縄文人の心

新石器時代(縄文時代およそ1万6千年前から2千400年前の時代)について、
人々は限りある自然の恵みを共有し、謙虚に自然と共生していました。
人間は自然の一員として、宇宙のリズムの中で活かされていると信じていました。
助け合いの精神と中庸の心のおかげで、1万年以上も争いのない平和な時代を保ちました。
易の精神は、この時代に培われ現代まで引き継がれています。

易は大自然そのものです。「天が創造し、地は万物を生み育てる。水は命を生み、火は文明を支える。風が雲を集め、雷が起こり雨を降らす。雨は山に降り注ぎ川となり大地を潤す。太陽はエネルギーの源泉であり、月は安らぎを与える。」
 易経は、自然の摂理を人間社会に置き換えて説いたものです。

2024年01月27日