■八風畑
沖縄県南城市知念字知念1319
電話：098-948-3525
http://www.manten-r.co.jp/

下：八風畑のパニーノと黒糖ぜんざい

ざわめきの中の那覇空港

また来る日まで！

三日目もホテルのバイキングの朝食。前日と少しチョイスを変えてお皿に並べる。

ホテルをチェックアウトしてDFSの隣の那覇メインプレイスに向かう。最近、沖縄で買い物をするところは、国際通りの公設市場でも、アウトレットモールでもなく、地場スーパー「サンエー」を核テナントとする大きなショッピングモール。今年もお土産品少々と、夕食用のおそうざいまで購入。

おいしい沖縄2008その5

サンエーはサンピン茶やミート缶など、普通に使われている沖縄商品も豊富だが、沖縄県産品が充実している。昨年買って気に入った「沖縄野菜園」をまた購入し、黒糖やちんすこうなどのお土産もここで追加。私の愛用している「ちゅらら」のふき取り化粧水も、ほんの少しだが安く売っている。

持ち帰りたいと思った紅芋は「病害虫寄生植物」として、本土に持ち込み禁止と書かれている。沖縄は同じ日本とはいえ、遠い場所だった。

帰りの飛行機は午後の遅めの時間だったので、3日目のランチは少し足を伸ばして南部の知念の「八風畑」へ。小高い丘の上のサトウキビ畑の中にある。ここは全国で発売されている沖縄の雑誌「沖縄市場」に載っていたのを見かけた。

知念の近くに到着すると看板があり、未舗装の路地を曲がる。建物など見えないが、サトウキビ畑の中に1台、駐車中の車があったので少し安心して車を降り、案内に沿って進むとようやく建物が見えた。カフェというには疑問符がつくが、その建物の中にはサトウキビを煮詰める釜。その先に直売所風の母屋が続く。

カフェの席はその庭に点在するいくつかのコンテナとオープンテラスの席。コンテナは母屋から少し上方に位置するが、そのあたりまで進んでみると、景色が開け、目の前には海が広がる！あとから来た人もみんなこの景色に目を奪われ歓声をあげていた。
並んでいるコンテナの中の席に座ると、窓が額縁のように海を切り取っている。

幸いなことに私たちの行った時間は少しだけ早かったようで、好きな座席を選ぶことが出来た。
ランチのメニューからピザとパニーノ、それにセットメニューで飲み物とデザートを選ぶ。ピザもパニーノも期待通りに地元産の野菜がたっぷり！
ドリンクメニューに選んだ月桃茶はホットで、月桃の独特の風味がたっぷり。ちょうど窓の外には月桃の花も咲いている。デザートには自家製の黒糖をたっぷり使った黒糖ぜんざいを選ぶ。沖縄風のぜんざいは見た目がかき氷風。黒糖の蜜がかかった氷の下には黒糖で煮たお豆のやさしい味。母屋のレジの横にはおいしそうオーラを放った自家製の焼き菓子や黒糖が並ぶ。小さめのサイズがうれしい。いくつか袋を選んでみる。

ゆっくりの昼食を楽しんだあとは、レンタカー返却地に向かう。ハワイでも沖縄でも、無事にレンタカーを返却するとほっとする。

日曜日午後の那覇空港はざわめいていた。修学旅行の生徒も帰路につくようだ。時間まで待合室の椅子に座る。窓の外を見ている夫。
今年で結婚２０年。二人で旅行するのはもう何回になるのだろう。
これからもずっと二人とも健康で、楽しく旅行できるとうれしい・・と、しみじみ思える年になった。