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 大いなる不在/GREAT ABSENCE 
[HUMAN DRAMA]
2024.07:日本映画(GAGA)
監督:近浦啓
リレコーディンクミキサー:野村みき
出演:藤竜也森山未來真木よう子原日出子
三浦誠己神野三鈴利重剛
塚原大助市原佐都子/他
公開劇場数が少ない(単館系)ので「テアトル新宿」で観るつもりが…
観られる時間帯が「舞台挨拶」!気付いた時にはネット予約は満席!よって「シネ・リーブル池袋」へ北上!
私の従姉妹が製作に関わった映画ゆえ「親戚間」事前情報あり!
だいぶ前に撮影されていて「藤竜也」の演技が良いと評判を聞き及ぶが、一向に公開情報がない?
…と思っていたら事前に海外の映画祭を回っていたみたいで、いろいろと受賞!
叔父は「藤竜也」に食いついて昨日観に行った筈なんだけどな、何の感想も言ってこないな?
まあ楽しみに観に行きます!(私は森山未來を観に行く)
そして従姉妹の仕事(音)を聴きに行こう!

【STORY】
閑静な住宅街に突如、出現する機動隊
彼らが「遠山」という表札の一軒家に踏み込もうとした時…玄関ドアが開き1人の男が姿を現す!
俳優の遠山卓〈タカシ〉が、その日参加していたある劇団のワークショップを終えると、緊急の電話が入る
幼い頃に卓と母を捨てた父の陽二が、警察に捕まったという…
かつて大学教授だった父が重度の認知症を患っていて、今は役所が斡旋した施設に保護されていると!
妻の夕希と共に父の住む北九州に降り立ち、施設に向かう卓
職員から食べ物のアレルギーや延命治療の可否について矢継ぎ早に質問されるが…
父と離れて30年近くになる卓に答えられることは何もなかった(あるいは、それって今すぐ答えなければ?と)…
父の家に行くと、室内は荒れ果て…
「カギを閉めること」など物忘れへの注意書きがアチコチに貼られ&日記代わりのようなメモも散乱
だが何より驚いたのは…
一緒に暮らしていた筈の再婚相手・直美が携帯電話を家に置いたまま忽然と姿を消していたことだ
目の前のテーブルで、父と直美と食事をした日のことを思い出す卓
5年前、25年ぶりに自分から父に連絡をして(結婚報告のため)会いに行ったが…
研究者として生きてきた父は何に対しても独自の理論があり、愛想やお世辞は一切持ち合わせず
卓の何気ない発言も容赦なく論破
そんな父が本当はいかに別れた息子を思っているかをそっと教えてくれた直美
施設に戻り手続きの書類を提出すると、職員からロビーでなら父と会えると言われる卓と夕希
2人の前に現れた父は、スーツ姿でハキハキと挨拶、とても認知症には見えない?
だが安心したのも束の間、卓は会話を始めて唖然とする
自分は拉致され監禁されたと思い込んでいる父、何もかも別人のよう…
更に…卓が直美の居場所を尋ねると衝撃的な話を語り始める(直美は自殺した?)
職員から「お父様がずっと大事に持っていらしたカバン」を渡される
中身をホテルであらためる卓…鍵束や本、写真に混じって何故か直美の日記帳
中に貼られた父から直美への古い手紙
父が卓に語っていた直美との再婚のいきさつが嘘だったことを裏付けていた
翌日、再び1人で父の家に向かう卓
宅食サービスの配達員が「父の昼食」を届けに来る!卓が契約をキャンセルしようとすると…
申込者は父でも直美でもない…全く知らない女性の名前「オガタトモコ」って誰?
更に直美の前夫との間の息子が急に訪ねて来て、母(直美)は今年の初めから入院していると説明のうえ…
耳を疑う相談を持ち掛けてくる(費用の一部を払え)
一方、父の大学の教え子から…1週間ほど前に(父への用事で)直美と電話で話したという全く異なる話を告げられる!
いったい父と直美に何があったのか?
卓は大量のメモや父の手紙、生活の痕跡を頼りに、機動隊が踏み込む直前までの父の人生を辿り始める…


警察からの突然の連絡!離れて暮らす高学歴で自尊心の高い父(周囲)に何が起きたのか?
父母の離婚、幼くして離れ離れになった父…再婚者と生活していたはず?
妻と共に駆け付けた故郷、父は陰謀論に偏る認知症…速攻で介護施設の手続きが進むことに困惑
ところで再婚した奥さんはどこに?自分だけが家族?
自宅を片付けなから父の過去を調べる…自分の知らない父親像が浮かび上がる
【父の恋】と【自分は不要な排除されるもの】だった?のか…
なかなにヘビーモードの映画でした!
【余談】親戚より今から「大いなる不在」観ますとグループラインが入ったまま、その後の音信が途絶える
ショックだったのかな?最近ちょっと心配な年齢になってきたのでね?
【閑話休題】
映画は少々ツジツマが合わないことがあって、凄く気持ち悪かったのが…
まさか徐々に回収されていって整合していくのはミステリーの良作を観ているようで納得
今回目的の「音」について
現時点で選べる最善の映画館を選んだつもりだがどうか?
生活雑音に独特な特徴付けをすることにより、ストーリーを盛り上げ、登場人物を際立てるのはこれまでどおりだが
たぶん、この映画は「辰巳」以後の「野村みきVER.2」ではないかな?
かなり攻めて来る感のある音!
エンディングロールの3番手位(監督の次の次くらい)に…
「リレコーディングミキサー 野村みき」の名が上がるくらいにその影響力は上がっていると思われる!
日本映画でとても重要な仕事をしているということですよね!

話は大きく逸れる!
先日久しぶりに彼女と会話する時間あり!
かつてから話題にしていた最近の「映画館」という環境について話していたが…そこで
東京の「某大手シネコン」「商業施設併設シネコン」の惨状を聞かされショック!
(私でも観に行かないくらいに音を絞るシネコンを知っているが)
映画好きの一級建築士として危惧していたことが、実際にというか、そこまでとは!の驚き
いくら申し入れても聞いてもらえないそうだ
今、東京で観ても大丈夫なシネコンの名は「2つ」しか上がらず!
それ以外は、製作意図を無視して「音を絞る」「光量を落とす」が日常的に行われているとのこと…
もう「東京で映画を観る人は可哀そう」だそうだ!
彼女の仕事した作品を観るのに「大手シネコン」は禁じ手になってしまったよ!
公開2日目の第1回(9:25)、106席の映画館で15人の入り(シネ・リーブル池袋 シアター2)
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ALWAYS/三丁目の夕日’64   は、別ページとなります。



 お葬式 
[COMEDY]
1985 日本アカデミー賞[最優秀作品賞]・[最優秀監督賞]・[最優秀脚本賞]
[最優秀主演男優賞:山崎努]・[最優秀助演女優賞:菅井きん]
1984 キネ旬[作品賞_第1位]
1984.11:日本映画(東宝)
監督:伊丹十三
CAST-1:山崎努宮本信子奥村公延菅井きん
CAST-2:大滝秀治双葉弘子友里千賀子長江英和岸辺一徳尾藤イサオ田中弘志池内万平
CAST-3:江戸家猫八加藤善博里木佐甫良笠智衆小林薫
CAST-4:財津一郎高瀬春奈津村鷹志
CAST-5:香川良介藤原釜足田中春男
CAST-6:吉川満子横山道乃西川ひかる海老名みどり津川雅彦松木平剛敏金田明夫
CAST-7:井上陽水利重剛関弘子黒沢清沖佐々木範幸/他
伊丹十三 初監督作品です

【STORY】
■一軒の山荘、ベランダに老夫婦、倒れる男 ■井上佗助、雨宮千鶴子…俳優夫妻、2人がCM撮影中、千鶴子の父が亡くなったとの連絡 ■侘助の別荘に住んでいた千鶴子の父・雨宮真吉と母・きく江 ■雨の夜、車で移動する佗助・千鶴子夫婦に2人の子供&マネージャーの里見 ■病院、安置されている亡き父と対面する一行 ■病院の支払いとして20万円を里見に渡す侘助、お会計…4万円足らず?その安さに可笑しくなる…佗助にとって葬式は初めてのこと、分らないことばかり、お坊さんへの心づけ?相場はいくら?葬儀屋の海老原に教えてもらって対応 ■別荘に運び込まれる棺、納棺 ■通夜と葬儀の準備、いちいち佗助の進行・決定に口をはさむ千鶴子の伯父・真吉(一族の出世頭)、正吉を心よく思わない茂が千鶴子をなぐさめる ■翌日、お葬式のHOW TO ビデオを見る一同、隣組の応援、佗助の愛人・良子が手伝いに来たと現れる!良子はゴタゴタの中…佗助を外の林へと連れ出す、今抱いてくれなければ2人の関係をみんなにバラすと脅す、しかたなく…佗助は木にもたれる良子を後ろから抱く、(別の場所…ブランコに腰掛け遠くを見るような千鶴子の姿)、クシを落としたと良子、それを探して泥だらけとなる侘助、満足そうに東京に帰っていく良子 ■家に戻った佗助、泥だらけの姿にみんなは驚くが…通夜の準備でそれどころではなし ■お通夜 ■翌日、告別式の受付、突風…舞い飛ぶ香典 ■告別式、足が痺れて倒れる者 ■告別式の終了、棺に打たれる釘、出棺、形式ぶり長い真吉の挨拶 ■佗助と血縁者は火葬場へ、最後の別れ、かまどに入れられる棺、点火!煙突から出る白いけむりをながめる佗助達 ■別荘、親族・内輪の席、きく江の挨拶、葬式一切の終了 ■手をつなぐ佗助と千鶴子、集まった人々の見送り…

伊丹十三の初監督作品です、当初は全く見る気は無かったのですが、アチラコチラの情報誌・情報番組でベタ褒め!これは見に行かねばと慌てて劇場へ、そこで2度ビックリ、観客の年齢層の高いこと高いこと!お葬式を真剣に考えておられる世代でしょうか?なんか…コメントし辛いぞ
映画自体は監督・伊丹十三が奥様の親御さんのお葬式で経験したものをベースに…初めてお葬式を執り行う混乱を面白おかしく描いています、実際のところ葬儀のお約束というかルールだの、葬儀費用なぞ一般常識ではないので直面したらパニクるんだろうな…、でなければ葬儀屋に「世間的には?」だとか「相場は?」などと聞いてしまい、思うがままになってしまうんだろうな…多分、機会があったらまた見てみよう…、ただし周りに見つからないようにしないとヤバイか!   (2009.01)
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踊る大捜査線 THE MOVIE     は、別ページとなります
踊る大捜査線 THE MOVIE 2/レインボーブリッジを封鎖せよ!
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おどるポケモン ひみつ基地    は「ポケモン」のページにあります



 溺れる魚 
[COMEDY & ACTION]
2001.02:日本映画(東映)
監督:堤幸彦     調音エンジニア助手:野村みき
CAST-1:椎名桔平窪塚洋介仲間由紀恵I ZAM渡辺謙伊武雅刀勝部演之白竜宍戸錠野際陽子
CAST-2:成宮寛貴田口理恵小山田サユリ犬山犬子松永弘二笹本昌幸
CAST-3:河原さぶ三田村周三保積ペペ岩崎ひろし村杉蝉之介氏家恵渡辺妙子井端珠里
CAST-4:高橋和興多田木亮佑竹沢一馬前原一輝川俣しのぶ和気伸嘉
CAST-5:大倉孝二さとうこうじ邱思維でんでんミスターちん日高ようこ佐藤二郎辰巳佳太渡辺慎一郎柴崎蛾王相沢真紀竹下玲奈/他
ともかく前半はコメディなのにスベリまくり、睡魔との戦い、後悔の思い、後半のドタバタ調に転じてからが面白かったのだが全体を救済するに至らず、監督は「ケイゾク」「トリック」の堤幸彦です

【STORY】
熱帯魚と少年、「魚を溺れさせることができるか?」と言う男、薬液、恐怖、階下に逃げる少年、家族の惨殺死体… 銀座ホコ天、下半身裸で疾走する男… 麻薬取引き現場、犯人射殺、現金着服を図った白州警部補(宍戸錠ファン)、犯人逮捕もままならない、女装癖、婦警の制服窃盗の秋吉巡査、御代田警視正率いる特別監査室(通称:トッカン)・相川真紀警部から呼出される2人、逮捕されるか?難行中の内偵(公安部・石巻警部(企業癒着、中国マフィアとの関係の疑い)に協力するか? 同刻、フィルム・メーカのダイトー、3度目の脅迫メール、送信者”溺れる魚” 拒否した初回…直営DPE店の現像液タンクに漂白剤を投入されフィルム台無し、前回は要求通り緒方部長が銀座で…今回は部長3人名指し、渋谷でモー娘。の”ハッピー・ウェディング”を振付きで歌え…衣装を脱ぎながら… 一方の2人、石巻が出入りする店”ディファ有明”に潜入、身分を隠すため、秋吉がとっさに白州とキス、回避、ホモ扱いされる秋吉、監視と報告、経営者・岡部(デザイナー)と知合う、消えた石巻?ダイトー保坂専務の車、依頼の脅迫犯(私的)捜査、費用の追加要求も僅かな金、借金の取立て、中国マフィア?も不況…上納金もままならず、このままでは破滅… ゲイ・ナイトの日、宍戸錠の曲を歌う白州、岡部に連れ出される秋吉、水槽の前で… 調査中に判明したダイトーの事件、石巻がらみ、岡部の作品に対するダイトーの態度…恨み?岡部の調査も…、既に仕掛けられていた盗聴器?友人として岡部に忠告する秋吉、今すぐ止めて逃げろ!秋吉自身も盗聴されていると言う岡部、突然、鳴り出す支給の携帯…今だ姿を現さない御代田から岡部への電話…あの時死ぬべきだったと… 盗聴に関して相川に問い質す2人、独自調査、マニアからの情報、自分も盗聴されている? 一方のダイトー社内、3部長、マニアックな社員による特訓、決行…目撃してしまった嶋田部長の娘…死んでやる!石巻を追う白州&女装・秋吉は岡部を目撃、阻止できなかった石巻、金のアテが消えていく…証拠不充分で岡部逮捕に至らないなか、ダイトーに新たな脅迫メールが…


見始めてしばらくは、ハッキリ言って後悔しました…ギャグはスベル…面白くない、睡魔との戦いだったのだが、中盤から一変、なんて長い(1時間もの)前振りだったのか…後半は一気の展開、不良刑事、内部監査組織、企業恐喝、金品着服、女装、トラウマ、溺れる魚、宍戸錠は…日本って?かなりのドタバタ・コメディ!?最近流行りのマトリックス・パロディではなく、あえてスター・ウォーズ・パロディも!少しは面白くなってきたじゃないかと思ったら終了…前半の滑りまくりさえなければ…惜しいものだ、まあ、別の楽しみ方として…監督が「ケイゾク」「トリック」の堤幸彦氏、細かいとこにいろいろと仕掛けてます…攻略本とか解説本がでるかも…
それから、スタッフに従姉妹の名前確認しました!
(新宿トーア)
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 俺はまだ本気出してないだけ 
[COMEDY]
2013.06:日本映画(松竹)
監督:福田雄一  原作者:青野春秋
出演:堤真一橋本愛石橋蓮司生瀬勝久山田孝之濱田岳
水野美紀秋元黎ムロツヨシ賀来賢人川久保拓司ドナルド・アッシュ尾上寛之小柳心村松利史
蛭子能収佐藤二朗池田成志指原莉乃/他
実は違う映画を観ようと思ってました…
元々夜の2回公開だったのが、公開3週目にして!深夜枠しか無くなっちゃった!
スケジュールの都合で2番手候補に急遽変更しての観覧です!

【STORY】
大黒シズオ、42歳、「本当の自分を見つける!」、勢いで会社を辞めて1ヵ月、朝から寝転んでゲーム三昧!
バツイチで高校生の一人娘・鈴子、父親の志郎との3人暮らし…不甲斐ない息子を毎日怒鳴り続ける父
そんなある日…本屋でマンガを立ち読みしていたシズオ、突然の閃き、家族へ宣言!
「とうとう見つけちゃったよ、俺の生き方!俺、マンガ家になるわ!」
呆れて泣き出す父・志郎、静かに微笑む鈴子、シズオは出版社にマンガの持ち込みを開始
担当編集者の村上政樹は褒め上手、「デビューしちゃいましょう!」と励ますが、原稿は全て不採用
バイト先のファーストキッチン、付けられた渾名は「店長」、実態は新人にも叱られている始末
バイト仲間との合コンに顔を出してもギャクは不発、若い女の子に説教される!
「俺を誰だと思ってんだ!いいんですか?本気出して!」、決意を新たにするシズオ
だけど…そう簡単に傑作が生まれるわけなし、相変わらず部屋でゴロゴロ
鈴子に「お金貸してくんない?」と2万円借金!朝ゲームも止められず!
何かと理由を付けては…幼馴染の宮田に酒をたかる日々(沖縄料理屋)
数日後、バイト先に新人がやってきた…市野沢秀一、金髪の青年、初日からやる気なし
そんな市野沢を飲みに誘うシズオ、当然宮田の奢り、泥酔、家まで送る市野沢、大黒家に宿泊、付き合いの始まり
宮田は妻と離婚、一人息子(パン大好きの正男)と会えるのは月に一度だけ
キャバクラで働き始めた市野沢、もめごとの絶えない職場
シズオも自信作の自伝マンガを持ち込むが…ボツ!
「マンガは趣味で描け!本職につけ!鈴子に親として諦められているだぞ」と父・志郎」
そう言えばココ数年、鈴子に「お父さん」と呼ばれていないかも…
父と取っ組み合いの喧嘩、家出するシズオ、宮田には冷たく断られ、市野沢のアパートに転がり込む
「マンガは本気か、趣味か?」悩んだ末に…改めて「テビューしたい!」と思い直す
「俺には運がないだけ!」と考えたシズオ
占い師に運気のあるペンネームを付けてもらう…「中村パーソン」
この名前で描いたマンガが新人賞の佳作に引っ掛かる!
1コマだけ小さく掲載された雑誌を買い占めたシズオ、鈴子に「お父さん、今勢いがある!」と宣言
こんなシズオにデビューの日は訪れるのか?
そして“諦められたオヤジ”シズオが「お父さん」と呼ばれる日はやって来るのか?


面白かったが、隣の人間のように大爆笑はできなかったぞ…クスクス笑いであった!
面白かったよ!でも大爆笑ではなかったな…隣が笑い過ぎ!ちょっと引いた…
さすが堤真一!極端な役は得意!見事な本気なさ!一転方向違いが上手いな!
上手くいかないのは人のせい!開け運!俺はまだ本気だしてないだけ!の言い訳、タカレルもんはタカリ尽くす?
朝ゲームが止められない!なんて…無駄な!人生300歳ならOKってか!
あ〜あ!父親の気持ちが分かる(思わずコッチに感情移入してしまったりして!)
娘グレられないかわりに、突飛な道に踏み出してしまう…なんて娘よ、涙!
あれこれ小馬鹿にされつつ、最後は子供にまで!
ああ〜である!
しかし出演者は豪勢だな、みんな真面目にシズオに振り回されていくのに…笑う!
で、最後の隠し玉が“サッシー”指原莉乃!
ちなみに公開初日の第3回位(16:40)、159席の映画館で満員(新宿ピカデリー スクリーン8)
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陰陽師                                 は、別ページとなります
陰陽師U                              は、別ページとなります



 音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! 
[COMEDY ]
2018.10:日本映画(アスミック・エース)
監督:三木聡
出演:阿部サダヲ吉岡里帆
千葉雄大ふせえり松尾スズキ田中哲司
麻生久美子小峠英二片山友希中村優子池津祥子森下能幸岩松了
木村知貴/他
阿部サダヲのコメディ映画である!
吉岡里帆がWキャスト
凄く長いタイトルは、笑いを取っている
期待である!
一応保険掛けとこう…前売り購入1400円

【STORY】
驚異の歌声を持つ世界的なロックスター・シン、その存在がカリスマ、熱狂的なファン
知られてはいけない秘密
万人を魅了する歌声…声帯ドーピングという掟破りの方法で作られたもの
しかも長年にわたる声帯ドーピングにより、シンの喉は崩壊寸前
そんなシンと出会ってしまった…異様に声が小さ過ぎるストリートミュージシャン・ふうか
何事も自信がなく内気なふうか、彼女の歌を聞いたシン
「心が燃えない、心の不燃ごみ!」「何を歌っているのか全然わかんねぇんだよ!!」一刀両断
普通の会話もままならない2人、シンの言葉に自信を失ったふうか
吉祥寺、「13アイスクリーム」を営む強烈な…デビルおばさんとザッパおじさんの家に下宿するふうか
突然押しかけてくるシン
「やらない理由を探すな!」というシン、ふうかをオーディション会場へ連れ出す
ウンザリしながらも、シンの圧倒的なエネルギーに触れたふうか
偶然、声帯ドーピングの秘密を知ってしまう
さらにシンの過去を知り、次第に心を開く
シンに声帯ドーピングを施した所属事務所の社長…
シンの最後の歌声を利用しようとしている
レコード会社のシン担当の坂口も気弱ながら、別に裏である計画を企てている
坂口の陰謀、声帯ドーピングの秘密がマスコミに漏れる
謎の組織に追われるシン
そしてシンの声を守るため、シンと一緒に逃げることを決意するふうか…


あ、あっ、え〜えっ〜
ことごとく仕掛けが外しまくり、滑るコメディ、力入ってるけど…どう対処していいやら、全く笑えない
創っている当事者達は楽しいかもしれないが、観せられる客のことは考えているか?ズレまくっている
吉祥寺のおばさん達と住むコミュニティーは何だ?本気で作ってる?ふせえり&松尾スズキ空振り
いろいろと小ネタも振っているが…やはり笑えない
終盤、イイ話にもっていこうというとこもグダグダ、決して泣けないよ!
なんかアクビ出てきた!今何分経った?いつ終わるの?
韓国のくだり…もう何が何だか理解の範疇外、裸の男で笑える?とても寒い展開
そして、合成映像は最低、低予算映画か?
やたらとカメラがグルグルするけど何の効果もなく不快なだけだ…
しかし気になった点が1つ、田中哲司の頭は本物か?禿げヅラか?
公開2日目でキャパ236席の映画館で30人の入り
開始早々、既に終わってるな!
早期に打ちきりだろうな…観たい人は急げ、但し、安く観られる方法で!
公開2日目の第1回(10:50)、236席の映画館で30人程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN5)
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