俯瞰図socio-economic macro-data on → 第二次ベビーブーム世代 ・生息状況:出生(出生数/出生地)、生存と死亡(人口/全人口に対する構成比/居住地域/死亡率/自殺率)、結婚、出産 ・教育環境:進学率、大学受験競争倍率、先生の日教組加入率、先生の世代分布、 ©Tirom,2003 |
2000年段階では、男性の7割、女性の半数強が、未婚。 |
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左のグラフは第二次ベビーブーム男性の配偶関係の推移。 20代後半でも、実に七割が未婚。 既婚者のほうが、少数派なのだ。 |
![]() データソース: 『男女,年齢,配偶関係,教育の状況別人口―平成12年国勢調査編集・解説シリーズno.4』 |
こちらのグラフは第二次ベビーブーム女性の配偶関係。 20代後半では、半数強が未婚。 男性と比べれば既婚者が、多いものの、既婚者は女性全体の半分にも満たない。 他の世代と比較して、これらの数字はどうなのだろう? |
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そこで、昭和生まれ各世代の未婚率の推移を見たのが、左のグラフ。 未婚率は世代を下るにつれ上昇していく傾向にあるが、その上昇幅が世代によって、違う。 男性の場合、1950年代前半・後半生まれが、最も過激に、上の世代から未婚率を引き上げている。 60年代後半生まれ、70年代前半生まれも、上の世代よりも未婚率を上昇させているが、その上昇幅は小さくなってきている。 女性の場合、未婚率を初めて大きく引き上げたのは、1950年代後半生まれ。彼女たちは、女性シングルライフのパイオニア的存在というところか。 また、こうしたライフスタイルを選択する女性は、それに続く60年代前半後半生まれ女性で、驚異的に増えていくことになる。 女性の場合もやはり、70年代前半生まれになると、未婚率の上昇ペースは、上の世代と比べ、かなりスローダウンしてきた感じ。 つまり、第二次ベビーブーム世代は、シングルライフ化というライフスタイルの激しい変化が、いくとろこまでいったあとの収束期にいる、ということになりそうだ。 |
![]() データソース: 『男女,年齢,配偶関係,教育の状況別人口―平成12年国勢調査編集・解説シリーズno.4』 |
本格的な資料→人口動態統計特殊報告 :「出生に関する統計」の概況 |
※資料所蔵機関検索→ここから |
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俯瞰図socio-economic macro-data on → 第二次ベビーブーム世代 ・生息状況:出生(出生数/出生地)、生存と死亡(人口/全人口に対する構成比/居住地域/死亡率/自殺率)、結婚、出産 ・教育環境:進学率、大学受験競争倍率、先生の日教組加入率、先生の世代分布、
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