08月06日(成田→チェンナイ) |
08月07日(チェンナイ) |
08月08日(サルヴァンベルゴラ) |
08月09日(マイソール) |
08月10日(バンガロール→ゴア) |
08月11日(このページ:ゴア) |
08月12日(ムンバイ) |
08月13日(ムンバイ・エレファンタ島) |
08月14日(帰還) |
●朝にネットにつなごうとしたが、やはりつながらずイライラする。ストレス解消のためプールに行く。運動不足を実感。スイミングクラブにでも入ろうか。
●バスでオールドゴア(旧市街)に向かう。17世紀中頃にコレラやペストが流行したため、人々は旧市街から10km西のパナジという街に移り住んだ。これが現在の中心街になっている。16世紀初頭から1961年までポルトガルの支配下にあったため町並みはヨーロッパ風で、キリスト教徒も多い。カトリック教徒の割合は70%を超えているという。当然キリスト教の教会が多い。これはインドでは非常に珍しい。この日のガイドもカトリック教徒だという(女性だが、サリーを着用していなかった)。バンガロールのガイドよりも英語が聞き取りやすかった。
●まずボン・ジェズ教会(世界遺産)に行く。ここにフランシスコ・ザビエルのミイラがある。ザビエルは日本からインドに戻り再び中国を目指す途上に客死した。しかし遺体は腐敗しなかったという。店主はこれまで永年にわたり「ザビエルのミイラを見たい」と念願していた。これを見るのが今回の旅の主たる目的であった。
ボン・ジェズ教会。クーラーの効いたバスから蒸し暑い所に降りたので、
デジカメのレンズが曇ってしまった(^^;。
●中に入り、ついに念願のザビエルのミイラに対面。この体験は言語化することが難しい。写真に語ってもらうことにする。
ミイラが収められた棺。高い所に置いてあるので撮影位置から少し遠くなる。
さらに拡大。小窓の向こうにミイラの頭と胴体がかすかに見える。
ミイラの反対側(メインの祭壇の左側)には、このような別の祭壇がある。
●ボン・ジェズ教会から道路を挟んで向かい側にあるポルトガル聖堂、セ大聖堂(これも世界遺産)も見学。ここの内部には本来全面にフレスコ画が描かれていたのだが、ポルトガル人がその上から白く塗り直してしまったという。理由は不明。修復しようにも、膨大な金と手間がかかるためそのままになっているという。
わずかに残っているフレスコ画。その他の場所は白く塗りつぶされている。
大聖堂の周囲はこのような庭園になっている。
やはり木が風で曲がっている。
●バスで西方に移動。パナジを通り越してドナ・パウラ岬に到達、そこでのんびりする。展望台に登って海の景色を見渡す。帰りがけに露天で売っていた焼きトウモロコシを少し食す。インドのトウモロコシはパサパサしていて固い。お世辞にも旨いものではなかった。
●眺望を楽しんだ後、そのへんのレストランに行って食事。カレーなどを注文。びんでぃと比較しながら食す。インドのレストランにはそんなに行っているわけではないが、びんでぃの料理は本場と比べても遜色なく、本当においしいことが判明した。また、南だけしか見ていないが、インドのナンはあまり旨いのにめぐり逢えなかった。びんでぃのナンの偉大さを再認識した。いや、お世辞抜きで。
●パナジに戻り、川の近くの市場で買い物しまくり。混んでいて汚い。しかし規模が大きい。野菜・果物はありあまるほどあり、何でも揃う。海が近いので魚もある。キリスト教徒が多いので牛肉も売っている(インドではとても珍しい)。市場では生ゴミをポイポイ捨てるので、ゴミが腐って異様な臭気を発している。鮮魚や肉のエリアではさらに臭かった。ただ、「これはモノが腐ったニオイではない」と思いこめば耐えられないことはないレベルだった。店主にくっついていっていろいろ見学する。
奥が食料品の市場。後から思えば市場の中をもっと撮れば良かった。
肉屋。珍しく牛肉を売っている。冷蔵庫は、当然のようにない(^^;。
●次にサンセット・クルーズ。川から遊覧船を出し、海の近くまで行き、また帰ってくるという、だいたい1時間くらいのルートだ。3階建ての船だが、2階席ではコンサートをやっていた。音楽が好きな人は、クルーズと音楽が両方楽しめるというおトクな娯楽である。最初は3階席にいたのだが、後で2階に降りてみると若者がみんなステージに上がってディスコ状態になっていた。インド人はああいうお祭り騒ぎが好きなのかも知れぬ。
船の3階。これも諸般の事情により拡大写真なし。
ステージに描いてある絵があまりにヘンだったので撮ってみた。
なんだよ、この絵(笑)。
●川と海はつながっているが、湾のようになっている所から外は波が荒いので、「あそこから先に行くと海だな」とわかる。船は海まで出ず、そこからUターンして戻っていく。ほどなくして雨が降り出したため、3階にいた人は大挙して2階に降りてきた。そこで2階はさらに混雑することになった。
遊覧船の前を横切った渡し船。暗くてよく見えないが、
限界まで人を乗せており、芋を洗うような混雑である。
クルーズが終わって船を降りたところ。
うーむ、「パラダイス」と言われても(^^;。
●翌日が早いので、夕食後早めに支度。相変わらずネットはつながってもすぐ切れる。うーむ。
おまけ画像。ホテルで見かけた巨大なカタツムリ。
手のひらくらいの大きさはあったろう。でかっ!