(HAHAHA)
何枚もの街を重ねて寝たので朝ごとにここがどこか決めなければならない。 たくさんの画面が砂に沈んで目がさめる。ウロコをたどれば間違いなく身を
起こせるか。
今日は女子高に売りに出る。指をきれいに洗って白いシャツを着れば大丈夫さ。
職員室はどこですか。二階のつきあたりですか。
校舎はすっぱい少女の臭いで満ちている。ちょうど授業が終わって教室を移動してくるところだ。(空は青くて)
何だかブロイラーのようにもみえるな。
指を入れてもいいかい。青空だから素敵さ。(シャツは白いし)
きみのくるぶしはよい水際をはねているよ。きっと透き通ってどこへもゆけるよ。(二階のつきあたりですか)
先生、ぼくのシャツは愉快です。去年の夏のビーチで作りました。それでは買って下さい。さようなら。
こんな風ならビールもうまいね。(HAHAHA)
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