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マウナケア山頂からマウナロア

シルバーソード

▲上 マウナケアのすばる天文台の前からマウナロアを望む
▼左 オニヅカセンター横に自生するシルバーソード
▼下 すばる天文台の制御棟
観測時にはドーム内は無人となり、観測はここから行う

すばる天文台制御棟

▼下 8.2mの望遠鏡本体の、おそらく一番下
スバル天文台内部

▼下 工場のようなドーム下部構造の中
スバル天文台前で記念撮影

▲左 すばる天文台の前で記念撮影


▼下 ランチはイミロアのカフェで

"BIG TI"に参加

イミロアでランチ

今年も7月に予定していたハワイ島旅行だったが、都合により延期になったおかげで、すばる天文台の見学のツアーがあると気付く時間があった。
まだ早いだろうと思いながらメールで問い合わせしてみると、すでに残席が2席!そういわれてあわてて予約を入れた。それがツアー参加の2か月も前の話。日本人は出足が早い。

ハワイ島旅行記2008
その6

[9月24日 すばるル天文台]

マウナケア山頂にあるすばる天文台の見学ツアーの参加者は9名。女性グループ2組、夫婦2組、女性の一人旅が1名。男性は夫ともうひと組のご主人だけ。やはり女性は元気!

日本語のツアーなので、日本人のガイドさんかと思ったら、日本語は最小限と思われる若い男性の現地スタッフが運転手。日本人向けのツアーなので、ガイドのパフォーマンス満載かという予想に反して、途中ではあまり観光ガイドしてくれない様子。15人ほど乗ることができる4WD、マイクを使っているわけではないので前の方でなにか言っていてもあまり聞こえない。

マウナケア山頂ツアーは、高度に体を慣らすためにしばらくオニヅカセンターで休憩する。ここの場所は3000m以下で、まだ「涼しい」という程度の標高となる。
レンジャーの人と私たちを連れてきた若いツアーガイド氏が世間話をしている。ツアーでほぼ毎日通っているのですっかり顔なじみの様子。人懐っこい感じのガイド氏は日本語がうまくなりたいとレンジャーさんに相談している。私もたまたま近くにいてそんな世間話に参加していた。
レンジャーさんに「七面鳥」の「面」は日本語でどんな意味なのか?と質問されたので"face"かな?とあいまいに答えてしまった。難しいことを聞かないで!!マウナケアに来る道の途中に野生の七面鳥が出没しているのでそんな話題になったようだ。

オニヅカセンターを出て車は未舗装道をゆっくり山頂に向かって走り出す。いくつかの天文台が両側に見えてくる。やがて到着したすばるの前で車のドアを開けると、冷たい強風が吹き荒れている。オニヅカセンターとは空気がまったく違い、とても薄いことが実感できる。防寒着が配られ、みんな急いで手に取り、あわてて着こむ。

すばるの職員の女性が中のガイド役。すばる天文台の話は事前に本を読んでいったので、特に目新しい説明はなかったが、実物を目の前にすると迫力が違う。わかりやすい大きな望遠鏡が目の前にあるというようなものではなく、工場のようにいろいろなものが置いてあり、夜の観測に向けて準備するヘルメットと作業服の人たちがいる。
望遠鏡のある天文台の中には夜の観測時には誰も入れないそうだ。人間のちょっとした体温でも空気が揺らぎ観測に悪影響があるらしい。中は防寒着が必要なほど寒い状態になっている。

マウナケア山頂は2度目。その1度目は、このツアーのために本を読んで知ったのだが、すばるの起工式の1週間後くらいだった。その時、日本の天文台ができると確かに聞いた覚えがある。

すばる天文台を後にして、ヒロのイミロアへ。昨年も行ったので勝手は知っていたが、日本語のガイドが付いてくれたので、昨年より詳しい説明を聞くことができた。昨年は気付かなかったが、日本人向けにはヘッドフォンの貸し出しがあり、部分的に日本語のガイドが入るようなシステムになっている。便利だと思いつつも英語の説明もそれなりに分かりやすく、ほとんど使うことはなかった。
すっかり宇宙やハワイの起源に詳しくなった気分。ボランティアでお手伝いをしてくれた小学校高学年くらいの男の子はすばる天文台の所長さんの息子さんとのこと。将来の天文学者かな!
ツアーのお土産は宇宙食のアイスクリーム!

あとはお約束のBICに立ち寄ってから戻りとなった。またサドルロードを戻り、続けてサンセットのツアーにも参加する人を分岐点の途中で降す。

朝8時前にピックアップで帰ってきたら夕方の6時すぎ。サドルロードが思ったより揺れて、車に酔いそうになり、山頂でも15年以上前の最初の時より苦しいと感じた。なにより自分の年齢を感じたツアーとなった。

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