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今年の3月にキラウエア火山のハレマウマウ火口から噴火したのは私にも大きなニュースだった。
昨年夏のハワイ島で何年かぶりにハレマウマウ火口を見てきたが、その展望台の真下が噴火口らしい。

ハワイ島旅行記2008
その4

[9月22日 火山活動中]

月曜日になったので、私たちも少し活動的になり、ボルケーノまで出かけることにした。
ヒロまで運転は私♪最初は少し緊張したが、すぐに慣れて、夫に言わせると運転は「普通」という評価。駐車場もクリア。
ハマクアコーストは数年前の地震の影響で、まだ工事中。う回路を作って工事中のところもあった。

ヒロのプリンスクヒオプラザ横のガソリンスタンドがいつもガソリンを入れる場所。ガソリンは幾分ALOHAが安いのだが、このあたりのSCに立ち寄ることも多く、広いので入りやすく止めやすい。ここは昨年まではカード使用の場合のzipコードの入力はなかったはずだが、今年は入力を要求され、もたもたしていたら、「レジに来て!」とスピーカーから呼ばれてしまった。

ランチはヒロベイカフェ。おいしいと評判のレストランは飾らない外観でも地元客で混雑している。客が切れることもなく大人気のようだ。

昼食後、ボルケーノに向かう。公園のゲートで日本語の案内も配られているが、書いてあるのは一般的な案内で、火山活動が活発な現在の状況については触れられていない。ハレマウマウの噴火で道路は通行止めになっているはずなので、ビジターセンターで確認する。やはりジャガーミュージアムから南回りでチェーンオブクレーターロードまでは通行止めとなっていた。溶岩が海に落ちるところを見られるのは国立公園内からではなく、プナの先のカラパナ側となるが、表示では19日から溶岩がストップしたと書かれていた。

ジャガーミュージアムには観光客が次々と訪れている。駐車場からでもの噴煙がはっきりわかり、先に進んでいくと、ハレマウマウクレーターの全貌が見え、その断崖の一角にあいた穴から断続的に煙が噴き出している。噴火前を知っているだけにあそこから煙が出ているという事実は地球の底力を見たように感じる。

ミュージアムのところでは、ちょうどレンジャーの説明が始まるところだった。最初、「説明が始まりますよ!」とミュージアムの中の観光客に声をかけていくが、他の観光客の反応がいま一つ。私は呼び込み?につられて外に出たが、聞き間違えかと思ったくらいだった。
「今日の観光客は忙しいねぇ!!」などとおどけているうちにみんな集まりだして説明が始まる。
ハレマウマウの噴火は3月の夜中に始まったので、火山の研究者の人たちも誰も噴火は見ていなかったらしい。地震は観測していたが、翌朝見えるように明るくなってから、ようやく噴火したことに気がついたということだ。5分くらいと言って始まった説明だったが、身振り手振り、予定の5分ではまだまだ序の口のようだ。

公園入口のビジターセンターに戻った時にもちょうどレンジャーが説明を始めていた。そこで「止まっていたカラパナの溶岩がまた復活した」という情報を聞き、それならば!と今度はカラパナの方に向かうことにする。

カラパナの道路が溶岩で通行止めになったところから簡易舗装の1車線道路がついて少し先まで進めるようになっている。午後2時から10時まで開放中。夕方から夜が賑わう時間のようだ。簡易舗装の道路は少し進むと、溶岩が路上を覆っていない普通のアスファルトの道路になり、またその先では溶岩の上、また普通の道路・・と、普通の生活していた土地の上に溶岩が流れてきたのがよくわかる。

駐車場からトレッキングルートが表示され、800mほど溶岩の上を歩くと行き止まり。そこから日中ならば先の方に噴煙が見えるだけだが、日が落ちてからは噴煙が赤く染まるのが見える。その光景を見るために、日没を目指して人が集まってくる。日本のツアーも何組も集まっていた。

周りが暗くなってくると噴煙の中が時折赤く光る。噴煙は常にというわけではなく、大きな塊になったり、止まって見えなくなったり。少し前まで止まっていたようなので、ものすごい量の溶岩が流れているというわけではないようだ。三脚を立てて写真を写すが、シャッタスピードはかなり遅く、写真にするとぼんやりした感じになってしまった。
実際は、花火のように、一瞬光ってその光が拡散し、そしてすぐに消える。噴煙の中ではそんな繰り返しとなる。時折大きく強く光ることがある。

日没後までカラパナで溶岩の光を眺めていたので、ワイコロアまで帰り着いたのは夜の10時少し前!夜道の運転は心配な人が多いようだが、北海道の田舎道を走っているよりは走りやすい・・と思う。

ハレマウマウ火口

▲上 ジャガーミュージアムから見るハレマウマウ火口
あのほぼ真上の縁が展望台

▼下 ランチは地元に人気のヒロベイカフェ

ヒロベイカフェの魚料理フィッシュアンドチップス

キラウエアロッジから▲上 キラウエアロッジから見るクレーターとハレマウマウの噴煙
▲左 溶岩が海に流れるところが見えるのは、カラパナの道路の終点から約800mのトレッキング
カラパナで日没を待つ

ピンクに見える溶岩に歓声があがる
▲上 日没後には赤く光るのが見えてくる
観光客もその時間に合わせて集合
赤く光ると観光客から歓声が上がる
▼下 写真は明るめに写っているが、あたりが暗くなってからの撮影
流れる溶岩が敷衍に映り、赤く染まる

あたりが暗くなると赤く染まる

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