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KANAYAMA’S JAPANESE HISTORY HANDBOOK.
カナヤマ 日本歴史 辞典
日本語版
見出し語 『 た 』
No.0270。
メ ニュー (目次) #jpmenu
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□ 日本史 辞典 (総合)。
□ た ● 事柄順。
〇 たい 太陽暦。
(たいようれき )。 《暦》。
(= 陽暦)。
THE SOLAR CALENDAR.
● 日本の現行暦。
● 日本の新暦 (しんれき)。
● 日本の現行暦(新暦)は、
太陽暦のグレゴリオ暦であり、
1873年(明治6年)から現在ま
で、使用されている。
● 太陽暦には、 現行西暦の、
グレゴリオ暦 と 、 前西暦の、
ユリウス暦 などがある。
● 現行西暦は、太陽暦のグレ
ゴリオ暦である。
● 日本の現行暦や世界の現行
中心暦は、太陽暦の、グレゴリオ
暦である。
● 太陽暦は、 1太陽年 (365.
2422日)を基準とする暦である。
● 日本では、太陽暦のグレゴリ
オ暦を、1873年(明治6年)から
現在まで使用している。
■ 太陽暦は、 太陽の動きで計算された
暦であり、 太陽暦には、グレゴリオ暦
(英:THE GREGORIAN CALEN-
DAR) と ユリウス暦 (英:THE
JULIAN CALENDAR) などがある。
■ 太陽暦には、 現行西暦の、グレゴリ
オ暦(新太陽暦) と 、 前西暦の、ユリウ
ス暦(旧太陽暦) などがある。
● 太陽暦には、 グレゴリオ暦やユリウス
暦 などがある。
■ 現行西暦は、 太陽暦のグレゴリオ暦で
ある。
■ 太陽暦 (英:THE SOLAR CAL-
ENDAR) は、1太陽年(365.2422日)
を基準とする暦 である。
● 太陽暦には、 現行西暦の、グレゴリオ
暦 (1年を365.2425日とする) や 旧
西暦の、ユリウス暦 (1年を365.25日と
する) などがある。
■ 世界の現行中心暦や日本の現行暦は、
太陽暦の、グレゴリオ暦である。
● 1582年に制定した太陽暦のグレゴリ
オ暦(= グレゴリウス暦) が、 世界の現行
中心暦 (今日広く全世界で使用されてい
る暦) や 日本の現行暦 である。
● 太陽暦のグレゴリオ暦は、日本では、明
治6年(1873年)1月1日から採用 された。
(⇒ 太陽暦 天文学辞典)。
〇 たい 太陽暦の採用
(たいようれきのさいよう)。 《暦》。
○ 明治6年(1873年)1月1日
から採用する。
○ 近代国家建設のため、旧暦
(太陰太陽暦)にまとわる因習打
破のため、月給制の公務員給料
削減のため、 新暦(太陽暦)を
採用。
○ 明治新政府は、太陰太陽暦
(旧暦)の明治5年(1872年)12
月3日を、太陽暦(新暦)の明治6
年(1873年)1月1日とする。
■ 明治新政府(日本近代政府)は、 近代
国家建設のため、 旧暦 (太陰太陽暦)にま
とわる因習(古い習慣・しきたり)打破のため、
月給制の公務員給料 削減のため、 新暦
(太陽暦)を採用する。
■ 明治時代前期に、樹立間もない明治新
政府にとって、財政難は深刻であり、国家公
務員の給料は月給制であり、明治新政府は、
太陰太陽暦(旧暦)では、2・3年に1度、13
か月になり、1カ月分(閏月分)を公務員に
余分に払わなければならない。 そこで、明
治新政府は、明治5年(1872年)に、国家
支出削減のため、月給制の公務員給料が
1年12か月ですむ太陽暦(新暦)を採用す
ることを決断した。
● 五十音順 (アイウエオ順)。
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■ 『 現在は、過去の成果であり、
未来は、現在の成果である。 』
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◆ 日本史辞典
● 見出し語は、グリーンでマークされています。
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■ 太陽暦 (新暦)
(たいようれき )。
■ 太陽暦 (新暦)。
■ 名称 : 太陽暦 (たいようれき)。
● 英名 : THE SOLAR CALENDAR。
太陽暦)に代わって、 現在大勢を占める太
陽暦。
■ 太陽暦のグレゴリオ暦(グレゴリウス暦)が、
現行の西暦。
● TKKI カナヤマ 著 日本史辞典。
■ 太陽暦は、 太陽の動きで計算された暦であり、 太陽
暦には、グレゴリオ暦 (英:THE GREGORIAN
CALENDAR) と ユリウス暦 (英:THE JULIAN
CALENDAR) などがある。
■ 日本の、太陽暦の採用。
暦(旧暦)の明治 5年(1872年)12月3日を、
太陽暦(新暦)の明治 6年(1873年)1月1日
とする。
● TKKI カナヤマ著 日本史 辞典。
◆ 時間の暦。
■ 現在、私達人類が使っている「時間」 の暦 は、
暦と季節を一致させるため、 実際に地球が太
陽の周りを1周する、1太陽年=365.2422日
を基準につくられている。
● 現行西暦の太陽暦のグレゴリオ暦は、 平年
(普通の年)の1年を365日とし、約4年に1回、
366日とする閏年(うるうどし)を置き、 1年を
365.2425日にする太陽暦 である。
グレゴリオ暦では、 実際の1太陽年365.
2422日に比べ、 400年で0.12日(約3時
間)のずれ ですむ。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 日本の明治新政府(近代日本政府)は、18
73年(明治6年)1月1日に、 太陽暦 (現
行西暦の太陽暦のグレゴリオ暦) を、採用
した。
■ 現行西暦の太陽暦のグレゴリオ暦は、 平年
の1年を365日とし、 約4年に1回、366日と
する閏(うるう)年を置き、1年を365.2425日
にする太陽暦 である。
■ 太陽暦のグレゴリオ暦 (新暦、現行西暦)で
は、平年は、実際の1太陽年 365.2422日
に比べて、 「年約4分の1日」短くなる。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
■ 太陽暦 (たいようれき)は、 暦の1つで、太
陰暦 (たいいんれき、純粋太陰暦や太陰太
陽暦)に代わって、 現在大勢を占める暦 で
ある。
英名は、THE SOLAR CALENDAR で
ある。
■ 太陽暦のグレゴリオ暦(グレゴリウス暦)が、
現行の西暦 である。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
■ 太陽暦 (たいようれき)には、 グレゴリオ
暦(ぐれごりおれき, 紀元後1582年制定)、
ユリウス暦 (ゆりうすれき,紀元前46年制
定) などがある。
■ 太陽暦のグレゴリオ暦 (新暦、現行西暦)で
は、 約4年に一度、余分な一日の「閏日」が
入れられる。
(例) 約4年に一度、2月が1日増えて、2月
が29日になり、年366日になる。
■ 新暦とは、一般的に、現行西暦の太陽暦の
グレゴリオ暦を意味する。
■ 旧暦とは、一般的に、太陽暦のユリウス暦、
太陰暦の純粋太陰暦や太陰太陽暦 などを
意味する。
但し、アジア・アフリカの一部では、純粋
太陰暦のイスラム暦が現在でも、使われて
いる。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
◆ 現行西暦(=太陽暦のグレゴリオ暦)。
■ うるう年。
■ 現行の西暦 (現在使用の世界標準の西暦)
暦、グレゴリー暦) で あり、 太陽の公転を基
に、1年を365.2425日としている。
グレゴリオ暦では、 実際の太陽年1年
(約365.2422日)とのずれを調整するため、
約4年に1回、 うるう年(閏年)を設け
(夏季オリンピックが開かれる西暦年がうる
う年となること多し)、 約4年に1回だけ、通
常年(1年は365日、2月は28日)を変更し
て、 2月を1日増やし2月29日を設け、1年
を366日としている。
● TKKI カナヤマ著 電子書籍。
■ 現行の西暦 (現在使用の世界標準の西暦)
では、
@ 西暦年が4で割り切れる年(= 割り算で割
り切れて余りが出ない年)をうるう年とする。
A @の該当年でも、西暦年が100で割り切
れる年は、うるう年としない。
B Aの該当年でも、西暦年が400で割り切
れる年は、うるう年とする。
● TKKI カナヤマ著 電子書籍。
■ 現行の西暦のうるう年の実例。
● 《実例 A》 通常年の、2015年や2017年。
西暦2015年、2017年は、うるう年で
はない通常年である。
2015年、2017年は、 4で割り切れ
ない(= 割り算で割り切れず余りが出る)西
暦年なので、 うるう年ではない通常年であ
る。
● TKKI カナヤマ著 電子書籍。
● 《実例 B》 うるう年の、2012年、2 016年。
西暦2012年、2016年は、うるう年で
ある。
2012年、2016年は、 4で割り切れ
(= 割り算で割り切れて余りが出ないで)、
100で割り切れない西暦年なので、うるう年
である。
● 《実例 C》 通常年の、1900年や2100年。
西暦1900年、2100年は、うるう年で
はない。
1900年、2100年は、 4で割り切れ、
100で割り切れ、400で割り切れない西暦
年なので、うるう年ではない。
● 《実例 D》 うるう年の、2000年。
西暦2000年は、うるう年である。
2000年は、 4で割り切れ、100で割
り切れ、400で割り切れる西暦年なので、う
るう年である。
● TKKI カナヤマ著 電子書籍。
■ グレゴリオ暦の1年 と 実際の1太
陽年。
■ 現行西暦のグレゴリオ暦では、 1年を365.
2425日 とする。
■ 現在の科学データからの、実際の1太陽年は、
365.2422日(太陽日)である。
実際に、地球が、太陽の周りを1周するの
に、365.2422日かかる。
■ 1年を365.2425日としている現行西暦の
グレゴリオ暦では、 1年が365.2422日の
実際の太陽年に比べて、400年で、0.12日 、
つまり、約3時間のずれですむようにしている。
現行西暦のグレゴリオ暦では、400年の
長さは、146097日である。 一方、実際の太
陽年では、400年の長さは、146096.88日
である。
● TKKI カナヤマ 著 電子書籍。
◆ 太陽暦。
■ 太陽暦 とは、 月とは無関係に太陽の運行によ
る季節の変化で定めた暦 である。
■ 太陽暦は、地球が太陽の周りをまわる周期(太陽
年)のみを基にして作られた暦法 である。
■ 太陽暦では、 地球が太陽の周りを1回転(=公
転)した時間が1年となる。
■ 公転周期は、正確には、平均回帰年 約 365.
2422日 (1太陽年)である。
● TKKI カナヤマ 著 電子書籍。
■ 太陽暦 (たいようれき)には、 グレゴリオ暦(ぐ
れごりおれき,1582年制定)、 ユリウス暦 (ゆ
りうすれき,紀元前46年制定) などがある。
■ 現行の西暦は、 太陽暦のグレゴリオ暦 (158
2年〜現在、グレゴリウス暦、グレゴリー暦、英名
:THE GREGORIAN CALENDAR) である。
■ 太陽暦のグレゴリオ暦 (新暦、現行西暦) では、
普段の平年は、 実際の1太陽年365.2422日
に比べて、 年「約4分の1日」 短くなる。
● TKKI カナヤマ 著 電子書籍。
■ 太陰太陽暦 (旧暦、太陰暦) では、 普段の平
年は、 実際の1太陽年(365.2422日)に比
べて、 年「約11日」短くなる。
● TKKI カナヤマ 著 電子書籍。
■ 太陽暦のグレゴリオ暦 (新暦、、現行西暦)に
おいては、約4年に一度、 余分な一日の「閏
日」 (うるうび)」 が入れられる。
● 太陽暦のグレゴリオ暦 (新暦、現行西暦)で
は、約4年に一度、2月が1日増えて、2月が
29日になる。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
■ 太陽暦のグロゴリオ暦 (現行西暦) は、平年
の1年を365日とし、約4年に1回366日の閏
(うるう)年を置き、1年を365.2425日にする
太陽暦 である。
■ 明治新政府 (近代日本政府) は、 現行の西
洋暦 (太陽暦の1つのグレゴリオ暦(グレゴリウ
ス暦)) を採用した。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
■ 日本は、1873年(明治6年)1月1日から、太陽
暦 (新暦、太陽暦のグレゴリオ暦、現行の西洋暦)
を採用した。 それより前は、旧暦である太陰太陽
暦 (旧暦、太陰暦) を使用していた。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
■ 明治新政府 (近代日本政府) が、 1872年
(明治5年)に、太陽暦(新暦、太陽暦のグレゴリ
オ暦、現行西暦)を採用し、 明治5年(1872年)
12月2日の翌日(1872年12月3日) を、 太
陽暦の、明治6年(1873年)1月1日とした。
● 明治新政府 (近代日本政府) は、1872年
(明治5年)に、 従来の太陰太陽暦 (旧暦、太
陰暦、太陰太陽暦の天保暦) をやめて、 太陽
暦 (新暦、太陽暦のグレゴリオ暦、現行西暦) を
採用した。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
◆ 当辞典の年代の日付(年月日)。
■ 当辞典に記載されている年代の日付(年月日)
は、 一般の歴史の書籍・本で記載されている
ように、 1872年(明治5年)以前は太陰太
陽暦 (旧暦、太陰暦)を用い、1873年(明治6
暦、現行西暦)を用いている。 また、当辞典
では、西暦を先に、その後ろの( )内に、和暦
を記載している。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
の 先頭ページへ 。
□ 日本史 辞典 の先頭ページへ 。
■ 太陽暦の採用
(たいようれきのさいよう)。
■ 太陽暦の採用。
■ 名称 : 太陽暦の採用 (たいようれきのさいよう)。
■ 時期 : 1872年(明治5年)〜1873年(明治6年)。
■ 近代国家建設のため、 旧暦(太陰太陽暦)にまとわ
る因習打破のため、月給制の公務員給料削減のため、
新暦(太陽暦)を採用。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典 72334。
■ 明治新政府(日本近代政府)は、 近代国家建設のた
め、 旧暦(太陰太陽暦)にまとわる因習(古い習慣・し
きたり)打破のため、 月給制の公務員給料削減のた
め、 新暦(太陽暦)を採用する。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 明治時代前期に、樹立間もない明治新政府(日本近代
政府)にとって、財政難は深刻であり、国家公務員の給
料は月給制であり、明治新政府は、太陰太陽暦(旧暦)
では、2・3年に1度、13か月になり、1カ月分(閏月分)
を公務員に余分に払わなければならない。 そこで、明
治新政府は、明治5年(1872年)に、国家支出削減の
ため、月給制の公務員給料が1年12か月ですむ太陽
暦(新暦)を採用することを決断した。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 日本の、太陽暦の採用。
暦)の明治5年(1872年)12月2日の翌日(12月3日)
を、太陽暦(新暦)の明治 6年(1873年)1月1日とし
た。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 明治5年(1872年)11月9日の改暦の布告 「太陰暦
ヲ廃シ太陽暦ヲ行フ附詔書」 で、「来る12月3日(旧暦)
をもって明治6年1月1日(新暦)とする」 と記載された。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 従って、日本の年月では、 明治5年(1872年)12月
3日から明治5年(1872年)12月31日までの時期は
存在しない。
旧暦(太陰太陽暦)の、明治5年(1872年)12月
3日から明治5年(1872年)12月30日(大の月)まで
の時期は、存在しない。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 明治新政府(近代日本政府)は、 明治6年(1873年)
1月1日に、太陽暦を、採用した。
■ 明治新政府 (近代日本政府) は、 太陽暦の1つの
グレゴリオ暦(グレゴリウス暦、現行西暦) を採用した。
■ 日本の太陰太陽暦(旧暦)の明治5年(1872 年)12月
2日の翌日 (1872年12月3日) を、 日本の太陽暦
(新暦、西暦)の明治6年(1873年)1月1日 とした。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
◆ 太陽暦(新暦)への切り替え。
■ 日本は、1873年(明治6年)1月1日から、現在の新
暦である太陽暦(太陽暦のグレゴリ オ暦、現行の西暦)
を採用した。 それより前は、旧暦である太陰太陽暦を
使用していた。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
■ 1873年(明治6年)1月1日の、新暦(太陽暦)の切
り替え。
明治新政府(近代日本政府)の暦の切り 替え実施
により、 日本の太陰太陽暦(旧暦)の明治5年(1872
年)12月2日の翌日(1872年12月3日) が、 日本
の太陽暦(新暦、西暦)の明治6年(1873年) 1月1日
となった。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
◆ 近代国家建設のための太陽暦(新暦)へ
の切り替え。
■ 明治新政府 (近代日本政府) の首脳は、 日本の近代
化を推(お)し進めるため、 太陽暦のグレゴリオ暦(現行
の西暦)の採用を検討し ていた。 そして、その時期と機
会を模索(もさく)していた。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 明治新政府(近代日本政府)の、太陽暦採用 の理由は、
主に、近代国家建設であった。 それに付随して、 暦に
伴う旧慣習の排除、 月給制の官吏(国家公務員)の給
与の削減(月給の年13ヶ月支払いを年12ヶ月支払いに
すること) などの理由もあった。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 日本は、 1873年(明治6年)1月1日から、 太陽暦
(新暦、太陽暦のグレゴリオ暦、現行 西暦) を採用した。
それより前は、太陰太陽暦 (旧暦、太陰暦、太陰太陽
暦の天保暦))を使用していた。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 明治新政府 (近代日本政府) は、 従来の旧暦 (太陰
太陽暦、太陰太陽暦の天保暦) をや めて、 1873年(明
治6年)に、新暦 (太陽暦、 太陽暦のグレゴリオ暦、現行
の西洋暦) を採用した。
明治新政府(近代日本政府)は、 太陰太陽 暦の、明
治5年(1872年)12月2日の翌日(18 72年12月3日) を、
太陽暦の、明治6年(1873年)1月1日 とした。
● TKKI カナヤマ 著 日本史 辞典。
■ 太陽暦移行の切っ掛けは、公務員の給与
のピンハネ であった。
■ 月給制の官吏(国家公務員)の給与1か月分を減らすため、
財政難から急ぎ実施された、太陽暦 (新暦、太陽暦のグレ
ゴリオ暦、現行西暦)の 採用 !!
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 太陽暦移行の切っ掛けは、 財政困窮した明治新政府(近
代日本政府)が財政のピンチを救うため、 明治新政府の
月給制の官吏(国家公務員)の給与をピンハネ をすること
であった。
■ 太陽暦移行の現実的理由では、 太陰太陽暦(旧暦)では
約3年に1度、閏月(うるうづき)が あり、明治6年(1873年)
は年13か月となるため、 太陰太陽暦(旧暦、太陰暦)の
ままだと、 明治新政府(近代日本政府)は、明治6年(18
73年)に、月給制の官吏(国家公務員)に年13回給与を払
うことになり、財政上負担が大きかった。 そこで、太陽暦を
採用して、年12か月とし、 払うべき官吏(国家公務員)の
給与1か月分を減らすこととした。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 日本が太陰太陽暦 (旧暦、太陰暦)のままだと、 明治6年
(1873年)は1年が13か月あり(6月 が2回あり、6月と閏6
月)、 財政難の、明治新政府(近代日本政府)は、月給制
度にした官吏の給与を、明治6年(1873年)に年13回も支
払うのを防ぐため(1か月分余分に払うのを避けるため)、
急いで(あわてて)、その前年の明治5 年(1872年)11月
9日に改暦の布告(太陽暦 採用)を行い、 明治5年(1872
年)12月2日の翌日から (旧暦(太陰太陽暦)の明治5年
12月2日の翌日(12月3日)を新暦(太陽暦のグレゴリオ暦)
の明治6年1月1日とし)、 官吏(国家公務員)の給与が年
12回ですむ太陽暦 (新暦、太陽暦のグレゴリオ暦、現行の
西暦)を、採用し、実施した。
さらに、明治5年(1872年)12月は、2日しかないので、
その残りの日数分の、官吏(国家公務員)の給与を払わな
いこととし、 明治5年 (1872年)12月の官吏の月給・約1
か月分も、さらに減らすことができた。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 結局、太陽暦の採用により、 明治新政府(近代日本政府)
は、 官吏(国家公務員)の、明治 5年(1872年)12月の
月給・約1か月分と明 治6年(1873年)の閏6月の月給1か
月分とを合わせて、約2か月分の給与を削減できた!!
■ 太陽暦のグレゴリオ暦の採用時の
閏日の規定が不備。
■ また、明治新政府 (近代日本政府) は、 急
いで太陽暦を採用して、 閏日(うるうび)の規
定が不備・曖昧であったため、 単純に閏年を
4年に1度、閏日を2月に1日増やすと明記した
だけであったため (太陽暦のユリウス暦と同じ
になってしまった)、 幸い、 1900年(明治33
年)の前に、それに気付き、 太陽暦のグレゴリ
オ暦の閏年の決まりを明文化した規定を布告し、
修正した。
● TKKI カナヤマ著 日本史 辞典。
■ 太陽暦のグレゴリオ暦では、西暦1900年は、
閏(うるう)年としない (2月に閏日を増やさな
い(挿入しない))。
● 「太陽暦のグレゴリオ暦の閏年の決まり」 では、
@ 西暦年が4で割り切れる年を閏年(うるうど
し)とする。
A @の該当年でも、100で割り切れる年は、
閏年としない。
B Aの該当年でも、400で割り切れる年は、
閏年とする。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 現在、私達人類が使っている「時間」 の暦 は、
暦と季節を一致させるため、 実際に地球が太
陽の周りを1周する、1太陽年=365.2422日
を基準につくられている。
● 現行西暦の太陽暦のグレゴリオ暦は、 平年
(普通の年)の1年を365日とし、 約4年に1回、
366日とする閏年(うるうどし)を置き、 1年を
365.2425日にする太陽暦 である。
グレゴリオ暦では、 実際の1太陽年365.
2422日に比べ、 400年で0.12日(約3時
間)のずれ ですむ。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 現行の西暦は、太陽暦のグレゴリオ暦で、太
陽の公転を基に、 1年365日とし、 1太陽
年(グレゴリオ暦では365.2425日)とのず
れを調整するため、 約4年に1回、閏年 (う
るうどし、夏季オリンピックが開かれる年)を
設け、 約4年に一度、2月を1日増やし、 2
月29日を設け、 1年を366日にしている。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 太陽暦とは、 月とは無関係に、太陽の運
行による季節の変化で定めた暦 である。
■ 太陽暦は、地球が太陽の周りをまわる周期
(太陽年)のみを基にして作られた暦法 で
ある。
■ 太陽暦では、 地球が太陽の周りを1回転
(=公転)した時間が1年となる。 公転周期
は、正確には、平均回帰年・約365.2422
日である。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
■ 太陽暦 (たいようれき)には、ユリウス暦、
グレゴリオ暦など数種類あるが、 現在の西
暦は、 太陽暦のグレゴリオ暦(グレゴリウス
暦) である。
◆ 当辞典の年代の日付(年月日)。
■ 当辞典に記載されている年代の日付(年月日)
は、 一般の歴史の書籍・本で利用されている
ように、 1872年(明治5年)以前は旧暦(太
陰太陽暦)を用い、 1873年(明治6年)以後
は新暦(太陽暦、現行西暦) を用いた。 また、
当辞典では、 西暦を先に、その後ろの( )内
に、和暦を記載している。
● TKKI カナヤマ著 日本史辞典。
♪♪ 太陽暦の採用が登場する、興味深
い、ドキュメンタリー、ドラマ、映画。
★ 太陽暦の採用が登場する、興味深い
関連ドキュメンタリー。
■ タイムスクープハンター 『 お正月
パニック 改暦大騒動 』
(NHKテレビ・2014年1月1日・本放送・
歴史ドキュメンタリー・ドラマ)。
■ 太陽暦の採用について描く。
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『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』
以 上