Wild Flower Garden blue Bonnet
南川幸子ブルーボネットってご存じですか?
今年の4月に名古屋港にできた海と緑に囲まれたワイルド フラワーの咲くガーデンで、花が木が水が季節毎に表情を変える自然風庭園です。
ワイルド フラワーとは、野性的な雰囲気を持つ草花のこと。古来より厳選し人が世話をしなくても生育していける植物です。
名古屋 ワイルド フラワー ガーデン ブルー ボネットは、このワイルド フラワーが本来持っている成長力や自制力を生かした、素朴な豊かさを楽しめる自然風庭園です。
ガーデン埠頭に住む私にとっては、いわば、わが家の庭と言うところでしょうか。
ゴールデンウイークも終わった5月半ばの土曜日、最近よく耳にするようになったブルーボネットへ出かけてみました。
この日は、朝方まで雨が降っており、行けるかなと心配していましたが9時頃までに雨も上がり良い天気になりました。
ポートビル横の乗船場で、切符を会、水上バスは片道300円(障害者は半額)でした。
11時5分発の水上バスに乗り、10分間の海の旅。乗ったと思う間にすぐに到着となりました。
汐見桟橋を渡るとすぐにそこは、ブルー ボネットでした。入場料300円(障害者200円)です。
ブルー ボネットでは、季節毎に美しい花々が咲き乱れる22のガーデンがそれぞれ素敵な個性を持ち合わせています。
ブルー ボネットの魅力のひとつにトップ デザイナーが見せるモデル ガーデンが有ります。英国王室園芸教会理事で、数々の受賞歴を持つ、ロビン ウィリアムズ氏と日本でも人気の高い、ジョン ブルックス氏がそれぞれデザインするイングリッシュ ガーデン、米国ジョージア大学 環境景観デザイン学部教授 ダレル モリソンしがデザインするテキサスの庭等のモデルガーデンがあります。
また、夜間には照明デザイナー 石井幹子氏が造る、「光と花と木が織りなす」景観照明が楽しめます。
鍛鉄作家 清千恵子が造るアート門扉 コニファー &ロック ガーデン内に有る、彫刻家 亀谷政代司氏によるバードバス(センター ハウス2階)、山本幸子氏による、約15万ピースの色ガラスで花と緑とにじを描いたアート グラス(花文化館)等、アーティストの競演が楽しめます。
ヨットの帆や鴎の翼をイメージしたガラス張りの美しい建物、サニーハウス、アトリウムには存在感のあるシンボルツリー(センペル セコシア)が有り、柔らかい陽射し野中心地よい一時が楽しめます。夜にはイルミネーションが輝き幻想的な雰囲気になるそうです。
香りの館では、色々な香りが体験できます。
展望ギャラリーでは対岸のガーデン埠頭が望めます。
この日、朝方の雨のためか観客も少なく、雨上がりのさわやかさの中、心地よい海風に吹かれながら、ゆったりと散策できました。
ゴールデンウィーク中は、ものすごい人出で押すな押すなで、ゆっくり庭を見るどころの騒ぎでは、無かったそうです。ずいぶん予定よりも多くの人が訪れ、早くもすでに10万人目の家族にプレゼントが渡されたと、最近のニュースで言っていました。
英国風のクラシックな建物、センター ハウスにあるレストラン「アウラ」にあるオープンカフェで昼食を頂きました。セルフサービスでテーブルへ運ぶのですが、私の分は、「お運びします。」と言って係りの方が席まで運んでくれました。
オープンカフェの食事も中々爽快でした。
食後も食器類を係りの方が片づけて下さいました。
最近のリゾートは食事の持ち込み禁止の所が多いのですが、ブルー ボネットも食事の持ち込み禁止になっています。庭園内にはベンチがたくさんあり、お弁当やおにぎりなども売られています。
センターハウス1階のおみやげ売場 ガーデン ショップ 「ボネット」にはワイルド フラワーの種や、ナショナルトラストやマリポサのガーデニング用品の販売の他、港らしく、輸入雑貨やキャンディー、クッキー、ワインと言った物が売られていました。2階には、植物の情報が検索できるコーナーや。映像コーナー等、花と緑にまつわる様々な情報の発信を行う「花文化館」が有ります。
午後からはお天気も良くなったので、観客もだいぶ増えてきました。
2時間ほどボーットした後、5月の強い紫外線をしっかり浴び、肌に少しチカチカ痛みを感じながら、ブルー ボネットを後にし、また10分間の船旅を楽しみ、家路につきました。
22野庭園は、次の物です。
1 木漏れ日の庭
2 日本、テキサス友好の庭
3 ファミリーガーデン
4 コニファー&ロックガーデン コニファー類(針葉樹)と岩と、めずらしい高山植物で構成したガーデン
5 ボーダー ガーデン 建物の壁面や生け垣、フェンスに沿って帯状に細長く植栽したガーデン
6 トピアリー ガーデン 樹木を動物や幾何学模様などに刈り込んだ大人も子供も楽しめるガーデン
7 ケーブル ガーデン 車椅子を使われている方も楽しめるよう植え込みを一段高くしたガーデン
8 メドウ ガーデン 草原や牧草地のような雰囲気の有るガーデン
9 シーサイド ガーデン 潮風に強く、海辺でも力強く生育できる植物で構成したガーデン
10 シーサイド プロムナード 海を間近に感じながらワイルドフラワーを楽しめる散歩道
11 花の谷 水生植物や草原性の植物を植栽、水辺の花模様を楽しめるエリア
12 ジャパニーズ スモール ワールド 日本の四季の原風景をミニチュアで表現したガーデン
13 ジャパニーズ ワイルド フラワー ガーデン 日本に古くから有る野草や樹木で構成したガーデン
14 カラースキムガーデン 花壇やコンテナ毎に色分けし色彩の変化が楽しめるガーデン
15 ハーブ ガーデン 料理等に利用するハーブ類のガーデン
16 キッチンガーデン 野菜やハーブの収穫と共に栽培中も楽しめるガーデン
17 ベランダ ガーデン ベランダ ガーデニングの参考に
18 土壌加温フラワー ガーデン 温排水の熱を有効利用して地面を暖めている花壇
19 ウオールド ガーデン 煉瓦塀の前にハイキング等で、立体的に演出したガーデン
20 サンクン ガーデン 地面より少し低い位置に掘り下げて造られている沈床花壇
21 エントランス広場 様々な葉色のコニファーや季節の花々のコンテナを配置
22 ガーデニング プラザ ガーデン内に植えて有る花苗等を販売
開園時間
4月1日〜9月30日(夏休み期間を除く)
9時30分〜15時(平日)
9時30分〜20時(土曜、祝祭日)
7月20日〜8月31日(夏休み期間)
9時30分〜20時
10月1日〜3月31日
9時30分〜17時
11月1日〜2月28日 (一部期間を除く)
9時30分〜16時 (平日)
休園日
毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は翌日)
年末年始 12月29日〜1月1日
交通
公共交通機関 新瑞橋発14系統、金山発19系統、神宮東門発19系統 「ワイルド フラワーガーデン」下車
地下鉄 名城線「名古屋港」 下車 ガーデン埠頭から水上バスで10分
所在地
名古屋港 ワールド フラワー ガーデン ブルー ボネット
名古屋市港区汐見町42番地
電話 052-613-1187
http:///www.wfg-bluebonneest.com