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ひとりごと2012年12月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 12/30(日)『2012、年末マイ・ベスト10』


   今年もやってきました年末恒例のマイベスト10。
   自己満でしかないことはわかってるが、やりますよ。

   1.『自分の名前が美術の教科書に載った\(^o^)/』(4月25日)
   2.『作品は今、世界各地に・・・』(6月16日)
   3.『金環日食』(5月22日)
   4.『ロンドン五輪終了』(8月15日)
   5.『セレブ相手の新作スタート!』(3月21日)
   6.『あいのり誕生日パーティー』(6月28日)
   7.『蛇口から水を飲むネコ』(7月18日)
   8.『及川正道イラストレーション世界展オープニング』(10月1日)
   9.『最後の最後でニス塗り失敗』(8月11日)
  10.『生人形師、平田郷陽!!』(9月29日)

  次点 『眞葛ミュージアム』(5月14日)、『巨大綾波レイ・すべり台』(8月17日)
     『スバルのアイサイト体験記』(9月7日)、『特撮博物館』(8月22日)

   1年をふりかえってみると、フランス旅行記と酒の話題、懐かしいテレビ主題歌
   ばかりで活動は少なかったんだな。今年はケガも大病も無く、無事に過ごせました。
   これを幸せと呼びましょう。

  <その他、今年一般のニュース>
   ・オセロの中島知子が霊能師の洗脳問題、・オウム事件の逃走犯が全員逮捕
   ・付合った3人の男性が『れんたん自殺』した木嶋被告裁判、・高速バス事故、
   ・ロンドンオリンピック、・東京スカイツリー・オープン、
   ・石原都知事が尖閣諸島を買う ・野田総理が国が買うとして中国で反日デモ拡大
   ・尼崎連続変死事件の角田美代子容疑者が留置場で自殺、・今年の漢字が「金」。
   ・スマホでLINEが人気。

  <話題> 
    スギちゃん、きゃりーぱみゅぱみゅ、夏菜、壇蜜、小島慶子、高嶋&美元(みおん)
    メンタリストのDaiGo、二股交際俳優の塩谷瞬、ネガティブモデルの栗原類くん
    ももち(嗣永桃子)

  <よく見たTV番組>
    ぶらぶら美術館(BS日テレ)2355(Eテレ)、News WEB24(NHK)、ほこ×たて(フジ)
    短歌で胸キュン(Eテレ)、デザインあ(Eテレ)、大改造劇的ビフォーアフター。

  [今年の訃報](敬称略)
   フォーリーブスの北公次、尾崎紀世彦、淡路千景、山田五十鈴、森光子、二谷英明、
   寅さんの三崎千恵子、地井武男、大滝秀治、中村勘三郎、小野ヤスシ、桑名まさひろ、
   中華街でよく見かけた山口美江、詩人で思想家の吉本隆明、ガメラの築地米三郎監督、
   新藤兼人監督、11PMの藤本義一、キューピーちゃんこと石川進、ハマコーこと浜田幸一、
   クレージーキャッツの桜井センリ、政治評論家の三宅久之、ホイットニーヒューストン、
   ドナ・サマー、  ・・・お悔やみ申し上げます。

   関連記事 2011/12/29『2011年末・ベスト10』


銃乱射事件を受けてハリウッド女優たちが銃規制を訴える
メッセージビデオをYouTubeで公開した。
そりゃそうだ。ライフル協会の人が
「銃を持った悪人を止められるのは、銃を持った善人だけだ」
と言ったから。日本じゃ考えられない。


 12/28(金)『映画「007 スカイフォール」』


   いやあ、たまげた。
   自分が想像していた作品と違うんだもの。007誕生50周年記念作品としては
   内容が渋すぎる。見終わった直後は複雑な心境で、すぐに点数がつけられな
   かった。

   というのは、今までのボンド映画のようなスカッとした爽快感は無く、スパイ
   道具もアクションシーンも少なくて、全編に渡ってダークなトーンに支配され
   ていた。まるでバットマンの「ダークナイト」か「ボーン・アイデンティティー」
   のようだ。世界の危機をくいとめるわけではなく、Mに個人的な怨みを持つ男の
   復讐劇だったんだから。

   では、面白くないのか? と聞かれると、・・・そんなことはない。

   ラストで新Mとの出会い場面はジーンとして目頭が熱くなったし、こんな感情は
   今までのボンド映画には無かった。ということは、私自身、この作品にのめり
   込んでいたということだ。

   観賞後、戸惑っていたものの、時間がたつにつれて、じわじわとその良さが
   分かってくる。そんな作品だ。

 

   で、点数は悩むところだけど、74点、かな。

 

 

   −−− ということで、以下ネタバレあり。−−−

 

   74点 /100

 

   クレイグ・ボンドになってから、それまでの荒唐無稽な世界征服や奇抜な秘密
   兵器は少なくなり現実にリアルなボンドを描いてきた。今回もMI6の存続問題や
   ボンドの老いに触れ、過去と現在、伝統と革新(変革?)がテーマになっている。

   ボンド映画50年の節目を迎えて、今後のシリーズの方向性と作品とがリンクし
   ているように思えてならない。一度死んで死の淵から蘇る年寄りボンドが、
   苦悩を乗り越えて復活していくドラマである。

   ボンド映画に期待した目を見張るアクションは、オープニングのチェイスで、
   シリーズ屈指の出来といえる。でも、地味でもいい場面はいくつも思い当たる。
   肉体が衰えて悩むボンドが上海で、敵を追うためにエレベーターシャフトにつ
   かまって上昇する場面はハラハラしたし、軍艦島で一瞬にして的を倒すアクショ
   ンはしびれた。効率よくムダの無い動きで一瞬にして敵から銃を奪いとって
   倒してしまう。こういうのは地味だけどオープニング以上に好きな場面だ。
   ブルーレイでもう一度観たいものだ。(そこまで誉めていいのか? 実は速過ぎて
   よくわかんなかった)

   やっぱり時間が経つに連れてジワジワと良さがわかってくる。

   マイナス点は、悪役シルヴァが、Mに対する個人的な復讐劇だったこと。
   00(ダブルオー)の元エージェントだったら作戦執行の結果について恨むのは
   見苦しい。クレイグ・ボンドもオープニングで撃たれて、シルヴァと同じ境遇に
   なるけれど、彼はエージェントとして違う道を歩む。自身の生家と自身の人生を
   賭けて。

   シルヴァが入れ歯をはずすところはゾッとしたね。

   シルヴァが逃走中トンネルを爆破して地下鉄を落としたけど、あれは事前に爆薬
   を仕込んでいたのか? 落ちてくる地下鉄に乗客は乗ってなかったみたいだし。
   いらないんじゃないの。(?)

   007ファンにとっては旧作品を思い出すような場面が随所にあったのがうれしい。
   特にアストンマーチンの出し方がうまい! それに“赤いボタン”を使う演出も
   にくい。

   今回のテーマ、伝統と革新、挫折と復活(再生)の象徴と思えるのが、このアス
   トンマーチン。古いものでもまだ活躍できるぞといわんばかりにスカイフォール
   でバリバリ敵を倒す。が、最後は無惨にもこてんぱんに打ち砕かれてしまう。
   アストンマーチンの炎上は悲しかったな。

   伝統と革新といえば、
   往年の『指令を受ける部屋(?)』に最後にもどって来る。
   秘書室のコートかけとデスクが見えた瞬間、あっ、彼女がマニーペニーか!と
   気づいて拍手したくなった。そして、新Mとの出会いは、本当に涙出そうになった。
   プチ感激です。

   今回の作品で、新M、新Q、新マニーペニーと旧スタイルから一新し、ここに
   クレイグ・ボンドシリーズの誕生となったわけだ。

   さあ、次回から新生ボンドシリーズ、いよいよ始まるぞ。
   次は派手にやってくれよ!! オレは待ってるぜ。 ←あんた誰?

   あ、そうそう。
   長崎の軍艦島に似た場所が外国にもあるんだなと感心して見ていたら、本当に
   軍艦島だったのでビックリ。

   それと、「カジノロワイヤル」でポーカーしてた『フクツ』を演じてた東洋人の
   兄ちゃん、マカオのカジノの客としてまた出演していたぞ。ポーカーでもやって
   んのかね。(笑)

   関連記事 12/21(金)『映画「エヴァQ」は「オバQ」!』



 12/26(水)『ヘビーなアップルビール(サイダー)』


   “クリぼっち”だと書いたら、友人から『いつもの店でビール飲んで、店に飾られた
   ツリーを見て思いにふけってそうですね』とメールが来た。

   ・・・大当り〜 ドンドン ← 喜んでどうする!

   ちなみに“クリぼっち”とは、クリスマスにひとりぼっちの略である。

      

   関内のビアバー、ジャンバールに行くと、
   イギリス旅行した店の女性オーナーが、私のために買ってきたお土産げをくれた。
   (オーナーはめずらしい瓶ビールを買い集めてトランクにつめて持って帰ったそうだ)

      

   その名も「スネークズ・バイト」。
   名の通り、どう猛なヘビが青りんごをかじっているラベルにギョッとする。
   このイラストの雰囲気からして“ヘビー”なビールかとビビッたが、味はまったく逆。

   甘〜いの。

   実はこれ、ビールではなく“サイダー”というリンゴを発酵させて造った発泡酒。
   だからアップルパイに入ってるトロンとしたリンゴのような甘さだ。
   アルコールも4.2パーセントで軽い。これは女性に向いてる。

      

   販売会社はウイッチウッド。魔女のキャラクターが描かれている。

   さすが、サイダー(ビール)の本場イギリス。面白いのがあるんだね。


   関連記事 10/22『「神在月」に縁結びスタウト』


最近の若者言葉で『クリぼっち』という言葉を知ってますか。
クリスマスにひとりぼっちの略だそうで、
まさしく私がそれ。 さびし〜っ(by 財津一郎)

 12/23(日)『劇場で文句を言ってしまった(^_^;)』


   何十年ぶりだろう、劇場に文句を言ってしまった。(というのは大げさだけど)

   横浜で一番新しいシネコンで「エヴァンゲリヲンQ」を観たんだけど、
   本編がはじまったのに階段を照らす照明は消えずに、ずっと光っていた。

   私が座ったのが中心よりはずれた席だったので、どうしてもスクリーンを見ていながら
   視界の隅にその光るランプが見えてしまうのだ。 うーーーーん、気になる。
   作品に集中できなかったのは私だけではないはず。

   今まで多くの劇場で観てきたけど、こんなの初めてだ。映像を生業(なりわい)にしている
   身もあって、ここは一言いいたくなった。だって、もし、消し忘れや整備の不備だったら
   次の回の人も迷惑でしょ、怒り半分、親切心も手伝って忠告することにした。

   で、映画が終わった後、近くの係員をつかまえて劇場の支配人を呼んでもらった。

   そしたら、階段ステップはLED照明で、お客様の足元を照らすため、この劇場では消さ
   ないことにしているそうだ。

   だとしたら、客席側から見えないようなカバーをつけるとか、本編の上映中は光量を半減
   させるとか工夫をした方がいいと(紳士的に)提案して帰った。
   ちなみに劇場はJR桜木町駅前の横浜ブルグ13というところなんだけどね。

   *  *  *

   その昔、九州、熊本のロードショー館で洋画を観た時、2巻目のロールの掛け替え後のこと。
   映写技師がピンを合わせて、合ったと思ったらリングを送りすぎてややボケの状態で止め
   られた。 あちゃ〜

   すぐ気付くだろうと思ってしばらく待ってたが、なかなか直そうとしない。
   ピントが合う場所をこっちは知ってるだけに、それが気になって作品に集中できなかった。
   5分ぐらい我慢したけど、いたたまれなくなって劇場を飛び出し、受付の兄ちゃんに言ったよ。
   「ピント、ぼけてる!」って。

   *  *  *

   ところで、大手映画会社の劇場では、今年で映写機による上映は終了するらしい。

   来年からはデータの入ったハードディスクをポンと差し替えるだけの時代になる。
   そうなると映写技師は必要なくて、巻の掛け替えもなければ上映スイッチも時間で自動的に始
   まるそうだ。画質もほとんどオリジナルのままコピーされるので、観る側も劇場側もいいよう
   になる。

   けど、ちょっと寂しい気がする。
   私が子どもの頃の夢のひとつが“劇場の映写技師”だったんだから。

   「オイ、ボケてんぞ!」

   そんな、客の怒鳴り声はもう二度と聞くことはない。


何十年ぶりだろう、劇場で文句を言ってしまった。
横浜で一番新しい劇場でのこと。映画(本編)がはじまっても
客席の階段の電気が消えずに光ってて作品に集中できなかった。
観賞後、劇場の支配人を呼び出し文句言ってしまったよ。(笑)


 12/21(金)『映画「エヴァQ」は「オバQ」!』


  「エヴァQ」は「オバQ」・・・すみません、友人のしょーもないギャグが移ってしまった。

  映画「エヴァンゲリヲン新劇場版 :Q」やっと観ました。
  いやあ、たまげた。89点出していいよ。

  だって、不満は感じなかったし、嫌いなペンペンが出ないから文句のつけようがない。(笑)

  見る側の想像を超えた世界、画(え)のクオリティも高いし音響も良いし、ストーリーも
  練られててパーフェクトでしょう。(巷の口コミに対して)どこに不満があるのか?
  何がわからないのか? そりゃ、意味不明のプロジェクトや疑問はあるが、それはいつもの
  エヴァのこと。今回に限ったことではありません。

  前作「破」とは満足度の“質”が違うけど、私は89点です。
  はやくブルーレイが出て何度も見返したい作品だ。

  物語は簡単。前作のラストから14年が経ち、シンジの知らないところで世界はすっかり変貌
  していた。さらなるインパクトを“起こしたい派”と“阻止する派”との戦いが繰り広げられ
  ていて、時代に取り残されたシンジは、自身の正当化をもとめて執拗に綾波を追う。誰もが
  シンジを拒絶する中、ただひとり彼に手を差し延べたのがカヲルだ。
  「一緒に○○に刺さった2つの槍を抜いて元の世界に戻そう」「よし、2人でやろう」。
  と立ち上がるのだった。ところが・・・。 というストーリー。どう、わかりやすいでしょ。
  どこかの“民ちゃら党”より、よっぽど理解しやすい。(笑)

  エヴァのスタッフは才能ある。
  よくもまあ、これだけ複雑で難解なストーリーを、観客の想像をはるかに超えたビジュアル
  を持って作品にするんだから。しかも95分という短時間にまとめたのはスゴい。
  こんなアニメ他にはない、まさしく世界一のアニメだ。 ←チープな表現(><)ギャフン 

 

   で、カヲルは、最後・・・

    ・・おっと、危ない、危ない。ネタバレしそうになった。

 

 

   −−− ということで、以下、ちょっちネタバレありよ。−−−

 

   89点 /100

 

 

  思うことが沢山あり過ぎて文章にまとめられないので列記すると。

  ほぼ満点といえども、正直、違和感や納得いかない点はいくつかある。

 ・まずは問題のオープニング。
  今までの登場人物が、なぜか容姿がまるで違うため、この人は別人なの? って戸惑う。
  ドラマ映画なら役者が髪切ったり化粧を変えても、もとの役者が同じなら本人だと薄々わかる
  けど、アニメの場合、ヘアースタイルを変えると完全な別人になっちゃうから難しい。
  リツコさんはホクロがあるため観客はわかるだろうと制作側は思ったろうが、見る側からすると、
  それでも疑問はまったく解けず、不安を残したままストーリーが進行していくことになる。これ
  では作品に集中できない。おそらく、作品をわかりにくくしてしまった原因はこの導入部だと思う。
  ここは、早い段階でミサトやリツコであることをセリフではっきりさせておくべきだった。

 ・いくらサードインパクトを起こしたのがシンジとはいえ、ミサトがシンジに終始、口を閉ざし
  たままというのに納得いかない。「破」で「誰かのタメじゃなく自分自身の未来のために行きな
  さい!」って言ったのはあんただろ。少なくとも前のミサトだったら怒り心頭であっても、指揮
  官だったら説明責任はあるし、ミサトは大人なんだから、何の説明もナシというのはあり得ない。
  日本人のモットーは察しと思いやりだろ、(だったよね?)シンジの気持ちを察してやらないと。

  一回しか観てないので計り知れないが、ミサトの怒りは単にシンジのことだけではない気がする。
  おそらく怒りの多くは、父ゲンドウへのそれだろう。こうして闘っているのも、観客に知らされ
  てない14年間の怒りがそうさせているに違いない。その辺の説明は欲しかった。

 ・マリの昭和歌謡ソングがうるさい。
  オープニングの戦闘中、ただでさえ音響がやかましいのに、その間ずっと右後方から鼻歌が聞こ
  える。歌は1曲で充分。戦闘シーンに集中できなかった。ちなみに、日テレで放送した時は鼻歌は
  なかった。後で追加したんだな。(*1)

 ・マイナスだったのはシンジと綾波のシーンが長すぎたこと。
  サードインパクトを起こしたのが自分で、自身の行動を正当化したいがために綾波を救えたか
  どうかに固執したい気持ちはわかる。けど、いかんせん長い。いつ綾波が
  「多分、私は4番目(首に04とあった)」って言うか待ってたが、結局なかった。これは残念。

 ・違和感と言えば、東映の波ザブ〜ンのタイトル。あれが一番、違和感あったね。(笑)

 ・私の嫌いなペンペンが出なくてよかった。あいつ、サードインパクトでおっ死んだか。ざまーみろ。
  ・・・って、ひょっとして、あの船(ヴンダー)に乗ってたりして。次回、サイボーグになって
  ひょこり現れんなよ。

  というか、そもそも、サードインパクトの中心にいたにもかかわらず、ミサトさんとリツコさん
  は、よく生きてたな。それ最大の疑問じゃない?

 ・違和感といえば、

  2本の槍を抜くところで、全幅の信頼を持っていたカヲルくんが、槍が違うと困惑し、「やめよう」
  と言ってるにもかかわらずシンジが暴走して聞く耳を持たなかったのに違和感があった。この槍の
  くだりは完全に気持ちが引いたな。

  で、好きなのは?

 ・防護服を着て足を滑らせながら錆びた階段を降り「君の知りたい真実」を見せられた時はショック
  だったね。3.11の真っ黒い津波がすべてをさらってしまい、荒涼とした地平線を誰もが知ってるが、
  それ以上のインパクトがあった。雲が晴れる演出(ルパンのカリ城?)はうまい。原爆もそうだけ
  ど、日本人は荒廃した風景を知ってるからリアリティを感じる。

 ・冬月とシンジはよかったね。珍しい組み合わせだし、ここで母の謎も一気に解けた。
  しかも、停電してた明かりがついたらジャーンって、ショッキングなシーンでもある。
  雲が晴れたり、電気がついたり、演出パターンは同じだけど。

 ・これだけショッキングなシーンがあり、予想を超える展開だったりしていると、観ている途中から、
  この作品のクライマックスに何を持ってくるのか? って考えたが、まさか、シンジ・カヲル組対、
  アスカ・マリ組のタッグマッチになろうとは予想しなかった。(する余裕もなかったけど)これ、
  どっちを応援していいのか複雑な心境で観ていた。楽しい。


  そろそろネタがつきてきたが、(ここまで読んでくれる人はいるんだろうか?)

  ところで、エヴァは14歳のシンジの成長ドラマである。(真面目に)

  「序」でエヴァに乗ることを拒否していたシンジは社会に出た少年であり、「破」で、他人のため
  ではなく自分のために行動することに気付き、「Q」で、自分の行動からでた結果(失敗)に失意の
  どん底に落とされる。おそらく次の作品で、自己否定との葛藤の中から「自分はここにいていいの
  かもしれない」と導きだし、「自分は自分である」にたどり着くんだろう。アイデンティティを確
  立して子どもから大人になる過程だ。これはテレビ版からまったくブレてない。どこかの“民ちゃら
  党”と違う。←くどい


  いやあ、楽しかった。
  多くの観客が理解できなくてもいいから、このままのグレードを保ったまま突っ走ってほしい。
  完結編はしばらく先送りにしていいから、3〜4年に一度、新作を作って欲しいものだ。


  本編中、荒廃し赤くなった都市を見続けたので、劇場から出たとき思わず空を見上てしまった。
  MM21(横浜、みなと未来都市)の高層ビル群が青空に向かって建っているのに安堵した。

  ♪ 虹の向こうは 晴れなのかしら〜

  あ、真希波マリって、天地真理のマリか。

  そういえば、シンジ、ピアノがうま過ぎないか?

  もうひとつ、シンジの母の旧姓って、テレビ版では『碇ユイ』だったような気がするけど、
  『綾波ユイ』になってたね。・・・紛らわしいから設定を変えたんだろうな。

  以上。

 関連記事 2009/7/19 映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 破』

 (*1)日テレで「エヴァ・破」の放送時に今回のオープニングシーン(6分38秒)をそのまま放送した。
    でも、完成前のバージョンだった。この映像に光やブラーが追加され、音声もマリの鼻歌が追加されていた。
    あの6分映像を見た時は、チープでガッカリしてたが、劇場版は違っててよかった。


2012年12月21日はマヤ文明によると
世界滅亡の日といわれている。
ああ、ノストラダムスの事を思い出す。

 12/19(水)『発掘現場の撮影』


   12月9日のこと、遺跡の発掘調査ロケをした。
   この日は寒波がきて今年一番の寒い朝だった。

      

   まずは出演者と打ち合わせ。
   その後、先日、古着屋で調達した衣装に着替えてもらって撮影。

      

   撮影場所は小田急線沿いの土地区画整理の工事現場。
   広い敷地には遺跡調査の跡が点在している。

      

   今回、ハイビジョンカメラで撮影したが、作品の中では“昭和に撮影した8ミリ映像”
   として使うため、編集ソフトでフィルム傷や粒子を加えて加工する予定だ。

   その詳細についてはいずれ紹介する。

   こうやって書くと、知らない人は『楽しそうな仕事だね』と思うだろうが、
   やってる方は、手間がかかって面倒で大変なんだよ。


   関連記事 12/15(土)『発掘調査ロケの準備』

   「月見野で君に出会う」公式ホームページ http://www.yamato50.com/stu.html



 12/17(月)『衆院選、民主大敗』


   民主党が大敗した。

   そりゃ、そうだろう。
   前回、自民党を倒して新しい政治に期待したけれど、結局、マニ
   フェストで掲げたことがろくに実行できなくて国民をがっかりさせた
   からだ。

   半年前から、早く解散してくれと願っていた。そんな国民の審判が
   下されたのだ。

   今回の結果は、前回、自民党派が民主党へ流れた票がそのまま
   戻ってきたことに加え、新党・第三極が乱立したために票を分けて
   しまったからだろう。

   個人的には自民党が勝ちすぎたのが残念だが、景気の回復には
   期待している。


   関連記事 2010/7/11『参議院選挙』


幸せについて書いたら、思いの外いろんな友人から
メールをもらった。これからは旅や酒の話しだけでなく、
人生についても書くことにしようかな。
またメール下さい。


 12/15(土)『発掘調査ロケの準備』


   「月見野で君に出会う」の主人公は、定年退職した元サラリーマン酒井
   康夫。酒井は学生の頃、つきみ野で遺跡の発掘調査に参加していたと
   いう設定のため、回想シーンとして1968年(昭和43年)頃の調査風景を
   撮らなくてはならない。

   まず、撮影場所は、大和市内の造成地に本当に遺跡が見つかった場所
   を借りることにした。

      

   大和市は旧石器時代の石器が見つかった土地でもあり、奈良・平安時
   代の住居跡も見つかっている。今でも、こうして区画整理すると、工事
   現場で見つかることが多いそうだ。

   さて、準備で困ったのは学生が来る服。
   昭和43年頃に学生が着ていたものを手に入れなければならない。
   夏ならTシャツとジーパンでいいが、今の季節(設定は秋だけど)に、
   どんな服を着ていたか。友人、知人に持ってないか相談しても、
   誰〜も持ってない。

      

   とりあえずリサイクルショップとか古着屋を探してみた。
   見つけたのは大船駅近くのリサイクルデポ。

      

   ここは本物の古着が大量に販売していた。
   うひょー、宝の山だ。

      

   見て、ジャンパー1着700円!
   この中から数点をチョイスして買ったのが以下の服。

      

   どう、昭和の匂いする? ・・・つづく

   関連記事 12/08(土)『撮影裏・メイキング』

   「月見野で君に出会う」公式ホームページ http://www.yamato50.com/stu.html



 12/13(木)『幸せって思ったもん勝ち』


   土曜の晩、何気にテレビをつけてたら脳科学の茂木健一郎さんが
   出演しているトーク番組に目が留まった。最近、脳科学の分野で注目
   されてるのが、「脳が“幸せ”を邪魔している」という話しだった。

   「結婚すると幸せになれる」とか「結婚出来ない人は幸になれない」、
   「お金を持ってると幸せ」だとか、みんなそう考えてしまいがちだけど、
   それは違ってて(当然のことだが)、幸せになるには様々な道筋が
   あるのに、『結婚』や『金』『学歴』というイリュージョンに縛られて見えなく
   なっているというものだ。これを“フォーカシング・イリュージョン”と呼ぶ
   そうだ。実際には、結婚してなくても、幸せを感じる人は半々ぐらいいる
   ものだ。

   だったら、『幸せと思った者勝ち』と言っていた。

   ちょうど、最近、考えることがあった。
   今、自分の生活をふりかえると、両親は(病院に薬をもらいに行ってる
   ものの)深刻な病気にかかってるわけでもなし、自分も大病はなく、
   仕事は忙しいけどそこそこあり、独身のため時間も金も自分で自由に
   使える。おいしい料理を食べたくなったら食べ、馴染みのバーですきな
   だけ酒も飲める。絵画活動も順調だし何の不満も心配もない状態だ。

   これって、ひょっとして幸せなんじゃないかな・・。

   結婚してないから不幸というレッテルを貼られるようで肩身が狭い思い
   も少なからず感じていたが、そんなことはない。私のように、特に目立っ
   た事がないことに幸せを感じてもいいんだ。

   結局、『幸せと思った者勝ち』。

   こうなったら、その幸せを充分感じて、味わって、しゃぶりつくしておか
   ないと損だ。いつ不幸になるかもしれないから。

   と、そば屋で焼酎のそば湯割りを飲み、もつ煮込みをつまみながら
   考えている。「おばさん、もりそば下さい」

   美味しいものを食べるって幸せだよな〜。

   ・・・まてよ、これもフォーカシング・イリュージョン?

   関連記事 2009/12/23『人間の運命について』


7日の地震は驚いた。特に
NHKテレビのアナウンサーの避難への呼びかけ。
「東日本大震災を思い出してください!」って、
いやな記憶がよみがえり、地震より恐かったよ。

 12/10(月)『フランスの朝は遅い(フランス旅行記26)』


   フランスの朝は遅い。

      

   8:30、セーヌ河に昇る朝日を浴びながらシテ島へ渡る。
   10月29日の空気は冷たく、吐く息が白い。

      

   花専門のマルシェ(市場)があるとガイドブックに載っていたので散歩
   がてらに行ってみた。

      

   上が花マルシェが行われるアーケード。
   ところが、入口に鍵がかってて入れない。

   コワ、プルコワ?(何、どうして?)もう8:30だよ。

   周囲に誰〜もいないので、仕方なく近くのノートルダム寺院を見学して
   時間をつぶす。

     *    *    *

   11時に戻ってくると、やっとアーケードが開いた。
   朝市ってガイドにあるけど、11時に開くんじゃ『昼市』じゃないか?

      

   ここはパリジャンたちが窓辺を飾る鉢を買いに来る場所。
   私は花が好きなので、こうして外国の市場で花を見るのが好きだ。

      

   ちなみに、この花マルシェは、日曜日になると『小鳥市』になるらしい。
   もし、また来ることがあるなら見ようと思う。

      

   関連記事 11/13(火)『パリのまずいラーメン(フランス旅行記25)』

        11/20(火)『フランス展インタビュー完成!』


新語・流行語大賞がスギちゃんの
“ワイルドだろぉ”に決まった。
流行は文字通り『流れて行くもの』
ジンクス通り“一発芸人”となるだろう。

 12/08(土)『撮影裏・メイキング』


   大和市PRビデオ「月見野で君に出会う」も、あと2回の撮影を残すこととなった。

   本作品で使用したカメラはキャノンのXF305。
   ハイビジョンカメラでキレがいいカメラである。

      

   4年前の「わが街・やまと」では『24p撮影』(映画と同じく1秒間に24フレー
   ムで撮影すること)して映画のような質感を出したが、今回の作品は通常のビデオと
   同じ『60iモード』で撮影。そのかわりレンズ前に『ブラック・プロミスト』という
   特殊フィルターを装着している。ブラック・プロミストは、ガラスの中に微粒子の黒
   い拡散材を含んでいるため、ハイライトが抑えられたビデオ特有の白とび感のない
   画像を撮ることができる。


      *    *    *


   照明では『ケルビンスティック』という新しいLEDライトも登場。

      

   資料館での撮影で、カメラの手前にある薬研(やげん)ナメで役者を撮影する時
   のこと、上の写真のようにカメラの前後に余裕のない時は既存のライトは使えない、
   そこで登場したのがこのライト。照明部さんが手にしているものだ。

      

   上の写真が実際撮影された画面です。


   関連記事  11/16(金)『大和市クランクイン!』



 12/6(木)『ゆうさんのクリスマス会』


   12月に入って街は本格的なクリスマスモードになっている。
   先日、小学生のクリスマス会のビデオ撮影をした。

      

   パントマイムやマジックに驚いたり、サンタさんとのプレゼントをかけたジャンケン
   大会に歓喜したり、子どもって無邪気で純粋だね。屈託のない子供の笑顔に和んだ。

   純粋なのも今のうち、そのうち、物事には裏があることを知って、斜めに物を見る
   ようになる・・・。

   いかんいかん、汚れているのは私だ。


とうとう12月になってしまった。
今年も、もう一ヶ月をきりました。
忙しくて先生も走るよ。

 12/03(月)『懐かしTV番組9「スーパースリー」』


   石川進さんが亡くなられたので、それを偲んで「スーパースリー」をアップした。
   「スーパースリー」は1966年にアメリカのハンナ・バーベラプロダクションが
   制作したテレビアニメ。日本では最初、『おはよう!こどもショー』内で放映された。

   先月亡くなられた石川進がフリーの声を担当し、ロバくんの声をしていた愛川欣也
   がマイトの声をしていた。

      
      「スーパースリー」日本語OP
      http://youtu.be/PE-3RByHqXM

   普段は3人組のロック・ミュージシャンで、事件が発生するとスーパースリーに変身する。
   太っちょコイルは関敬六さんが声をしてて、液体になるフリーと分身術のように体が分か
   れるマイトの活躍が楽しい。

   軽快でノリのイイ主題歌は子どもの頃すぐ覚え、今でもそらで歌うことができる。
   この歌を聞くとつい口ずさんでしまう。


    さあ、みんなで一緒に、ラリホ〜!


   関連記事 10/26『懐かしTV番組8「ギリガン君SOS」』


衆院選に向けて政治が揺れている。
新しい党ができたかと思うと翌日には合併されて消える。
どこに投票するか、なかなか決められない。

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