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■ Abdel Rahman el Bacya (アブデル・ラーマン・エル=バシャ)

 エル=バシャは、私が大好きなピアニストの一人です。

 3,4年前にたまたまテレビのリモコンであちこちと局を変えて、『何か面白い番組はやっていないかなぁ…』と見ていたところ、BSのNHK第2で聞こえてきたピアノの音にリモコンのスイッチを変える手がとまりました。
 曲ではなく、そのピアノの音色に惹きつけられてしまい、そのまま聴き入ってしまったのです。
 以前にもラジオのFMでチューナーを回していたところ同じようにその音に惹きつけられて、ラジオの前に立ちつくしたことがありました。その時も「曲」ではなく、そのピアノの「音」に惹きつけられたことを思い出しました。
 その時のピアニストはミケランジェリ。
 この時のBSのNHKから流れてきた音もミケランジェリに似た硬質で冷たい感じのもの。でも、ミケランジェリのそれよりも少し柔らかく、もう少しかがやきがある感じ…。
 共感覚を持っている友人と話すと、エル=バシャはキラキラシュガーバトンを振り回した感じ!というお互いのイメージが一致!

 私がテレビで聴いた時は最後の曲の後半部分だけで曲目はもちろん、ピアニストの名前さえわからずに番組は終わってしまいました。
 その後ネットであちこち調べた結果、このアブデル・ラーマン・エル=バシャということがわかりました。
 それからCDショップなどもいくつか検索してみたのですが、あまり見つかりませんでした。
 友人が調べたところ日本では有名ではないものの、ヨーロッパでは何枚ものCDを発売しているかなりポピュラーなピアニストというのが判明。
 結局、ドイツのHMVからショパンの全曲集10枚のセットを友人が購入したものを聴かせてもらいました。
 ショパンは何人ものピアニストが弾くのを聴いたことがありますが、私の中ではショパンはエル=バシャが一番!


★ my select

 you-tubeにはショパンがなくて残念でしたが、ストラビンスキーの曲を見つけましたので、こちらをどうぞ。  ‘Stravinsky - Petrushka suite’