GOEMON  |
[ACTION]
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2009.05:日本映画(松竹) |
監督:紀里谷和明 |
CAST-1:江口洋介/大沢たかお/寺島進/広末涼子/ゴリ/深澤嵐 |
CAST-2:中村橋之助/奥田瑛二/伊武雅刀/要潤/紀里谷和明/平幹二朗/玉山鉄二/チェ・ホンマン |
CAST-3:りょう/鶴田真由/藤澤恵麻/佐田真由美/佐藤江梨子/戸田恵梨香 |
CAST-4:福田麻由子/広田亮平/田辺季正/林凌雅/佐藤健 |
CAST-5:六平直政/蛭子能収/小日向文世/ウド鈴木/増本庄一郎/なべやかん/高樹マリア/他 |
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【STORY】 ■1582年、天下統一を目指した織田信長、その夢を目前…家臣・明智光秀の謀叛により本能寺で暗殺される、しかし信長の右腕であった豊臣秀吉が光秀を討伐、その功績をもって信長の後を継ぎ&豊臣政権を確立、世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌、とはいえ格差は広がり、景気は悪く、民衆の生活は一向に楽にならない、そこに彗星の如く現れた1人の義賊…天下の大泥棒・石川五右衛門、超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しき者に分け与える英雄に庶民は熱狂 ■ある夜、五右衛門は紀伊国屋文左衛門邸に侵入、財宝の中に南蛮製の箱を見つける、盗み出した金をばら撒くなか…箱の中身が空であることを知り、屋根から路地へ放り捨てる、それを拾ったのは貧しい境遇に身を置く小平太 ■遊郭で豪遊する五右衛門、女達の争奪戦 ■翌日、五右衛門は行動を共にしている猿飛佐助からの情報、紀伊国屋邸に石田三成が乗り込みながら、目的の箱を手に入れられず、当代随一の忍び・霧隠才蔵を差し向け…箱の行方を躍起になって捜していると…、何かある?箱を再び手に入れようと貧民街へ向かう五右衛門、役人の又八が小平太の母を斬り殺す現場に遭遇、その瞬間…五右衛門の胸に甦る両親を斬り殺された悲しい過去の思い出、鬼のような形相で又八の腕を斬り落とした五右衛門、小平太に「強くなれ坊主!そうすれば何も奪われやしない」と語る、そこに彼らを取り囲む才蔵と忍び達、五右衛門は箱を抱えて駆け出していく、走る五右衛門と追う才蔵、森を抜けて戦う彼らを見つめるのは、かつて2人を信長の忍びとして厳しく育て上げた服部半蔵、五右衛門のピンチに投げられる手裏剣、引き上げる才蔵 ■石田三成が霧隠才蔵を、徳川家康が服部半蔵を使い…血眼で手に入れようとしている箱、その中には、織田信長暗殺の真の首謀者が豊臣秀吉であることを告げる証拠が隠されていた、その衝撃の事実を知った五右衛門は単身で大坂城に乗り込み、小太刀で刺し殺して逃げ出すが、その騒ぎの中で、思いがけなくも茶々と再会することとなる、そして殺したと思った秀吉はただの影武者であった ■五右衛門は忘れ去ろうとしていた過去の扉を開いてしまう、両親を失った自分を救ってくれた信長に命を預け、才蔵と共に過ごした忍びとしての鍛錬の日々、信長亡き後…自由を求めて旅立った自分と、侍になることを夢見て三成の手下になった才蔵との別れ、そして大坂城で再会した茶々との幼い日々の思い出、かつて信長のいた安土城で五右衛門は少女だった茶々の護衛を任され、互いにほのかな恋心を抱いていたのだった ■ついに自らの運命と向き合い、闘うために立ち上がった五右衛門、侍を夢見ながら運命に翻弄されていく霧隠才蔵、権力を手に五右衛門の愛する人々を奪っていく豊臣秀吉、次の天下を狙って秀吉暗殺を企てる石田三成、戦乱の世を終わらせるために心を砕く茶々、新しい時代を目指そうとする徳川家康と服部半蔵、それぞれの思いを胸に…壮絶な戦いの火蓋は切って落とされようとしていた…
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「CASSHERN」に続く紀里谷監督の2作目、前作の美しさ&CMの派手さに引かれ…見に行きました
「CASSHERN」の時にも書きましたが、フォトグラファーでありPV製作を中心に活躍される紀里谷監督、PVの延長線上にある映像、CGを駆使し…ともかく美しく綺麗な極彩色のシーンの数々、ド迫力の戦闘シーン、良い意味で恥ずかしげもなく繰り出していて、いわゆる一般的な映画とはチョットばかり異質に感じるかもしれない、ただし個人的には「CASSHERN」ほどのインパクトに欠けた感じがある
それから出演者…「CASSHERN」同様、カッコよい方、キレイな方々が多数出演、江口洋介、大沢たかお、広末涼子、要潤、玉山鉄二、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、奥田瑛二…、チョイ役の女性陣にしても、佐藤江梨子、戸田恵梨香、鶴田真由、りょう、佐田真由美、福田麻由子…、まだまだ多数の有名どこの出演者達…豪華である
綺麗な映像・人物はさておき、ストーリーについては全体的に単調であり、あまり楽しめなかった、また「CASSHERN」同様、単純なわりに、細切れに繋がる映像のため…その場その場では良いのだが、あとで語ろうとして、シーンは思い出せても、展開を思い出すのにひと苦労である、なんか残念な感じ、けど…これは個人的な感想、映画館を出る際にエレベータが一緒になった男子3人組の一人は凄く面白かったと…熱く仲間に語ってました、まあ「CASSHERN」同様に意見が割れそうです
そうだ思い出した…映画館のピント合ってるか?なんかクリアじゃなかったぞ…である |
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ちなみに、公開9日目の初回(10:00~)、182席の映画館は30人弱の入りでした(渋谷シネパレス1) |