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ひとりごと2011年6月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 6/29(水)『今日のにゃんこ先生』


 会社近くの駐車場に猫がくる。

 このネコを私は“にゃんこ先生”と名付けた。

 まだ6月というのに、ここ連日、気温30度を超える暑さ。

     

       にゃんこ先生もご覧の通り グッタリ。

       日陰でのびてました。


     

      というか、こんなところで寝たら熱中症になるぞ。オイ
      みなさん、暑さに負けずに頑張りましょう。


      ※この写真は夕方5時に撮ったものです。最近先生は真昼には出てこないで、夕方、すずしくなってから現れます。
        心配された方、安心してください。

     関連記事 6/22(水)『今日のにゃんこ先生 』


小笠原諸島に続いて岩手県の平泉がユネスコの
世界文化遺産に登録された!ここの中尊寺の金色堂の修復映画を
うちの会社が制作していたので、これまたうれしく思う。

 6/28(火)『レディー・ガガ、涙ポロリ』


 奇抜なファッションとダンスで話題になるレディー・ガガ。
 去年、アメリカの雑誌『タイム』で、世界で最も影響力のある有名人のアーティスト部門で1位に選ばれた。私は3年前(?)彼女2枚目のアルバム「ポーカー・フェイス」から知っている。彼女が出てきた時は『マドンナの二番煎じ』かと思っていたが、どうやら違うようだ。

 決定的だったのが3・11のこと、日本中がまだ地震と津波の被災を受けてどう対応していいか戸惑っていた時に、世界でいち早く(震災の翌日だったか、翌々日だったか)義捐金を世界中に呼びかけていたのが彼女だった。その行動力に驚きもあったし、なぜガガが? という疑問も感じていた。

 彼女のおつきのヘアメイクさんだかスタイリストが日系人で、その彼の影響で日本を知り、それ以来、親日家になったそうだ。そして、先日「MTV VIdeo Music Aid Japan」の出演のため来日した時の会見で、ルース駐日米大使が義捐金活動についての感謝の言葉をのべている時に、彼女は大粒の涙をポロリと流していた。そこにはミュージッククリップで見せていたクールなガガとは違い、親身になって心配してくれる普通の女性、ありのままの彼女がいた。すてきな方だと思ってしまった。ドキッ

 彼女は今回、日本への旅行を自粛している世界中の人々に向けて、日本は安全なんだということを知らせるために、海外のマスコミも同伴して日本に引き連れてきていた。彼女のそういう行動力はどこから来るのだろう。すばらしい発想である。どこかの日本の総理は彼女の爪の垢を煎じて飲んで欲しいぐらいだ。

 さて、ガガには奇抜な衣装とダンスばかりの『色もの』のイメージが強い。この私も、どこかで、彼女はこういう人だろうと外見から決めつけていたがそれは間違っていた。

 『Born This Way』という曲は骸骨メイクが奇抜で、発売当時、一般のニュースでも話題としてとりあげられていたが、その歌詞に注目すると、歌詞に込められていたメッセージを伝えるための表現だったことがわかる。要約すると、


 自分自身で後悔して自分の殻に閉じこもるのではなく、ありのままの自分を愛して前を向いて進むの。
 人種差別や傷害、偏見で仲間はずれにされたとしても、自分自身を受け入れて愛してあげよう。
 だって それがあなたなんだから。
 私はこうなる運命のもとに生まれてきたの、私は正しい道を歩んでいるわ。

 ということだ。
 誰だって自分と他人は違うもの、人だから違っていて当然。違うってすばらしいことだと思わない。と私には聞こえた。


 奇抜なパフォーマンスで色モノ扱いされることは多いけど、彼女の持っている信念と行動力があってのこと、
 すばらしいアーティストだと思う。


先日の会見中に大粒の涙を流すガガ。
信念をしっかり持って強く生きている女性、私は好きです。

小笠原諸島がユネスコの世界自然遺産に登録された!
私は以前から何度か行ったことがあったので
世界が認めてくれたことをうれしく思う。

 6/25(土)『小笠原諸島が世界遺産に決定\(^o^)/』


小笠原諸島がユネスコの世界自然遺産に登録された。\(^o^)/

 小笠原諸島は東京から南へ約1,000キロ離れたところに位置し、過去に一度も大陸とつながったことがないため、固有の動植物が多く生息することから「東洋のガラパゴス」と呼ばれている。そんな貴重な自然を守るために今回登録されたのだ。

 私は今まで仕事で何度も行くことがあったので(最近は一昨年)この結果はとってもうれしい。

 ただ、世界遺産に登録されると世界中から観光客が集まってくるため、心ない人によってゴミが捨てられたり自然が荒らされる恐れがある。有名になるのは賛成だけど観光客に一定の制限を設けたりして自然保護を守ってもらいたい。

 一昨年撮影した父島ビデオをユーチューブにアップしたのでご覧下さい。(画面をクリックするとユーチューブのページへ飛びます)


ビデオ「東京都に残された最後の楽園 小笠原諸島・父島」(約4分)
父島の街と豊かな自然、海洋センター(地元の人は亀センターと呼んでいる)を
紹介しています。オリジナルを短くしたダイジェスト版です。

 ちなみに、小笠原に行くのに飛行機はない。
 1週間に1便しか出ない定期船「おがさわら丸」で25時間半(船内1泊)かけて行くだけだ。この、アクセスの難しさが自然保護に役立ってたんだと思う。海水浴やダイビング、ホエールウォッチングなど、マリンスポーツが好きな人に最高の場所、“楽園”です。


  関連記事 2010/3/10『小笠原の父島』
        「PHOTO」ページ 小笠原・父島


死んだミー子の夢を見た。それはいいんだけど、
なぜかその時、本物のペンギンも飼っていたんだけど
どうしてペンギンが現れたのかわからない。

 6/22(水)『今日のにゃんこ先生 』


  会社近くの駐車場に猫がくる。

  このネコを私は“にゃんこ先生”と名付けた。

     

   この日はビルの排気管の上で寝ている。

   まるでオブジェみたい。

    

・   関連記事 2010/11/26『にゃんこ先生』



 6/20(月)『XA10、カメラテストの評価』


 購入したCanonのXA10と前から使っていたSony_HC7の2台を比較撮影してみた。


       
        左の黒いカメラがCanonのXA10で、右がSony_HC7。
              何と、買ったときの値段はSony
_HC7の方が高かった!


 1.XA10の画質は、今までのSonyとCanonの中間でバランスを取った感じ。

 私はずっとSonyのハンディカムシリーズを使ってきた。Sonyの画質って、白飛びしないようにコントラストを押さえた設計になっている。それは放送界のプロに受ける設計であっても素人目には暗い印象を持ってしまうものだった。一方Canonはコントラストが高くて白色に濁りがなく鮮やかだった。実際、私が使ってて感じていたのは、Sonyの画質って曇りの日の映像はざらざらした粒子が出て鮮明さを欠けていた。

 このXA10は、それまでのSonyとCanonの中間でバランスを取った感じである。白飛びはしっかり押さえながらも見た目は派手で、白や黒の階調が広くなって絶妙なバランス。私がずっと気になってたSonyのような濁りは無くヌケがイイ。

  
花を撮影して静止画にしたもの。左がCanonで右がSony。Photoshopなどで加工してないそのままの写真。
こうやって比べても違いはよくわからない。

2.はっきり違いが出たのはFA(オートフォーカス)!

 Sonyのハンディカムシリーズで嫌いだったのがAF(オートフォーカス)だ。
 ピントがなかなか合いにくく鈍くさい。インタビューでは肝心の人物よりも奥の背景にピントが合ってしまうことが多かった。今回、庭で植物を撮影したが、Sonyは、どの植物を撮影しているのか分からず迷っていた。しまいには、いつもの通り背景にいってしまい、肝心な植物はピンボケになってしまった。ところがCanonはレンズの下にある『外部センサー』が働くため、すぐにピントが合い、気持ちいい。

  
左がCanonで右がSony。やらせのようだが本当の写真。
Canonは白く細かい花にぴったりピントが合うが、右のSonyは前も後もピンぼけで、どこに合わせているかが
わからない。ピントはマニュアル操作するしかない。

3.XA10はズームレバーの位置が悪い。

 Canonの欠点は、ズームレバーの位置が右手人差し指を少し伸ばした場所にあるため使いづらい。これはHC7の方がいい位置にある。ただ、Canonのズームには「スロースタート・スローエンド機能」が付いているので、ズームの開始と止まりが自動的になめらかになる。止まりは後から遅れて止まるので多少気持ち悪いが、でも、これは良い機能だと思う。


 結局、Canon_XA10は、画質、オートフォーカスともにキレがあって私好みの良いカメラだった。ただ、HC7のように、オートモードにしていながらフォーカスだけをマニュアルにしたりという部分的な調整が出来ない様になっている。だから、オートならすべてオートだけという、融通がきかないのが私にとっての欠点だった。このカメラは業務用というカテゴリーにはいるので基本的にはマニュアル操作で使うのがいいようだ。


   関連記事 6/1(水)『キャノンXA10ビデオカメラ購入!』


横浜市営地下鉄に乗っていたら、体ががっしりした
スコットランドのキルティングスカートを
はいた外国人が3人乗ってきた。

 6/18(土)『しょじょ寺のたぬき囃子』


 俳優の長門裕之さんが先月亡くなられた。
 その追悼の気持ちで氏が主演の映画「太陽の季節」を観た。

 「太陽の季節」は1956年の日活作品。原作は現都知事の石原慎太郎。そして長門裕之と南田洋子が結婚するきっかけともなった作品だ。この映画に登場した若者たちを指して「太陽族」という言葉が流行った。また石原裕次郎のデビュー作でもある。

 作品は、享楽的に生きる若者を長門裕之と南田洋子が好演している。社会に馴染まれず、金とボクシング(当時は「拳闘」と呼んでいた)と女性をひっかけて遊ぶ自由奔放な青年たちの空虚さをシニカルに描いた心に残る作品だった。

 ・・・ところが、 作品とは別にどうにもこうにも、ひっかかる歌があった。

 太陽族と呼ばれる享楽的に生きる若者たちがですよ、海原にくりだしたヨットの上で歌う歌が、何と『しょじょ寺のたぬき囃子』なのである。|(*o*)| チュドドド〜ン

 ♪ しょ、しょ、しょじょ寺、しょじょ寺の庭は、
    つ、つ、月夜だ みんな出て 来い来い来い〜♪

 世間に背を向けたイイ若者が、クルージングで『しょじょ寺』を歌うんですよ。男女とも楽しく輪唱しちゃうんだから、しかもフルコーラス見せられるんだからビックリですよ。はじめは吹き出したが、しまいに笑うよりも引いちゃった。だって遠足じゃないんだから、って、遠足でも『しょじょ寺』は歌わないよ!(笑)

 そういえば映画「男はつらいよ」ではタコ社長の工場の青年たちが休憩時間に『スイカの名産地』を歌っていたのを思い出した。

 ♪ 友だちが出来た スイカの名産地。 仲良しこよし スイカの名産地。
   スイカの名産地、すてきな所よ きれいなあの娘の晴れ姿 スイカの名産地〜♪

 フォークソングが流行る前って、みんなで歌うのは童謡とか唱歌しかなかったんだろうね。
 今ならJ-POPやらラップとかいろんな種類があるけれど、1960年代かそれより前って歌も貧困だったんですね。

 「太陽の季節」を観て以来、しょじょ寺の歌が耳にこびりついて離れない。♪(@_@;)゚゚

・ 



 6/15(水)『ノコギリクワガタ』


 ここのところ忙しくてひとりごとを書く気になれなかった。
 昨日も帰宅途中ずっと、明日は何を書こうかな面倒だなと思っていたが、

 家に着くと、
 玄関の外、たたきの上に黒く大きな虫がいたので、てっきりゴキブリかと思ったら、

 ・・・・ノコギリクワガタだった。

       

 うちには時々ノコがやってくる。

 写真を撮ろうとしたら威嚇するようにつのを持ち上げた。


 関連記事 2006/7/20『ノコギリクワガタつかまえた!』




 6/12(日)『Macpeople(マックピープル)』


  AKB48選抜総選挙で1位をとってセンターの座に返り咲いた前田敦子さん。
  総選挙の前日からワイドショーでことさらその話題ばかりでうんざりしてたが、それだけ国民的アイドルになったということでしょう。でも、3年前にAKBの話しをしても誰も知られてなかったのに、この数年の勢いは秋元康をはじめとする仕掛け人たちの戦略がことこどく当たった結果に違いない。(話しがながくなるので、ここらで終了)


  さて、何年ぶりかに雑誌「Macpeople(マックピープル)」を買った。

      

  いや、別に、前敦が表紙だからではない。

  新しいビデオカメラ(Canon XA10)を買ったために、それを編集するマシンとソフトが必要になったからだ。現代はハイビジョン時代。画像がきれいになったとともにデータも重くなる。そうなると編集するPCもソフトも新しいものに買い換えなければならない。そこで、現在はどのマシンがいいかを調べるために、まず雑誌で状況を知ろうと思ったからだ。

  ところで、この「Macpeople(マックピープル)」。
 私が初めてパソコンを買った頃に愛読していた雑誌である。発行元はアスキーで1995年に創刊。MacFanや MACPOWERの専門誌よりも内容をやさしくしてパソコンの初級者を対象にしたものだった。

     

  倉庫から引っ張り出してきた。 写真の真ん中が創刊号。
  表紙のタレントは小田絵梨香さん。その右の黄色い表紙は宝生舞。宝生舞とは懐かしい。彼女はMac Fanで連載記事を書いてたのを思い出す。ちなみに創刊号には、人気Macランキングが載っていて、第1位がLC630だった。Mac好きならその時代が読めるだろう。

  さて、話しをもどすと、
  仕事でFinalcutという編集ソフトを使ってるのでMacを買うのは当然だが、問題は安くて速い新iMacにすべきか、3台目のマシンなので速さより持ち運びを重視してMacBook Proにすべきか、それが問題だ。 誰か教えて。

  さて、秋に買うまでじっくり考えよう。  ← 今すぐ買うんじゃないの?
 


例年より1週間早く梅雨にはいりましたね。
インドア派の私は雨の日が好きです。
ゆっくり絵を描いていられるから。

 6/7(火)『萌え死に〜(@_@;)゚゚』


      3匹子猫の写真がまた届きました。

     
      仁王立ち!
      直立したしっぽがプルプル震えてるんだろうか。
      チビ助なのにこの風格。 こいつは将来、大物になるぞ。

     
      この時期はスクスクと成長が早いですね!
      もう じゃれ合って遊んでいます。
     『わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい!』(懐かCM)

     

      きゃーーーーーっ。 o(^^o)(o^^)o きゃーいー

      そんなつぶらな瞳で訴えかけないで、おじさん、困っちゃう。
      かわいすぎるよ〜。

     

         2匹でハグして  Love注入〜 

         何というかわいらしさ。

         可愛いすぎてもうダメ、見てられない。

         う〜ん 昇天・・・(×_×)  ←ネコ馬鹿

        ※写真の猫たちの里親さん募集してます。飼いたいと思われた方、私にメール下さい。どうぞヨロシク。
         3匹ではなくとも1匹でも結構です。 メールアドレスはこのページの一番下にあります。

    関連記事  6/3『3匹の子猫に 萌え〜』


東日本大震災復興の中、総理が不信任だの採決してる場合
じゃないでしょ。おまけに総理が退陣するのにウソついだとか
ペテン師だとか…、 怒りは増すばかりだ!

 6/5(日)『NHKドキュメンタリードラマ雲仙・普賢岳に感動!』


 20年前の6月3日、長崎県の雲仙・普賢岳の火砕流で43人が亡くなった。あの災害からちょうど20年、それを踏まえて土曜の夜9時からNHKでドキュメンタリードラマを放送していた。

 この番組はNHKが取材した当時の膨大な映像に再現ドラマを組み合わせて、避難勧告が出されてから大火砕流が起きるまでの8日間のドラマになっていた。その出来はすばらしく、現実の映像とドラマの区別がつかないぐらいで、まるですべてがドキュメンタリーかと思うほどのリアリティを持っていた。時々、当時を回想する教授や警官、住民のインタビューが挿入されている。

 ドラマを進める主な主人公は、避難勧告を発令した島原市長と、火砕流で亡くなった外国人火山学者夫妻である。

 大火砕流が起こる8日前、島原市長は地元、九州大の島原地震火山観測所の所長と相談して独自の判断で(*注1)住民に対して3日間限定で避難勧告を出すことにした。が、その3日を過ぎても災害は起こらず、家に戻りたいと願う住民と、危険だから勧告を継続すべきだと主張する所長との間に板挟みになっていた。市民の命と暮らしを自然災害からどう守るか苦悩する市長の姿が描かれている。一方、外国人火山学者夫妻は、世界の人々に火山の危険を知らせるための防災ビデオを制作するため取材に来るのだった。

 結局、市長が避難勧告を発令してから8日目、未曾有の大火砕流が起き、消防団や警官、危険区域内で取材していた外国人火山学者夫妻とNHKを含めた報道陣などが巻き込まれて43人が死亡した(*注2)。 しかし、市長の判断で避難させていた住民は被災を免れて助かることができたのだ。(*注3)。

 ちょうど現在、東日本大震災で被災者が避難所生活で苦労している姿をテレビで毎日見ているため、身近に感じると同時に、一市長の決断の勇気と、トップにたつ者のリーダーシップのあり方を考えさせられるものだった。


 ただし、ひとつだけ不満がある。
 クライマックスで、逃げる外国人研究者夫妻の背後から火砕流が追いかけてきて飲まれる瞬間を合成を駆使して描いて見せていたけれど、あれは必要なかったんじゃないだろうかと思う。それまでのドラマにリアリティーがあったために、あの瞬間だけは作り物のパニック映画を観るような感じで、それまでのドラマに感銘していた私は気持ちが一気に冷めてしまったのだ。何も、視聴者は火砕流に飲まれる瞬間なんて見たいとは思ってないし、あの演出では、命を懸けて人々のためを思って取材していた研究者に対して、まるで避難勧告を無視したために罰が当たったような受け止め方をされないだろうか。確かに避難勧告を無視したのは悪いが、火砕流の噴煙が大きくなってF.O(画面が暗くなって終わる)だけでいいじゃないだろうか。あの場面は絶対必要ないと私は思う。

 

 さて、なぜ私がここまで雲仙・普賢岳に対して熱くなっているかというと、

 実は、私も仕事で現地へ行ったことがあるからだ。私が行ったのは大火砕流のあった4ケ月後ではあったが、復興事業の紹介ビデオを作るために1週間滞在し、実際に立入禁止区域に入って被災地や復興工事を撮影した(セスナに乗って普賢岳の溶岩ドームを上空からも撮影した)。当時の被災地の様子は、津波で破壊された東日本大震災の瓦礫の被災地とはまったく逆で、見渡す限り植物も建物も見えず、辺り一帯、灰色の荒涼とした砂漠と化していた。気が付くと目線より下に屋根が現れていて(下の写真)、作業員から、これは民家で、しかも2階の屋根だということを聞かされて鳥肌が立ったのを今でもはっきり覚えている。


歩く目線より下に民家の屋根が点在している。ところがこれは2階の屋根で、
1階建ての家は、すべて地面の下に埋まっているそうだ。(写真は1991年11月撮影)

   さて、作品の最後に、避難勧告を出した市長が、当時を振り返ってこう語っている…

       

「私は、自分の人生が終わるまで、もう、自分の命であって自分の命じゃないと、
 犠牲者の皆さんに身柄を差し上げて、そして復興していかないといかんと…。
 (そう、思います)」

   今、この言葉を、だらしない民主党に、そして菅総理に聞かせたい!(泣)

 

  NHKドキュメンタリードラマ「1991 雲仙・普賢岳〜避難勧告を継続せよ〜」
  6月4日(土)21時30分に放送。



(*注1)当時、避難勧告を発令する権限は市区町村長にあって、国にはなかったようだ。
(*注2)当時は避難地域への取材規定は厳しくなく、スクープ映像を撮りたいがために避難勧告を無視して取材することは
    案外多かった。これを切っ掛けに災害報道のあり方が検討され、現在では東日本大震災の報道を観るように、NHK撮影の
    福島原子力発電所の映像では、『30km以上離れた位置で撮影しています』などのテロップが入れられている。

(*注3)当初、5/26の避難勧告では5つの地域の住民に出されていたが、災害が起こらないために、数日後、3つの地域が
    解除された。実際、火砕流が到達した場所は、解除された地区のラインぎりぎり50m手前までだったそうだ。
    まさに奇跡的な判断だったといえよう。


スピードを速めたエスカレーターに乗り慣れたためか、
昔ながらのスピードのエスカレーターに乗ると遅くてイライラする。
慣れって怖いね。

 6/3(金)『3匹の子猫に 萌え〜』


 友だちから子猫の写真が届いた。
 かわい〜 3匹の子猫。

 先月末のこと、友だちの知人の玄関先に子猫が3匹捨てられているので相談にのってほしいと電話があったそうだ。その知人はフルタイムで仕事をしているため、とても子猫の面倒をみてあげられないので、現在7匹の猫を飼っている友人が引き取って育てることになったそうです。生後2ヶ月間は猫にとって大切な時期。健康のことはもちろんだけど、この時期に人とうまく接しないと大きくなっても人慣れしないそうです。

      
        見て下さい、この子たち。オスが1匹にメスが2匹。
       さっそく動物病院でチェックしてもらったら、3匹とも健康状態は良好でした。


     
       このヨチヨチ歩きのかわいいこと。
      よく見ると前足の指が開いてて、しっかり踏みしめて歩こうとしています。

 

     
       このスマイリーな笑顔、 ラブリーな瞳!
       猫好きにはたまりません。 萌え〜です。

 
       ※写真の猫たちの里親さん募集してます。飼いたいと思われた方、私にメール下さい。どうぞヨロシク。
        3匹ではなく1匹でも結構です。 メールアドレスはこのページの一番下にあります。

 関連記事 2/20『2月22日はネコの日』


福島原子力発電所の事故から2ヶ月半になって
1号機から3号機にかけてメルトダウンが起こっていたことが
判明した。今まで発表されていたことが信じられなくなってきた。

 6/1(水)『キャノンXA10ビデオカメラ購入!』


 個人で使っていたビデオカメラはHDVというテープに記録するものだった。最近、ドロップアウト(録画や再生で画像や音が飛ぶ症状)が頻繁になってきて、そろそろ寿命かも知れない。

 ここ数年、ビデオカメラもテープレス化している。市販されている家庭用カメラのほとんどがデータ記録になり、しかも、東日本大震災でビデオテープの生産工場が被災して、テープの在庫が危ぶまれている。(などと、購入するための正当な理由を付けて)この機会に最新型のカメラを買うことにした。

 買ったのはCanonのXA10。

     

 これは家庭用ではなく業務用として販売されているカメラの中でもっとも小型軽量で安いものだ。記録は内蔵ハードディスクとSDHCカードが2スロットル。

 カメラ雑誌「ビデオサロン」にはXA10のテストレポートが載っていて、そこにはこう書かれている。

 「羊の皮をかぶった狼・・(中略)・・それをも超えた、実はとんでもない『モンスターマシン』だと実感した」

 もう、この記事を読んで矢も楯もたまらずヨドバシカメラに行くと、『入庫未定』の文字。
 これまた東日本大震災でCanonの工場が被災して生産ラインが止まっているそうだ。そのため注文を受けても次にいつ入ってくるかまったくわからないらしい。ビックカメラに行ったがやはり在庫切れで同じ。

 こうなると焦ってくる。

 結局、ネットの「価格.com」で日本で一番安い京都のショップで買うことが出来た。

 送料無料だったのでヨドバシより安く手に入れることが出来たので、結果オーライということになった。

     

 大きなハンドルがあって持ちやすく、レンズの口径も大きい。ハンドル部分に付いたキャノン端子のマイク入力が業務用カメラを主張している。

 手にして思うのは材質がいいこと。大きさも小さすぎず持ってて重すぎない。

     

 外部マイクと内蔵マイクのチャンネルを分けて同時録音できる。
 このメカメカしいスイッチがしびれるね。(古い)

 部屋の本棚に置いてあるけれど、飾ってあるのをながめているだけでも満足している。

 撮影テストの評価は次回に書きます。




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ここに書かれている内容は個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありません。


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