《次のページへ》          《 ホームぺーじへ戻る》
Digital Photo Gallery  八ヶ岳の詩・御柱特集

"山の神様お帰りだ 皆様ご無事でおめでとう 千秋楽でおめでとう   (上社木遣り歌)     
御柱祭 [上社里曳き祭]   2004年 5月 2・ 3・ 4日

御柱屋敷で曳行開始を待つ御柱と氏子たち 山出し祭から1ヶ月周囲は初夏の雰囲気(2日)


本宮から神官・山作り衆が御柱を迎えに出る行列 お迎え舟(左)は賽銭箱でもある (2日)


新緑の里山を背に曳行     休憩時は路上に車座ができて一杯酌み交わす 
 綱先で樽酒の無料サービス                             (2日、本一)


御柱街道では伝統芸保存会の氏子連が日頃の練習の成果を披露 (2日)


前宮境内の難所      狭くて急な石段の参道で前宮一を曳き上げる
 気合いを込め 力を結集するため 木遣りは繰り返し鳴く (2日)


木遣りと鼓笛隊の演奏に合わせ 上社で最初、前宮一の御柱がゆっくり建ちあがる (3日)


新緑の社林を背に建ち上がる本宮一の御柱 上社の御柱はてっぺんに御幣を取り付る (4日)


先端を三角錐に (本宮二)  上社は動力不使用  神楽山を使って曳き建て(前宮三)



建て御柱で声張り上げる子供木遣り隊(前宮一)   御柱からの福袋に群がる大人(前宮四)

〈メモ〉昔「御柱祭」といえば「建て御柱」があり、各種催し物行列が賛同する
「里曳き祭」を指し、「山出し祭」は前段の行事に過ぎなかったらしい。大型連休
の最中に行われる上社の里曳き祭は毎回、ヤマザクラが彩る里山を背景に
親子連れで賑わう。今回は季節の移ろいが早まり、写真の背景は初夏の雰
囲気になった。 山出し祭から一月、御柱屋敷で休んでいた樅の木8本は、
諏訪市湖南地区・中州地区が担当する本宮二の御柱を除いて樹皮を剥かれ、
節くれを整え、すっかり磨き床柱のように化粧直しされていた。 伐採から1年
近くおかれる下社の御柱と違って、上社の用材は山出し祭直前に伐採される。
それで、上社の「建て御柱」は樹皮が付いたまま行うのが普通だったそうだ。
確たる理由は分からないが、上社本宮の地元である中州・湖南地区が唯一
伝統を守っているかたちだ。                                
前宮までの曳行路は約1`余り、本宮でも2`余り。  騎馬行列や催し物隊
が先導する形になるので、進んでは休み、進んでは休む。休むたびに曳き綱
のまわりに車座ができ、飲んだり食ったり、仲間意識が盛り上がる。                  
上社里曳き祭3日間の人出は、3日目が雨だったにもかかわらず41万3000
  人、前回より1万8000人増だった。                      

                                 《次のページへ》                                    


◇[04上社山出し祭]へ             ◇[04上社川越し]へ

 ◇[04上社木落]へ       ◇[04御柱祭 序章]へ

   ◇[04下社木落し]へ      ◇[04下社山出し祭]へ  

◇[04下社里曳き祭]へ     ◇[98' 御柱祭]へ

  ◇[ホームページ]へ      ◇To English Edition

◇[04小宮祭 @]へ                    ◇[04小宮祭 A]へ

◇[2010年 御柱祭]へ

◇[2016年 御柱祭]へ


Ver.1.1   Nov.18,2004.

CopyRight  A.Hattori   2004.