世の中は絶えず変化を繰り返し進んでいます。人生には予期せぬ天災や、自ら招いた人災など、心を迷わす問題が次々と起こります。易占は、自身や周囲の状況が陰陽の移り変わりの、どの時期にあるかという観点から占い、心の持ち方を導き出すものです。人生には六十四通りの基本的な場面があります。その一場面の中に六つの変化があり、全体で三百八十四通りのパターンに集約されます。それぞれ奥深い意味があり、得た卦の意味を感じ取っていくことが大切です。易占を通して心の状態を確かめ、未来に対して感じて臨めば道は開けます。

長野県にある戸隠神社奥社の赤い随神門に入ると別世界になります。杉の巨樹が数百メートルにわたり左右に参道を守っています。下界の喧騒から離れ静寂な境地になります。鳥のさえずりと虫の声が太古の昔から変わらずにあるように感じられます。空気が清浄で身体の中まで澄みきっています。この空間は幸福感と充足感に包まれています。もう悩みも苦しみも解け去りました。