《次のぺーじへ》
《 ホームぺーじへ戻る》
Digital
Photo Gallery 八ヶ岳の詩・御柱特集
ここは宮川川越し、どうでも こうでもお願いだ (上社木遣り歌)
御柱祭 [上社川越し] 2004年4月3・4日
↑バランスを崩し急角度で川に突入する前宮一の御柱
メドテコが折れ多くの若者が水面に叩きつけられた ↓ (3日午後)
最大の柱として大勢の曳き子に守られ堂々の川越をする本宮一の御柱 (3日午後)
総代の川越えに見せる演出 (左から)本一の筏乗り、前一の渡渉、前二の御輿担ぎ
照明が川面に映える頃、粛々と川越しに挑む本宮二の御柱 (3日 17:43)
夕暮れ迫る雪の中 護岸上で川越し時機を待つ本宮四の御柱 (4日 17:12)
雪夜の曳行 ずぶ濡れになって最終の御柱を御柱屋敷に引き寄せる氏子たち
(4日 18:20)
〈メモ〉 川越し場は茅野市宮川安国寺にある。中央自動車道の高架脇だ。流
れる川は南八ヶ岳を源流にする宮川。川幅は40m、護岸提の高さ4m強、平
均水位での水深約2m。御柱はここを斜めに渡る。だから実際の渡河距離は
50mを超す。八ヶ岳の雪解け水を諏訪湖に流す水路とはいえ、この時季の水
温は10℃を中心に日変わりするようだ。暖かい日が続いた4月1日の午後は
11℃あったが、山出し祭最終日の4日午後は雪降り。気温も下がったが水温
も午後1時で6℃だった(地元紙)。悪天候で木落し、川越しの進行遅れがあっ
て、この日川越し予定の5本の御柱の内2本はメドテコを外したまま川越しをし
た。進行遅れは毎度反省事項になっているようだが、全国の観光客から注目
を集める行事だけに、一般観覧席の整備問題と共に、伝統を守るスタンスで
の改善が期待される。
上社山出し祭3日間の人出は、警察などによると46万人。前回より2万人増
えた。しかし、最終日だけでは悪天候がたたり4万7千人の減という。
川を越せば、山出し祭の終着、御柱屋敷と呼ばれる広場まで100mだ。
◇[ホームページ]へ ◇To English Edition
Ver.1.2 Nov.18, 2004.
CopyRight A.Hattori 2004.