蓄音機

羽佐田 勇


最近蓄音機に、興味を持ちました。
といっても懐かしいと言うほどの年でもないね。
でもオーディオが好きな、私としては興味がありました。

少し前に骨董市に行き、蓄音機を買ってきました。
メーカーは、コロンビアの蓄音機でした。
高さ100cm 幅50cm 奥行き50cm 価格は 5000円!!
私と違って、古くて汚い。
誇りだらけでとりあえずターンテイブルは回りました。 ので難とかなるなと思った。

常に忙しい私ですが、その間を見て掃除から、やり恥じめました。
ターンテイブルをはずして、裏ブタを はずすのにねじが取れない!!ねじがさび付いている。

裏ブタを難とか取り、なかの誇りがすごかったね。
そこで一番困ったのは、ラッパ=ホーンの前の布が破れている。 困ったな。

まずは音が出るようにしなければならない。
ターンテイブルの回転の安定だね。
動力部分の掃除をして、CRCを吹きつけ、回り方を見た。
止まるまでそのままにして、2 3かい 回してみた。

次は音を拾うところですね。 レコードプレイヤーで言えばカートリッチです。
アームと、サウンドボックス音響版がついて、針がついている。
アームにサウンドボックスがつけてあるが隙間が空いていてがたがたしている。
これを何とかしなければと思い、サンドボックスをはずした。
いろいろ考えてみて、いいものに気がついた。
梱包用の、ビニールテープのような紐です。
幅と厚みが、ちょうど良くいい具合に、隙間にはいた。 そしてねじを締めて、た小は以後くけど まー こんなもんかな。

交換針が、あるのでとりあえず 針を交換して、さー試運転です。
ねじを巻き、あまり巻きすぎるといけないと思い この辺ぐらいと思い止めた。
ブレーキをはずした、そしてターンテイブルが回った。
さー緊張の一瞬です、針をおろしました。
さーこの結果は又来週、てことはないです。

少し音が出たがすぐにターンテイブルが止まった。
やー困ったな、どうしようかなと思い、また駆動部分にCRCを吹き付けて、長く回してみた。
もう一度ねじを巻いて針を落とした。
やはりだめでした。
レコードは昔のSPレコードで、ホコリガレコードの溝にと思った。
レコードクリーナでていねいに何度かやってみた。
でもね、やはりだめだね。

ここでこれはねじのまき方が少ないのでは? まー5000円だから思いきって、行こう。
ぐるぐる巻き始め少し重くなった、この位かな。

さー2度目の挑戦です。
青い山脈の始まりです。
さー私が歌います、それもそれですが。
初めはいい調子でしたが、途中から遅くなりレコードは止まりました。
これはもっとねじをたくさん回したほうがいいな、さっきより重くなるまでまわした。

さー三回目だぞ。
そしたら、難とかいい調子で1曲聴けました。

そのほかのレコードを試してみました。
何か回転がむらになるみたい。
このレコードも掃除をした。
そしたら、まあまあ、でした。

やはりねじをたくさん巻かないとだめみたい。
これで音が出るようになりました。やれやれ です。

つぎは、ホーンのカバーの布の張替えです。
前板をはずして、古い布をとりきれいにしました。
そこで何かいい布がないか探したらいいのが見つかりました。 それは私のパンツでした。どうだ まいたか?
言い音が出ると思うがね、プ 。

冗談はそれとしましても、厚い布ではだめです。 なるべく地味で古そうな布がいいですね。
そうだな昔の、萱みたいな布、農家で使う寒冷紗、後はカーテンかな。
いろいろ考えた末、扶植布、これは種をまいてから 乾かないようにかぶせる布です。 これが、お金がかからなくて、いいと思うね。
白い布ですが中が黒いのでちょうどいい感じでした。

これからは外見のお化粧です。
へこんだところに、とのこを塗り、サンドペイパーをかけて。 そして、ニスを、塗ってみたら、そしたら、とのこをつけたところが、白っぽくういた。
そこでペンキ屋さんに聴いてみたら、とのこのところは色をつけてから、ニスを塗ったほうがいいねといわれた。
外見と同じ色を作って白い部分に塗るのですが、ほかと同じ色が出ない。
ちょっと濃い目の色でごまかして。 仕上げにもう一度ニスを塗りました。
塗ったときはきれいでしたが一晩たってみたらニスのたれが出ていた。
やあー暇つぶしが、出来ましたね、難とか音が出て、お化粧も出来ました。

いま私の家には、ポータブルの蓄音機と 小型の蓄音機で、合計3台ありますが、でも きにいった、音が出ない。
だけどレコードに針があたるノイズは好きです。女房も好きです よいしょ。
少し音が割れるのが気に入らない。
レコードが悪いのか、針のところの音響板が悪いのかな。
これから少しずつ調整をしながら楽しみます。