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首里城を離れ、ゆいレールの駅に向かう。
歩道もない細い道路を進む。何軒もの民家の庭や家の前にはシーサーが置かれている。県立の芸術大学の門柱の上にも斬新なシーサーが置いてあった。
ちょっとした塀に埋め込まれた小さな「石敢當」
突き当りを示すこの表示は、新築の住宅であってもごく普通に見受けられる。珍しそうに写真を撮っていたら、そんな様子を見ていた地元のご婦人に微笑まれた。夫は塀にかけられた「大工」の営業看板に惹かれたようだ。
首里城もいいが、こういう普通の風景が好きだ。

おいしい沖縄2008その2

        [沖縄味を満喫]

ゆいレールに乗って国際通りへ。恒例の地ビールを飲んでいる時間はないが、予約時間には少し早かったので、市場通りを少し回ってみる。
目に留まったのが塩の専門店「塩屋」。沖縄の塩は50種類以上。そのほか日本各地や世界の塩も置いてある。北海道からは稚内の「宗谷の塩」
いろいろな特製ブレンド塩もあって、一番人気と表示されていた「ご飯の塩」と「チャンプルーの塩」を購入する。ご飯の塩はハイビスカスと胡麻、しそがブレンドされていて、塩というより、ふりかけ。鮮やかなピンクは振り掛けると紫に変わる。

そういえば「塩」が目立つ沖縄だ。
伝統菓子「ちんすこう」の流行味も塩。「塩ちんすこう」なるものが何種類も売られている。試食してみると後味がすっきりで従来のものより確かに食べやすい。

夕食は沖縄料理中心の居酒屋「安里屋」
国際通り近くにあるのだが、古い民家を改造したということで中は落ち着いた雰囲気。カウンターと奥に泡盛の甕が並んでいる。
先客はシニアの観光客のグループ。中心となっている60代の男性が、いろいろな沖縄料理の薀蓄を披露していた。

メニューはオーソドックスな沖縄料理が多く、島ラッキョウやテビチ、スクドーフ、ジーマーミー豆腐、刺身にチャンプルー等々、沖縄料理といって思いつくものを次々と注文する。
歩き疲れてすっかりのどが渇いたので最初はビール!の気分だが、次からは何種類もある泡盛から注文する。出てくるお皿は見た目には華やかさはないが、久しぶりの沖縄味にすっかり満足の二人だった。
沖縄といえば有名なチャンプルーでも、お店によって素材や作り方が異なる。ここのお店は家庭料理風で、自宅で作るときの参考にと、フーチャンプルーに入っていた、もやしとニンジン、キャベツ、にらとしっかり材料をチェックした。

帰り道には近くの地元スーパーに立ち寄り、特売だったチューリップのチャンプルーポークと宮古島の鰹節を購入。袋にシールを張っただけというローカル色あふれる鰹節の大きな袋に魅力を感じる。

大学の門の上のシーサー

上:個性的な大学のシーサー
下左:街角の看板
下右:チャンプルーの塩とごはんの塩

町中の看板塩屋特製のブレンド塩

安里家
那覇市安里1-3-13
TEL:098-867-2078

下:安里家の琉球料理安里の料理安里の料理

上:お刺身も南国のお魚

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