た行・と・ど

作品･日本

ＴＯＫＹＯ ＥＹＥＳ　 ［？？？］ １９９８．１１：日本映画（ユーロスペース） 監督：ジャン=ピエール・リモザン CAST-1：武田真治／吉川ひなの／杉本哲太 CAST-2：ビートたけし／水島かおり／大杉漣／油井昌由樹／モロ師岡／光石研 CAST-3：池内博之／他 目、目にゴミ、涙、目のオブジェ、メガネ、視界、視線、吉川ひなの レコード、ゲーム、ビデオ、ＤＪ、ダンス、プログラマー、美容師、ファッション、吉川ひなの 人ごみ、バス、電車、踏切、下北沢、ゲームセンター、ビデオショップ、風景、夜景、吉川ひなの 拳銃、犯罪、尾行、ヤクザ、刑事、吉川ひなの………フランス人監督のＴＯＫＹＯコラージュ 【ＳＴＯＲＹ】 新宿、目のオブジェ…。拳銃で人々を脅かす男。メガネ、分厚いレンズ、通称「藪睨み」。少女、１６歳、美容院のアルバイト、刑事の兄と２人暮し。帰宅の電車、ビデオの盗撮する男、下北沢へ。兄の捜査資料、藪睨みの似顔絵、イタズラ書き…ビデオの男？男を下北沢で、尾行。尾行２、ビデオ、発覚。不思議な行動・言動の男。自宅へ、壁一面のレコード、ゲーム、ＤＪ、ダンス。尾行３、続発する発砲事件…全て弾はそれている…、告白「あなたが誰だか知っている」。藪睨みの殺人報道。改造拳銃…標的ハズシ。殺してない、メガネが無いといろいろな物が目に入り過ぎて辛いが…藪睨みとの決別。ヤクザ。拳銃を返せ、発砲、標的？男の腹部！デート、手も握ってくれない「触れてほしいの…」、光の洪水、再会の約束「一番高いビルの上」、血だらけの手、一番高いビルの最上階に少女一人、街を歩く少女の手を握る男の手は？ 吉川ひなの、ひなの、ｈｉｎａｎｏ…吉川ひなのを見て（見せられて）きました、あと少しだけ武田信治も… 内容がどうのこうのと言うより（大した内容ではありませんが）、吉川ひなの出ずっぱり映画というのが凄かったりして… ジャン=ピエール・リモザン監督はドキュメンタリー作品が多いようで… （ＣＩＮＥ ＳＷＩＴＣＨ ＧＩＮＺＡ：銀座） -1999format

東京原発　 ［ＳＵＳＰＥＮＳＥ ＆ ＣＯＭＥＤＹ］ ２００４．０３：日本映画 監督：山川元 CAST-1：役所広司／段田安則／平田満／田山涼生／菅原大吉／岸部一徳／吉田日出子／綾田俊樹／徳井優 CAST-2：塩見三省／益岡徹／後藤昴／渡辺哲／他 カリスマ都知事の爆弾発言！財政再建のため「東京都に原子力発電所を誘致する！」 パニックの幹部職員達、時を同じくしてプルトニウム・ジャック事件発生、事態は？ブラックなコメディ・タっちの映画？ 【ＳＴＯＲＹ】 ■都庁周辺をジョギング中の天馬東京都知事…大胆な発想と派手なパフォーマンス、強力なリーダーシップ、都民の絶大なる支持　■寝る間も惜しみ必死に働く中年男・中村（リストラで運送会社に再就職）、手取り３倍の仕事へ、心配する先輩　■廃工場？危げな実験中の少年…ビデオ撮影　■都庁、幹部職員の招集…緊急会議、都知事の右腕・及川特別秘書…風邪、病院行きを命じる都知事、会議を心配する及川　■特別会議室に集まった６人…津田副知事（切れ者）、（頼りな気な）佐伯政策報道室長、（ＴＶ情報過信の）石川都市計画局長、（若い女がいる？）大野財務局長、（結婚したい願望の）泉環境局長、（情報収集魔）笹岡産業労働局長、天馬都知事登場、都の財政難を解決する画期的なアイデア！「東京都に原子力発電所を誘致する！」、爆弾発言に慌て…詳細を問う局長達、及川作成のフリップ…説明、「原子力発電施設等立地地域振興特別措置法」による国の補助金、そして固定資産税収入、山林買収費用＆送電コストの削減による「莫大な経済効果」、原子力発電の廃熱を二次利用した「エネルギーの有効利用」、キーワードは「安全、キレイ、そして必要性」、理想的＆楽観的、危険性無視にして自信タップリな話、場所は新宿中央公園！？慎重論を唱える津田副知事、専門家を入れての議論を提案、原子力安全委員会の松岡へ電話する知事、緊急の仕事中…フランスから極秘裏に運ばれて来るプルトニウム燃料…お台場着、福井県某原発反対派の抗議行動の裏をかき一般道から燃料搬入する計画！知らなかったことにしてとデカイ声、取り敢えず電話での説明は…「原発は絶対安全」の一言のみ　■タバコ休憩、納得いかない副知事…物理学の権威・東大の榎本教授を招聘、そして及川がいないことの疑問　■榎本博士…地震対策や使用核燃料の処理など原発が抱える深刻な危険性を提示、チェルノブイリの被害範囲、東海村での事故…被爆者が見たであろう青い光の話…背筋を凍らせる局長達　■タバコ休憩、劣勢の都知事、松岡に来庁要請…５時の約束、トレーラーに積まれる荷物、掛けられるシート、貼られるシール、出発！運転手の中村…東京の道に不慣れ、早速…新橋近辺で迷子、パニック？実はアルコール依存症！飲酒！ＳＯＳ！ゆりかもめに飛び乗る松岡、都知事への緊急連絡…不通、携帯電話を置き忘れ、それを拾った少年・青山透…手製爆弾の威力を（派手なシチュエーションで）試す場を捜す爆弾マニア！　■及川が頻繁に環境局に出入りしていた情報を得る津田副知事　■新橋、トレーラーを発見した松岡、高速入口の説明、忍び寄る青山…車に爆弾を仕掛けて乗車、出発する中村を改造銃で脅迫する青山…トレーラー・ジャック、ノートパソコン＆インターネット・カメラのセッティング　■特別会議室、多数決に持込もうとする都知事、断固反対（広島出身）の副知事、原発による電力を利用しながら…何らリスクを負わない東京都民、何も語らない＝原発の存在を認めている→リスクを負うべきだ！都知事の強引な論理…賛成に傾く局長達　■都知事への電話？プルトニウム（を運ぶトレーラー）・ジャック？爆弾設置？本当か？都庁のホームページに仕掛け、都章をクリック、インターネットカメラの映像…事実と判明、この映像を生放送で流せと要求、ＮＨＫに連絡を…緊急会見だ！災対室に走る天馬知事… ◇ けっこうブラックで楽しめました…あくまでエンターテインメント映画としてご覧になることをお勧めします、映画を見ながら…主人公の言葉を真に受けるて、落ち込む人もいるかもしれません、まあ、どうとらえるかは、個人の自由ですので… 現実にダブル都知事像？カリスマ都知事の爆弾発言に行動力、持ち出したネタが「東京都への原発誘致」…なんと面白い（映画の）設定ではないか、確かに前半は面白い展開で進む…のだが、プルトニウム・ジャックの展開が少々弱い、主たる要因として、爆弾少年の設定が中途半端でナンカ違う…もっとガキ・もっと無責任・もっと能天気であるとか、後述するような謎の別展開が発生するとか…そんな何だかわからないヤツ相手にもっと都知事が振り回され、都側がもっとパニックになって欲しかった、せっかくの後半が少々盛り上がりに欠けてしまった感じがする、このためラストが違う方向に行ってしまう不安があったが…それでもそうしてくれたかの展開はよい（笑える） 上記の別展開の件…実はあることに気付いて…ストーリーがさらに複雑になるのかな？と考えた、なんのことはないが、トレーラーのナンバーが 「１８-１８」と「４９-４９」の２種類あるのだ（気になった人は気になったと思うが）、しかも事件解決に対する協力の申し出…２台目のトレーラーが存在？別事件？と勘繰ったが、直ぐに全くストーリーと関係ない撮影都合と分かり、チョット残念 公開８日目、第１回１１：５０〜１３：５５、外は土砂降りの雨、８４席の映画館は８〜９割の入り（新宿武蔵野館） もう一館はレイトショーのため単館上映状態、時間指定の完全入替制のため、見たい方は早目に劇場へ行って…見る回の指定を！ 2000-2009format

ＴＯＫＹＯ ＴＲＩＢＥ／トーキョー・トライブ　 ［ＢＡＴＴＬＥ ＲＡＰ ＭＵＳＩＣＡＬ］ ２０１４．０８：日本映画（日活） 監督：園子温 出演：鈴木亮平／松浦新／山口祥行／泉澤祐希／北村昭博／佐々木心音／中野英雄 ＡＮＡＲＣＨＹ／ＳＩＭＯＮ 清野菜名／坂口茉琴／でんでん／ベルナール・アッカ／丞威 ＹＯＵＮＧ ＤＡＩＳ／佐藤隆太／石田卓也／石井勇気／市川由衣／ＤＪ ＫＥＮ ＷＡＴＡＮＡＢＥ／ＪＥＳＳＥ 大東駿介／ＭＣ漢／ＭＥＧＡ-Ｇ 片山瞳／屋敷紘子／矢吹春奈／三田真央／Ｍａｒｙ Ｊａｎｅ（ＬＵＮＡ＆ＴＳＵＧＵＭＩ） 井上三太／十影／ＫＯＨＨ／Ｙ’Ｓ Ｄ．Ｏ／Ｔ２Ｋ／ＰＩＴ ＧＯｂ／ＳＵＺＵＫＡＷＡ ＳＨＩＮＩＣＨＩ／ＤＪ Ｇ-ＦＲＥＳＨ／Ｇ．Ｏ．Ｋ 深水元基／ＥＧＯ／ＹＯＵＮＧ ＨＡＳＬＥ／ＬＯＯＴＡ／Ｖｉｔｏ Ｆｏｃｃａｃｉｏ 竹内力／叶美香／窪塚洋介／中川翔子  山本亨／舘形比呂一／高山善廣／サイボーグかおり／Ｓｔｅｐｈａｎｉｅ／間慎太郎／城明男／中村祐太郎／ 角田明彦 染谷将太／大方斐紗子／他 病院で半日が潰れる日…映画でも観てくればの言葉 病院終わり時間で、上げておいた２作品を選ぶこととした！ と言う訳で、思ったより早い１０：３０に終了…まさかの「ＴＯＫＹＯ ＴＲＩＢＥ」に決定いたしました！ まず間違いなく「ルパン三世」になるものと本人も思っておりました…が なかなかに過激な方になってしまいました！ 【ＳＴＯＲＹ】 近未来都市“ＴＯＫＹＯ”、ＭＣ ＳＨＯＷが語る…様々なＴＲＩＢＥ（部族・集団）が街を暴力で支配、互いの縄張りを死守 ＴＲＩＢＥ同士の暴動・乱闘は日夜繰り広げられるものの…力関係は拮抗、絶妙なバランスを保っていたが… ブクロを牛耳るのは、ウォンコンの黒幕・大司祭を崇拝するブッバ一族 首領のブッバ、妻のエレンディア、息子のンコイ、娘のＫＥＳＨＡと手…ブクロＷＵ-ＲＯＮＺのボス・メラ 彼等は政治家をも丸め込んで、その勢力の拡大を目論んでいた ある晩、メラはＴＲＩＢＥの中でも異常なまでに敵対心を向ける「ムサシノＳＡＲＵ」に罠を仕掛ける メンバーの１人であるキムを、彼等のラブ＆ピースなアジト“ペニーズ”から 最も危険な地区であるブクロのＳＡＧＡタウンに誘き寄せ キムを救い出そうとする「ムサシノＳＡＲＵ」のリーダー・テラと海を狙ったのだ… メラの計画通り“ペニーズ”のウエイトレス・のりちゃんの心配を振り切ってブクロへ駆け付けたテラと海 ＳＡＧＡの一室でメラと対峙することになるが、そこにはもう一人謎の女スンミも囚われていた… 果たして、メラが海を敵対視するワケとは？謎の女・スンミは何者か？ メラが「ムサシノＳＡＲＵ」に仕掛けた戦いの火種は、瞬く間にＴＯＫＹＯ中に広がる 巌率いるシンジュク、レンコン・シェフが仕切るシヴヤ、歌舞伎町、練馬、高円寺…をも巻き込んだ… 想像を絶する一大バトルが今始まる！！ ◇ 園子温監督が何やらおかしな映画を撮ったことを察知、映画館で宣伝チラシを入手 なんだこれは？バトル・ラップ・ミュージカル？？？ 出演者が凄すぎる！（上記参照） これは観てみたいと思ったが８／３０公開では、観たいものが重なり過ぎ ほぼ観ることはないと思っていたのが、上述の経緯で観ることとなりました 全編通してセリフも説明もラップ 字幕付きなのでモゴモゴされても大丈夫（耳の悪い私にも安心） ただストーリーが、ぶっ飛んでいるため私の脳内に記憶しきれなかったため パンフを基に上記程度に納めさせていただきました（観ながら書かなきゃ無理無理！） 主演の鈴木亮平…ＮＨＫ朝の連ドラ「花子とアン」の花子の夫・村岡役で有名だが その前は、ガッチャマンに変態仮面だけどね 作品ごとに身体作ってるストイックさったらありゃしない 今回もビキニパンツ１丁姿は惚れ惚れする容姿である（あっ、そっちの趣味はないからね） 叶美香の胸を揉みしだく竹内力、えっと驚く方が露出、驚きのネタは尽くさない 楽しもうと思えば非常に楽しいのだな まあ２時間、ラップと下品さと無茶苦茶さを楽しまさせていただきました ちなみに公開６日目の第１回（１１：３０）、２２７席の映画館で１割程度の入り（シネクイント（渋谷）） 2011.09format

どうしようもない僕のちっぽけな世界は、　 ［ＨＵＭＡＮ ＤＲＡＭＡ］ ２０２２．０６：日本映画（Ｎａｂｕｒａ） 監督・脚本：倉本朋幸 リレコーディングミキサー：野村みき 出演：郭智博／古田結凪 和希沙也／冨手麻妙／美保純 カトウシンスケ／後藤剛範／渡辺真起子／梅舟惟永／菅原永二／田中隆三／他 映画紹介・評価サイト、映画評論家が全くのノーマークの自主製作映画！ 「ドライブ・マイ・カー」で日本アカデミー賞最優秀録音賞を受賞した野村みき（従姉妹）が ２０１９年に製作された自主製作映画にリレコーディングミキサーとして参加していた！ ３年の時を経て、ようやく日の目を見る（夜間上映だけどね）ことになったとスマホにメッセージが入る！ 新型コロナで大作映画も平気で公開時期が２年はズレだご時世だから致し方ない！ プロデューサーつながりで倉本監督とは初めての仕事とのことですが 普段は劇団主催、舞台演出家の方とのことです！ 「幼児虐待の疑い」を通して親となる途上の男を描く内容のよう（情報が少ない！） 果たしてどんな映画でしょうか？ それから自主製作映画ということもあり… 当面の上映館は渋谷「ユーロスペース」のみ（順次全国展開予定）、しかも夜１回のみ！ 公開初日につき舞台挨拶付きとのことで、どなたが登壇されるか楽しみです！ 久しぶりの夜の渋谷に出かけてきます！ 【ＳＴＯＲＹ】 ＡＴＭを操作する彼（ひーくん）、残金なし、母からの振り込みなし、苛立つ彼 彼のアパート、児童相談所の職員の訪問、仕事は見つかりましたか？の質問にも苛立ち！ レントゲン写真で脳に障害の痕跡？「幼児虐待の疑い」と医師からの通報、児童相談所に奪われた娘・ひいろ！ （自分達は幼児虐待なんかやっていない！いくら言っても聞いてもらえず） ニート生活の彼、母親として責任を果たさずパチンコ＆男と身勝手な暮らしを続ける妻・かな 彼は社会に反抗心を抱きつつも自分自身にも嫌悪する日々 （タバコとスマホと時々エロ） （自宅では換気扇の下でしかタバコを吸わないルール？） 何の行動も出来ずに時間だけが過ぎて１年 ある日、突然児童相談所から提案！条件付きで娘を引き取れることとなる！保護先は母親の元で妻が対応！ 自分は都会で生活費を稼ぐためレンタカー会社で運転の仕事で稼ぐ日々 でも妻は相変わらずのダメ妻、育児に興味なし！（保育園代をパチンコに使い込み） （田舎から電話、娘のレントゲン写真には障害の痕跡などどこにもないとの報告！に怒り！） 自分がどうにかしなければならない…彼は再び娘との２人の生活をスタートさせる（妻とは離婚？） お弁当作り、保育園の送り迎え 父親としての責任を次第に自覚していく彼 そんな父親に無言で付いていく娘（ダンス番組が好き？） でも仕事でヘロヘロ、タバコ、スマホ…（飲み会で知り合った女性・あい） 段々と追い詰められていく彼、娘への無視や放置を無自覚に起こしてしまい… いつか自分も虐待行為を起こしてしまうかもしれない…という恐怖感を抱き始めていた！ ◇ 公開初日、毎日１９：００始まりの１回だけ上映です！ということで上映前に舞台挨拶がありました！ 登壇されたのは、倉本監督、郭智博、古田結凪、和希沙也、カトウシンスケ、美保純（敬称略） 劇団主催・演出家である監督さん・出演者の方々（お客様もその関係者が多いと思う）らしい会話 （まあ美保純さんは場慣れしている感じですね） ４年前に撮影された映画が（多分コロナが主原因）ようやく日の目を見た！？ 監督関係者の実話がベースの映画だそうです（ラスト以外）！ まあそういう題材になる方が実在されたのですね！ しかし撮影から４年も経てば、幼児だった古田結凪が、少女になってましたね！ この時間の登壇には驚きました！整った顔立ち（小顔）でスレンダー！将来が楽しみです！ 観客向けの撮影タイムもありましたので、スマホで写真撮影です！ で、舞台挨拶後に上映開始 何の説明もなく事件は始まっているところからスタートです！ （僅かな情報でも集めておいてよかったです） 親に生活費をたかるニート男とパチンコ通いで約束守れない妻（離婚済）の間に生まれた女の子 「幼児虐待の疑いあり」ということで児童相談所に娘を取られた男 娘を取り返すべく動き出すが、底辺生活・仲間達・元妻から逃れられない（吸い寄せてしまう？）！ 条件付きで帰ってきた娘、必死に働く男だが、金がない！時間がない！あれもこれも！ 親の脛も先細るばかり！イライラがつのった先、本当に… ●●で叫びたくもなるか！ エンディングロールに掛かる“クリープハイプ”の「二十九、三十」の「前へ！」で救われる映画 自主製作映画で低予算だったのかな？ ほぼ男のアパートの周辺で撮影されている感じ？ しかも「幼児虐待」をほぼ「タバコとスマホと時々エロス」の最小ユニットで構成している！ なかなかにクソでクズである（これ誉め言葉です！） まあ８７分が限界の尺でしたね！ 私の従姉妹はこの猥雑感のある映画のリレコーディングミキサーをやったのね！ ほぼ生活音が中心の音世界のパッケージ、ご苦労様でした！ （勿論、エンディングロール、ポスターに従姉妹の名前が入っています） 映画が終わって、観客が立ち上がったら、観客同士で顔見知りが多かったみたいで アチコチで挨拶が始まってました！ 出口では倉本監督がお客さんのお見送りをしていました！ さあ渋谷で映画終了時刻が２１：００前、ちょっと飲んで帰ります！ ということで映画ＨＰへのデータ入力は翌日対応です！ ああ〜自主製作映画ですしパンフは無いことは想定済み（実際にありませんでした）なので 必死に人物の顔を頭に焼き付けてきました！ 人物データ、もしかして間違いがあるかもしれませんが、その場合は、お許しください！ ネット情報もほぼありませんので… 公開初日の第１回（１９：００）、８６席の映画館で９割程度の入り（ユーロスペース１） 2011.09format

時をかける少女　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 は、別ページとなります

毒娘／ＤｏｋｕＭｕｓｕｍｅ　 ［ＨＯＲＲＯＲ］ ２０２４．０４：日本映画（クロックワークス） 監督：内藤瑛亮　　　キャラクターデザイン：押見修造 出演：伊礼姫奈／植原星空／佐津川愛美／竹財輝之助 馬渕英里何／内田慈／クノ真季子／他 先週は神宮球場で「阪神タイガース」戦をデーゲーム応援だったので映画ＰＡＳＳしたので２週間ぶり！ なんだけど、あれっ？観ようと思った映画、何処の劇場にも掛かってないっ…て思ったら来週からと判明！ 観たい映画リスト確認したら【谷間】で何にもなし！ ならば前の週に戻ろう！ 「毒娘」があった、これ興味あったんだよね！ 彼女の無邪気な悪意が、幸せな家族の「毒」を暴き出し、全てをぶっ壊す！ホーム・パラサイト・ホラー！ この家で幸せになることは〈ちーちゃん〉が許さない！ 好物の「ホラー映画」！ あら？劇場数少なっ！馴染みの映画館は公開時間が遅い！ ああ〜良かった「T・ジョイPRINCE品川」が辛うじて午前始まり！久しぶり！即決！ 予約画面に入ったら、先に予約者２名だけ？なんか「ポツンとど真ん中」を予約！ （上映開始直前で１３人） 楽しめると良いな！ 【ＳＴＯＲＹ】 某所、曰く付き「売却物件」に忍び込むカップル…彼女迫る彼氏だが、恐怖体験！ 結婚を機に衣装デザイナーの仕事を辞め…夫・篤紘と娘・萌花（連れ子）と３人と… 中古の一軒家に越してきた深瀬萩乃（旧姓・辻本） 黙々と引越しの荷解きをする萩乃（そこには夫・篤紘の姿はないが） 黄色いノート（ファッションのスケッチ）を探している萌花（まだ「萩乃さん」と呼ぶ「…該当物は渡す萩乃 家庭に恵まれなかった萩乃にとって夢に見た幸せな家族の風景がそこにあった 中学生の娘・萌花は、過去の事件が原因で学校には通っていないが、篤紘に勉強を見てもらいながら自宅学習 萩乃との関係も悪くないが…「萩乃さん」と呼ばれている これから徐々に本当の親子になっていくのだと萩乃は思っていた ある夜、篤紘は萩乃に「君との子供が欲しい」と妊活を提案する 新生活は始まったばかり、萌花との関係も考え逡巡する萩乃だが、篤紘の意思は固く…萩乃はその提案に同意 ほどなくして… 近所に住む川添皐月が深瀬家 を訪ねてくる…結婚以前、舞台の衣装デザイナーとして働いていた萩乃への依頼 皐月の娘・椿の（ＹｏｕＴｕｂｅ用）ダンス衣装を作って貰えないかという話 萩乃は萌花に「一緒に衣装を制作」することを提案！２人は椿の衣装製作を通して距離を縮めてゆく やがて出来上がった衣装に川添親子は大喜び！萌花も同い年の椿と照れくさそうに打ち解けようとしていた… そんな時… 萩乃のかつての仕事仲間・磯部が萩乃に仕事の依頼を持ちかける！ デザインの仕事なら、家庭と両立しながらやっていけるかもしれない！ 少しずつ家族との新しい人生が形作られているのだと感じる萩乃だが… 萩乃の思いとは裏腹に、篤紘は前妻である萌花の実母との結婚生活が上手くいかなかったことを持ち出して… 「今は家庭をおろそかにして欲しくない」と彼女の仕事復帰に反対する 萩乃は篤紘に反対されたことに意気消沈しつつ、妊活のために産婦人科通いを続けていた そして、その日もクリニックを訪れていた萩乃に突然“萌花”から電話が掛かってくる！ 「今すぐケーキ３個とコーラ買ってきて！」悲痛な声、そして一方的に切られる電話 慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは想像を絶する光景 荒れ果てた我が家と衣服をズタズタに切り裂かれた萌花 その萌花に馬乗りになり「大きな鋏」を握りしめた見知らぬ少女！ その少女の名前は〈ちーちゃん〉 一見幸せに見えた萩乃たち家族が押し隠そうとしていた「毒」を暴き出し、悪夢のような日々の幕開けを告げる！ ◇ なかなかに強烈なキャラ誕生！その名も「ちーちゃん」！ おっかないというより、破天荒に狂気で無邪気…そこに吸い寄せられていく恐怖！ 露見する隠し事！これも恐怖… 派手に宣伝していないが、ジワリと来るかもしれない！ ホラー好きは押さえておいた方が良いかもしれない！ まあ安く観られる手段が有れば駆使しよう！ ちょっと恐怖の感じが違うので、人によっては肩透かしかもしれないので… で、井戸に縛られてた「貞子」がメディアで現世に出現して、人々を恐怖に陥れたように 家に縛られてる「ちーちゃん」が展開する様を観てみたい！ 今回１回だけでは、非常に惜しいキャラ！ ちなみに主演は、ドラマ的には「佐津川愛美さん」と言うことになっているが… 基本〈ちーちゃん〉の「伊礼姫奈」が主役だろう？ほぼ「リング（貞子）」パターン？ 実は書店で… 「ちーちゃん」を発見したので購入！ これを打ち終わったら読むぞ！ 公開９日目の第１回（１１：００）、１４０席の映画館で１３人（Ｔ・ジョイＰＲＩＮＣＥ品川 シアター１０） 2011.09format

ＤＲＩＶＥ　 ［ＣＯＭＥＤＹ＆ＣＡＲ ＡＣＴＩＯＮ？］ ２００２．０８：日本映画（日本ヘラルド映画） 監督：ＳＵＢＵ CAST-1：堤真一／大杉漣／寺島進／安藤政信／筧利夫／柴咲コウ CAST-2：松尾スズキ／小林明実／松雪泰子／ジョビジョバ／根岸季衣／麿赤兒／田口トモロヲ／塩見三省／中村久美／ピエール瀧／木村郁美／松重豊／津田寛治／堀部圭亮／菅田俊／明代／及森玲子 CAST-3：鈴木一功／他 そんなバカな連発のコメディ映画、史上最遅４０ｋｍ/時・道交法遵守のキッチリとした男のカーアクション？跋扈する幽霊、ドミノ倒し○○、説教ロック…縁は異なもの？思わずニヤリ（お嫌いな方も多いと思いますが） 【ＳＴＯＲＹ】 薬品会社の営業マン朝倉、外回り中、毎日午後１時、いつもの交差点、時間きっかりに通るＯＬ、花屋でドジ、微笑みながら眺めている朝倉、目が会った瞬間…抜き去る黒い車、車に乗込んできた覆面の男３人「あの車を追え！」、言われるがまま発進したが…制限速度４０kmピッタリの走行、後続車に抜かれ放題、逃走車が右折、右折禁止の標識に右折拒否！停止した交差点、逃走を試みた朝倉の足にドス…　見失った車、商品で治療、朝倉の頭痛、一方逃げた男ミッキー、１３号埋立地、用意してあった車、振り回したキーが…落下、穴の中、這いつくばり腕を差し入れる、届かない、そして腕が抜けない！？　夜、レストラン、３人組（西・新井・児玉）…雇ったドライバーに１億2000万円を持ち逃げされた銀行強盗、逃げられなかった朝倉…恐る恐る薬品代の請求、朝倉を見た男・新井（実家は寺）…「霊が憑いている」＆「てめえの先祖が言いたいことがあるってよ！」と…、事件を嗅ぎ付けて来た同業者？谷のユスリ、シラを切る３人、警察に通報してやる！慌てる３人、頭痛の限界に至った朝倉が伸ばした手、倒れるコップ、除ける西、倒れる人、走るワゴン…ドミノ倒し、会計中の男が転倒、右手のボールペンが谷の首に刺さる、ドサグサの逃亡、走る走る、行き着いたライブハウス、裏手で注射…ラリッタ男アキラ、見下ろす彼女ミカ、新井の説教、ボコボコに殴る蹴る、引き離され押し込まれたのは…ステージ、パンクのリズム、満員の客、スポットライトを浴びた新井、「クソったれ！」を連発、音楽をバックに説教！ノリまくる観客、ミカもステージへ、合いの手「Ｆｕｃｋ Ｙｏｕ！」連呼、大成功のステージ、自分の道を見つけた新井…これも縁、メンバー共々説教（布教）ツアーに出発、別れ…　暗闇の埋立地、ゴージャスな夢を見ていたミッキー、目覚め、立ちこめる妖しげな霧の中から現れた白装束の侍・朝倉健四郎、やるべきことをせずに死ななければならなかった無念の思い、目前で切腹、介錯を！？ ◇ 監督は知る人ぞ知る（知らない人は…）ＳＵＢＵ氏 前作「ＭＯＮＤＹ」から２年、お待ちしておりました…情報収集の手を抜いてたら、危うく見逃すとこでした、主題は「縁」？超マジメ・融通の利かない営業マンに振りかかる災難、規則を破れない男…、包丁突きつけられようが右禁の交差点は右折できない、制限速度４０km死守のカーアクション？この出会いが招く人生の転機、幽霊までワラワラと沸き上がる…、不条理、そんなバカなの連続…ケッコウ笑わせてくれます（こういう映画…お嫌いな方もいるかと思いますが）、特に説教ロック誕生と幽霊が徘徊する１３号地が…良い！ ちなみに、公開２９日目、第２回（昼またぎ）のわりに…定員２１８名に３〜４割程度の客（テアトル新宿） 実はこの５０分前に「サイン」を見て、渋谷から移動、この後３本目「ドニー・ダーコ」に突入してます 2000-2009format

ドライブ・マイ・カー　 ［ＨＵＭＡＮ ＤＲＡＭＡ］ 2022 アカデミー賞［国際映画賞］ 2022 カンヌ映画祭［脚本賞］ 2022 ゴールデングローブ賞［非英語映画賞］ 2022 イギリスアカデミー賞［非英語映画賞］ ------------------------------------------------ 2022 日本アカデミー賞［最優秀作品賞］ 2022 日本アカデミー賞［最優秀監督賞］：濱口竜介 202 日本アカデミー賞［最優秀脚本賞］：濱口竜介／大江崇允 2022 日本アカデミー賞［最優秀主演男優賞］：西島秀俊 2022 日本アカデミー賞［最優秀撮影賞］：四宮秀俊 2022 日本アカデミー賞［最優秀録音賞］：伊豆田廉明（録音）／野村みき（リレコーディングミキサー） 2022 日本アカデミー賞［最優秀編集賞］：山崎梓 2022 日本アカデミー賞［最優秀照明賞］：高井大樹 2021 キネ旬［作品賞_第１位］ 2021 キネ旬［監督賞］［脚本賞］：濱口竜介 2021 キネ旬［助演女優賞］：三浦透子 2021 キネ旬［読者選出日本映画_第１位］ 2021 キネ旬［読者選出日本映画監督賞］：濱口竜介 ２０２１．０８：日本映画（ビターズ・エンド） 監督・脚本：濱口竜介　　　共同脚本：大江崇允 リレコーディングミキサー：野村みき 出演：西島秀俊／三浦透子／岡田将生／霧島れいか 安部聡子／ジン・デヨン／パク・ユリム／ソニア・ユアン／他 夏休みなんだけど、超大作はなし！ あれっ！？でも有ったじゃないの邦画の「ドライブ・マイ・カー」 今まで１作も読んだことのない村上春樹が原作で ３時間の映画…果たして耐えられるだろうか？ でも予約席は満席状態なので…面白いのかな？ 観に行ってみよう！ 【ＳＴＯＲＹ】 夜明け前の薄暗い寝室 「彼女は時々、山賀の家に空き巣に入るようになるの…」」 ベッドの上で音は静かに話始める 家福は驚いた様子もなく、妻が口にするその謎めいた物語に耳を傾ける 翌朝、家福は愛車のサーブを走らせながら、錠主席の音に昨晩聞いた物語を語り直す 「変な話」…セックスのあとに自分が語った語った話を覚えていない音 笑いながらスマホに物語の要点をメモ、脚本家の音、その話を作品にしようと考えている 「ゴドーを待ちながら」の舞台 演出を手掛ける家福、自ら役者として舞台に立ち、外国人役者と異なる言語でセリフを交わす 背後のスクリーンには、日本語・インドネシア語・英語が代わる代わる投影される 終演後…音が知り合いの役者・高槻を紹介したいと楽屋に入ってくる 音の脚本作品の常連だという高槻、親密そうな雰囲気を漂わせる 早朝、ウラジオストックの演劇祭から招聘された家福、トランクに荷物を詰める 成田空港へと車を走らせる家福 音の声で吹き込まれた「ワーニャ伯父さん」の台詞を聞きながら、ワーニャ部分の暗唱 空港の駐車場に到着した直後、演劇祭からメールが届く 寒波により、フライトがキャンセル！ ため息をつき家に帰る家福 玄関のドアを開けると、喘ぎ声と大音量で流れるクラシックの曲 そっと部屋に入る家福、鏡越し、裸の音が男と身体を重ねている姿が見える 気付かれないように静かに家を出る家福、再び空港近くのホテルへ ホテルで音とビデオ通話する家福 ウラジオストックに到着したと思い込んでいる音に、何事もなかったように振る舞う家福 雨の日、寺、小さな女の子の写真と位牌が置かれている、喪服姿の家福と音 帰り道、車を運転する音が家福に聞く「本当は、もう一度、子供が欲しかった？」 帰宅後、家に着くなり求めあう２人、再びの音は謎めいた物語の続きを語る… 翌朝、昨日の話、覚えている？ 物語の続きが知りたい音をはぐらかすように、有りもしない用事を告げて家を出る家福 「今晩帰ったら少し話せる？」と音 音の言葉に普段と違う決意を感じた家福 目的もなく車を走らせ…音の声が吹き込まれたカセットテープをかける 夜、家福が意を決して帰宅、部屋の明かりは暗いまま 床に倒れている音、声をかけても返答なし、救急車の要請 寺、音の遺影、喪主を務める家福 「急ですよね、くも膜下って」…遠くから聞こえる声 ２年後… 家福は、広島国際演劇祭から「ワーニャ伯父さん」の演出を依頼され、広島へ車を走らせる 到着した劇場エントランスで演劇祭のプログラマー柚原とドラマトゥルク兼韓国語通訳ユンスが出迎える アジア各国から集まった応募書類を渡される 今後のスケジュールや滞在先についての説明を受ける家福 柚原から演劇祭の規則で、滞在期間中は運転しないよう、専属ドライバーを手配したと告げられる 運転時間に戯曲の台詞を確認する大事な習慣と…申し出を断る家福 ユンスはテストドライブをして判断してはどうかと提案する 「渡利みさきです」 駐車場、家福の愛車の前にキャップを被った小柄な若い女性、左頬に傷 家福が滞在するレジデンスに車を走らせる 変わらない速度計、滑らかな車線変更… カセットテープを再生してくれないか？ワーニャ伯父さんの台詞を暗唱し始める 夜、オーディションの書類に目を通す家福 様々な国の役者の顔が並ぶ中に、「高槻」の写真を見つけ、手を止める… 翌日、オーディション会場 日本人女性とフィリピン人男性の役者がそれぞれの母国語で「ワーニャ伯父さん」のワンシーンを演じる 家福が、次の参加者を会場に呼び込む 女性に続いて高槻が入ってくる 台湾人、ジャニス・チャン、母国語は北京語、エレーナ役を希望！ 高槻耕史、アーストロフ役を希望 ２人は希望した箇所が同じだったためコンビでオーディション 相手の言葉が分からないまま、フィーリングで進めていいか確認する高槻 熱を帯びる２人の演技、ジャニスにキスする高槻 見入っていた家福は思わず立ち上がる…「そこまで…」 最後のオーディション参加者、少し変わっていますと…ユンスが囁く 椅子に座った女性イ・ユナ、韓国語手話 韓国語手話の分かるユンスが通訳する 手話で台詞を表現しながら、涙をこぼしてソーニャ役を演じるユナ オーディションの結果発表 伝えられる役名、主人公ワーニャに高槻、驚き！ 「僕がワーニャ…年が違いすぎませんか」 「意にそぐわないなら、契約書にサインしなければ良い、別の役職を立てるだけ」と… 淡々と答える家福、サインをしているまわりの役者達を見て、意を決してサインする高槻 連日、役者達と共に稽古を続ける家福、本読みを終わらせ、みさきが待つ駐車場に向かう 高槻から「一杯いかがですか？」との声掛け みさきの運転する車で、家福は高槻が宿泊するホテルに向かう バーでの２人の会話は次第に家福の亡き妻・音の話になっていくが… ◇ 村上春樹の作品って、こういうのなんだ…初めて知った！ まあ機会があれば、本で読んでみましょう しかし久しぶりの「３時間」の映画だったが そんなに気にならなかったのは、嵌ったからか？ 追記 従姉妹が関わっていたのを後になって知りました！ パンフで確認いたしました！エンドロールは随分と始めの方だったので見送っていたみたいです！ それから、濱口監督が彼女を紹介しているネット記事も紹介されました！ べた褒めですね！ どおりで、心地よい音環境で観られたわけです！ 公開２日目の第２回（１０：４０）、９０/２席の映画館で満員の入り（ＴＯＨＯシネマズ新宿 SCREEN８） 2011.09format

ドラえもん/のび太のワンニャン時空伝　　　　　　は、別ページとなります

ドラゴンヘッド　 ［ＳＦ＆ＳＵＲＶＩＶＡＬ］ ２００３．０８：日本映画（東宝） 監督：飯田譲治 CAST-1：妻夫木聡／ＳＡＹＡＫＡ／山田孝之 CAST-2：藤木直人／近藤芳正／寺田農／根津甚八／松重豊／大川翔太／吉岡祥仁 CAST-3：嶋田久作／谷津勲／奥貫薫／街田しおん／藤井かほり／他 絶望、という未来。ふたり、という希望。　…望月峯太郎の同名マンガの映画化、壊れてしまった日本（地球？）、壊れてしまった人間…、襲いくる「絶望」の嵐の中を進む、小さく、あまりに弱々しい「希望」 【ＳＴＯＲＹ】 ■薄暗がり、覚醒…青木テル、体中の痛み、甦る記憶、修学旅行帰りの新幹線、静岡付近のトンネルに突入、友達が投げた缶ジュース、取り損ね、座席の間に身を沈めたその時…衝撃、気絶、無残な車内、友人達の死体、車外…崩れたトンネル、変形した新幹線、生存者の捜索、懐中電灯の光、うずくまる高橋ノブオを発見（イジメの対象、トイレに閉じ込められた直後の事故…生残り）、意味不明の呟き、真っ赤な光？　■食堂車、飲み物＆弁当、貪るノブオ、「何があった？」「救助を待つ…飲食物を大事にすべき」とテル、命令するな！ナイフを持ちキレる（暗闇の恐怖から狂気）ノブオ、逃げるテル　■車体下、もう一人の生存者…瀬戸アコ（座席ごと飛ばされ…クッション、生存）を発見、ノブオに恐怖、瀕死の（イジメを無視した）担任を殴殺…目撃、隙を見て逃げたアコ、膝に怪我、薬を探しに行くテル、小用に動くアコ、ノブオ出現、連れ去られるアコ、悲鳴、Ｕターンするテル　■ノブオの車両、死体が並べられた彼の空間、闇と仲良くしなければ…繰返す呟き、飛び込んできたテル、戦い、（ラジオから声！？）、逃げる２人、脱出方法？トンネル上部の巨大配管…流れ落ちている水、地上へ？新幹線の屋根、ノブオの襲撃…奇怪な化粧、ココに残るべきだ！反撃、屋根から落下するノブオ、嫌がるアコ共々配管に入るテル、地震、土煙に消えるノブオ　■果てしない配管、ついに光、灰が降り積もる荒廃した大地、何が？アコに八つ当たりのテル、私だってわからない！喧嘩、家族のいる東京を目指すとテル、後を追うアコ、灰に埋まったコンビニ、食料と飲料確保　■街、「全て無かったことにしたい」…集団自殺を準備する男達…巻込まれる２人、突入してきた車…自衛官、拳銃を撃ちたがるキレ気味の仁村、喚きまくる男・岩田、男達から隠れたビル、無表情の双子…まがまがしい頭部の手術痕、逃げ道を求め追跡、異様な部屋、自殺した男の死体、腹部を撃たれ瀕死の女…子供達が過酷な状況下、せめて悲しく辛い思いをしないよう…感情を司る脳の海馬体切除手術をした医師夫婦、２人を頼むと女　■車中、事態の仮説を述べまくる岩田…大地震？原発爆発？龍脈の乱れ？磁場の乱れ？隕石落下？審判の日？何かが人体に影響？暴徒と化した人々の襲撃から逃げてきた２人、突然の停車、テルを殺そうとする仁村…目的は女（アコ）、「一緒に逃げてきただけの関係だろ？」、反対する岩田を射殺、降り注ぐ火球、吹飛ぶ車、灰の中… ◇ 原作は、望月峯太郎の同名マンガ（コミック売上げは、１０巻で６５０万部を記録）、「鮫肌男と桃尻女」もケッコウ面白かったし…今回もというのが、映画を見に行った理由の一つです 芸暦の浅いＳＡＹＡＫＡちゃんの演技が、多少ザートらしいのは目をつむることとしよう、ＳＡＹＡＫＡちゃん見たさというものもあるので…（ついでに子役の動きも目をつむるしかなさそうだ…）、設定上、声が別取りになったシーンでの映像との間の違和感もあるが…これは部分的な問題（もしかすると、映画館の音響上の問題かもしれない） ウズベキスタン・ロケ＆オープンセットも力が入っている、お見事というか、凄いかもしれない 特撮もかなり進歩して、一部マット・ペインティングとの合成を除けば、十分過ぎるくらいの仕上がりと思う（定期的に、このような日本の特撮ものを見に行ってます）、飛来する火球の映像などは見事だと思う （但し、あの火球はどこから飛来するのか？特に渋谷のシーン、弾道が低すぎる…って、まあいいか、細かく上げればもっといろいろと有るのだろうが…） エンディング曲はＭＩＳＩＡ…文句なし 面白いハズなのに、不満が残る、見る前から恐れていた点が…やはり現実になってしまったようだ、〇〇〇〇に××××を □□□□□□□ した点である（後で読み返せば、映画情報誌の一部でも同様の不安を抱いているコメント）、映画を見終わって…いつものお店での会話、カウンター内から「あの映画、〇〇〇〇に××××は△△□□□□でしょ！」と…、ヤッパリみんな、そう思っていたのね…、では、なぜにそのような事態になってしまったのかの会話、大きく飛躍した結論は「金八先生」…多分ナンノことやら分からないとは思いますが…（気が向いたら書きます）、それでは…〇〇〇〇に××××を□□□□□□□しない場合は？ほぼ同時に出た回答が同じで…大笑い 今回、上記によりにしようと思ったが、その他の良かった点もあり、とりあえずはに…（気にならなければ、や、でも、おかしくないくらいと考える、全くもって惜しい感じ） 店での会話のあと（この映画とは関係ないが）、★★★が▽▽▽、店の方の目と顔の動き…黙っていて欲しいようだ？書きたいけど書けない（あたりまえだが、犯罪行為とか、そういう類ではない） （渋東シネタワー４） 2000-2009format

どろろ　 ［ＡＣＴＩＯＮ］ ２００７．０１：日本映画（東宝） 監督：塩田明彦 CAST-1：妻夫木聡／柴崎コウ CAST-2：中井貴一／瑛太／原田美枝子 CAST-3：中村嘉葎雄／原田芳雄／菅田俊／麻生久美子／山谷初男 CAST-4：杉本哲太／土屋アンナ CAST-5：劇団ひとり／きたろう／寺門ジモン／でんでん／春木みさよ／他 手塚治虫の「どろろ」の映画化作品です 【ＳＴＯＲＹ】 ■遥かいにしえか？遠い未来か定かでない…戦乱という殺し合いが長<続<暗黒の時、大地の東の果ての国、無能な主君の下…強大な隣国と戦い続けてきた武将・醍醐景光、訪れた古寺、天下を我が手に！四十八の魔物達と禁断の契約、魔物達の要求…景光の生まれくる子供の体　■20年後、人間の欲が絡まりあう混沌とした街、シタタカに生き抜く…女盗人、同時刻…踊り子達が舞う酒場に現れた男、絡む手相師、既に死人？舞台に登場する歌姫…両腕から生えた剣で斬り付ける、歌姫の正体…魔物・ヤシガニ蜘蛛、女盗人…追手から逃げ込んだ酒場、魔物を仕留めた男、右足が外れ…粉と化し消える、苦しむ男、生えてくる右足、驚愕！男＆腕の剣に興味を持つ女　■男の正体を知っているらしい琵琶法師から情報収集、知り合いの呪い医師・寿海…上流から流れて来たタライ、中には…手足も目も口も鼻もない…こけしの様な赤ん坊、哀れに思い？呪い医術で失われた身体の部位を作製＆子供の体に取り付け（元々、戦乱で体の一部を失ったものに…新たなパーツを与えるための研究成果）、実子として厳しく育てた寿海、やがて病に伏した寿海、自分が実の父親でないこと＆家もろとも研究成果を（悪用を恐れ）焼けと命令…他界、火を放つ、彼に何者かが囁く…「おまえの身体を奪ったのは四十八体の魔物」だと…、自らの身体を取り戻すため…魔物との戦いの旅に出た男　■街を出る男、付き纏う女盗人、男の名を問う？まずは自ら名乗れと言いつつ…「百鬼丸」とか「どろろ」とか色々と、「どろろ」の名を貰った！と宣言する女盗人、男は「百鬼丸」に　■旅、自らの目的を語るどろろ、戦乱の中、民衆の信頼を集めていた父・火袋を（一揆煽動の疑いで）殺され、母・お自夜の最期の言葉…「本当に強い男に出会うまでは、男として生きて身を守れ！」と、父母の仇を探し＆一族諸とも討つ！そのためにも…百鬼丸の（魔物を討ち取った）左手の剣が欲しい！そのためには魔物退治に協力する！無視する百鬼丸、付いて行くどろろ　■焼け寺を宿とする2人、胎児の魂の集まったあやかしの出現、翌朝…握り飯を供える農民夫婦の姿、主君に取って代わった醍醐景光の圧政に苦しむ農民達、生活苦のため子供達を捨てていた寺、どろろの怒り　■出立、2人の前に現れる郷士・鯖目、旅の話でも聞かせてくれ…2人を招く、怪しげな家族　■そして深夜… ◇ （２００７年２月）いや〜久しぶりに楽しかった、仕事でボロボロ、苦しいばかりで楽しいことなし、「死にたい、死にたい」と呟く毎日…（スイマセン、暗い話で…）、休日の過ごし方…ともかく眠ること、でもって２月の３連休（初日は出社）をどうするか？前売券を持っているので…無理矢理に見に行ったしだい、このページを書くことを考えると…とてもツライ状況、何故にコンナＨＰ始めちゃったかなと後悔までする始末、それでも…映画を見ている２時間は…楽しむことができました さすが手塚治虫原作の映画化である…内容的にＯＫ、主演…妻夫木ＯＫ、柴崎コウも…まあそうかな！映像的にも充分ＯＫ、頑張ってるな…、瑛太もイイ感じだし、ソウソウ大御所も多数出演…中村嘉葎雄、原田芳雄、原田美枝子、中居貴一、お笑い系でも…劇団ひとり、きたろう、寺門ジモン…頑張ってます、お気に入りの麻生久美子も出演、その他に土屋アンナ他、キャスティングも良しです スミマセン…コメント書くのも、これが精一杯です… ちなみに公開１６日目の第１回（10：00〜）、２４５席の映画館で１００人程度の入りでした（渋谷シネフロント） 2000-2009format

鈍獣　 ［ＣＯＭＥＤＹ］ ２００９．０５：日本映画（ギャガ・コミュニケーションズ） 監督：細野ひで晃　　　脚本：宮藤官九郎 CAST-1：浅野忠信／北村一樹／ユースケ・サンタマリア／真木よう子／南野陽子／佐津川愛美 CAST-2：ジェロ／本田博太郎／芝田山康 CAST-3：山口勝平／矢島晶子／沼田祐介／高戸靖広 CAST-4：嶋田久作／森下能幸／他 リ 【ＳＴＯＲＹ】 ■鉄橋の上、急停車する電車、前の客に突っ込む週刊大亜〈ダイア〉編集者の静、何かに衝突したと車掌、鼻血＆メガネ破損の静　■静が降り立った駅「ときわ」、何故か全てが相撲中心に回っている地方部市　■週刊大亜編集室、連載小説「鈍獣」で明多川賞にノミネートされた作家・凸川〈デコガワ〉隆二（凸やん）が数ヶ月前から行方不明、編集長命令で凸川を探すこととなった静、彼の出身地である「ときわ」へ、数少ない証拠を元に…雨天の中、ホストクラブ “スーパーヘビー”(どう見てもただのスナック）へ、経営者にしてナンバーワンホストならぬオンリーワンホストである江田、その腰巾看でダメダメ警官の岡本、ママで江田の愛人・順子、ブリッ子ホステスのノラに出会う、聞き込み開始した静、この変人達の話から衝撃の事実を知ることになる…　■事の起こりは約1年前の“スーパーヘビー”、小・中学時代の同級生の江田と岡本を訪ね…25年ぶり現れた凸やん、「もう、おしまい？」…カラスに襲われたというヒドい姿で笑う凸やん、なぜか昔の思い出をサッパリ覚えていない凸やんとビミョーな一夜を過ごした江田と岡本　■偶然にもその日、コンビニで週刊誌を立ち読みしていた岡本…凸やんの連載小説「鈍獣」を発見！しかも江田と岡本が一番思い出したくない痛い過去がネタにされている！その過去とは…江田と岡本と凸やん、そして凸川を巡る悲劇（凸やんは、わんぱく相撲で西の横綱だった凸川と似ていることから凸やんと呼ばれる）、鉄橋で相撲ごっこの肝試し、江田と岡本の勘違いから事故に遭遇する凸川、その全てを小説で暴かれて焦る江田、「まるで俺達が凸川殺したみたいじゃん！」、岡本に凸やんを問い詰めさせても…「書いてないよお」とシラバックレルばかり、凸やんに小説の続きを書かせまいと、ノラを彼の愛人に仕立てる江田だが、それも無駄だった　■町の噂となる江田達の過去、ときわんぱく相撲の理事就任＆相撲大会で弓取リ式を仕切るという最大の野望をうち砕かれる江田、キレル！順子をそそのかし…凸やん殺しを画策する江田、「殺すなんて言ってねえ、ぽろすんだ。ポロシャツ着てぽろす！」　■アメリカ製の超強力な殺鼠剤をしこたま入手、それを入れた水割りを、凸やんに飲ませるが、死なない凸やん、逆にハイテンション！　■それから連日、あの手この手で凸やん殺しをエスカレートさせてい<江田達…、ハイキングに誘われ有頂天の順子、本当の目的はトリカブト採集！夜…グロテスクな料理の完成、食べて倒れる凸やん、泡吹き＆痙攣も死なず　■車で轢き殺して、スコップでボコボコに殴り、地面に埋めても…、殺しても殺しても、鈍〜い凸やんはこれっぽっちも気づかず、ゼッタイに死なず、それどころか元気になって、夜な夜な友達を求めてニコニコと飲みに来る！なぜだ！凸やんとは逆に憔悴していく面々… ◇ 今年（2009.05現在）は肩透かしの目に合うこと度々、これも期待していたほどの物ではなかった…寂しいしだい… この映画、宮藤官九郎脚本のコメディ映画、出演は浅野忠信、北村一樹、ユースケ・サンタマリア、真木よう子、南野陽子…のそうそうたる面々、いやでも期待してしまいました 内容は、殺されても殺されても、そのことに気付かず仲間の元に笑顔で現れる鈍すぎる男のお話、文学賞にノミネートされるも行方不明の小説家・凸川、探しに出される女性編集者・静、数少ない証拠を頼りに…男の生まれ故郷へ、同級生の営業するホストクラブに辿り着く、何かに怯える様子の店員＆常連客、果たして凸川は何処に？情報を集める静だが、それは俄かに信じられない出来事だった… てな感じなのですが… 怖がるべきシーンをちゃんと怖がらせてないから…続くお笑いシーンで笑えないのだ、なんか抑揚なくぺターンとした感じ、出演者は豪華ですがもったいない感じ、事実劇場は終始、シーンとしたまんま、クスッとも聞こえない状況（人数も少なかったけど）、私は危うく眠ってしまう寸前、ギリギリ回避でした、前売券の１５００円で見たのだが、これでは高過ぎます、見る方はともかく安く見られる手段でどうぞ ちなみに、公開８日目の第２回（１２：３５〜）、２２７席の映画館は３０人程の入りでした（シネクイント：渋谷） 2000-2009format

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