょ 廃除 1)やめのぞくこと。2)[法]被相続人に対し虐待や重大な侮辱を加えた推定相続人について、相続権を喪失させること。旧民法では廃嫡(はいちゃく)。 法律 01.7.21  
はいち 背馳 正しいとされるものと食い違うこと。 一般 01.9.22 「それとは背馳する思想」
はいとく 悖徳>背徳 道徳にもとる。背徳。 一般 01.7.7 読み
ハイブリダイゼーション hybridization もともとはパートナーでない一本鎖のDNAどうしが塩基対をつくって、二本鎖になること。 生物 01.2.16 net 「核酸のハイブリダイゼーション検出を行う」
ばいべん 買弁 1)中国で、清朝末期から新中国成立まで、外国資本と結びつき自国内の商取引の仲立ちをした中国商人。次第に資本を蓄え、20世紀初頭には財閥に成長した。 2)自国の利益を顧みず、外国資本に奉仕して私利をはかる者。 世界史 01.4.24 Yh辞書 「中国と外国の商人を仲介する買弁(用法1)」
バイラテラル bilateral 相互的。互恵的。双務的なさま。左右対称であるさま。 一般 01.6.4 カ・原  
はくしょくふきゅうきん 白色腐朽菌 木材の腐朽は主に担子菌類(キノコ)によって起こるが、木材の分解が進むと白変する場合と褐変する場合があり、それぞれを起こす菌を白色腐朽菌、褐色腐朽菌という(90%が白色腐朽菌)。 ダイオキシンを分解する能力があると報告されている。 生物 01.3.1 原・net 代表的な木材腐朽菌には、シイタケ、ナメコ、エノキダケ、ヒラタケ、マイタケ、スエヒロタケ、カワラタケなどがある
ばくしん 驀進 まっしぐらに進むこと。 一般 00.9.29 表記
はくせき 白皙 (顔の)色が白い。 一般 01.6.28 読み
バクテリオファージ bacétriophage
(仏:細菌を食うもの)
ウイルスの一種。生きた細菌に寄生し、これを溶かして増殖する。おたまじゃくしのように頭部と尾部に分かれ、尾部で細菌に付着。ファージとも。 生物 01.2.16 1915年イギリスのトウォートにより、また1917年フランスのデレルにより、それぞれ独自に発見された
はこう 跛行 (片足を引いて歩くこと)2つ(以上)のものの進み方に速い遅いがあって、釣合がとれないこと。 一般 01.4.17 漢・解 跛行景気」「跛行性」「インターネット利用の現状は跛行的である」
バザールほうしき バザール方式 情報を広く開放し、複数の開発者で技術を交換しながら問題解決をし、共有し、開発していく方式。市場方式。ブラウザソフトのLinuxの開発方式として言われるようになった。 情報 02.3.26 ⇒カテドラル方式
はじいんすうほう 把持員数法 子どもの記憶能力を調査する方法。初めに実験者が子どもの前で単語をいくつか読み上げ、しばらくのちに子どもに思い出させながら言わせ、いくつ正しく言えたかを数える。 心理学 01.3.23  
ハスカラうんどう ハスカラ運動 18〜19世紀のモーゼス・メンデルゾーン以降、東欧のユダヤ人の間で盛んに繰り広げられていたユダヤ啓蒙主義運動。その一環として文学でユダヤの民衆を教化しようというハスカラ文学があった。ヘブライ語文芸復興運動。 世界史・文学 01.9.6 ハスカラ文学は初めの頃、ヘブライ語を用いていたが、一般民衆が解せないという理由でイディッシュ語で書くようになる。ユダヤ啓蒙主義運動から派生して誕生したハスカラ文学の作品にはユダヤ社会の悪を暴露し、批判するものが多かった。
はせがわにょぜかん 長谷川如是閑 評論家。東京法学院卒。大阪朝日新聞記者を経て、大山郁夫らと雑誌「我等」を創刊、論壇に文明批評の健筆を揮う。(1875-1969) 人名 00.11.17 著書『現代国家批判』『ある心の自叙伝』など
パターナリスティック paternalistic 父権的な。温情主義の。干渉主義の。 一般 01.5.19  
パターナリズム paternalism 父親的干渉主義。温情主義。父が子に対するような管理方法などをいう。父親かたぎ。干渉政治。 一般・社会 01.5.19  
バックボーン backbone 《もとは背骨の意》1)気骨、気概、筋金。2)(国や団体などの)精神的支柱。 一般 01.1.31  
はつげんクローニングほう 発現クローニング法 cDNAライブラリーにコードされるタンパク質を哺乳類細胞で一過性に発現させ、求めるタンパク質を発現している細胞を濃縮してcDNAを回収する方法。 生物 01.2.16 net なにやらさっぱり…
⇒cDNA
はっこういちう 八紘一宇 (八紘=四方と四隅。地の果て。天下・全世界。宇=屋根)世界を一つの家とすること。太平洋戦争期、日本の海外進出を正当化するために用いた標語。 日本史・世界史 01.5.31 日本書紀の“兼六合以開都、掩八紘而為宇”にもとづく
はっせん 八仙 中国の民間伝承による八人の仙人。鍾離権・張果・韓湘子・鉄拐・曹国舅・呂洞賓・藍采和の7人に、女仙、何仙姑を加えたもの。 伝承 01.2.8  
バッファーストック buffer stock 緩衝在庫。収穫量により大きく変動する農作物などの一次産品価格の安定のために設けられる在庫。 経済 01.5.8 Yh辞書  
はつむ 撥無 〔仏教〕払いのけて信じないこと。排斥すること。 宗教 01.7.18 漢・広 「因果撥無
ハディース (アラビア語) 預言者ムハンマド(マホメッド)の言行を伝える伝承。 宗教 01.2.22  
はなだ new はなだ色。薄い藍色。 美術 02.5.15 読み
バナリティ banality 1)平凡さ。2)陳腐なことば、考え。 一般 01.5.19 原・英  
パブリックアクセプタンス public acceptance 地域住民の容認。原子力発電所建設など、重大な事柄につき、事前に周辺関係住民の合意を得ること。また、そのために行う広報活動。PA。 社会 01.3.1 Yh辞書  
パラグラフ paragraph 文章上の節。段落。 一般 00.11.13  
パラダイム paradigm 1)《言語》語形変化表。2)《哲学》プラトンでは事物の範型としてのイデアを意味するが、後には一時代の支配的なものの見方のこと。特に、科学上の問題を取り扱う前提となるべき、時代に共通の思考の枠組。範例。 哲学・学術 00.11.27 「天動説や地動説はその時代のパラダイムである」
パラディグム new paradigme 系列。文を構成している名詞や動詞などが、同類の語へと変換される可能性の広がり。例えば“飯を食う”という文についていえば“飯”を“ごはん”や“食事”へ、“食う”を“食べる”や“いただく”へと変換する展開のこと。 言語 02.9.5 net 「こうしたパラディグムは特定の身体というシンタグムに具現化され」
⇒シンタグム
パリティ parity 1)同等。等価。2)量子力学で空間反転を表現する物理量。その値はプラス1かマイナス1。一般に反応の前後でパリティは変らない。偶奇性。 物理 00.10.24  
バルカンか バルカン化
balkanization
バルカン半島を中心とする南東欧地域で、小国や諸民族の対立と抗争が繰り返されたことから、細分化された勢力がお互いに相争うさまをいう。 国際・一般 01.5.22 net 「意味の空間のバルカン化
パルチザン partisan(仏) 労働者・農民などで組織された非正規軍。別働隊。遊撃隊。 軍事 00.10.29  
バルネラビリティ vulnerability 1)弱み。傷つきやすさ。攻撃されやすい体質。2)コンピュータ化された社会の持つ弱さ、もろさ。 一般 01.5.19 原・カ  
パレート、V.F.D.P. Vilfredo Federico Damaso Pareto イタリアの経済学者。一般均衡理論を無差別曲線を用いた消費者選択の理論の上に発展させ、パレート法則・パレート最適などの経済分析の概念を創出し、近代経済学の発展に貢献。 (1848-1923) 人名 01.5.22 Yh辞書 著「経済学講義」「経済学提要」など。
⇒パレート原理、パレート最適
パレートげんり パレート原理 みんなが「良い」といったときだけ、社会として「良い」という判断になる、という原理。結果的には全会一致と同じであるが、みながxでいいというならそれでいい(yをとる理由がない)、というニュアンスも含んでいる。つまりわざわざyをとることは無意味でもあり、さらには「無駄」であることから、効率性の考えにも通じる。 経済 01.5.22 net 複数主体の最適な意思決定の基本原理で、経済学、政治学、倫理学、集団意思決定理論などで参照される考えであり、賛否はあるものの、ある社会的望ましさの表現として、政策決定では必ず触れられる。
⇒パレート
パレートさいてき パレート最適 他のだれかの経済的福祉状態を悪化させることなしには、もはや何人の経済的福祉状態も改善できない状態にあること。パレートが提示。資源利用に無駄のない最適な状態をさす。パレート効率。 経済 01.5.22 Yh辞書  
パロール parole(仏) 言語学者ソシュールの用語。ある社会の共有物としてのラング(言語)が、ある個人によって実際にある時、ある場所で使用されたもの。言語活動のうちの個人的・個別的な側面であり、ラングに対する。「言(げん)」と訳される。 言語 01.6.28 Yh辞書 ⇒ソシュール
はんかつう 半可通 よく知らないくせに、知ったかぶりをすること・人。 一般 00.11.30 私のこと…?
ばんしょしらべしょ 蕃書調所 1856年(安政3)江戸幕府が九段坂下に創立した洋学の教育研究期間。洋学の教授・統制、洋書の翻訳に当る。翌年開校、62年(文久2)一橋門外に移転。洋書調所と改称。63年さらに開成所と改称。 日本史 00.10.6 蕃書…江戸時代、外国、殊にオランダの書物の称
パンデクテンほうしき パンデクテン方式
(Pandekten method?)
民法典の編成方式で、各則(物権、債権)から共通規定を取り出して総則として先に置くというもの。ローマ法に基づき、かつ、その法の論理的体系制を主張したドイツの民法体系で、日本では明治民法に、それまでのフランス民法の影響を受けた旧民法を廃止してこの方式を採用した。 法律 01.10.18 net  
ハンドアウト handout 1)戸口でこじきに与える食物や金。施し物。2)宣伝ビラ、商品案内ビラ。3)官庁などからの新聞発表。4)発表の場で聞き手に配布される資料のこと(←原より)。 一般・学術 01.1.5 英・原 “ビラ”とは英語のbillの訛らしい
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ひえき 裨益 助けとなり役立つ。 一般 00.11.30 「社会に裨益する」
読み
ピクトリアリズム new pictorialism 絵画的手法。絵画の使用。映像の使用。 美術 02.8.29 net ピクトリアリズムは日本の支配的な写真スタイルになります」
ピグマリオン Pygmalion(ギ) ギリシア伝説でキプロス島の王。象牙でつくった女像に恋し、アフロディテがそれに生命を与えて妻とさせたという。 伝承 01.1.5  
ピグマリオンこうか ピグマリオン効果 ある生徒について「潜在的能力が高い」という情報を教師に与えておくと、教師の期待が成就して本当にその生徒の成績がよくなるという現象。 心理学 01.1.5 ⇒ピグマリオン
ひしんしゅうけいそくほう 非侵襲計測法
non-invasive measurement
脳活動を外から、脳を傷つけずに測る手法。20年前には、空間的解像度のほとんどない脳波が唯一の手段であったが、脳磁計、PET (陽電子断層撮像法)、fMRI (機能的核磁気共鳴画像法)など新しい方法が次々に開発されてきた。 医学 01.2.23 net ※(株)ATR人間情報通信研究所HPより
ひせんけいかかく 非線形価格 一個あたりの商品の価格が購入数量によって変化する場合、グラフで表すと直線にならないことからこう呼ぶ。 経済 01.2.8 変化しない場合を「線形価格」と呼ぶ
ビッグ-ブラザー 1)big brother
2)Big Brother
1)兄。兄貴。2)警察国家における独裁者。 一般・社会 01.5.25 Yh辞書・カ ジョージ=オーウェルの小説「1984年」から。
ひっぷもこころざしはうばうべからず 匹夫も志は奪うべからず 誰でも自分はこう生きるべきだ、これが自分の召命だと考えている倫理的な核を持っておりたとい相手が未熟だったり才能乏しかったりする場合でも、この核をつぶしてしまってはいけないということ。 一般 01.6.14 匹夫=1)身分の低い男。2)道理のわからない男。
ひてい 比定 同質のものがない場合、他の類似のものとくらべて、それが(およそ)どういうものであるかを定めること。 一般 00.11.15  
びでん 美田 地味の肥えた田地。 一般 01.10.27 Yh辞書 「子孫に美田を残さない」
ひとう 比島 フィリピンのこと。 地理 00.10.27  
ビヘイヴィア behavior 1)行為2)品行。態度。行儀3)(人間以外のものの)動き、反応、作用、機能。 一般 00.11.15  
びほう 弥縫 (弥は「満」で完全にする意)失敗・欠点などをとりつくろって一時的に間に合わせること。びぼう。 一般 01.5.19 「それは弥縫策にすぎないのではないか」
ひやく 秘鑰 1)秘密のかぎ。2)秘密を明らかにする手段。 一般 00.11.22  
ひゃっかせいほう 百花斉放 (種々の花が一斉に咲きそろう意)科学・文化・芸術活動が自由・活発に行われること。 一般・世界史 00.11.20 “百家争鳴”と併せ1956年に中国政府が提唱したが、その結果、共産党批判が起ったため、反右派闘争に転じた
ピュシス physis(ギ) 自然。特に、おのずから生成、変化するものとしての自然。また、そうした自然の生成・変化。 哲学 01.2.9 ⇒ノモス
physics(物理学)の語源ともなっている
ヒュリスティックス heuristics 〔ヒューリスティックスとも〕問題解決法の一。正しいと思われる選択肢を順に試行錯誤しながらたどってゆくことで正解を得ようとする解決法。 理論 01.4.18 Yh辞書  
びょうぎ 廟議 朝廷の評議。朝議。 政治 01.1.23  
ヒルファディング、R. Rudolf Hilferding ドイツの政治家・経済学者。社会民主党の理論的指導にあたった。主著「金融資本論」でマルクス経済学の発展に寄与(1877-1941)。 人名 02.1.9 Yh辞書 「アメリカにおけるヒルファディング的な意味での金融資本体制」
ひんせき 擯斥 のけものにすること。排斥。 一般 01.10.15 Yh辞書  
ピン-ダウン pin down 1)押さえつける、束縛する。行動を起こさせる、強要する。2)(事実を)突き止める、はっきりさせる、はっきり識別する、明確な定義を定める。3)〜に意見を求める、態度を明確にさせる。4)(人)をものにする。 一般 01.12.2 net 「論理的に矛盾のない自分というのをピン-ダウンできないのではないか(用法3)」
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ファイトレメディエーション phytoremediation 植物を使って汚染物質である重金属を吸収する研究。アメリカでの研究が進んでいる。 環境 01.3.1 net・原  
ファウナ new fauna 動物相。1地域に生息する各種動物の全体。フォーナとも。 生物 02.8.9 「地球上に広がる高山帯のファウナを占める」
ファクトブック factbook 過去の統計資料や業界の動向などを取りまとめた報告書。ファクト-シートをまとめたもの。 経済 01.8.23 net ⇒ファクト-シート(fact sheet) 事実を図表化したデータ表。
ファムファタル femme fatale(仏) 〔宿命の女性、の意〕男性を破滅に導く女性。妖婦(ようふ)。バンプ。 一般 01.6.28 Yh辞書  
ファンダメンタリスト fundamentalist 聖書の無謬性を主張し、天地創造やキリストの処女降誕・復活・再臨などの教理を根本原理として文字どおり信じるプロテスタント-キリスト教徒。1920年代以降、アメリカを中心に広がる。根本主義者。原理主義者。教条主義者。 思想・宗教 01.5.19 Yh辞書・カ あるいはコーランの記述を文字通り信ずるべきだと主張するイスラム教徒。
⇒イスラム原理主義
ファンダメンタリズム fundamentalism 原理主義。根本主義。 思想・宗教 01.5.19 原・net ALC・英辞郎より
フィールド-ワーク field work 野外あるいは実験室外の作業・仕事・研究。現場または現地での探訪・採集。野外研究。実地調査。 一般・科学 00.12.30 fieldworkと綴れば“野戦陣地”の意
フィクサー fixer (公正でないやり方で)陰で仲介・調停することで報酬を受ける黒幕的人物。 一般 01.1.5 「彼は政界のフィクサーである」
フィクフ (アラビア語) イスラーム法学。 宗教・法律 01.2.22  
フィロゾーフ Philosoph(独) 哲学者。哲人。 一般 00.11.20  
ふうし 夫子 1)分別ある年長者。先生。2)あなた。 一般 00.11.17 もと、男子の敬称。孔子を弟子たちがこう呼んだことから。
ふうりゅうぶんじ 風流文事 おちついて優雅な、俗を離れた趣のある学問や芸術に関すること。詩歌・書画・茶など。 一般 01.10.2 Yh辞書など 「〈すき〉とは恋愛や風流文事に魂をうちこむことを意味する」
フェビアニズム Fabianism フェビアン主義。都市社会主義(?)。 思想 00.11.27 ⇒フェビアン協会
フェビアンきょうかい フェビアン協会
Fabian Society
英国の漸進的社会主義協会。 思想 00.11.27 ⇒フェビアニズム
フェノロサ,E.F. Ernest Francisco Fenollosa アメリカの哲学者・美術研究家。1878年来日、東大に哲学を講じ、傍ら日本美術の研究に意を注ぎ、岡倉天心とともに東京美術学校を創設。日本画復興などに尽力。のちボストン美術館東洋部長。(1853-1908) 人名 01.2.8 著書「美術新設」「東亜美術史綱」など
フォークていり フォーク定理
folk-theorem
ゲームの理論において、無限回繰り返しゲームを考えるときの中心定理。フリードマンの定理。 1回限りのゲームのナッシュ均衡より大きな利得が、無限回繰り返しゲームのトリガー戦略によるナッシュ均衡において実現されるという事実。⇒ナッシュ均衡、ゲームの理論 経済 01.5.3 net 昔から多くの研究者によって指摘されていたことから、「人々folk」によって伝承された周知の定理という意味で、フォーク定理と呼ぶ
フォスファターゼ phosphatase 生体組織中に含まれ、有機リン酸エステルを分解する酵素。Cdc25など。 生物 01.2.16  
フォトマルチプライヤー photo-
multiplier
光電子増倍管。光を電流に変えて蛍光性分子を測定する装置。 化学 01.2.10  
フォロワー(フォロアー) follower 従う人。弟子。模倣者。
⇔リーダー(leader)
一般 01.6.14 「確実に命令を遂行するフォロワー
フクーク (アラビア語) 法。または権利。 宗教 01.2.22  
ふはく 布帛 綿・麻布と絹布。織物。 一般 02.4.1 Yh辞書 布帛販売」
プライマー primer DNAやRNAの合成の時に、その開始のきっかけとなる短いDNAあるいはRNAの鎖のこと。 試験管でのDNAの合成に使われるのはもちろんのこと、実際に我々の体の中で起こっているDNA合成(複製)においてもプライマーが使われている。 生物 01.2.16 net 「Aの成分をユニバーサル・プライマーとして使用し相補鎖DNAを合成する」
ブラウザー new browser 常緑広葉樹を始めとした木本植物の葉を食 べている草食動物。
⇔グレイザー
※browse=1)若葉。2)(動物が草・葉を)食べる。3)ザッと目を通す、乱読する、漫然と読む。ブラブラする、冷やかして回る。4)ウェブページを見る。
生物 02.8.9 net ブラウザーは多くの小型種においても成立している」 「ジェレヌクはグレイザーには進化しにくいサイズで、実際ブラウザーとみなすべきだろう」
プラスミド plasmid 核外遺伝子。宿主の細胞内で、宿主の染色体とは独立に増殖する環状のDNA。細菌に多くみられる。 生物 01.2.16 デンターライオンに入っているのはプラスミン
フラタニゼーション fraternization 親交を結ぶこと。親睦。 一般 00.10.31  
プラトー plateau 〔高原・台地の意〕技能の学習で、進歩が一時的に止まり、横ばいになった状態。 教育 01.7.14 Yh辞書 プラトーに達する」
フランチャイザー franchiser フランチャイズ-チェーンの主宰者・本部のこと。親会社。 経済 01.9.1 カ・Yh辞書  
フランチャイジー franchisee フランチャイズ-チェーンの加盟店。 子会社。 経済 01.9.1 カ・Yh辞書  
フリーハンド free hand 自由裁量。 一般 01.5.25 フリーハンドではそのような法律を作ることはできない」
フリーライダー free rider 〔ただ乗りの意〕1)他人が費用負担したものを、対価を払わずに利用するだけの人。料金徴収が困難でただ乗りを排除できないもの(たとえば、一般道路や国防など)が公共財となる。 2)不労所得者。必要な費用をかけることなしに利益だけを手にする人。 社会 01.5.23 Yh辞書・カ  
フリーライド free ride ただ乗り。日本が自力の軍備を持たずに、米国の戦力に頼って経済発展を遂げたとしていわれる語。 社会・国際 01.5.19  
フリーラジカル free radical 遊離基(ゆうりき)。不対電子をもつ原子団または原子。一般に化学反応性が大きく、不安定。ラジカル。 化学 01.2.22 Yh辞書  
フリッピング flipping テレビ放送を見る際、視聴者が頻繁にチャンネルを変えること。特に複数のチャンネル間を切り替えて同時並行試聴すること。 グレイジング。 マスコミ 01.4.17 原・Yh辞書 ⇒ザッピング
ブリティッシュ・カウンシル the British
Council
英国文化協会。英国文化の海外宣伝などを目的とする。 国際 00.11.30  
ふりょ 俘虜 戦争で敵方につかまった人。捕虜。 軍事 00.10.27  
ブリリアント briliant 1)輝かしいさま。見事なこと。2)多角に仕上げたダイヤモンド。通常58面体にしたもの。3)欧文活字の大きさを表す古い呼び名の一つ。約3.5ポ。 一般 00.11.16 ブリリアントな論文(用法1)」
この時の執筆者はやたらとこの表現を使用
プリンキピア Principia
(Philosophiae naturalis principia mathematica)
古典力学の誕生とともに近代科学の確立を画するニュートンの著。正称は『自然哲学の数学的諸原理』。全3巻。1687年刊。物体の運動を一般的な形で数学的に論じ、それに基づいて、万有引力の法則を導く。 科学 01.3.26 Yh辞書  
プリンシパル-エージェントのかんけい プリンシパル-エージェントの関係 委託者(プリンシパルprincipal)と受託者(エージェントagent)の交換関係。誰がプリンシパルで誰がエージェントかは状況によって決まることが多い。 例えば、雇用者(経営者)は、従業員に対しては、プリンシパルであるが、株主に対しては、エージェントである。 社会 01.5.8 Yh辞書・原 原では元請業者と下請業者の関係を指していたと思われる。対象とする交換関係には他に、 資金の貸し手-金の借り手、株主-経営者、雇用者-従業員、患者-医者、地主-小作農など。
フルーウ (アラビア語) [原意は枝]イスラーム法学(フィクフ)の具体的な法規定を扱う分野。 宗教・法律 01.2.22  
プルーラル plural 複数の、2個以上の 一般 00.11.16  
ふれい 不例 貴人、特に天皇の病気。 一般 01.5.19 「御不例につき」
フレームワーク framework 枠組。骨格。構成。体制。 一般 01.5.3 「経済学の持つフレームワーク
ブレーン-トラスト brain trust 1)アメリカのF.ルーズヴェルト大統領がニュー・ディール政策の立案・実施を補佐させるために集めた知識人たちの総称。2)個人または団体・政府などの側近顧問。ブレーン。 政治・一般 00.11.13 俗にいう「ブレーン」はブレーン・トラストの略
プレステージ prestige 威信。信望。 一般 00.11.14 プレステージの維持向上のため」
プレファランス preference 1)好み。選択。2)ひいき。3)好きなもの。選択物。4)《法》先取権。優先権。 一般 00.11.15  
プレヴェイル prevail 1)優勝する。克服する。2)一般に行われる。流行する。普及する。 一般 00.11.30 「アメリカにはそのような思想がプレヴェイルしている」
フロー flow 1)流れること。流れ。流量。2)一定期間中に生まれた財の総量。 ⇔ストック 一般・経済 01.2.7 ⇒ストック
フローサイトメーター flowcytometer
(?)
細胞のような大きな粒子を液体に浮遊させることにより、電気分解を応用して分離検出し、量をはかる機器。 化学 01.2.10 この機器を利用して計量する方法をフローサイトメトリーという
プローブ probe 放射能もしくは免疫的に標識してある既知配列の1本ヌクレオチド(DNAやRNAの鎖を構成するユニット)。プローブを用いてハイブリダイゼーションにより、相補的配列を認識する。 生物 01.2.16 net オシロスコープなどの測定用の触手状のものもプローブって呼ぶね
⇒ハイブリダイゼーション
プロス-アンド-コンス pros and cons 賛否。賛否両論。良い点と悪い点。損得。 一般 00.11.16 net ALC・英辞郎にて確認
プロソディック new prosodic 作詩法の。韻律法にかなった。※prosody=話し言葉のアクセント・イントネーション・リズム・ポーズなど、文節音にかぶさる音声の総称。 言語 02.8.20 「文の焦点はプロソディックな強勢を伴って発話することができる」
プロトコル protocol 1)(条約の)原案。議定書。2)外交儀礼。3)コンピュータ・システムで、データ通信を行うために定められた規約。情報フォーマット、交信手順、誤り検出法などを定める。 法律・国際・情報 00.12.31  
プロパー proper 固有であること。その方面に専門であること。 一般 00.11.15 「経済学プロパーの問題」
プロフェッション profession 知的職業。頭脳を用いる専門的職業。 一般 01.3.6  
プロブレマティク Problematik(独) 問題性(点)。問題の提起。 一般 00.11.16  
プロミシング promising 前途の見込みのある。有望な。末たのもしい。 一般 00.10.6  
プロモーター promotor DNA分子上にあって、RNA転写酵素が結合してオペロンの転写を開始する部位。 生物 01.2.16 プロモーションする人々(団体)でもある
ふわけ 腑分け 幕末における「解剖」の称。 医学・一般 01.5.21 「Aはこの問題を慎重に腑分けしている」
ぶんこうがく 分光学 物質が放出または吸収する光のスペクトルを測定し,物質の組成や物理状態を研究する学問。 物理 01.2.22 Yh辞書  
ぶんらん 紊乱 みだれる。みだす。
ビンランとも読む。
一般 01.8.4 読み
「風紀紊乱」「紊乱の極にある」
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ペイオフ payoff 1)ゲーム理論の用語。プレーヤー(意思決定の主体)・戦略(プレーヤーの取りうる行動)に対し、ゲームをプレーすることから得られる結果をいう。 2)破綻した金融機関に代わって、預金保険機構が預金者に一定限度での支払いをすること。 経済 01.5.3 Yh辞書 ペイオフ集合(用法1)」
⇒ゲームの理論
へいき 兵棋 作戦や戦闘の訓練・研究のため、図上または盤上に置いて用いる駒。形や標識によって兵力や艦型を表示する。 軍事 00.10.26 兵棋演習」
へいきしょう 兵器廠 兵器工場。
「廠」 は屋根だけで壁のない建物。転じて、仕事場、工場。
軍事 00.9.29  
へいたん 兵站 作戦軍のために、後方にあって車両・軍需品の前送・補給・修理、後方連絡線の確保などに任ずる機関。 軍事 00.10.18  
へいとしてたいしょうにめいなり 炳として大詔に明なり 天皇の意思であることは疑う余地もないほど明らかである、の意。 日本史 01.6.29   ★炳として=あきらか、はっきり ★大詔=国家の重大事件について天皇が国民に告げる詔勅
へきとう 劈頭 まっ先。始まり。最初。冒頭。 一般 00.10.23  
ベクター vector 遺伝子運搬体。遺伝子の組換えで、目的の宿主へ遺伝子を運び込むプラスミド、バクテリオファージ、ウイルスなど。 生物 01.2.16 ⇒バクテリオファージ、プラスミド
ヘッジ hedge 商品・株式・外国為替の取引で、買い方の値下がり損や売り方の値上がり損を防ぐため、逆の空売り・空買いをする保険的な操作。つなぎ売買。保険つなぎ。掛けつなぎ。つなぎ。ヘッジング。リスク-ヘッジ。 経済 01.8.28 Yh辞書 「リスクをヘッジする」
ヘッドスタートけいかく ヘッドスタート計画
Head Start Project
1965年夏より米国で全国規模で実施された、貧困階層の子どもなど放っておくと遅れをとる可能性がある子どもを他の子よりも先に走らせる(早くから適切な教育を行う)ための原因究明及び対策を講じる政策。 教育 01.3.26  
ヘテロシス(ヘテローシス) heterosis 雑種第一代が両親のいずれよりも大きさや病気・環境に対する抵抗性あるいは生産力などの点ですぐれた形質を示す現象。雑種強勢。 生物 01.7.14 Yh辞書  
ヘテロセクシュアル(セクシャル) heterosexuality 1)異性愛。2)ホモっ気のない男。ヘテロ、ストレートとも。ヘテロセクシュアリティ。 社会 01.5.25 ヘテロ:異種・異型の意(⇔ホモ)
ヘドニックアプローチ hedonic approach 財が持つ物理的性質一つ一つの価値を単純に足し合わせてその財全体の価値を求めるやりかた。住宅の価格は築年数、鉄筋か木造か、駅からの距離など住宅の物理的な性質から決まってくる。 経済 01.5.5 net hedonic=快楽(主義)の
ベルヌーイのていり ベルヌーイの定理
bernoulli's theorem
流体の運動についてのエネルギー保存則を表す定理。 物理 01.1.21 スイスの物理学者ベルヌーイ(Daniel bernoulli 1700-82)による
へんい 偏倚 (数学・物理などで)基準・平均値からの偏り。 数学・物理 01.8.3 漢・解 読み
“ヘンキ”は誤読
へんげんせっく 片言隻句 ほんの短い、一つの文句。ちょっとしたことば。 一般 00.11.16 広など  
へんしゅう 編修 編纂(へんさん)に同じ。材料を集めて整理し書物をつくること。 出版 01.7.9 Yh辞書 編集(輯)=一定の方針のもとに、いろいろな材料を集めて新聞・雑誌・書物などを作ること。また、その仕事。
ペンションファンド pension fund 恩給基金。年金基金。労使共同拠出の私企業年金の意味で用いられる。 経済・社会 01.9.11 net  
へんすう 辺陬 (陬…隅の意)都会から遠く離れた不便な土地。かたいなか。 一般 01.6.28 解・漢 読み
へんせつ 変節 堅く守ってきた従来の態度や主義を変えること。 一般 01.7.9 変節漢」
べんでん 便殿 (皇族の)休息のために造った御殿。 一般 01.2.7  
へんぱ 偏頗 (頗は平らでない意)上に立つ者の人の扱いなどが偏っていて公正を欠く様子。へんば。 一般 01.5.23 偏頗心」
べんぱく 弁駁 人の説の間違いを言い破ること。論難。反論。抗弁。 一般 01.2.7 「その事実の可否を論じ弁駁すること1時間あまり」
べんべついき 弁別閾 感知しうる最小の刺激差。 心理学・生物 01.3.7  
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ホイッグとう(ウィッグとう) ホイッグ党(ウィッグ党)
the Whigs
17世紀後半結成のイギリスの立憲王制の政党。宗教的寛容・積極財政をとり、1830年代、自由党に発展。ウォールポール首相が有名。新興ブルジョワの利害を代表し自由主義改革に努めたが、労働者階級を支持基盤とする労働が現れると衰えた。 政治 01.5.17 Yh辞書・net ウィッグとは謀反人の意で、ジェームズ2世排斥に賛成した人々をトーリーが呼んだ名称。 ⇒トーリー党
ぼうあつ 防遏 ふせぎとどめること。防止。 一般 01.1.31 漢・講  
ほうこん 方今 ただいま。まさに現在。 一般 01.1.23 “今にあたる”の意
ほうさん new 放散 広がり散らばること。また、広く散らすこと。 生物 02.7.30 Yh辞書 「中新世にかけておびただしい科レベルの放散が起こり」
ぼうしょく 望蜀 (後漢の光武帝がすでに隴(ろう)を得てまた蜀を望んだことから)一つの望みをとげて、さらにその上を欲ばること。 一般・故事 00.11.24 「隴を得て蜀を望む」とも
ほうちゃく 逢着 出会うこと。行きあたること。 一般 01.3.6 「困難に逢着する」
ほうてき 放擲 自分のなすべきことをしないで(に属するものを使わないで)ほうっておくこと。 一般 01.11.5 解・漢 読み
「感動を放擲する自分を」
ほうはい 澎湃 盛んな勢いでわき起こるさま。※澎・湃ともに水が打ち合う音 一般 02.2.6 読み
「感情が澎湃とわき起こる」
ほうふつ 彷彿 ☆用法についての確認 一般 01.1.24 「彼の人生を彷彿させる(“と”は入れない)」
「その光景が彷彿としてよみがえる」
ホーソンこうか ホーソン効果 1920〜30年代の米イリノイ州の電力会社のホーソン工場で行われた研究で、照明と作業効率の関係についての実験を行ったが、従来通りの条件で作業を行った群でも以前より作業効果が上がっていたことから、実験に参加することによる意識の高揚そのものが好ましい結果をもたらすことをこう呼ぶようになった。 学術 00.12.30  
ボーダーレス borderless 境界がないこと。境界の曖昧なこと。 一般 00.11.27  
ポートフォリオ portfolio 1)携帯用書類入れ。 2)写真家やデザイナーなどが自分の作品をまとめたもの。 3)経済主体(企業・個人)が所有する各種の金融資産の組み合わせ。 一般・経済 01.6.25 Yh辞書  
ホールドアップもんだい ホールドアップ問題
hold-up problem
契約条項に曖昧さがある点を悪用して、あるいは契約条項の履行を強制できないのを見越して、取引の相手が自己に有利な行動をとること。したがってその原因は契約の不完全さにあり、こうした意図的な不履行を防ぐような完全な契約がデザインできないために、合理的な行動の結果としてホールドアップ問題がおきる。 経済 01.5.8 net 合理的行動主体がもつこの性向をウィリアムソンが“機会主義的行動”と呼んだ
⇒機会主義的行動
ぼくしゅ 墨守 (中国の墨てきがよく城を守った故事から)自説・旧習をかたく守ること。固守。 一般 00.10.23 「ひたすら先学の判断のみを墨守する」
ほけんすうりにん 保険数理人
actuary
アクチュアリー。確率論をベースに保険商品・年金制度などの設計・運営の枠組を設定する専門的な資格。保険数理士、年金数理人とも。 保険 01.8.29 net 日本アクチュアリー会の主催する資格制度
ほさ 保佐 1)保護し、たすけること。2)[法]準禁治産者を保護し、その判断力の不足を補うこと。 法律 01.7.21  
ポスドク postdoctoral ポストドクターの略。博士課程終了後の研究者。 医学 02.3.14 net ポスドクなどの優秀な研究者を採用して」
ポスト-マテリアリズム post-materialism 脱物質主義。 社会 01.5.21  
ポストモダニズム postmodernism 脱近代主義。反近代主義。近代主義によって否定された方法論やデザイン要素を積極的に取り入れた建築や家具などのデザイン。過去の様式からの引用や装飾性に特徴がある。ポストモダンとも。 美術・建築 01.1.31  
ほひつ 輔弼 1)天子の政治をたすけること。また、その役。2)明治憲法の観念で、天皇の行為としてなされ或いはなされざるべきことについて進言し、採納を奏請し、その全責任を負うこと。 政治・日本史 00.10.18 輔弼の任」
ポピュリスト populist 人民主義者。民衆主義者。一般大衆の要求と支持に基づく社会・政治運動者。 思想・政治 01.5.19 原・カ  
ポプルス populus 人民。 社会 01.5.18  
ボラティリティ volatility 為替相場などで、予想変動率。 経済 01.8.28 Yh辞書 「為替レートのボラティリティ
ポリグロット polyglot 多国語を話す人。数カ国語に通じている人。 言語 01.9.6 ギリシャ語でpolysは多くの、glottaは舌
ポレミック polemic
Polemik(独)
1)論戦。論争。2)論争好きなこと。また、そのような人。論客。 一般 00.11.27 「それはこのようなポレミックを引き起こした(用法1)」
ほろぼす 殲す(=滅ぼす)   一般 00.10.29 読み

 

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