■ Dina Yoffe (ディーナ・ヨッフェ)


 とっても楽しそうにピアノを弾く女性ピアニストのディーナ・ヨッフェ。

 ネットで知り合った友人の友人のそのまた友人…という、どこかのテレビ番組のような「友だちの輪!」で知り合った年下の友人から誘われた、「ディーナ・ヨッフェ」のピアノコンサート。
 「ディーナ・ヨッフェ」なんて一度も耳にしたことのない名前!?
 早速ネットで検索してみたのですが、一応ヒットはするものの日本で発売されているCDタイトルも少ないし、コンサートもほとんどなし…、なかなか彼女の本質にはたどりつけません!?
 仕方がないのでネットヘビーユーザーの友人に電話して調べてもらいました。
 結果、彼女の露出が少ないのは彼女がピアニストでありながら個人活動よりもコンクールの審査員やピアニストたちのマスタークラスを受け持っているからのようでした。
 海外を含めたあちこちのサイトを検索して、やっと動画を発見!PCのスピーカーで、それも電話ごしの音でしたので余りよくはわからなかったのですが、友人はGO!のサイン!
 友人との電話を切ってすぐに、チケットを購入。

 当日は前から3列目のほぼ中央の席で彼女のピアノを聴きました。
 感想を一言でいえば、パワフル!!これにつきます。音だけを聴けば男性ピアニストと言われても多分判断出来ないかも。
 プログラムもラストにショパンのスケルツォを3曲連続でもってくるなんて!?パワフル&マニアック!
 女性ピアニストで左手が担当する低音がとてもしっかりしていて心地よかったです。
 ピアニストは、まず筋トレから!と思っている私。
 線の細い、見た目重視になってきているピアニストですが、ディーナ・ヨッフェのようにたくましい腕でないと音がぶれるような気がするんですけど。

 3列目に座った私は、コンサートの最初から最後まで音の風圧で息苦しさを感じるほどでした。
 次回から彼女のコンサートでは、座席は4列目にしたいと思います。

 今回この原稿を書くために再度あちこち検索してみたところ、ディーナ・ヨッフェは1995年から2000年まで愛知県立芸術大学で客員教授をしていたことがわかりました。
 それを知ると何だか親近感がわいてきました。


★ my select

 私がコンサートで聴いた、ショパンのスケルツォもありましたが音が悪いので、同じショパンでもノクターンの方にしました。
 去年、東京でのコンサートのものです。
 ‘F.Chopin Nocturne No.4 op.15-1’