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No.143 大雪山 |
黒岳石室に一泊して、層雲峡〜黒岳〜旭岳〜旭岳温泉と歩きました。旭岳は3回目のトライですが、今回は天候に恵まれ頂上に立つことができました。今年は例年より雪解けが遅く、黒岳周辺は未だいたる所に雪が残っており、水は使えない状態でした。 日時 2011年(平成23年)6月25日(月)〜26日(日) 天候 6月25日(土) 曇のち晴れ 6月26日(日) 晴れ一時曇 同行 なし 6月25日 所要時間 黒岳リフト終点(12.05) ←2時間5分→ (14.10)黒岳頂上(14.25) ←25分→ (14.50)黒岳石室 6月26日 所要時間 黒岳石室(5.00) ←1時間→ (6.00)北海岳稜線取付き(6.10) ←1時間20分→ (7.30)北海岳(7.45) ←55分→ (8.40)間宮岳(8.50) ←35分→ (9.25)裏旭キャンプ場(9.30) ←1時間15分→ (10.45)旭岳(11.15) ←1時間30分→ (12.45)姿見の池(12.55) ←35分→ (13.30)旭岳ロープウェイ山頂駅 山行概要 6月25日(土) 層雲峡〜黒岳石室
道の両側に咲いている花が目に付きます。初めて見る花も咲いています。今日は、黒岳石室泊りなので、そう歩くことはありません。花の写真を写しながらのんびり歩き、リフト乗り場に着きました。ここからリフトに乗ります。リフトに乗って下を見るとチングルマが沢山咲いています。見るともなく花を見ているうちにリフトの終点に着きました。 ここから、黒岳の登りが始まります。登山道の入口に建っているロッジに備付のノートに名前や行く先を記入して、歩き始めました。歩き始めるとすぐ急な雪の斜面の中の登りが始まります。今日が黒岳の山開きの日、とのことで、コース整備が行われており、急な雪の斜面にはステップが切ってあるので、随分歩きやすくなっています。それでも1時間も歩くと息が切れてきました。時折、雪が消えた場所で咲いている花を写したり、あたりの景色を眺めたり、(と言ってもこの日は周りに雲が湧いていてあまり遠くの見晴らしはありません。)、時間をかけて登りました。やがて急な雪の斜面が終わって、緩い登りの夏道が現れ、少し歩いたところで9合目の標識が現れました。ここで、私の少し前を歩いていた女性2人組のパーティーと一緒になり、休憩がてら少し雑談をして時を過ごしました。 ここまで来ると黒岳の頂上らしい頂が見えるようになり、登りがきつくなります。斜面に付けられたジグザグの登山道を登り、目の前が開けたと思ったら、黒岳の頂上でした。先ほどの女性2人組がまだ頂上にいたので、お互いに記念写真を取り合い、ここでも少し話をして時間を過ごしました。 彼女らが下山するのと相前後するように、それまで頂上にいた登山者達も皆頂上からいなくなり、頂上は私一人になりました。周りには雲があって遠くの景色は眺められませんが、時折雲が切れてこれから向かう御鉢平の方が眺められます。残念ながら、山の名前や、明日歩くコースがどの辺りなのかは、分かりません。誰もいない頂上でしばらく景色を眺めた後、今日の目的地の黒岳石室に向かいました。 頂上から緩い下りを少し歩くと眼下に残雪が現れ、その向うに今日の宿泊地の黒岳石室が見えます。そのまま下って残雪の中を歩き、残雪が終わったところで十字路が現れました。右を見ると黒岳石室が目の前に建っており、石室の前の休憩用のベンチの周りには、何人かの登山者が集まっていて、何やら話しに興じています。空いているベンチにザックを置いて、管理人に会い、宿泊の申込みをすると、今日は泊り客が少ないので、どこでも空いている所に場所をとって良いとのことです。石室の中に入り、入口近くにザックを置いて、荷物の整理を始めました。今日の泊り客は私と同年輩の登山者が2人、それに夏スキーに来た5〜6人の大学生グループです。私以外の登山者2人のうちの1人は、地元の人で趣味の山の写真を撮りに来たとのことで、ビックリするほど沢山の写真用機材を自分の身の周りに広げていました。もう1人は百名山自慢の登山者です。 荷物の整理が終り、自分の寝場所で一休みしたあと、まだ夕食までは時間があるので、石室の周りを少し歩いてみました。この頃になると周りの雲が切れ始め、石室の前に素晴らしいパノラマが広がっています。北鎮岳、北海岳何れもまだ雪がかなり残っています。今回は、初めて歩くコースなので、道の状況が気になります。石室の管理人に、道の状況を良く聞くことにして、再び石室に戻りましたが、この頃になると気温はかなり下がり、石室の中でも吐く息が白くなります。6時少し前に夕食の支度を始めました。今日の夕食のメニューは、α米とレトルトのハヤシライス、カップ入りのポタージュスープ、ボイルしたウィンナーソーセージ、それに食後のコーヒーと、自炊にしては少々豪華版です。今日は長時間歩くことがなく、さほど疲労感はありません。珍しく食欲が十分あります。山では久しぶりに味を楽しめる夕食をとることが出来ました。 夜8時少し前に石室の管理人がやってきて、明日は晴れで風も弱く絶好の登山日和になると話してくれました。最も気にしていた天気が良いとのことなので一安心です。このあと持参したシュラフ(使用限界温度−5℃)にもぐりこんで眠りにつきました。しかし、足元が寒くて中々寝付かれません。持参したシュラフに、石室で貸してくれた毛布を足元にまいたのですが効果はイマイチでした。 6月26日(日) 黒岳石室〜旭岳温泉 朝3時前に足元の寒さで目が覚めました。しばらく、身を縮めてウトウトし、4時を回ったところで起きだしました。天気が気になって外へ出てみると、昨日の管理人の言ったとおり、雲ひとつ無い快晴です。思わず顔がほころびます。朝食はカップ麺とボイルしたウィンナーで済ませ、これとあわせてα米のドライカレーに湯を注いで昼食も作りました。今年は雪解けが遅く、黒岳石室の水が使えないとのことだったので、今回は水3リットルとスポーツドリンク0.5リットルを持参しましたが、まだ水は1.5リットル+α残っています。今日の行動には不足の無い量です。水の残量を確認し、広げた荷物をザックに詰めて小屋を出ました。 昨日、石室の管理人に旭岳までのコースを聞いたところ、今年は雪解けが遅く、北鎮岳コースは雲が出ると北鎮岳〜中岳分岐の間が迷いやすいので、北海岳コースを勧められました。当初の予定は北鎮岳コースを行く積りだったのですが、これを変更して、北海岳に向かいました。石室の脇にある十字路を過ぎると目の前に雪渓が広がっています。気温は氷点下で、下はバリバリに凍っています。万一を考えて持参した簡易アイゼンを付けました。雪渓にはベンガラが撒かれており、これを目印に歩きます。これがなければ、私のようにこのコースが初めての登山者は、あっという間に道に迷うでしょう。緩い下りの雪渓を歩き、御鉢平から伸びてきている峰の末端を越え、北海沢に入りました。石室の管理人から、雪渓の左手に北海岳へ向かう登山道が見えると言われていたので、北海沢へ入ってからは、雪渓の左端を歩いていました。やがて夏道の跡が現れもうすぐ登り口が現れるだろうと思っていると、目の前に勢い良く水が流れている小さな沢の入口が現れ、ここで行き止まりになりました。沢の入口から先には雪がなく山肌が露出していますが、夏道らしい痕跡はありません。念のためと思ってこの水が流れている沢沿いに少し歩いてみましたが、夏道らしい踏み跡はありません。 持参したGPSが示す次のウェイポイントは、あらぬ方向にあります。怪訝に思いつつ、先ほどの夏道の跡まで戻り、左側を入念に見ながら歩きましたが、やはり夏道の入口は現れません。これを数回繰り返したところで、やはり夏道が見つからないので、一度石室に戻り、石室の管理人に再確認しようと思いつつ、念のため地図を確認してみて、自分の勘違いに気が付きました。石室側から北海沢を進むと北海岳から延びている1909mのピークのある尾根の先に夏道の取付き地点がありますが、私はその手前、つまり1909mのピークがある尾根の手前の沢へ入り込もうとしていたのです。少し戻って雪渓の左端から中央よりに位置を変えて先へ進むと、またベンガラが現れ、その先に夏道の入口を示す黄色の矢印が岩に描かれているのが目に入りました。ヤレヤレです。 ここで一息入れ、夏道を登ります。さほどきつい登りではありませんが、北海沢の雪渓がどんどん下になり、それにつれて見晴らしが良くなります。特に御鉢平とその向うに聳えている北鎮岳が目を引きます。北海岳から延びる稜線の近くまで登ると、再び雪の斜面が現れ、しばらくこの雪の斜面のトラバースが続きます。最近あまり人が歩いていないようで、それほど明瞭なトレースは残っていません。しかし、北海岳の頂上を見ながら歩けるので、不安感はありません。やがて砂利道のような稜線上の道を歩くようになり、これを少し歩いたところで、北海岳の頂上に着きました。 目の前には御鉢平の向うに北鎮岳が、反対側を振り返ると登山道がずっと延びていて、その先に白雲岳が聳えています。また行く手のはるか先には雪の付いた白い旭岳が頭を覗かせています。石室の管理人が北海岳と間宮岳の間は風の通り道になっていて風が強いと言っていましたが、その言葉通りの冷たく強い風が吹いています。景色は良いのですがあまり落ち着いた気分になれません。写真を撮り終え、チョコレートを一口食べたところで頂上を後にしました。 強い風が吹いていますが、右手に北鎮岳、左手に大雪の山々を眺めながら、稜線上の道を歩きます。多少のアップダウンはありますが気になるほどではありません。やがてダラダラと緩い登り始まり、これを登りきったところで、だだっ広い山頂の間宮岳に着きました。導標が立っていて行き先表示はありますが、間宮岳を示す表示はありません。間宮岳の緩い登りで一人、この山頂で二人の登山者とすれ違いましたが、この日はこれをきっかけにこのあと沢山の登山者と行き交いました。 ![]() 旭岳の頂上に着いてみると、そこここに沢山の人が休憩しています。昼には少し早い時間だったのですが、昼食を取っている人もいます。朝、黒岳石室を出る時は、ここで昼食を取る積りだったのですが、胃がむかむかしていて、食欲は全くありません。湯を沸かしてスープや味噌汁を作る気にもなりません。水以外は、体が受付けない状態なので、水だけ飲んで休憩をしました。この日は日曜日で好天、且つ旭岳の山開きの日のためか、頂上は人の行き来が絶えません。昼に近くなり、人が徐々に増えてくるので、名残を惜しみつつ下山の途につきました。砂礫の上に石がごろごろしている、滑りやすく歩きにくい道が続きます。姿見の池まで下れば今日の山行は終りです。のんびりと言うよりはダラダラと時間をかけて下りました。 今回の山行は、花も期待していたのですが、今年は全般に開花が遅れていて、山中ではあまり見かけることがありませんでした。帰宅して10日ほどしてから、私の歩いたコースで花が続々咲き出したとの情報がホームページに記載され始めました。 黒岳に登った6月25日は、低温注意報が出ており、朝、旭川を出発する時から寒さが気になっていました。この日、上半身は夏用の半そでアンダーシャツ、3シーズン用カッターシャツ、3シーズン用ベスト、下半身は夏用のズボンの服装で山に向かい、黒岳石室までこの服装で通したのですが、石室では寒くて、これに防寒衣とウィンドヤッケを着ていました。寝る時は、ウィンドヤッケを脱いで寝袋に入りましたが、本文にあるように下半身が寒くてなかなか寝付けませんでした。また2日目の北海岳〜間宮岳の間は、ウィンドヤッケを着ていたので寒さは感じなかったのですが、手袋は通常の手の保護用で防寒用でなかったため、手がかじかむ感じになりました。6月末と言えども、この頃の北海道の山は、八ヶ岳の4月末から5月の連休頃の防寒対策が必要だと思いました。 「山の花」に以下の花の写真を追加しました。 ウコンウツギ、タカネスミレ、ムラサキヤシオツツジ、ミヤマキンポウゲ、エゾノツガザクラ、チシマザクラ、チシマキンバイソウ、アオノツガザクラ、エゾコザクラ、メアカンキンバイ、アイヌタチスボスミレ、ショウジョウバカマ、イワウメ、エゾイチゲ、エゾイワハタザオ、ミヤマタネツケバナ,ノウゴウイチゴ、チングルマ |
6月25日 層雲峡〜黒岳石室 | |
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黒岳ロープウェイ山麓駅 層雲峡のバスターミナルの上にある 土曜日だったが、あまり人は集まっておらず、閑散とした雰囲気の中にあった |
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リフト乗り場 ここのリフトはペアリフトで、ザックは背中から降ろして乗る 標高差250mの登りを10分ほどかけて登る 乗り場後方の山が黒岳 |
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リフト乗り場 1ヶ月前にここを訪れた時は、ケーブルカー山頂駅からここまでの遊歩道を除くと、あたり一面雪だった 2011年5月28日撮影 |
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リフト終点 リフト終点が黒岳の七合目 リフトを降りると目の前に写真のロッジが建っている 黒岳へは、このロッジの前を通って登って行く この日は、このロッジの窓口に入山者名と歩くコースを記載するノートが置かれていた |
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歩き始めるとすぐ雪の急坂が現れた 雪は途中で一時途切れるが九合目の手前まで続いていた |
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リフトとケーブルカー山頂駅 リフト終点から30分ほど歩いた所から写した ケーブルカーの山頂駅が峰の先端にへばりつくように建っている |
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九合目 休憩用のベンチが設置してある 晴れていれば見晴しの良さそうな所だったが、この日は雲が湧いていて、見晴しは得られなかった |
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黒岳頂上 頂上は広く小さな祠が祀られている |
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黒岳頂上から北鎮岳、北海岳方向 頂上に着いた時は、写真のように雲がかかっていて、遠くの眺望は得られなかった ここから黒岳石室は見えない |
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黒石岳からの下り 登山道の両側にロープが張られており、雪がなければまず迷うことは無い 頂上直下から黒岳石室は見えない この少し先で、下の写真の残雪が現れる |
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黒岳石室 黒岳の頂上を下って少し歩くと眼下に現れる 想像していた施設よりずっと大きかった |
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十字路 黒岳から下ってくるとこの十字路に出る 写真左方向が北海岳、向う方向が北鎮岳、右方向が黒岳石室、手前方向が黒岳 この十字路のすぐ右側に黒岳石室が建っている |
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黒岳石室 黒岳から下ってきて、上の写真の十字路から右を見ると目の前に写真の黒岳石室がある 黒岳石室のバックの山が桂月岳 |
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黒岳石室全景 写真左の棟がトイレ、中央が宿泊棟、右端が管理棟 宿泊料金は2千円で、毛布と畳半畳ほどのござを貸してくれる 寝袋は有料で一泊千円 石室で食事は作らないので自炊になる カップ麺、ミネラルウォーター、缶ビールなどを販売している 朝食用のカップ麺をここで購入した |
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黒岳石室内部 写真手前左側が入口で、奥まで通路が通っており、宿泊場所は通路両側の2段のカイコ棚 午後8時過ぎまで電灯をつけてくれる 名前は石室だが、中の作りは一昔前の山小屋と同じ この石室は海の記念日の連休が最も混むとのこと 管理人は気さくで感じの良い人だった |
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黒岳石室のテント場から見た北鎮岳 写真中央の雪のついた山が北鎮岳で、手前の山は凌雲岳 この日このテント場には1人用のテントが1張、張ってあった |
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黒岳石室付近から見た北海岳 北海岳の頂上は、ピークというよりは、なだらかな稜線の突端という方が実感に近い なだらかないかにも気持ち良さそうな道が上に伸びているのが遠望できる |
6月26日 黒岳石室〜旭岳温泉 | |
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雪渓 黒岳石室を出て北海岳へ向かうとすぐこの雪渓に入る 石室付近から見るとそう大きくは見えないが、実際に雪渓に入ると結構広い雪渓が先へ伸びている |
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ベンガラ 雪渓上には目印となるベンガラが撒いてあるので、これを辿って歩く 雪渓の左端を歩いていたので、この写真の少し手前で下の地図の小さい沢に入り込んでしまった |
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迷い込んだ沢と北海岳夏道取付き地点 1909mのピークがある峰が右手にあったので間違いに気が付いた この沢は、雪が多い時の黒岳石室の水場になっていた |
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北海岳夏道取付き点![]() 夏道には、稜線近くを除いて雪は残っていなかった |
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北海岳の登りで見た北鎮岳(左)と凌雲岳(右) 手前の雪は北海沢の雪渓 |
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北海岳の登り1 見晴らしの良い、比較的緩やかな登りが続く キバナシャクナゲがチラホラ咲いていた イワヒゲもみかけたが、独特の細い葉があるだけで花はつけていなかった |
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北海岳の登り2 後ろを振り返ると黒岳が随分遠くに見えた 写真中央右側のピークが黒岳 黒岳の左のピークが桂月山 |
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北海岳の登り3 稜線近くなると稜線と平行に歩くようになり、登りは更に緩やかになる この後残雪の斜面をトラバースして稜線に出る |
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北海岳頂上 休憩用のベンチもあるが、風が強かったためか、北海岳の頂上は殺風景な感じのするところだった 遠景は旭岳 |
北海岳から眺めた北鎮岳 |
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北鎮岳の手前の御鉢平の色模様は迫力がある ここからじっと目を凝らすと北鎮岳の手前の御鉢平の縁を歩いている人が見えた |
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北海岳から眺めた白雲岳 砂礫地の中を白雲岳の方へずっと道が伸びていた 写真のように白雲岳の斜面まで雪は残っていない このあと、行き交った何人かの人に、この先の白雲岳避難小屋までの雪の状態を聞かれた |
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北海岳から旭岳方向 北海岳の頂上に着くと旭岳が見える 写真中央のピークが旭岳でその左手前のピークが奥旭岳 旭岳の手前のなだらかの稜線の一番高いところが間宮岳 北海岳から間宮岳まで、雪の上を歩いたのは一度だけで、夏道はしっかりした踏み跡がある 黒岳石室の管理人が言っていたように北海岳からは道に迷うことは無かった |
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北海岳〜間宮岳の間は左手に大雪連峰の山々を臨んで歩く 残念ながら山の名前は全く分からない |
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間宮岳の登り ダラダラとした緩やかな登りが続く 冷たい強い風が右から左へ吹いていた |
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間宮岳 頂上には導標が立っていて休憩用のベンチも設置されている 写真左の方に頭を少し出しているのが旭岳 |
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間宮岳の頂上から北鎮岳方向 山頂はだだっ広く、100〜200m先の北鎮岳の方にも写真のような標識が立っていた 場合によるとこちらが間宮岳の頂上かもしれない 僅かに頭を出している右のピークが北鎮岳 |
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間宮岳からの下り 最初は熊ヶ岳噴火口跡の縁に沿って歩く 写真中央左のピークが旭岳 |
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団体登山 間宮岳〜裏旭キャンプ場の間ですれ違った 本文にも記載したが、旭岳の山開きの日にあわせて北海道新聞社が企画した団体登山 行き先は聞かなかったが、多分黒岳経由層雲峡へ抜けるのであろう |
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旭岳 頂上へは標高差約200mの雪の斜面を登る 大きな斜面で、天気が悪くガスっていたらコースを外さないように歩くのが難しそう |
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雪の斜面上部 写真上部の黒い線が斜面の終り この辺りまで来ると斜面がきつくなる 雪が腐っているのでズルズル滑り、これが体力を消耗する |
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旭岳頂上 1等三角点が設置されている 見晴しは下の写真のように抜群 頂上は割合広い |
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旭岳頂上からの眺め |
写真中央の噴火口の左側のピークが熊ヶ岳でその後方が北鎮岳、北鎮岳の左が比布岳。中央の噴火口の右側が間宮岳でそこから伸びる稜線の突端の小さなピークが北海岳。北海岳の右の山が白雲岳。 |
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旭岳頂上直下 姿見ノ池側から登ってくると最後のきつい登りになる この日は沢山の人が下から登ってきていた |
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八合目 旭岳ロープウェイの山頂駅が五合目で、この跡頂上まで合目ごとに標識が立ってる ここの標高が約2050m ここから頂上までの標高差は約240m |
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![]() この標識には標高とあわせ六合目の表示がしてあった 一昨年、旭岳に登ったときは、ここまで登って引き返したが、ここから姿見の池までは、あと僅か と言うことは、一昨年は殆ど登っていないと言うことになる |
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旭岳ロープウェイ山頂駅 駅の前は写真のように一面の雪 駅では観光客用に長靴の貸出を行っている |