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Digital Photo Gallery  八ヶ岳の詩・御柱特集

諏 訪 大 社 ・ 御 柱 祭

 七年目毎に、諏訪の人たちは八ヶ岳からモミの木を切り出し
村人総出で崖を下し、川を越して諏訪大社に運ぶ
上社は前宮・本宮、下社は春宮・秋宮
諏訪大社の二社四宮、それぞれの境内四角に巨木を押っ立てる
1200年余、信濃国の叙事詩を秘めた祭りは、寅と申の年に行われる

御小屋の山の樅の木は里へ下りて神となる=@     (上社木遣り歌)
[上社山出し祭]      2004(甲申)年 4月   2日 


「前宮三之御柱」 午後になって天候回復、八ヶ岳を背にかっこよく写真になったのはこの柱だけ


雨中の曳行、命綱係りは道路際の畑地を走るの事が多くぬかるみに足を取られ難渋した
↑   (本宮一の曳行)      ↓ 


↑ 沿道の声援を受けて難所も無事通過       (本宮一の御柱、穴山地区で) ↓


御柱は大勢の人を乗せて10トンを超す重量。軋み音を上げて引きずられていく 潤滑剤はもっぱら水 (本宮三)


どちらかと言えば 大人たちの方が楽しんでいるが・・・ (2日午後)


午後になって青空が広がる 後続の御柱は春風にオンベを靡かせ田園地帯を町に下る
  (原村柳沢で  前宮四の曳行)


御柱の後には清掃班 ・ 支援隊がつづく    


「子の神」の注連縄下で神官から恒例のお祓いとお清めを受ける本一御柱の氏子  

〈メモ〉 諏訪大社上社の「山出し祭」は綱置き場(茅野市と原村境、標高約
1200m)から御柱屋敷(茅野市安国寺、同770m)まで、全長12.1`の道
中を氏子達が人力で8本の巨木を曳き出す祭りである。途中、民家の建ち並
ぶ狭い急カーブを抜けたり、高低差10数b、最大斜度25度の崖(木落し坂)
を下り、幅約50b、水深2bの川を渡る。
初日、スタート地点の綱置き場から
本宮一、前宮一、本宮二、前宮二、本宮三、〜の順で御柱はアスファルト舗装
された通称・御柱街道を下る。                              
 4月2日午前8時、先頭の本一が曳行開始。風雨が強く八ヶ岳はもちろん、数
100b先の視界がままならぬ状態だ。しかし、本一が途中の難所「穴山の大
曲」に差し掛かった午前11時には日差しが戻り、最後尾の前宮四が綱置き場
を後にした午後1時すぎには八ヶ岳も姿を見せた。本宮一はこの日約9`、標
高差で300m強を下り、午後6時に曳行を終了した。後続の御柱も順次午後6
時半までに、初日の曳行を終えた。                           
初日の人出は5万人、午後から各柱の曳き子も観客も増えたが、朝の風雨が
たたって前回1998年より2.000人減という。  

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Ver.3           Nov.18, 2004

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